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ポレポレ英文読解プロセス50のおすすめの使い方と勉強法を徹底解説します。
ポレポレ英文読解プロセス50のレベルや難易度についても具体的に解説します。また実際にやってみておすすめのポレポレ英文読解プロセス50の参考書としての進め方や順番についても紹介します。

【この記事の監修者:逆転合格特化塾塾長竹本明弘】
これまで個別指導塾の塾長として早慶に現役生および浪人生を含めて合計で300人以上の合格者を輩出してきました。参考書の使い方や各教科の勉強法について紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
ポレポレ英文読解プロセス50のレベル
結論として、ポレポレ英文読解プロセス50のレベルや難易度はMARCHから早慶レベルの参考書です。和訳問題対策の参考書として、節の区切りが見えにくい複雑な英文を読み解く力を養える参考書です。
ただし、薄い参考書でありながら難易度は高めに設定されているため、英文法の基礎が固まっていない受験生には向いていません。
ポレポレ英文読解プロセス50のレベルと難易度
ポレポレ英文読解プロセス50の実際のレベルと難易度を解説します。
本書はMARCHから早慶レベルの英文を扱っており、英文解釈の基礎を固めた受験生がさらにレベルアップするための参考書です。
収録されている50文は、どこまでが主語なのか、どれが述語なのか、どこまでが並列になっているのかといった節の区切りを見抜く力が試される英文ばかりです。
基礎英文解釈の技術100や英文解釈の技術100と比べると問題数は半分程度ですが、解説は品詞用語を多用しすぎていないため、比較的読みやすい構成になっています。

【この記事の監修者:逆転合格特化塾塾長竹本明弘】
ポレポレは和訳対策として最低限の出題パターンに触れられる参考書です。偏差値でいうと60から70レベルの英文が読めるようになることを目指す参考書ですが、これ1冊だけで和訳力が完成するわけではないので注意が必要です。
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ポレポレ英文読解プロセス50の習熟度別のレベル
ポレポレ英文読解プロセス50の習熟度別のレベルを解説します。
レベル1は、文章構造を見抜いた上で、5割以上の英文を自力で和訳が作れる状態です。
この段階では、基本的な節の区切りは理解できているものの、複雑な構文になると和訳に時間がかかったり、正確な訳が作れなかったりします。
レベル2は、文章構造を見抜いた上で、8割以上の英文を自力で和訳が作れる状態です。
この段階まで到達すると、複雑な構文でも節の区切りを素早く見抜けるようになり、MARCHレベルの和訳問題であればほぼ確実に正解できる力がついています。
レベル3は、50文すべてを文章構造を見抜いた上で正確に和訳できる状態です。
この段階では早慶レベルの和訳問題にも対応できる読解力が身についており、初見の複雑な英文でも節の区切りを瞬時に判断できるようになっています。


ポレポレ英文読解プロセス50のおすすめの使い方
ポレポレ英文読解プロセス50のおすすめの使い方を段階的に解説します。
まず1周目は、各英文の構造を丁寧に把握することに集中しましょう。
問題を解く際には、どこまでが主語で、どこからが述語なのか、どの部分が並列になっているのかを自分で印をつけながら読み進めていきます。
その後、解説を読んで自分の構造把握が正しかったかを確認し、間違えていた部分はなぜ間違えたのかをノートにまとめていきましょう。
1日3問ずつ進めていくペースで取り組むと、無理なく継続できます。
2周目では、1周目で間違えた問題や構造把握に時間がかかった問題を重点的に復習します。
特に、自分が訳せなかった英文については、なぜその訳になるのかを徹底的に理解することが重要です。
わからない部分があれば、問題の写真を撮ってChatGPTなどのAIに質問すると、詳しい解説を得られるので、独学で勉強している受験生はぜひ活用してみてください。
この段階では、英文を見た瞬間に構造が見抜けるようになることを目標にしましょう。
3周目では、時間を意識しながら和訳を作る練習をします。
