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【東進】世界史一問一答完全版のおすすめの使い方と勉強法を徹底解説します。
【東進】世界史B一問一答完全版のレベルや難易度についても具体的に解説します。また実際にやってみておすすめの【東進】世界史B一問一答完全版の参考書としての進め方や順番についても紹介します。

【この記事の監修者:逆転合格特化塾塾長竹本明弘】
これまで個別指導塾の塾長として早慶に現役生および浪人生を含めて合計で300人以上の合格者を輩出してきました。参考書の使い方や各教科の勉強法について紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
世界史一問一答完全版のレベルと難易度

結論として、世界史B一問一答完全版のレベルや難易度は共通テストから早慶レベルまで幅広く対応できる参考書です。星の数で難易度が分かれており、自分の志望校に合わせて必要な範囲を学習できる設計になっています。
共通テストレベルから最難関私大レベルまで、約6000語以上の用語が収録されているため、世界史の用語暗記に関してはこの1冊で完結できる網羅性の高さが特徴です。

【この記事の監修者:逆転合格特化塾塾長竹本明弘】
世界史の一問一答としては最も用語数が多く、早慶志望の受験生でも十分対応できるレベルです。ただし、全ての用語を覚える必要はなく、自分の志望校に合わせて星の数を基準に学習範囲を決めることが大切です。共通テストのみなら星3つ中心、GMARCHなら星2つまで、早慶なら星1つまでというように使い分けましょう。
▽世界史一問一答完全版と他の世界史の参考書のレベルを比較

▽世界史のおすすめの参考書をもっと知りたいという方はこちら
世界史B一問一答完全版の習熟度別のレベル
世界史B一問一答完全版の習熟度別のレベルを段階的に解説します。この参考書は星の数によって用語の重要度が分かれており、習熟度に応じて到達できる偏差値も変わってきます。
レベル1は星3つの用語が8割以上覚えられている段階です。このレベルに到達すると共通テストで6割から7割程度の得点が期待できます。星3つは教科書レベルの最重要用語なので、世界史学習の基礎固めとして必ず習得しておく必要があります。
レベル2は星2つの用語が8割以上覚えられている段階で、偏差値55程度に相当します。このレベルになると共通テストで8割以上、中堅私大の入試問題にも対応できる力がつきます。星2つは国公立や中堅私大レベルの頻出用語なので、このレベルまでの習得が多くの受験生にとっての目標となります。
レベル3は星1つの用語が8割以上覚えられている段階で、偏差値60から63程度です。GMARCHレベルの入試問題に安定して対応できるようになり、やや難しい用語も正答できる実力がつきます。星1つは上位私大レベルの用語なので、難関私大を目指す受験生はこのレベルまで到達することが望ましいです。
レベル4は星なしの用語まで8割以上覚えられている段階で、偏差値65以上に相当します。早慶レベルの難問にも対応できる語彙力が身につき、世界史を得点源にできる実力となります。ただし、星なしの用語は相当マニアックなので、早慶志望以外の受験生は無理に覚える必要はありません。
世界史B一問一答完全版のおすすめの使い方
世界史B一問一答完全版のおすすめの使い方を志望校レベル別に3段階で解説します。この参考書は用語数が多いため、自分の目標に合わせた使い方が重要です。
共通テストのみで世界史を使う受験生は、まず星3つの用語を完璧に覚えることから始めましょう。星3つは教科書レベルの必須用語なので、共通テストで確実に得点するための土台となります。
通史を学習しながら、該当範囲の星3つの用語を一問一答で確認していく流れがおすすめです。読むだけではなく必ず書いて覚えることで、漢字の書き間違いを防ぐことができます。
星3つの用語が8割方覚えられたら、星2つの用語にも手を広げていきましょう。ただし、星2つは過去問演習で出てきたものを中心に覚えていく方が効率的です。共通テストでは星2つも頻出ですが、全て覚える必要はなく、過去問で問われた用語を優先的に習得していけば十分対応できます。
中堅私大やGMARCHを志望する受験生は、星3つと星2つの用語をしっかりと習得することが目標となります。このレベルの大学では星2つまでの用語が合否を分ける重要な知識となるためです。
