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英文法語法Engageのおすすめの使い方と勉強法を徹底解説します。
英文法語法Engageのレベルや難易度についても具体的に解説します。また実際にやってみておすすめの英文法語法Engageの参考書としての進め方や順番についても紹介します。

【この記事の監修者:逆転合格特化塾塾長竹本明弘】
これまで個別指導塾の塾長として早慶に現役生および浪人生を含めて合計で300人以上の合格者を輩出してきました。参考書の使い方や各教科の勉強法について紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
英文法語法Engageのレベル
英文法語法Engageのレベルを解説します。
英文法語法Engageのレベルと難易度
英文法・語法Engage(エンゲージ)は、難関大学の入試に対応できる文法力を養成するための上級者向けの文法問題集です。
問題のレベルは、共通テストを大きく超え、早慶や旧帝大レベルの文法問題にも十分対応できる内容です。
単なる知識の暗記ではなく、正解の根拠を理解しながら学習することで、文法問題に対して一貫した思考力と分析力を身につけることができます。1問あたりの解説が厳密で、正答理由を深く理解することを重視しているため、基礎が完成した高校生や偏差値60以上を目指す受験生に最適です。

【この記事の監修者:逆転合格特化塾塾長竹本明弘】
Engageは文法問題を正確に理解し、理由を説明できるようになりたい受験生に最適な問題集です。難関大を目指すなら、ただ解くだけではなく解説を読み込んで「なぜこの答えになるのか」を説明できる力を養っていきましょう。
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英文法語法Engageの習熟度別のレベル
英文法語法Engageのレベルを段階的に解説していきます。このレベル設定を理解することで、受験生は自分の現在地と目標を明確にできます。
レベル1は、全問題の5割以上を正解できる状態です。ただし注意が必要なのは、ただ正解するだけでなく、なぜその選択肢が正解なのか理由を明確に説明できることが条件となります。この段階に到達すれば、偏差値65を獲得できる実力がついています。多くの受験生は文法に時間をかけすぎてしまいますが、実は偏差値65程度であれば5割の正答率で十分なのです。
レベル2は、全問題の8割以上を理由を理解した状態で正解できるレベルです。
このレベルに到達すると偏差値70という高水準に達することができます。東京大学や京都大学、大阪大学といった難関国立大学や、慶應義塾大学や早稲田大学などの最難関私立大学を目指す受験生は、このレベルまで到達することが望ましいでしょう。
英文法語法Engageは基礎から応用まで幅広くカバーしているため、このレベルまで習得すれば文法分野での大きな武器となります。


英文法語法Engageのおすすめの使い方
英文法語法Engageのおすすめの使い方を3つの段階に分けて解説します。
第1段階は初回演習と解説確認の段階です。まず順番にテスト形式で問題を解いていきます。わからない問題や自信のない問題には×マークをつけておきましょう。そして右ページの詳しい解説を必ず読みます。ここで大切なのは、正解した問題でも解説をしっかり読むことです。たまたま正解しただけなのか、根拠を持って正解したのかを確認する必要があります。英文法語法Engageの解説は丁寧に書かれているため、理解を深めるのに最適です。ただし1問1分以内のペースで進めることを心がけましょう。
第2段階は分散学習による復習段階です。×マークをつけた問題は、すぐには復習しません。1周が完了するまで待つのです。これは分散学習という科学的に効果が証明された学習法です。最大限の間隔をあけて復習することで、記憶が長期的に定着しやすくなります。1周が終わったら最初に戻り、×マークがついた問題だけを復習していきます。このとき理解を深めるために、総合英語FACTBOOKなどの文法書で該当箇所を確認するとより効果的です。慣用表現については丸暗記が必要な部分もあるため、繰り返し学習して確実に覚えましょう。
第3段階は完全習得を目指す仕上げ段階です。2周目が終わったら再び最初に戻り、×マークがついた問題だけを復習します。これを繰り返していくことで、苦手な問題を徹底的に潰していきます。一度○マークがついた問題は模試の1週間前に軽く復習する程度で十分です。英文法語法Engageのレベルを確実に上げるには、できない問題に集中して時間を使うことが重要です。この使い方を実践すれば、効率的に英文法語法Engageを習得できます。
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英文法語法Engageの習得にかかる時間
