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大学受験の英文法の超効率的な勉強法を徹底解説します。
ノートを使った大学受験の英文法対策におすすめの勉強法から基礎固めから早稲田、慶應、東大志望までレベル別におすすめの英文法の勉強法を解説します。
また、大学受験対策向けに短期間で英文法を習得できる勉強法から大岩のいちばんはじめの英文法やvintageやnextstageなどおすすめの英文法の参考書の使い方も解説します。

【この記事の監修者:逆転合格特化塾塾長「竹本明弘」
これまで個別指導塾の塾長として早慶に現役生および浪人生を含めて合計で300人以上の合格者を輩出してきただけでなく英検準一級合格者を1200名以上輩出してきました。その中で共通テストの英語で9割以上を取った生徒もたくさんおり、実際に指導する中でゼロからでも英文法を応用レベルまで習得して東京大学や京都大学に合格した英文法の勉強法や使ってよかった参考書およびおすすめの英文法の勉強の順番を解説したいと思います。
大学受験の英文法の超効率的な勉強法
大学受験の英文法の超効率的な勉強法を解説します。
第1段階:英文法の基礎理解を固める(1ヶ月目)
大学受験の英語で最初にやるべきことは、英文法の基礎を徹底的に固めることです。偏差値40から70を目指すには、まず「英文法の仕組み」や「語法・熟語の基本的な使い方」を正確に理解することが必要です。
この時期に使う参考書は「大岩のいちばん初めの英文法」だけで十分です。講義形式で英文法の根本から丁寧に解説されており、なぜその形になるのか、どのような使い分けがあるのかを体系的に理解できます。焦らず、一つひとつのルールを自分の言葉で説明できるようにしながら進めましょう。
もし、これまで学校の授業の英語を全く聞いてこなかった高校生であれば、スタディサプリの「高校1年生 スタンダードレベル 文法・読解編」を受講しながら「大岩のいちばん初めの英文法」を進めると、より効果的に基礎を固めることができます。
一方で、「大岩のいちばん初めの英文法」を読んでみて半分以上の内容が見たことがある・理解できると感じる人は、すでに基礎がある程度定着しているため、この参考書を最初から取り組む必要はありません。
また、分からない部分を放置せず、「Evergreen」などの講義本や「スタディサプリ」の映像授業で確認しながら進めることも忘れないでください。理解を伴った学習こそが、正しい英文法の勉強法の第一歩です。
この1ヶ月で英文法の基礎をしっかり固められれば、次の段階で問題演習に入ったとき、知識がスムーズに使えるようになります。
第2段階:英文法と語法の定着(2〜3ヶ月目)
2〜3ヶ月目は、英文法と語法と熟語の定着を図る時期です。基礎を理解したあとは、繰り返し演習しながら「使える知識」に変えていきましょう。
この段階では、「Vintage」や「NextStage」を中心に2〜3周解き、同じ問題を何度も繰り返すことが重要です。わからない問題は、「Evergreen」やスタディサプリで丁寧に解説を確認し、曖昧な部分を一つ残らず潰してください。
また、1ヶ月に1回は必ず自分の苦手分野を洗い出し、理解できるまで復習する時間を取ることを習慣にしましょう。時制・仮定法・関係詞など、自分が間違えやすい単元を整理しておくことで、得点力の伸びが大きく変わります。
英文法の勉強法では、反復の中で「なぜそうなるのか」を常に意識することが大切です。英文法と語法・熟語を結びつけて理解できるようになれば、自然と読解や和訳の精度も上がっていきます。
第3段階:苦手単元・語法の克服(4ヶ月目)
4ヶ月目は、苦手な英文法や語法・熟語を徹底的に克服する時期です。これまでの演習で間違えた問題を中心に復習し、特にあいまいなルールを整理していきます。
これまで使ってきた参考書を活用し、間違いノートを作りながら、自分が苦手な項目を徹底的に潰しましょう。曖昧な英文法事項や使い分けが残っていると、後の和訳や長文読解で必ず壁になります。
理解できない箇所はそのままにせず、必ず講義本や映像授業で確認しましょう。英文法の勉強法で最も大切なのは、「わからないまま進まないこと」です。
そして、早慶や上位校を目指す受験生は、「頻出英文法・語法問題1000」に挑戦しましょう。 この一冊には頻出の英文法・語法が網羅されており、難関大特有の使い分けやひっかけ問題にも対応できるようになります。より高いレベルの正確な英文法力を身につけるために、基礎の総復習と並行して取り組むのがおすすめです。
この時期に英文法の基礎と語法・熟語の整理を完了させれば、いよいよ英文解釈の演習にスムーズに移行できます。
第4段階:実戦力の完成(5ヶ月目)
最終段階では、英文法と英文解釈を融合させた実戦力の完成を目指します。
ここからは、英文法の知識を「解ける力」から「訳せる力」へ高めていく勉強法に切り替えましょう。
この時期は、「基礎 英文解釈の技術70」もしくは「基礎 英文解釈の技術100」を使って、英文法の問題では理解していても、実際に訳すときにつまずく表現を洗い出すのが効果的です。たとえば、関係代名詞や非制限用法など、英文法の問題では正解できるのに、和訳になると意味をつかめない表現を一つずつ整理していきましょう。
難しい英文法表現に出会ったら、その都度英文法書や講義本で確認し、根本から理解できるようにすることが大切です。英文法力のゴールは、英文法の問題が解けることではなく、複雑な構文を含む英文を正確に和訳できる力を持つことです。
英文法・語法・熟語の総復習を行いながら、「なぜこの文になるのか」を常に意識して読み解くことで、大学受験の英語における実戦的な読解力が完成します。