まずは星3つの用語を完璧にし、次に星2つの用語に取り組んでいきます。時代ごとに区切って学習すると、一度に覚える量が多すぎて挫折することを防げます。例えば古代から中世、近世から近代というように時代を分けて、その時代の星3つと星2つをまとめて覚えていく方法が効果的です。
GMARCH志望の場合は星1つの用語にも少し手を伸ばしたいところですが、他の科目との兼ね合いを考えて無理のない範囲で取り組みましょう。星1つの用語が合否を分けることは少ないので、星2つまでを完璧にすることを最優先にしてください。
早慶上智などの最難関私大を志望する受験生は、星1つの用語まで習得することが必要です。このレベルの大学ではかなりマニアックな用語が出題されるため、星3つと星2つだけでは不十分となります。
学習の順序としては、まず星3つと星2つを完璧に仕上げてから星1つに取り組むことが重要です。難しい用語から覚えようとすると基礎が疎かになり、かえって効率が悪くなってしまいます。
星3つと星2つが9割以上定着してから星1つの学習に入りましょう。早慶の入試では星1つレベルの用語が複数出題されますが、それでも星2つまでの用語の方が出題頻度は高いため、基礎を固めてから応用に進むという順序を守ることが合格への近道です。
▽世界史のおすすめの参考書ルート
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▽世界史のおすすめの参考書一覧

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| 時代と流れで覚える世界史用語の使い方とレベル【参考書解説】 |
| ストーリーでわかる世界史探究の使い方とレベル【参考書解説】 |
| 実力をつける世界史100題の使い方とレベル【参考書解説】 |
| 斎藤の世界史一問一答の使い方とレベル【参考書解説】 |
世界史B一問一答完全版の習得にかかる時間
世界史B一問一答完全版の習得にかかる時間は、志望校レベルや1日の学習時間によって大きく変わってきます。ここでは1日30分から1時間の学習時間を確保できる場合の目安を紹介します。
星3つの用語のみを習得する場合は、約2ヶ月から3ヶ月程度が目安となります。星3つは約1500語程度収録されているため、1日20語から30語のペースで進めていけば、2ヶ月から3ヶ月で一通り学習できる計算です。
星2つまでの用語を習得する場合は、4ヶ月から5ヶ月程度が必要です。星2つは約2000語程度あるため、星3つと合わせると3500語程度の学習が必要となります。通史の学習と並行して進めていくことを考えると、最低でも4ヶ月は見ておく必要があります。
星1つまで含めて完全習得を目指す場合は、6ヶ月以上の期間が必要です。星1つは約1500語程度あり、かなりマニアックな用語も含まれるため、習得に時間がかかります。早慶志望の受験生は、高校3年生の春から始めて入試本番までに仕上げるイメージで計画を立てましょう。
世界史B一問一答完全版を使う時の注意点
世界史B一問一答完全版を使う時の注意点をいくつか紹介します。この参考書は非常に優れた教材ですが、使い方を間違えると効率が悪くなってしまいます。
まず最も重要な注意点は、用語を必ず書いて確認することです。特に中国史では漢字が難しい用語が多く、読むだけで覚えようとすると本番で漢字を間違えてしまうリスクがあります。電車の中などで学習する場合を除いて、基本的には書いて覚えることを心がけましょう。
次に、自分の志望校に合わせて学習範囲を決めることが大切です。用語数が多いことは長所である反面、見境なく全ての用語を覚えようとすると時間が足りなくなります。共通テストのみなら星3つ中心、中堅私大なら星2つまで、早慶なら星1つまでというように、明確な目標を持って取り組みましょう。
また、この参考書だけで世界史の学習が完結するわけではないという点にも注意が必要です。一問一答は用語暗記には最適ですが、通史の流れや因果関係を学ぶことはできません。必ず教科書や講義本と並行して使用し、歴史の流れを理解した上で用語を覚えていくことが重要です。
世界史B一問一答完全版の特徴
世界史B一問一答完全版には他の一問一答にはない独自の特徴がいくつかあります。これらの特徴を理解した上で活用することで、より効果的な学習が可能になります。
最大の特徴は圧倒的な用語数の多さです。約6000語以上が収録されており、山川出版社の一問一答と比較しても1.5倍程度の用語量があります。この網羅性の高さにより、早慶レベルの難問にも対応できる力を養うことができます。
