英検2級のライティング対策！英作文と要約問題の点数を取るコツと書き方！

英検2級のライティング対策について英作文の対策と要約問題の対策とコツをそれぞれ解説します。また英検2級のライティングで高得点を取るための書き方から使える表現や決まり文句も合わせて解説します。また英検2級のライティングのテンプレートや構成が知りたいという方もぜひ参考にしてみてください。

竹本明弘

【この記事の監修者：英検コーチ塾長の竹本明弘】

これまで英検2級に合格者を900名以上、英検準一級に合格者を1200名以上輩出してきました。英検合格のために効果的な実際にやってよかった勉強法をいくつか紹介します。また短期間で高得点を取るコツやおすすめの参考書も合わせて解説します。

英検2級のライティングの英作文の勉強法

結論から述べると英検2級の英作文では自分が使いこなせる表現だけで書くことが最も重要です。

英検2級の英作文対策で意識すべきポイントは3つあります。1つ目は英検2級に特化した自分専用の表現リストを作成すること、2つ目は英検2級の型を徹底的に身につけること、3つ目は日本語で論理を整理してから英語にすることです。

英検2級の英作文は80語から100語で自分の意見と理由を2つ書く形式です。英検2級のこの形式に沿って主張、理由1とその補足、理由2とその補足、再主張という順番で書くと構成点を確実に取れます。

まず冒頭で自分の意見をI thinkやI believeで述べます。次にOne reason isやFirstを使って1つ目の理由を示し、具体例や説明を1文から2文加えます。同様に2つ目の理由もAlsoやSecondで示し、補足を加えます。最後にFor these reasonsやThereforeで意見を繰り返して締めくくります。

英検2級の型を定着させるには英検2級の過去問の解答例を書き写す練習が効果的です。書き写すことで自然と英検2級で使える表現が身につき、エッセイの構造も理解できます。慣れてきたら自分で書いた英文を見直し、文法や語彙の誤りがないかチェックする習慣をつけましょう。

英検2級のライティングの要約問題の勉強法

結論から述べると英検2級の要約問題では元の英文の構造を正確に把握することが合格の鍵です。

英検2級の要約問題は150語程度の英文を45語から55語でまとめる形式です。英検2級の要約問題の目標時間は15分で、3段落構成の英文が出題されます。

英検2級の要約問題を解く手順は3つのステップに分けられます。まず各段落の主旨を読み取り、キーセンテンスを見つけます。次に段落ごとに1文程度で内容をまとめます。最後に段落同士のつながりを意識して適切なつなぎ語を使いながら要約文を完成させます。

英検2級の要約問題で重要なのは元の英文から重要な情報だけを抜き出すことです。具体例や固有名詞の羅列は省略し、筆者が最も伝えたい内容に焦点を当てます。各段落から必ず要素を抽出することも忘れてはいけません。

つなぎ語の使い方も英検2級の採点で評価されます。順接にはthereforeやin addition、逆接にはhoweverやalthough、対比にはon the other handやwhileを使い分けると論理展開が明確になります。

英検2級の要約問題の練習方法としては新聞や雑誌の150語前後の記事を選んで要約する訓練が効果的です。書いた要約を他の人に読んでもらい、元の内容が伝わるか確認してもらうと客観的な評価が得られます。

英検2級のライティング対策にやってよかった勉強法3選

結論から述べると英検2級のライティング対策で効果があった勉強法は表現リスト作り、型の暗記、毎日書く習慣の3つです。

1つ目の英検2級の勉強法は自分専用の表現リストを作ることです。英検2級の過去問や問題集で出会った使いやすい表現をノートに書き出し、実際の英作文で繰り返し使います。意見を述べる表現、理由を示す表現、具体例を挙げる表現に分類して整理すると本番で迷わず書けます。

2つ目の英検2級の勉強法は型を完全に身につけることです。英検2級の英作文には決まった構成があり、この型に当てはめるだけで構成点が取れます。主張から理由1、理由2、再主張という流れを何度も練習し、どんなトピックでも同じ型で書けるようにします。

3つ目の英検2級の勉強法は毎日短い英文でも書く習慣をつけることです。最初は50語程度の短い文章から始め、徐々に語数を増やしていきます。書いた英文は文法書やインターネットで確認しながら疑問点を潰していきます。

これらの英検2級の勉強法を組み合わせることで2週間から4週間程度で大きく得点が伸びます。特に表現リストは英検2級の試験直前の見直しにも使えるため作成する価値があります。

