化学の良問問題集の使い方とレベル!いつからやるべきかも解説!

本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます

化学の良問問題集のおすすめの使い方と勉強法を徹底解説します。化学の良問問題集のレベルや難易度についても具体的に解説します。また実際にやってみた上でのおすすめの化学の良問問題集の参考書としての進め方や順番についても紹介します。

逆転合格特化塾塾長 竹本
逆転合格特化塾塾長 竹本

【この記事の監修者:逆転合格特化塾塾長竹本明弘

これまで個別指導塾の塾長として早慶に現役生および浪人生を含めて合計で300人以上の合格者を輩出してきました。参考書の使い方や各教科の勉強法について紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

化学の良問問題集のレベル

化学の良問問題集のレベルを段階的に解説します。

化学の良問問題集のレベルと難易度

結論として、化学の良問問題集のレベルや難易度は教科書傍用問題集の次に取り組む発展演習レベルの参考書です。共通テストから難関大二次試験レベルまで幅広く対応しており、偏差値55から70までを目指す受験生に最適な参考書となっています。

化学の良問問題集は確認問題、必須問題、レベルアップ問題の3段階に分かれており、基礎から応用まで段階的に実力を伸ばせる構成になっています。教科書傍用問題集であるエクセル化学やセミナー化学を終えた受験生が、さらに偏差値を上げるために取り組むべき参考書です。

難易度としては、確認問題は偏差値50から55程度の基礎固めレベル、必須問題は偏差値55から65程度の標準レベル、レベルアップ問題は偏差値65から70を目指す発展レベルとなっています。このように段階的な構成により、無理なく実力アップができる参考書です。

逆転合格特化塾塾長 竹本
逆転合格特化塾塾長 竹本

【この記事の監修者:逆転合格特化塾塾長竹本明弘

化学の良問問題集は教科書傍用問題集では物足りない受験生や、難関大を目指す受験生に最適な参考書です。重要問題集よりも取り組みやすく、解説も丁寧なので偏差値60前後から70を目指す受験生には特におすすめできます。

化学の良問問題集の習熟度別のレベル

化学の良問問題集の習熟度別のレベルを解説します。

レベル1は確認問題の5割以上が自力で答えられる状態です。このレベルでは教科書傍用問題集の知識を化学の良問問題集の問題形式に適応させる段階にあります。まだ完全に定着していない部分も多いですが、基礎的な理解は身についている状態です。

レベル2は確認問題の8割以上が自力で答えられる状態で、偏差値55程度に到達します。このレベルになると化学の良問問題集の基礎問題はほぼマスターしており、標準的な問題にも取り組める準備が整っています。

レベル3は必須問題の5割以上が自力で答えられる状態です。化学の良問問題集の標準レベルの問題に取り組み始め、入試頻出パターンの理解が進んでいる段階です。偏差値60前後の実力がついてきています。

レベル4は必須問題の8割以上が自力で答えられる状態で、偏差値65程度に到達します。このレベルでは化学の良問問題集の標準問題をほぼマスターし、難関大の基礎的な問題にも対応できる実力がついています。

レベル5はレベルアップ問題の5割以上が自力で答えられる状態です。化学の良問問題集の応用問題に取り組み、難関大レベルの問題への対応力が身についてきています。

レベル6はレベルアップ問題の8割以上が自力で答えられる状態で、偏差値70に到達します。このレベルでは化学の良問問題集をほぼ完璧にマスターし、東大や京大などの最難関大学の問題にも対応できる実力がついています。

化学の良問問題集のおすすめの使い方

化学の良問問題集のおすすめの使い方を解説します。

第1段階:問題を解いてマーキングする

まず次の模試の出題範囲に該当する問題を、確認問題から順番に問題番号順で解いていきます。この段階では化学の良問問題集の使い方として、わからない問題はすぐに解答を見ても構いません。

解けなかった問題にはバツマークをつけ、解けた問題には丸マークをつけていきます。この使い方により、どの問題が自分の弱点なのかを明確にすることができます。

随時、化学の良問問題集を解く前に使っていた教科書傍用問題集に戻り、該当範囲でどのような知識を学んでいたか確認しましょう。化学の良問問題集の問題は教科書傍用問題集の類題や応用問題なので、関連付けて学習することで効率よく理解を深められます。

