英検準二級のライティング対策!英作文と要約問題の点数を取るコツと書き方!

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英検準二級のライティング対策について英作文の対策と要約問題の対策とコツをそれぞれ解説します。また英検準二級のライティングで高得点を取るための書き方から使える表現や決まり文句も合わせて解説します。また英検準二級のライティングのテンプレートや構成が知りたいという方もぜひ参考にしてみてください。

竹本明弘
竹本明弘

【この記事の監修者:英検コーチ塾長の竹本明弘

これまで英検2級に合格者を900名以上、英検準一級に合格者を1200名以上輩出してきました。英検合格のために効果的な実際にやってよかった勉強法をいくつか紹介します。また短期間で高得点を取るコツやおすすめの参考書も合わせて解説します。

英検準二級のライティングの英作文の勉強法

英検準二級のライティングで高得点を取るための勉強法は、使える表現を増やすことと型を身につけることの2つが最も重要です。英検準二級は高校中級レベルの試験であり、英検準二級のライティングは一次試験全体の3分の1を占める配点となっています。

そのため、英検準二級のライティング対策を重点的に行うことで合格への最短ルートを進むことができます。英検準二級の具体的な勉強法としては、まず自分専用の単語リストと熟語リストを作成することから始めます。

このリストには英検準二級の過去問や参考書で実際に使った表現だけを書き込んでいきます。知っている単語ではなく、自分が確実に使いこなせる表現だけを集めることがポイントです。

次に英検準二級の英作文の型を徹底的に覚え込みます。英検準二級の英作文問題では、意見を述べる部分、理由を2つ挙げる部分、具体例を示す部分、そして結論を再度述べる部分という流れが基本となります。

英検準二級のこの型に沿って書けば構成点を確実に獲得できます。また、文法ミスを減らすために、自分が得意な文法構造だけを使って文章を組み立てることも大切です。

無理に難しい表現を使おうとせず、確実に正しく書ける範囲で勝負することが英検準二級で高得点への近道です。毎日10分でも良いので、この型に沿って短い文章を書く練習を続けることで、英検準二級本番でもスムーズに書けるようになります。

英検準二級のライティング対策にやってよかった勉強法3選

英検準二級のライティング対策で実際に効果があった勉強法を3つ紹介します。1つ目は英検準二級の過去問の模範解答を書き写す練習です。

最初は英検準二級の模範解答をそのまま書き写すことで、正しい構成とよく使われる表現を体に染み込ませることができます。書き写しながら、英検準二級のどの部分が意見でどの部分が理由なのかを意識すると効果が高まります。

2つ目は英検準二級対策用の自分だけの表現ノートを作ることです。英検準二級の過去問や参考書で出会った使いやすい表現を1冊のノートにまとめていきます。

例えば、英検準二級の意見を述べるときに使える表現、理由を述べるときの接続詞、具体例を示すフレーズなどをカテゴリー別に整理します。この英検準二級専用ノートは試験前日の見直しにも非常に役立ちます。

3つ目は英検準二級の時間を計って実際に書く練習を繰り返すことです。英検準二級本番では限られた時間内に書き上げる必要があるため、タイマーを使って20分以内に英作文を完成させる訓練を行います。

最初は英検準二級の時間内に書けなくても、回数を重ねるごとにスピードが上がっていきます。書き終わった後は必ず見直しの時間を5分確保し、スペルミスや文法ミスがないかチェックする習慣をつけます。

この3つの英検準二級の勉強法を組み合わせることで、効率的に英検準二級のライティング力を伸ばすことができます。特に英検準二級用の表現ノートは自分だけの武器となるため、継続的に更新していくことをおすすめします。

英検準二級のライティングで満点を取るための勉強法

英検準二級のライティングで満点を目指すには、英検準二級の採点基準の4つの観点すべてで高得点を獲得する必要があります。英検準二級の採点観点は内容、構成、語彙、文法の4つです。

まず英検準二級の内容の観点では、問題文の指示に完全に答えることが求められます。英検準二級の英作文問題では自分の意見と2つの理由を必ず書くこと、英検準二級のEメール問題では相手の質問に答えることと下線部について2つの質問をすることが必須となります。

英検準二級の構成の観点で満点を取るには、論理的な流れを作ることが重要です。英検準二級の英作文では、意見を述べる文、理由1とその具体例、理由2とその具体例、そして結論という順序を守ります。

つなぎ言葉であるFirstやSecondやFor exampleなどを適切に使うことで、英検準二級の文章の構成が明確になります。英検準二級のEメール問題では、相手のメールへの感想、2つの質問、相手の質問への返答、そして返答の補足という流れを意識します。

英検準二級の語彙の観点では、英検準二級レベルの単語を正しく使えているかが評価されます。同じ単語を何度も繰り返すのではなく、英検準二級で求められる言い換え表現を使うことで語彙力の幅をアピールできます。

例えば英検準二級ではthinkの代わりにbelieveを使ったり、importantの代わりにessentialを使ったりすることで得点が上がります。ただし、自信のない単語は使わず、確実に正しく使える単語だけを選ぶことが英検準二級の鉄則です。