英検2級のライティングで満点を取るための勉強法

結論から述べると英検2級のライティングで満点を取るには採点基準の4つの観点すべてで高評価を得る必要があります。

英検2級のライティングは内容、構成、語彙、文法の4つの観点から採点されます。英検2級では各観点で4点満点、合計16点満点となっており、満点を目指すには各要素をバランスよく強化することが重要です。

英検2級の内容点を取るには問題文の指示を正確に理解し、求められている回答を書くことが基本です。英検2級の英作文では自分の意見と理由を2つ書くという要件を必ず守ります。英検2級の要約問題では元の英文の主旨を正確に捉え、全ての段落から要素を抽出します。

英検2級の構成点を確保するには論理展開を明確にすることが大切です。英検2級の英作文では型に沿って書き、つなぎ語を適切に使います。英検2級の要約問題では元の英文と同じ論理構造で要約し、段落間のつながりを示すディスコースマーカーを効果的に配置します。

英検2級の語彙点を高めるには多様な表現を使うことが求められます。同じ単語や表現の繰り返しを避け、言い換え表現を積極的に活用します。ただし知らない単語を無理に使うのではなく、自分が確実に使える語彙の範囲で多様性を出すことが重要です。

英検2級の文法点では正確さと多様性が評価されます。I thinkばかりでなくI believeやIn my opinionを使い分けるなど、文構造にバリエーションを持たせます。書いた後は必ず見直しを行い、時制や単数複数、冠詞の誤りがないか確認します。

英検2級のライティングは何割とれば合格？合格点を解説

結論から述べると英検2級のライティングでは16点満点中12点以上を目標にすると合格に近づきます。

英検2級の一次試験ではリーディング、ライティング、リスニングの各技能にCSEスコアが650点ずつ割り当てられています。つまり英検2級のライティングだけで一次試験全体の3分の1を占める重要な分野です。

英検2級のライティングで16点満点中12点を取るには各観点で平均3点を確保する必要があります。4つの観点のうちどれか1つが2点でも他の3つで4点や3点を取れば12点に達します。完璧を目指すより各観点でバランスよく得点する戦略が現実的です。

英検2級のライティングの得点をCSEスコアに変換する仕組みは公開されていませんが、12点程度あれば他の技能とバランスを取りながら合格ラインに届きます。逆に英検2級のライティングで10点以下だとリーディングとリスニングで高得点を取らなければ合格が難しくなります。

合格率から見ると英検2級の一次試験の合格率は約20%から25%です。4人に1人が合格する試験であり、英検2級のライティングで確実に得点することが合格の鍵となります。英検2級の二次試験の合格率は約80%と高いため、一次試験を突破できれば合格は目前です。

英検2級のライティングの問題構成と時間配分

英検2級のライティングの問題構成と時間配分を解説します。

英検2級のライティングの問題構成

結論から述べると英検2級のライティングは大問4の要約問題と大問5の英作文問題の2問で構成されます。

英検2級の大問4の要約問題では150語程度の社会や生活に関する英文が提示されます。この英文を読んで45語から55語で内容をまとめます。英検2級の要約問題の英文は通常3段落構成で、1段落目がテーマ提示、2段落目と3段落目が具体的な内容や対比的な視点という流れになっています。

英検2級の大問5の英作文問題ではトピックが与えられ、それに対する自分の意見と理由を2つ書きます。語数は80語から100語で、社会性のある話題について論理的に意見を述べる力が試されます。英検2級の英作文問題では参考となる観点としてポイントが3つ提示されますが、これらを使うかどうかは自由です。

英検2級のライティングはどちらの問題も解答欄に直接英文を書く形式で、解答が要件を満たしていない場合は0点になることもあります。そのため英検2級の問題文をよく読み、指示を正確に理解することが重要です。

英検2級のライティングの時間配分

結論から述べると英検2級のライティングは要約問題に15分、英作文問題に20分を目安に配分すると効率的です。

英検2級の筆記試験全体の時間は85分で、リーディング問題とライティング問題を解く必要があります。英検2級のライティングの2問で合計35分程度を使い、残りの50分をリーディングに充てるのが理想的な配分です。

英検2級の要約問題の15分は英文を読んで理解する時間が5分、構成を考える時間が3分、実際に書く時間が5分、見直しの時間が2分という内訳が目安です。英検2級の要約問題で英文を読む際は各段落の主旨をつかみながら読み、キーセンテンスに印をつけると効率的に進められます。