第2段階:バツマーク問題を重点的に復習する

次の模試の出題範囲を1周したら、再び最初に戻ってバツマークがついた問題を復習します。化学の良問問題集の効果的な使い方として、2周目で解けるようになる問題は少ないことを理解しておきましょう。

バツマークを累積していき、解けるようになった問題には丸マークをつけます。一度丸マークがついた問題は模試前まで放置し、できるだけ新しい知識を増やすことに時間を使います。

短期的な復習として、その日に勉強したことを寝る前に確認したり、昨日勉強したことを見直したりすることは構いません。ただし、短期的な復習で解けたからといって丸マークはつけないようにしましょう。

第3段階:3日以上空けて復習する

化学の良問問題集の使い方として、3日以上空けて解けたら丸マークをつけるというルールを設けましょう。このルールにより、本当に定着した知識なのかを判断できます。

模試前になったら、一度丸マークがついた問題も忘れている可能性があるため、丸マークがつくまでに時間がかかった問題から優先的に復習するとよいです。化学の良問問題集のレベルを確実に習得するには、この分散学習のアプローチが効果的です。

受験勉強の9割以上は復習に費やされるため、いかに効率的に復習を行うかが重要です。化学の良問問題集の使い方をマスターし、解ける問題に時間をかけないことで、効率的に偏差値を上げることができます。

化学の良問問題集の習得にかかる時間

化学の良問問題集の習得にかかる時間を解説します。

化学の良問問題集は全部で341問収録されており、1問あたり平均10分から15分程度の時間がかかります。問題によって難易度にバラツキがあるため、確認問題は10分程度、レベルアップ問題は15分から20分程度を目安にするとよいでしょう。

化学の良問問題集を1周するのに必要な時間は、341問×10分で約57時間となります。ただし、これは解くだけの時間であり、復習や教科書傍用問題集への戻り学習の時間は含まれていません。

実際には復習に多くの時間を使うため、化学の良問問題集を完全に習得するには150時間から200時間程度かかると考えておくべきです。1日2時間の学習時間を確保できれば、2ヶ月半から3ヶ月程度で化学の良問問題集のレベル6まで到達できる計算になります。

ただし、これは教科書傍用問題集がすでに完璧になっている場合の時間です。基礎が不十分な状態で化学の良問問題集に取り組むと、さらに時間がかかってしまうため注意が必要です。

化学の良問問題集を使う時の注意点

化学の良問問題集を使う時の注意点を解説します。

まず最も重要な注意点は、化学の良問問題集の前に教科書傍用問題集を完璧にしておく必要があることです。エクセル化学やセミナー化学などの典型問題が網羅的に解けるようになっていないと、化学の良問問題集で偏差値70を取得することはできません。

化学の良問問題集だけで基礎から応用まで学べるわけではないため、基礎固めを飛ばして取り組むことは避けましょう。レベルが合っていないと感じたら、まずは教科書傍用問題集に戻って基礎を固めることが重要です。

また、短期的な復習で解けたからといって丸マークをつけてしまうと、復習システムが機能しなくなります。3日以上空けてから解けた問題だけに丸マークをつけるというルールを厳守しましょう。

化学の良問問題集を使う際は、わからない問題をすぐに解答を見ることは推奨されていますが、解答を見た後に必ず教科書傍用問題集に戻って関連知識を確認することが大切です。ただ答えを覚えるだけでは実力はつきません。

さらに、化学の良問問題集だけを繰り返し解くのではなく、新研究などの参考書で原理や仕組みを理解することも並行して行いましょう。特に難関大を目指す受験生は、問題を解く時間よりも理解する時間を多く取ることが重要です。

化学の良問問題集の特徴

化学の良問問題集の特徴をいくつか解説します。

化学の良問問題集の最大の特徴は、網羅性の高さです。化学という科目は出題パターンや扱う事象の種類が限られているため、いかに出題パターンを網羅しているかが偏差値を決めます。化学の良問問題集は教科書傍用問題集では手薄な分野も含めて、難しいレベルの問題を網羅的に集めた貴重な参考書です。