英検準二級の文法の観点では、時制の一致、主語と動詞の一致、冠詞の使い方などが細かくチェックされます。複雑な文法を使おうとしてミスをするよりも、シンプルな文法を確実に使いこなす方が英検準二級では高得点につながります。

英検準二級のライティングは何割とれば合格?合格点を解説

英検準二級のライティングで合格に必要な得点率は約77%です。英検準二級の一次試験は、リーディング、ライティング、リスニングの3技能それぞれに600点が割り当てられており、合計1800点満点となっています。

英検準二級の一次試験の合格基準点は1322点であり、これは全体の約73%に相当します。しかし英検準二級は4技能をバランスよく得点することを重視しているため、英検準二級の各技能で77%程度の得点を目指すことが合格への確実な道となります。

英検準二級のライティングの配点は600点であり、これは英検準二級の一次試験全体の3分の1を占める非常に大きな割合です。つまり英検準二級のライティングで438点以上を取ることができれば、合格にかなり近づくことになります。

英検準二級のライティングは2024年度から2題になり、Eメール問題が12点満点、英作文問題が16点満点の合計28点満点となっています。英検準二級のEメール問題では8点以上、英検準二級の英作文問題では10点以上を目標とすることで、合格に必要な得点を確保できます。

英検準二級のライティングは他の技能と比べて1問あたりの配点が非常に高いため、しっかりと対策をすれば短期間でも大きく得点を伸ばすことが可能です。英検準二級のリーディングは29問、リスニングは30問あるのに対し、英検準二級のライティングはわずか2問で600点分の配点があります。

英検準二級のライティングのテンプレート

英検準二級のライティングのテンプレートを紹介します。

英検準二級のライティングの序論のテンプレート

まず冒頭では I think that students should join club activities. のように自分の意見を述べます。

ここでの students should join club activities の部分を問題に応じて入れ替えます。次に I have two reasons. と続けることで、英検準二級ではこれから理由を2つ挙げることを明示します。

英検準二級のライティングの本論のテンプレート

理由を述べる部分では、英検準二級のテンプレートとして First, they can make many friends. のように1つ目の理由を書きます。ここでの they can make many friends の部分が入れ替える箇所です。

その後に For example, I met many nice people when I joined the art club. と具体例を加えます。この I met many nice people when I joined the art club の部分を自分の経験や例に置き換えます。

2つ目の理由は Second, they can become healthier. で始めます。ここでも they can become healthier の部分を問題に合わせて変更します。

そして For instance, if they join a sports team, they will exercise every day. のように具体例をつけます。英検準二級ではこの if they join a sports team, they will exercise every day の部分を適切な例に入れ替えます。

英検準二級のライティングの結論のテンプレート

最後に That is why I think students should join club activities. という形で結論を述べます。英検準二級では冒頭で述べた意見をもう一度繰り返しますが、この際 students should join club activities の部分は最初と同じ内容にします。

ただし余裕があれば、join を take part in に変えるなど言い換え表現を使うと語彙力のアピールになります。

英検準二級のEメール問題のテンプレート

英検準二級のEメール問題のテンプレートは、感想、質問2つ、応答、補足という流れです。

感想は It’s great that you are growing vegetables in your garden. のように書きます。ここでの you are growing vegetables in your garden の部分を相手のメール内容に合わせて変えます。

英検準二級の質問は What vegetables are you growing now? や How long does it take for the vegetables to be ready to eat? のように5W1Hの疑問詞を使って2つ作ります。What や How の後ろの内容を下線部に関する質問に置き換えます。

相手からの質問への応答は As for your question, I think more people will enjoy growing vegetables. で始めると自然です。ここでの I think more people will enjoy growing vegetables の部分が答えの内容になります。

最後に This is because working outside under the sun is quite refreshing. のように理由や補足を加えます。英検準二級ではこの working outside under the sun is quite refreshing の部分を自分の答えに合った理由に変えます。

英検準二級のライティングの問題構成と時間配分

英検準二級のライティングの問題構成と時間配分を解説します。

英検準二級のライティングの問題構成

英検準二級のライティングは大問5のEメール問題と大問6の英作文問題の2題で構成されています。英検準二級のEメール問題では、外国人の知り合いから届いた80語程度のEメールを読み、それに対する返信を40語から50語程度で書きます。

英検準二級の返信メールでは、相手のメールへの感想を述べること、メール内の下線部について2つの具体的な質問をすること、相手からの質問に答えることの3つのタスクをこなす必要があります。英検準二級の内容は日常的な話題が中心で、友人とのやりとりという設定です。

英検準二級の英作文問題では、与えられた質問に対して自分の意見とその理由を2つ書くことが求められます。英検準二級の語数の目安は50語から60語です。

英検準二級の質問文は10語から15語程度で、部活動に参加すべきかどうか、将来日本を訪れる外国人は増えるかどうかなど、身近なテーマが多く出題されます。英検準二級では自分の意見を述べた後、FirstやSecondという接続詞を使って理由を2つ挙げ、それぞれに具体例を添えて説明します。