星の数による難易度分けも大きな特徴です。星3つから星なしまで4段階に分かれており、自分の志望校に合わせて学習範囲を調整しやすい設計になっています。この仕組みにより、無駄な学習を避けて効率的に用語を習得できます。
時代別の構成も使いやすさのポイントです。古代から現代まで時系列に沿って用語が配置されているため、通史の学習と並行して使いやすくなっています。教科書や講義本で学んだ範囲をすぐに一問一答で確認できる構成は、知識の定着に非常に効果的です。
世界史B一問一答完全版のメリット
世界史B一問一答完全版のメリットを解説します。
用語の網羅性が非常に高い
世界史B一問一答完全版の最大のメリットは、用語の網羅性が非常に高いことです。約6000語以上という圧倒的な用語数により、どんな難関大学の入試問題にも対応できる語彙力を身につけることができます。
他の一問一答では載っていないようなマニアックな用語まで収録されているため、早慶レベルの難問で出題される用語もカバーできます。この1冊を完璧にすれば、世界史の用語暗記に関しては他の参考書を追加する必要がないレベルです。
また、教科書に載っている用語はほぼ全て網羅されているため、定期テスト対策にも活用できます。高校1年生から使い始めて、大学受験まで長く使える参考書として非常に優秀です。
志望校別に使い分けやすい設計
星の数による難易度分けにより、志望校別に使い分けやすい設計になっている点も大きなメリットです。共通テストのみの受験生から早慶志望の受験生まで、幅広いレベルの受験生が自分に合った使い方ができます。
星の数を基準にすることで、今の自分に本当に必要な用語だけを効率的に学習できます。不要な用語に時間を取られることなく、合格に直結する知識を優先的に習得できる点は非常に効率的です。
また、学習が進むにつれて段階的にレベルを上げていけるため、モチベーションを維持しやすいという利点もあります。星3つから星2つ、星2つから星1つへと段階的にステップアップできる構成は、達成感を感じながら学習を続けられる工夫です。
時代別の構成で通史学習と並行しやすい
時代別に用語が配置されている点も使いやすさに繋がる大きなメリットです。教科書や講義本で通史を学んだ後、すぐに該当範囲の用語を一問一答で確認できるため、知識の定着が効率的に進みます。
古代から現代まで時系列に沿って学習を進めることで、歴史の流れと用語を関連付けて覚えることができます。単なる用語の丸暗記ではなく、歴史の文脈の中で用語を理解できるため、長期記憶に残りやすくなります。
また、苦手な時代を重点的に復習する際にも、該当ページをピンポイントで学習できる点が便利です。時代別構成により、弱点克服のための学習計画も立てやすくなっています。
世界史B一問一答完全版のデメリット
世界史B一問一答完全版のデメリットを解説します。
用語数が多すぎて挫折しやすい
世界史B一問一答完全版のデメリットとして、用語数が多すぎて挫折しやすい点が挙げられます。約6000語という膨大な量は網羅性の高さという長所でもありますが、初学者にとっては圧倒されてしまう可能性があります。
特に、自分の志望校に合った学習範囲を見極めないまま全ての用語を覚えようとすると、途中で挫折してしまうリスクが高まります。星の数による難易度分けを理解せずに使い始めると、不必要な用語まで暗記しようとして時間を浪費してしまいます。
このデメリットを避けるためには、最初に自分の志望校レベルを確認し、どの星の数まで覚える必要があるのかを明確にしておくことが重要です。目標を明確にした上で、計画的に学習を進めていく必要があります。
通史の理解には不向き
一問一答形式という性質上、歴史の流れや因果関係を学ぶことができない点もデメリットです。用語を単体で覚えることはできますが、なぜその事件が起きたのか、どのような影響があったのかといった歴史の文脈は理解できません。
世界史B一問一答完全版だけで学習を進めようとすると、用語は覚えられても歴史の流れが頭に入らず、記述問題や論述問題に対応できない状態になってしまいます。特に国公立大学を志望する受験生は、論述対策が別途必要となります。
このため、必ず教科書や講義本と並行して使用し、通史の理解を深めながら用語を覚えていくことが不可欠です。一問一答はあくまで用語暗記のツールであり、世界史学習の全てをカバーできるわけではないという点を理解しておきましょう。
世界史一問一答完全版に関するよくある質問
世界史一問一答完全版に関するよくある質問を紹介します。
- 世界史B一問一答完全版だけで世界史は完成しますか?