また、化学の良問問題集のすべての問題が過去問から抜粋されているという特徴があります。教科書傍用問題集は理解しやすいように綺麗に作られた問題が多いですが、入試では必ずしもキレイな問題が出題されるとは限りません。化学の良問問題集は過去問ベースなので、教科書傍用問題集から過去問演習へのつなぎとして最適です。

化学の良問問題集のレベル設定が非常に適切であることも大きな特徴です。重要問題集と比べて、基礎レベルから再度確認しながら医学部や上位校レベルまでスムーズに移行できる構成になっています。確認問題、必須問題、レベルアップ問題の3段階構成により、無理なく実力を伸ばせます。

さらに、化学の良問問題集は無機化学や有機化学の構造決定問題が充実している点も特徴的です。教科書傍用問題集では手薄になりがちなこれらの分野を、化学の良問問題集で重点的に補強することができます。

化学の良問問題集のメリット

化学の良問問題集のメリットをいくつか解説します。

段階的にレベルアップできる

化学の良問問題集は確認問題、必須問題、レベルアップ問題の3段階に分かれており、自分の実力に合わせて段階的にレベルアップできます。このメリットにより、基礎が固まっている受験生は確認問題を飛ばして必須問題から始めることもできますし、不安な受験生は確認問題からじっくり取り組むこともできます。

化学の良問問題集のレベル設定が細かく分かれているため、自分の現在地を把握しやすく、目標とするレベルまでの道のりが明確になります。偏差値55から70まで、この1冊で到達できるのは大きなメリットです。

過去問に触れながら実力をつけられる

化学の良問問題集のすべての問題が実際の入試問題から抜粋されているため、過去問に触れながら実力をつけられるメリットがあります。教科書傍用問題集の典型問題だけでは対応できない、少し変わった角度からの出題に慣れることができます。

化学の良問問題集で過去問の雰囲気に慣れておくことで、本番の過去問演習にスムーズに移行できます。改めてその角度から問われると手が止まるという問題を通して、テーマの理解を深められる点が大きなメリットです。

重要問題集よりも取り組みやすい

化学の良問問題集は重要問題集と比べて、レベル設定が適切で解説も丁寧というメリットがあります。重要問題集は難しすぎる上に解説が不親切であるのに対し、化学の良問問題集は基礎レベルから再度確認できます。

化学の良問問題集の使い方をマスターすれば、重要問題集で挫折してしまうような受験生でも、無理なく難関大レベルまで到達できます。解説の丁寧さは自学自習をする受験生にとって大きなメリットです。

苦手分野を効率的に補強できる

化学の良問問題集は分野ごとに問題が整理されているため、苦手分野を効率的に補強できるメリットがあります。無機化学や有機化学の構造決定など、教科書傍用問題集では手薄な分野を重点的に学習することができます。

化学の良問問題集のレベル別の構成により、苦手分野は確認問題から丁寧に取り組み、得意分野はレベルアップ問題で実力を伸ばすといった使い分けも可能です。効率的に偏差値を上げられるのが大きなメリットです。

化学の良問問題集のデメリット

化学の良問問題集のデメリットをいくつか解説します。

教科書傍用問題集が前提となる

化学の良問問題集の最大のデメリットは、教科書傍用問題集を完璧にしていることが前提となる点です。基礎が固まっていない状態で化学の良問問題集に取り組んでも、ほとんどの問題が解けず、時間を無駄にしてしまいます。

化学の良問問題集だけで偏差値70を取得することはできないため、必ず教科書傍用問題集で基礎を固めてから取り組む必要があります。このデメリットを理解せずに化学の良問問題集から始めてしまうと、挫折してしまう可能性が高いです。

復習システムの管理が必要

化学の良問問題集の効果的な使い方には、丸バツマークをつけて復習すべき問題を管理するシステムが必要です。このシステムをきちんと運用しないと、化学の良問問題集の効果が半減してしまうデメリットがあります。

短期的な復習で解けた問題に丸マークをつけてしまうと、復習システムが機能しなくなります。3日以上空けるというルールを守る自己管理能力が求められるため、計画的に学習できない受験生には向いていない可能性があります。