英文法の参考書「vintage」のおすすめの使い方と勉強法

英文法の参考書Vintageのおすすめの使い方と勉強法を解説します。
基礎文法を理解したうえで、Field1の文法とField2の語法を優先的に進めましょう。
vintageの進め方としては、1周目は理解重視で、間違えた問題だけでなく正解した問題も解説を必ず読み、なぜその答えになるのかを確認します。
2周目はチェックをつけた問題を中心にテンポよく復習し、3周目はスキマ時間に素早く見直します。英文を音読しながらルールを定着させると、英作文や会話問題にも強くなります。最終的には英文法ファイナル問題集などのランダム問題集で実戦力を完成させましょう。
【参考書解説】英文法語法Vintage(ビンテージ)の使い方とレベル【参考書解説】
英文法の参考書「nextstage」のおすすめの使い方と勉強法

英文法の参考書Nextstageのおすすめの使い方と勉強法を解説します。
基礎文法を理解してから取り組み、Part1の文法、Part2の語法、Part4の会話表現を優先します。1問あたり20〜30秒を目安にスピードを意識して解き、間違えた問題には必ずチェックをつけます。
イディオムのセクションについては一気にまとめて1週間で2周以上するような勢いで覚えていない部分は自分オリジナルのノートを作って覚えていく勉強法がおすすめです。
2周目はチェックした問題だけを中心に復習し、なぜその答えになるのかを自分の言葉で説明できるようにします。解説を音読しながら理解を深めると効果的です。高2〜高3初期に始め、最後はランダム問題集で本番対応力を仕上げましょう。
Next Stage(ネクストステージ)の使い方とレベル【参考書解説】
英文法の参考書「大岩のいちばんはじめの英文法」のおすすめの使い方と勉強法
大岩のいちばんはじめの英文法のおすすめの使い方と勉強法を解説します。
まずは1日2〜3講ずつ進め、20日から1ヶ月で1周を終えることを目標にします。わからない箇所で止まらず、例文を音読しながら全体の流れをつかむことが大切です。音読によって自然と文法の型が身につき、理解が深まります。
2周目は苦手な単元を中心に復習し、各章の内容を理解できるまでしっかりと解き直すようにしましょう。「なぜこの文法になるのか」を説明できることが理解の目安です。この参考書は演習量が少ないため、終了後は英文法ポラリスや入門英文法の核心などの講義系参考書を使い、NextStageやVintageで問題演習に移りましょう。
英文法の参考書「頻出英文法・語法問題1000」のおすすめの使い方と勉強法
頻出英文法・語法問題1000の実際にやってよかったおすすめの使い方を解説します。
頻出英文法・語法問題1000は、早慶や国公立上位校を目指す受験生にとって、最終仕上げの一冊として非常に効果的な英文法の参考書です。
この参考書の役割は、標準レベルの文法知識を入試レベルまで引き上げ、難関大学特有の例外や使い分け、細かいニュアンスの違いを正確に見抜ける力を養うことにあります。
頻出英文法・語法問題1000の使い方のポイントは、単に正解を選ぶのではなく、すべての選択肢について「なぜ正しいか」「なぜ間違いか」を分析することです。
1周目は、正答率を気にせずに、間違えた問題に印をつけながら丁寧に解説を読み込みます。特に、初見では判断しづらい難問は、解説をノートにまとめ、自分なりの言葉で整理すると、復習の際に理解が深まります。
2周目では、印をつけた問題を中心に、解説を見ずに解答・解説の両方を説明できるかを確認します。このとき、間違いノートを併用して苦手分野をリスト化しておくと、弱点克服がスムーズになります。
3周目は、1日10問程度をランダムに選んで演習し、制限時間を設けて実戦感覚で取り組むと、本番形式のアウトプット力が身につきます。
英文法のノートを活用した大学受験対策の勉強法