英文法語法Engageの習得にかかる時間について解説します。学習計画を立てる上で重要な目安となります。
基本的には1問につき1分以内で進めることを目標にします。英文法語法Engageは厳選された問題で構成されているため、この ペースで進めれば無理なく学習を続けられます。ただし初めて取り組む受験生の場合、最初のうちは1問あたりもう少し時間がかかることもあります。その場合でも焦らず、丁寧に解説を読んで理解を深めることを優先しましょう。
全体の学習時間については、1周目は解説をしっかり読む必要があるため時間がかかります。
2周目以降は×マークの問題だけを復習するため、大幅に時間を短縮できます。並行して英単語の学習も進めることが大切です。
システム英単語やVENN4000などの単語帳で語彙力を高めながら、英文法語法Engageに取り組むことで相乗効果が生まれます。
英文法語法Engageを使う時の注意点
英文法語法Engageを使う時の注意点をいくつか解説します。これらを意識することで学習効果が大きく変わります。
最も重要な注意点は、文法学習に時間をかけすぎないことです。多くの受験生が陥りがちな失敗として、文法の完璧さを求めるあまり他の分野がおろそかになることがあります。前述のとおり、偏差値65を目指すのであれば5割の正答率で十分なのです。それよりも語彙力や長文読解力が不足している場合が多いため、バランスよく学習することが大切です。英文法語法Engageのレベルを上げることだけに固執せず、総合的な英語力向上を目指しましょう。
また、いきなり英文法語法Engageから始めるのは避けるべきです。この参考書はアウトプット用の問題集であるため、基礎的な文法知識がある程度身についていることが前提となります。もし文法の基礎に不安がある場合は、先に講義形式の参考書で文法事項をインプットしてから取り組むようにしましょう。
さらに答え合わせのタイミングにも注意が必要です。大量の問題を解いてから一気に答え合わせをすると、見直しが雑になってしまいます。適度な区切りで答え合わせと復習を行い、確実に理解を深めていくことが英文法語法Engageを効果的に使うコツです。
英文法語法Engageの特徴
英文法語法Engageの特徴をいくつか解説します。他の文法問題集と比較した際の独自性を理解しておきましょう。
まず最大の特徴は、有名なVintageの姉妹本として作られている点です。Vintageよりも難易度を抑え、初めて本格的な文法問題集に取り組む受験生でも使いやすい設計になっています。文法・語法・イディオム・会話表現・ボキャブラリー・英作文・英文理解と幅広い分野をカバーしながらも、合格に必要な項目だけを厳選しています。
次に、スモールステップ方式の解説が採用されている点です。問題の解法手順が段階的に示されているため、なぜその答えになるのかという思考プロセスを理解しやすくなっています。英文法語法Engageのレベルに合わせた丁寧な解説により、挫折しにくい構成となっているのです。
さらに例題から入る構成も特徴的です。各文法項目でまずSTRATEGYという例題が示され、そこで着眼点と正答へのプロセスを学びます。その後に類似問題で定着を図るという流れにより、体系的な理解が可能になります。左ページに問題、右ページに解答と解説というオーソドックスなレイアウトも使いやすさに貢献しています。
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英文法語法Engageのメリット
英文法語法Engageのメリットを解説します。
初学者でも取り組みやすい難易度設定
英文法語法Engageの大きなメリットは、初学者でも取り組みやすい難易度設定にあります。英文法の問題集の中でも特に易しい部類に入るため、1冊目の問題集として最適です。問題文の語彙レベルも比較的低めに設定されているため、単語力に不安がある受験生でも学習を進めやすくなっています。基礎から着実に力をつけていきたい受験生にとって、英文法語法Engageは理想的な教材といえます。
詳しく理解しやすい解説
もう一つの大きなメリットは、解説の詳しさと理解のしやすさです。他の文法問題集と比べても解説が充実しており、イラストなどの工夫も取り入れられています。なぜその選択肢が正解なのか、どのような文法ルールが適用されているのかが明確に示されるため、暗記に頼らず理解を深めることができます。英文法語法Engageの使い方として解説をしっかり読むことの重要性は前述しましたが、その解説の質が高いことがこの参考書の強みです。
体系的な文法習得が可能
英文法語法Engageは文法事項が体系的に整理されているため、断片的な知識ではなく全体像を把握しながら学習できます。各章が論理的に配置されており、文法の土台を確かなものにしていくことができます。また赤シートが付属しているため、重要な部分を隠しながら反復学習することも可能です。このように体系的かつ効率的に学習できる点が、英文法語法Engageのレベルを着実に上げられる理由の一つです。