英検準二級のどちらの問題も解答欄の外に書いた部分は採点されないため、指定された語数を守りながら欄内に収める必要があります。また、英検準二級では問題文の指示に対応していない解答は0点になる可能性があるため、問題文をよく読んで理解することが重要です。

英検準二級のライティングの時間配分

英検準二級の筆記試験は75分間ですが、その中で英検準二級のライティングにかける時間は合計35分程度が目安となります。英検準二級のEメール問題には約15分、英検準二級の英作文問題には約20分を配分します。

英検準二級のEメール問題の15分の内訳は、問題文を読んで内容を理解するのに3分、メモを作成して構成を考えるのに2分、実際に書くのに7分、見直しに3分です。特に英検準二級では相手からの質問を見落とさないように注意深く読むことが大切です。

英検準二級の英作文問題の20分の内訳は、問題文を読んで意見と理由を考えるのに5分、メモを作成するのに3分、実際に書くのに10分、見直しに2分です。英検準二級では意見を決める段階で理由と具体例まで考えておくと、スムーズに書き進めることができます。

英検準二級の見直しの時間は必ず確保するようにします。スペルミス、時制のミス、単数複数の間違い、冠詞の抜けなどをチェックすることで、英検準二級での減点を防ぐことができます。特に英検準二級ではピリオドやカンマの打ち忘れは見逃しやすいため注意が必要です。

英検準二級の時間配分に慣れるために、過去問を解く際には必ずタイマーを使って練習します。最初は英検準二級の時間内に終わらなくても、繰り返し練習することで徐々にスピードが上がっていきます。

英検準二級のライティングの配点

英検準二級のライティングの配点は、Eメール問題が12点満点、英作文問題が16点満点の合計28点満点です。この英検準二級の28点がCSEスコアに換算されて600点満点として計算されます。

英検準二級のEメール問題は内容、語彙、文法の3つの観点から採点され、それぞれ0点から4点の5段階評価となります。英検準二級の内容の観点では、2つの質問をしているか、相手の質問に答えているかがチェックされます。

英検準二級の語彙の観点では、英検準二級レベルの単語を正しく使えているか、スペルは正確かが評価されます。英検準二級の文法の観点では、時制や主語と動詞の一致、文構造のバリエーションなどが見られます。

英検準二級の英作文問題は内容、構成、語彙、文法の4つの観点から採点され、それぞれ0点から4点の5段階評価です。英検準二級の内容では意見と2つの理由が書かれているか、英検準二級の構成では論理的な流れになっているかが重視されます。

英検準二級の各観点で満点の4点を取るには、問題の指示をすべて満たし、適切な語彙と文法を使い、論理的な構成で書くことが必要です。英検準二級のEメール問題で8点以上、英検準二級の英作文問題で10点以上を目指すことで、英検準二級のライティング全体で合格に必要な得点を確保できます。

英検準二級のライティングの裏技

英検準二級のライティングで効率的に得点を上げる裏技をいくつか紹介します。1つ目は、英検準二級の解答用紙に書く前に自分の字で1行に何語入るかを把握しておくことです。

英検準二級のウェブサイトから解答用紙をダウンロードして実際に書いてみると、1行に約7語程度入ることが分かります。これを知っていれば、英検準二級のEメール問題なら6行から7行、英検準二級の英作文問題なら8行程度書けば指定の語数に達することが分かります。

英検準二級本番で語数を数える手間が省けるため、時間の節約になります。2つ目は、英検準二級の問題文の英語表現をそのまま利用することです。

英検準二級の英作文問題の質問文がDo you think more foreigners will visit Japan in the future?であれば、I think more foreigners will visit Japan in the future.という文をそのまま使って意見を述べることができます。英検準二級の再主張の部分でもvisitをcome toに言い換えて使うことで、安全に語数を稼ぐことができます。

3つ目は、英検準二級の定型表現を丸暗記してしまうことです。I have two reasons.やFirstやSecondやFor exampleやThat is why I thinkなどの英検準二級で頻出の表現は毎回同じように使えます。

これらを完璧に覚えて英検準二級でスペルミスなく書けるようにしておけば、構成点と語彙点を確実に獲得できます。4つ目は、英検準二級で書きやすい理由を選ぶことです。

英検準二級の英作文では意見の正しさではなく英語の正しさが評価されるため、自分が英語で表現しやすい理由を選ぶことが重要です。英検準二級では難しい内容を無理に書こうとせず、簡単な単語で書ける理由を選びましょう。

5つ目は、英検準二級の見直しの優先順位を決めることです。英検準二級で時間が足りない場合は、語数の調整よりもスペルや文法のチェックを優先します。英検準二級では少しくらい語数が足りなくても減点は小さいですが、文法ミスは大きな減点になるためです。

まとめ

今回は英検準二級のライティングの勉強法と対策について解説しました。英検準二級のライティングについてまとめは以下のようになります。

まとめ
  • 英検準二級はEメール問題40から50語と英作文問題50から60語の2題構成
  • 英検準二級の合格に必要な得点率は約77%でEメール問題8点以上と英作文問題10点以上が目安
  • 英検準二級では使える単語と熟語だけで書くことが高得点への近道
  • 英検準二級の時間配分はEメール問題15分と英作文問題20分が目安
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