問題数が多く時間がかかる

化学の良問問題集は341問と問題数が多いため、完全に習得するには150時間から200時間程度かかるというデメリットがあります。受験までの残り時間が少ない受験生にとっては、すべてをやり切ることが難しい場合もあります。

化学の良問問題集のレベル6まで到達するには、毎日2時間の学習時間を確保しても2ヶ月半から3ヶ月かかります。他の科目とのバランスを考えると、計画的に時間を確保することが重要です。

原理の理解は別途必要

化学の良問問題集は問題演習に特化した参考書であるため、原理や仕組みの詳しい解説は不足しているというデメリットがあります。特に難関大を目指す受験生は、化学の良問問題集と並行して新研究などで原理の理解を深める必要があります。

化学の良問問題集の解説を読んでも理解できない場合は、教科書傍用問題集や講義系参考書に戻って確認する必要があるため、他の参考書も併用することが前提となります。この点は時間と手間がかかるデメリットです。

化学の良問問題集はいつから始めるべきですか?

化学の良問問題集は教科書傍用問題集を完璧にしてから始めるべきです。具体的には、エクセル化学やセミナー化学の典型問題が8割以上解けるようになった段階が目安となります。偏差値でいえば、50から55程度に到達したタイミングが適切です。

化学の良問問題集のレベルに到達していない状態で始めても、ほとんどの問題が解けず挫折してしまいます。基礎固めを優先し、教科書傍用問題集を完璧にしてから化学の良問問題集に取り組みましょう。受験学年の夏休み前後に始められると理想的です。

化学の良問問題集に関するよくある質問

化学の良問問題集の使い方や選び方に関するよくある質問を紹介します。

化学の良問問題集の後は何をすればよいですか?
化学の良問問題集を完璧にした後は、過去問演習に進むのが基本です。志望校の過去問を10年分以上解き、出題傾向を把握しましょう。化学の良問問題集のレベル6まで到達していれば、ほとんどの大学の過去問に対応できる実力がついています。
難関大を目指す受験生は、化学の良問問題集の後に化学平衡、溶解度積、反応速度、気体の状態方程式、高分子化学などの苦手になりやすい分野を重点的に掘り下げることをおすすめします。論述問題の対策も並行して行い、理解の穴を埋めていきましょう。化学の良問問題集で培った実力を過去問演習で確認し、さらに完成度を高めていくことが重要です。
化学の良問問題集の前にやるべき参考書は何ですか?
化学の良問問題集の前には、必ず教科書傍用問題集を完璧にしておく必要があります。具体的には、エクセル化学、セミナー化学、リードライトノート化学などが該当します。学校で配布されている教科書傍用問題集を使うのが最も効率的です。
また、講義系の参考書として、鎌田の理論化学の講義、鎌田の有機化学の講義、福間の無機化学の講義なども併用することをおすすめします。化学の良問問題集に取り組む前に、これらの参考書で基礎知識と計算力をしっかり身につけておきましょう。
化学の良問問題集は全問解く必要がありますか?
化学の良問問題集は全問解く必要はありません。自分の志望校のレベルや現在の実力に応じて、取り組む範囲を調整することができます。共通テストのみで化学が必要な受験生は、確認問題と必須問題を中心に取り組めば十分です。
難関大を目指す受験生は、化学の良問問題集のレベルアップ問題まで取り組むことをおすすめします。また、苦手分野だけを集中的に解くという使い方も効果的です。化学の良問問題集の使い方は柔軟に調整できるので、自分に合った方法を見つけましょう。
化学の良問問題集と重要問題集の違いは何ですか?
化学の良問問題集と重要問題集の最大の違いは、レベル設定と解説の丁寧さです。化学の良問問題集は確認問題から始まり段階的にレベルアップできるのに対し、重要問題集は最初から難易度が高く、解説も簡潔すぎる傾向があります。
化学の良問問題集は基礎レベルから医学部や上位校レベルまでスムーズに移行できる構成になっているため、自学自習をする受験生にとっては化学の良問問題集の方が使いやすいです。偏差値60前後から70を目指す受験生には、化学の良問問題集をおすすめします。
大学受験の偏差値40から70に上げる徹底管理の塾
今なら無料受験相談実施中!
大学受験の偏差値40から70に上げる徹底管理の塾
今なら無料受験相談実施中!