- 世界史B一問一答完全版だけで世界史を完成させることはできません。この参考書は用語暗記に特化した教材であり、歴史の流れや因果関係を学ぶことはできないためです。
必ず教科書や講義本と並行して使用し、通史の理解を深めながら用語を覚えていく必要があります。おすすめの併用教材としては、時代と流れで覚える世界史B用語や大学入試ストーリーでわかる世界史探究などがあります。
また、国公立大学を志望する場合は論述対策も必要です。論述対策の参考書を使って論述の書き方を別途学習する必要があります。一問一答はあくまで用語暗記のツールであることを理解した上で活用しましょう。
- 世界史B一問一答完全版はいつから始めるべきですか?
- 世界史B一問一答完全版を始める時期は、通史の学習が一通り終わってからが理想的です。高校3年生の春から夏にかけて通史を終わらせ、夏以降に本格的に一問一答に取り組むというスケジュールが一般的です。
ただし、定期テスト対策として高校1年生や2年生から使い始めることも可能です。その場合は、授業で習った範囲の星3つの用語だけを覚えていくという使い方がおすすめです。
早慶志望で星1つまで習得する必要がある場合は、高校3年生の4月から始めて入試本番までに完成させる計画を立てましょう。遅くとも高校3年生の夏休みまでには学習を開始しないと、時間が足りなくなる可能性があります。
- 世界史B一問一答完全版は何周すれば良いですか?
- 世界史B一問一答完全版は最低でも3周から5周は繰り返すことをおすすめします。1周目ですべての用語を完璧に覚えることは不可能なので、繰り返し学習することで定着度を高めていく必要があります。
1周目は星3つの用語を中心に、まずは全体像を把握することを目標にしましょう。2周目では星3つを完璧にしつつ星2つにも手を伸ばし、3周目以降で志望校レベルに必要な星の数まで完璧に仕上げていきます。
周回を重ねるごとに1周にかかる時間は短くなっていくので、最初の1周に時間がかかっても諦めずに続けることが大切です。入試直前期には間違えた用語だけを集中的に復習できるようにチェックをつけておくと効率的です。
- 世界史B一問一答完全版と山川の一問一答の違いは何ですか?
- 世界史B一問一答完全版と山川の一問一答の最大の違いは用語数です。東進版は約6000語以上が収録されているのに対し、山川版は約4000語程度と、1.5倍ほどの差があります。
東進版の方が早慶レベルの難問にも対応できる網羅性がありますが、その分、中堅私大以下を志望する受験生にとっては情報量が多すぎる可能性があります。山川版は教科書準拠で基本的な用語に絞られているため、共通テストや中堅私大志望の受験生には使いやすいでしょう。
どちらを選ぶかは志望校レベルで判断するのがおすすめです。早慶上智を目指すなら東進版、GMARCHまでなら山川版という選び方が無難です。
- 世界史B一問一答完全版は共通テストのみの受験生にもおすすめですか?
- 世界史B一問一答完全版は共通テストのみの受験生にもおすすめできます。ただし、全ての用語を覚える必要はなく、星3つの用語を中心に学習することが重要です。
共通テストでは星3つと星2つの用語が中心に出題されますが、星2つに関しては過去問演習で出てきたものを優先的に覚えていく方が効率的です。星1つや星なしの用語は共通テストでは殆ど出題されないため、時間をかけて覚える必要はありません。
他の科目とのバランスを考えると、共通テストのみで世界史を使う場合は、この参考書で完璧を目指すよりも星3つを確実に習得することに集中した方が良いでしょう。