各英文を1分以内に構造を見抜いて和訳できるようになることを目指し、スピードと正確性の両立を図っていきます。
間違えた英文や時間がかかった英文は、その英文ごと暗記するような意識で何度も音読して、自分のものにしていきましょう。
この段階まで到達すると、ポレポレ英文読解プロセス50のレベルをほぼ習得できたといえます。
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ポレポレ英文読解プロセス50の習得にかかる時間
ポレポレ英文読解プロセス50の習得にかかる時間を解説します。
1日3問ずつ取り組む場合、1周目は約17日間で完了します。
ただし、丁寧に構造を把握して解説を読み込む時間を考えると、1問あたり20分から30分はかかるため、1日1時間程度の学習時間を確保する必要があります。
2周目と3周目は、間違えた問題を中心に復習するため、それぞれ10日から14日程度で完了するでしょう。
合計すると、ポレポレ英文読解プロセス50を習得するには、約1ヶ月から1ヶ月半の期間が必要になります。
ただし、これは英文法の基礎がしっかり固まっている受験生の場合であり、基礎が不十分な状態で取り組むと、倍以上の時間がかかる可能性があります。
そのため、ポレポレに取り組む前に、英文法の参考書を2周以上終えて、基礎英文解釈の技術70などの基礎的な和訳の参考書を1冊終えておくことをおすすめします。
ポレポレ英文読解プロセス50を使う時の注意点
ポレポレ英文読解プロセス50を使う時の注意点を解説します。
まず最も重要な注意点は、この参考書だけで和訳力が完成するわけではないということです。
本書には50文しか収録されていないため、最低限の出題パターンには触れられますが、和訳力を根本から伸ばすには長文対策が必要不可欠です。
和訳対策として何を行うべきかというと、単語暗記、多読多聴、長文を解くための読み方習得の3つがあります。
長文全体の概要が掴めると、和訳すべき下線部の内容が、使われている単語や文法のつなぎ合わせでだいたい予想が立ちます。
この予想が最初にある上で、各単語の持つニュアンスを踏まえて日本語にしていくのが和訳で必要なのです。
また、英単語と日本語は1対1対応すると思い込み、一語一義でしか単語を覚えていない受験生がいくら精読の練習をしても意味がありません。
単語の複数の意味を踏まえたニュアンスを知っていなければ、自然な日本語の和訳は作れないのです。
ポレポレ英文読解プロセス50の特徴
ポレポレ英文読解プロセス50の特徴をいくつか解説します。
まず、和訳問題の8割を占める節の区切りが見えにくい問題を厳選して収録している点が大きな特徴です。
どこまでが主語なのか、どれが述語なのか、どこまでが並列になっているのかといった、受験生が苦手とするポイントに特化した構成になっています。
次に、基礎英文解釈の技術100や英文解釈の技術100と比べて、解説が品詞用語を多用しすぎていない点も特徴的です。
そのため、文法用語に苦手意識がある受験生でも比較的すんなり読めて、内容が頭に入りやすくなっています。
また、順を追って徐々にレベルアップしていけるような構成になっているため、無理なく難易度の高い英文に慣れていくことができます。
さらに、50文という問題数の少なさも特徴の1つです。
問題数が少ない分、1文1文を丁寧に学習できるため、短期間で集中して和訳力の基礎を固めたい受験生に適しています。
ポレポレ英文読解プロセス50のメリット
ポレポレ英文読解プロセス50のメリットをいくつか解説します。
短期間で節の区切りの見抜き方が身につく
ポレポレ英文読解プロセス50の最大のメリットは、短期間で節の区切りを見抜く力が身につく点です。
50文という少ない問題数ながら、和訳で頻出の出題パターンを網羅しているため、効率的に学習を進められます。
1ヶ月から1ヶ月半で1冊を仕上げられるため、受験までの限られた時間を有効活用できるのです。
解説が読みやすく理解しやすい
品詞用語を多用しすぎていない解説は、受験生にとって非常に理解しやすいメリットがあります。
難しい文法用語に惑わされることなく、英文の構造を直感的に把握できるため、挫折しにくい参考書といえます。
独学で勉強している受験生でも、解説を読むだけで理解できる内容になっているのです。
段階的にレベルアップできる構成
順を追って徐々に難易度が上がっていく構成になっているため、無理なくレベルアップしていけます。