英検2級の英作文問題の20分は構成を考える時間が5分、書く時間が10分、見直しの時間が5分という配分が理想的です。構成を考える段階で日本語でもよいので自分の主張と理由をメモし、それを英語にする流れで書くとスムーズに進みます。

英検2級の時間配分を守るには日頃から時間を計って練習することが大切です。本番で焦らないよう、英検2級の制限時間内に書き上げる感覚を身につけましょう。

英検2級のライティングの配点

結論から述べると英検2級のライティングは内容、構成、語彙、文法の4つの観点から各4点、合計16点満点で採点されます。

英検2級のこの16点がCSEスコア650点に変換される仕組みです。リーディングとリスニングも同じく650点ずつ配点されているため、英検2級のライティングは一次試験全体の3分の1のウェイトを占めます。

英検2級の4つの観点のうち内容点では課題に適切に答えているかが評価されます。英検2級の問題文の指示を正確に理解し、要件を満たしているかが最も重要です。英検2級の構成点では論理展開の明確さが問われ、エッセイの型に沿って書けているかがポイントになります。

英検2級の語彙点では多様な表現を正しく使えているかが評価されます。同じ単語の繰り返しを避け、適切な言い換えができているかが見られます。英検2級の文法点では文構造のバリエーションと正確さが採点対象で、時制や単数複数、冠詞の使い方なども細かくチェックされます。

英検2級の各観点で3点以上を安定して取れるようになれば合格ラインの12点に到達します。完璧を目指すのではなく、各要素でバランスよく得点することを意識しましょう。

英検2級のライティングのテンプレート

結論から述べると英検2級のライティングのテンプレートは単語を入れ替えるだけで使える実践的な英文の型を覚えることが重要です。

英検2級のライティングの序論のテンプレート

まず主張部分ではI think that the number of〜will increase in the futureという形で書き始めます。

I think that the number of〜will increase in the futureのincreaseの部分を増えるか減るかに応じてincreaseをdecreaseに変えるだけで対応できます。

英検2級のライティングの本論のテンプレート

英検2級の理由1のテンプレートはOne reason is that 理由の内容という英文です。具体的にはOne reason is that it is good for students to learn from different viewpointsのように書きます。補足説明のテンプレートはThis is because〜.For instance, 具体例という形で続けます。

英検2級の理由2のテンプレートはAlso, 理由の内容やThe second reason is that 理由の内容という英文を使います。補足部分はIn addition, 追加の説明やThis will help 人や物 to 動詞という形で展開できます。

英検2級のライティングの本論のテンプレート

英検2級の結論部分のテンプレートはFor these reasons, I believe that 主張の繰り返しという英文で締めくくります。

英検2級の完全な英作文テンプレートの例文は次の通りです。

I think that the number of 名詞 will increase in the future. One reason is that it is 形容詞 for 人 to 動詞.

英検2級のテンプレートで頻出する接続表現も覚えておくと便利です。順接のテンプレートはTherefore, 結果やAs a result, 結果です。

逆接のテンプレートはHowever, 対立内容やAlthough 譲歩, 主張です。例示のテンプレートはFor example, 具体例やSuch as 例1 and 例2という形で使えます。

英検2級のライティングの裏技

結論から述べると英検2級のライティングで効率的に得点を伸ばす裏技は使える表現を限定することです。

多くの英検2級の受験生は語彙力を増やそうと新しい単語を覚えますが、英検2級のライティングで重要なのは知っている単語ではなく使える単語です。自分が確実に使いこなせる表現だけでエッセイを組み立てる方が、文法ミスも減り安定して高得点が取れます。

英検2級の具体的な裏技として問題文に提示されるポイントを積極的に活用する方法があります。英検2級のポイントに書かれた単語は品詞を変えたり関連表現に言い換えたりして使えるため、語彙選びに迷う時間を短縮できます。例えばCommunicationというポイントがあればto communicateやcommunication skillsのように形を変えて使います。

もう1つの英検2級の裏技は型を完全に暗記してしまうことです。主張、理由1と補足、理由2と補足、再主張という流れを体に染み込ませ、どんなトピックでも同じ構造で書けるようにします。構成を考える時間が不要になり、内容に集中できます。

英検2級の解答用紙の見本を事前にダウンロードして実際に書いてみることも効果的な裏技です。1行に何語入るか把握しておけば本番で語数を数える手間が省け、見直しの時間を確保できます。自分の字の大きさで10行程度書けば80語から100語に収まることを確認しておきましょう。

まとめ

今回は英検2級のライティングについて勉強法から問題構成、配点まで詳しく解説しました。英検2級のライティングについてのまとめは以下のようになります。