英文法のノートを活用した大学受験対策の勉強法を解説します。
イディオムは対策ノートを作って覚えるのがおすすめ
英文法の参考書を解いていく際、特にVintageやNextStageのイディオムセクションは、短期間で一気に覚える集中学習が効果的です。おすすめは、1週間で2周以上のペースで反復し、抜けている表現を洗い出す方法です。
覚えられていないイディオムは、自分専用のオリジナルノートを作り、意味をセットで書き込んで整理します。
このノートを毎日音読し、書きながら覚えることで、自然と反射的に使えるようになります。イディオムは問題演習だけでなく、実際の長文や会話表現でも頻出のため、短期集中で固めるのが最も効率的です。
大学受験の英文法を完成させるうえで、反復とアウトプットを両立できる英文法のイディオム対策ノートを作るのは実際に自分の受験生の時にやっており、非常におすすめです。
復習ノートを活用した英文法の勉強法
英文法をある程度学んだあとは、英文解釈の参考書を使って応用力を鍛えることが重要です。その際は、ただ問題を解くだけでなく、文構造を正確に把握できる「復習ノート」を活用しましょう。1問ごとに構文の分析・文型・修飾関係を書き込み、自分で説明できるよう整理していくのがポイントです。
1回目の学習では理解を優先し、2回目に同じ問題を解くときには必ず正答できるように自分は難しい英文については丸ごと覚えてしまうようにしていました。
このノートを繰り返し読み返すことと難しい英文は音読を通して丸ごと覚えてしまうことで、文法知識が読解力として定着し、複雑な英文にも対応できるようになります。
英文法の勉強法に実践におすすめの参考書
英文法のおすすめの参考書を紹介します。
英文法・語法 Scramble(スクランブル)

英文法・語法Scrambleは、大学受験の英文法と語法を学べる定番の英文法の参考書です。
豊富な問題量と丁寧な解説によって、基礎から応用まで段階的に理解を深められます。
誤答選択肢の理由も詳しく解説されており、間違いの原因までしっかり把握できます。共通テストからMARCH・早慶レベルまで対応しており、実戦力を磨くのに最適です。
肘井学の読解のための英文法

肘井学の読解のための英文法は、文法知識を読解力に結びつけたい受験生に最適な参考書です。
文法を単に覚えるのではなく、英文全体の構造を理解する力を養うことができます。
講義形式のやさしい解説で、仮定法や関係詞などのつまずきやすい単元も明確に整理されます。「なぜこの形になるのか」を根本から理解でき、長文読解でも応用が利くようになります。
肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本の使い方とレベル【参考書解説】
入門英文法の核心
入門英文法の核心は、英文法をゼロから理解したい高校生におすすめの参考書です。やさしい言葉と具体的な例文で、文法の仕組みを根本から丁寧に解説しています。
暗記に頼らず、「なぜそうなるのか」を理解しながら知識を定着させられる構成です。特に時制・助動詞・仮定法など苦手になりやすい分野もわかりやすく整理されています。
1日2〜3単元を目安に進め、音読を交えて復習すると理解がさらに深まります。英文法の基礎をしっかり固めたい大学受験生にぴったりの参考書です。
大岩のいちばんはじめの英文法
大岩のいちばんはじめの英文法は、英文法を根本から理解する力を養える定番の参考書です。
講義調のやさしい解説で、文法の仕組みを自分の言葉で説明できるようになります。初学者でも読みやすく、英文法を一から体系的に整理したい人に最適です。
理解を重視し、1周目で全体像をつかみ、2周目で復習する流れが効果的です。
英文法の基礎を丁寧に積み上げたい大学受験生におすすめの参考書です。
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