最初は比較的シンプルな英文から始まり、徐々に複雑な構文を扱っていくため、挫折せずに最後まで取り組めるのです。
このような構成は、和訳に苦手意識がある受験生にとって大きなメリットになります。
ポレポレ英文読解プロセス50のデメリット
ポレポレ英文読解プロセス50のデメリットをいくつか解説します。
問題数が少なく演習量が不足する
ポレポレ英文読解プロセス50のデメリットは、50文という問題数の少なさです。
最低限の出題パターンには触れられますが、様々なバリエーションの英文に触れるには演習量が不足しています。
そのため、本書だけで和訳力を完成させることは難しく、他の長文問題集や過去問での演習が必要不可欠です。
初学者には難易度が高すぎる
薄い参考書でありながら難易度は高めに設定されているため、英文法の基礎が固まっていない受験生には向いていません。
英単語や英文法の基礎知識がない状態で取り組むと、解説を読んでも理解できず、時間を無駄にしてしまう可能性があります。
本書に取り組む前に、英単語帳1冊、英文法の参考書1冊、基礎的な和訳の参考書1冊を終えておく必要があるのです。
精読に時間をかけすぎると長文が遅くなる
和訳問題が出ない大学を受験する場合、精読の勉強は必要ありません。
なぜなら、精読に時間をかけすぎると、長文を読むスピードが遅くなるデメリットがあるからです。
和訳対策は長文対策に含まれるため、精読よりも長文対策を優先すべきなのです。
ポレポレ英文読解プロセス50に関するよくある質問
ポレポレ英文読解プロセス50の使い方や選び方に関するよくある質問を紹介します。
- ポレポレ英文読解プロセス50は音読した方がいいですか?
- ポレポレ英文読解プロセス50は、間違えた英文や構造把握に時間がかかった英文については、音読することを強くおすすめします。
音読することで、英文の構造が自然と頭に入り、同じような構文が出てきたときに瞬時に見抜けるようになります。
特に3周目では、各英文を何度も音読して、その英文ごと暗記するような意識で取り組むとよいでしょう。
音読の際は、節の区切りを意識しながら、意味のまとまりごとに区切って読むことが重要です。
- ポレポレ英文読解プロセス50の後に取り組むべき参考書は何ですか?
- ポレポレ英文読解プロセス50の後は、やっておきたい英語長文の500や700などの長文問題集に取り組むことをおすすめします。
また、さらに和訳練習を追加でしたい受験生は、TopGrade難関大突破英文読解問題精選などの参考書に進むとよいでしょう。
ただし、それ以上に重要なのは過去問演習です。
志望校の過去問で和訳問題の傾向を把握し、実戦的な演習を積むことが合格への近道になります。
- ポレポレ英文読解プロセス50だけで和訳対策は十分ですか?
- ポレポレ英文読解プロセス50だけで和訳対策は十分ではありません。
本書は節の区切りを見抜く練習には最適ですが、和訳力を根本から伸ばすには長文対策が必要不可欠です。
単語暗記、多読多聴、長文を解くための読み方習得の3つを並行して進めることで、初めて高いレベルの和訳力が身につきます。
また、英単語のニュアンスを掴めるようになることも和訳対策には非常に重要です。
- ポレポレ英文読解プロセス50はいつから始めるべきですか?
- ポレポレ英文読解プロセス50は、英単語帳1冊、英文法の参考書1冊、基礎的な和訳の参考書1冊を終えてから始めるべきです。
具体的には、ターゲット1900やシステム英単語などの単語帳を8周程度、nextstageやvintageなどの英文法の参考書を2周程度、英文解釈の技術70などの和訳の参考書を1周終えてからがおすすめです。
受験勉強のスケジュールでいうと、5ヶ月目の学習内容として取り組むのが適切なタイミングです。
- ポレポレ英文読解プロセス50と基礎英文解釈の技術100の違いは何ですか?
- ポレポレ英文読解プロセス50は50文、基礎英文解釈の技術100は100文という問題数の違いがあります。
また、ポレポレは解説が品詞用語を多用しすぎていないため、読みやすさではポレポレが優れています。
一方、基礎英文解釈の技術100は体系的に学べる構成になっているため、じっくり学びたい受験生に向いています。
難易度は基礎英文解釈の技術100の方がやや易しめで、ポレポレはMARCHから早慶レベルの英文を扱っています。