英文法語法Engageのデメリット
英文法語法Engageのデメリットを解説します。
発展的な問題が少ない
英文法語法Engageのデメリットとして、発展的な問題が少ないという点が挙げられます。基礎から標準レベルに重点が置かれているため、最難関大学の特殊な問題や高度な応用問題には対応しきれない可能性があります。東京大学や京都大学の二次試験などで出題される難問に備えるには、英文法語法Engageを完璧にした後、さらに上級の問題集に取り組む必要があるでしょう。
問題数がやや少なめ
他の主要な文法問題集と比較すると、英文法語法Engageは問題数がやや少なめに設定されています。これは初学者が挫折しないための配慮でもありますが、大量の演習を積みたい受験生にとっては物足りなく感じる可能性があります。ただし質を重視した厳選問題で構成されているため、少ない問題数でも効率的に力をつけられるという見方もできます。
他の参考書との併用が必要
英文法語法Engageだけでは解説が不十分に感じる部分もあるというデメリットがあります。より深い理解を得るためには、総合英語FACTBOOKなどの文法書を併用することが推奨されます。また英作文や長文読解への応用力を高めるには、別途それらに特化した教材での学習も必要となります。英文法語法Engageの使い方として、他の教材と組み合わせることを前提に考えるべきでしょう。
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英文法語法Engageに関するよくある質問
英文法語法Engageに関するよくある質問を解説します。
- 英文法語法EngageとNext Stageはどちらがおすすめですか?
- 英文法語法EngageとNext Stageの選択は、受験生の現在のレベルによって異なります。基礎から着実に固めたい受験生には英文法語法Engageがおすすめです。解説が詳しく、問題数も適度で挫折しにくい設計になっています。一方、すでに基礎が固まっていて大量の問題演習をしたい受験生にはNext Stageが向いています。Next Stageは問題数が多く、やや難易度が高い問題も含まれています。英文法語法Engageのレベルを完全にマスターしてからNext Stageに進むという段階的な使い方も効果的です。
- 英文法語法Engageだけで難関大学に合格できますか?
- 英文法語法Engageは偏差値70まで到達可能な優れた教材ですが、難関大学合格にはこれだけでは不十分です。文法分野に関しては十分な対策になりますが、長文読解や英作文、リスニングなど他の分野の対策も必要です。また東京大学や京都大学、早稲田大学などの最難関校では、英文法語法Engageのレベルを超える発展的な問題も出題されます。基礎を固める教材として英文法語法Engageを完璧にし、その上で志望校の過去問演習や他分野の対策を積み重ねることが合格への道筋となります。
- 英文法語法Engageの前に何をやればいいですか?
- 英文法語法Engageに取り組む前に、基礎的な英文法のインプットを済ませておくことが重要です。講義形式の参考書で文法事項の理解を深めてから、アウトプット用の問題集として英文法語法Engageを使用するのが効果的です。また英単語学習も並行して進めることが不可欠です。システム英単語やVENN4000などの単語帳で語彙力を高めながら取り組むことで、問題文の理解がスムーズになり学習効率が上がります。英文法語法Engageの使い方として、単語学習との並行が推奨されています。
- 英文法語法Engageは何周すればいいですか?
- 英文法語法Engageは、×マークがついた問題がなくなるまで繰り返すことが理想です。具体的な周回数は受験生の理解度によって異なりますが、最低でも3周から5周程度は取り組むことをおすすめします。大切なのは周回数ではなく、すべての問題について理由を説明できる状態になることです。何周もして答えを覚えてしまったという心配をする受験生もいますが、なぜその選択肢が正解なのかを理解していれば問題ありません。英文法語法Engageのレベルを確実に上げるには、表面的な暗記ではなく深い理解を目指しましょう。
- 英文法語法EngageとVintageの違いは何ですか?
- 英文法語法EngageとVintageの最も大きな違いは難易度です。EngageはVintageの姉妹本として、より易しいレベルで作られています。Vintageが上級者向けであるのに対し、Engageは初中級者向けの設計です。問題数もVintageの方が多く、解説の詳しさではEngageに軍配が上がります。1冊目としてEngageに取り組み、その後Vintageに進むという使い方も効果的ですが、問題の重複があるため、Engage修了後はスクランブルなど別の問題集に進む方が効率的です。
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