TOCKYの偏差値をランキング形式で学部ごとに紹介します。またTOCKYの序列から各大学の特徴や偏差値や難易度についてそれぞれ具体的に解説します。TOCKYを志望校として考えている人はぜひ参考にしてみてください。
TOCKYとは
TOCKYとは筑波大学とお茶の水女子大学と千葉大学と神戸大学と横浜国立大学の5つの国立大学をまとめた大学群のことです。
各大学名をローマ字にした時の頭文字を組み合わせて作られた名称で、2020年ごろから受験生の間で使われるようになりました。
TOCKYに含まれる5つの大学は国公立大学の中でも偏差値が高く、旧帝大や東京科学大に次ぐレベルの難関大学群として知られています。
TOCKYの偏差値は全体として55から78程度となっており、学部によって偏差値に差はあるものの国立大学の中では上位に位置する大学群です。
受験生にとってTOCKYは旧帝大の次の志望校として検討されることが多く、地方の国立大学よりも偏差値が高い傾向にあります。
TOCKYを構成する各大学はそれぞれ特色のある教育を展開しており、幅広い学問分野で高いレベルの研究と教育が行われています。
筑波大学の特徴
筑波大学は1973年に開学した国立総合大学で、日本最大の研究開発拠点である筑波研究学園都市に位置しています。
筑波大学の最大の特徴は一般的な学部学科制ではなく学群学類制を採用している点で、9学群23学類という独自の教育体制を取っています。
筑波大学の偏差値は59から75程度となっており、TOCKYの中でも人文文化学群や社会国際学群は偏差値が70を超える難関学群です。
筑波大学のキャンパスは東京ドーム約55個分の広大な敷地を持ち、最先端の研究施設が充実していることでも知られています。
TOCKYの中でも筑波大学は学際的な教育を重視しており、複数の学問領域を横断的に学べる環境が整っています。
お茶の水女子大学の特徴
お茶の水女子大学は1875年に設立された国内初の官立女子高等教育機関を起源とする国立女子大学です。
お茶の水女子大学は文教育学部と理学部と生活科学部と共創工学部の4学部を有し、少人数制による高度な専門教育を特色としています。
お茶の水女子大学の偏差値は62から77程度で、TOCKYの中でも特に文教育学部は偏差値77と非常に高い水準です。
お茶の水女子大学のキャンパスは東京都文京区にあり、都心にありながら緑豊かな環境で学べることが魅力となっています。
TOCKYの中でお茶の水女子大学は女性のリーダー育成に力を入れており、個性を伸ばす教育方針が特徴です。
千葉大学の特徴
千葉大学は1949年に誕生した国立総合大学で、文系理系を合わせて11学部を持つ総合大学です。
千葉大学はつねにより高きものをめざしてという理念のもと、幅広い教養と高い専門性を身につけられる教育環境を提供しています。
千葉大学の偏差値は51から76程度となっており、TOCKYの中では学部による偏差値の差が大きいことが特徴です。
千葉大学の医学部は偏差値72から76と非常に高く、TOCKYの中でも最難関の学部の一つとなっています。
千葉大学は千葉県内に4つのキャンパスを持ち、学部ごとに異なるキャンパスで専門的な教育が行われています。
神戸大学の特徴
神戸大学は1902年に設置された神戸高等商業学校を前身とし、1949年に開学した国立総合大学です。
神戸大学は11学部を有する総合大学で、真摯自由協同の精神のもと国際性豊かな教育を展開しています。
神戸大学の偏差値は58から78程度で、TOCKYの中でも文学部と法学部は偏差値が70を超える難関学部です。
神戸大学のキャンパスは六甲山の自然に囲まれた環境にあり、落ち着いた雰囲気の中で学問に集中できることが特徴です。
TOCKYの中で神戸大学は特に経済学部と経営学部が有名で、ビジネス分野での実績が豊富な大学として知られています。
横浜国立大学の特徴
横浜国立大学は1874年に設置された小学校教員養成所を起源とし、1949年に新制国立大学として開学しました。
横浜国立大学は教育学部と経済学部と経営学部と理工学部と都市科学部の5学部を持つ総合大学です。
横浜国立大学の偏差値は55から75程度となっており、TOCKYの中でも経済学部と経営学部は偏差値が高い人気学部です。
横浜国立大学のキャンパスは横浜市の風致地区に指定されており、緑豊かな自然環境の中で学べることが魅力です。
TOCKYの中で横浜国立大学は貿易と商工業で繁栄してきた横浜の伝統を活かし、実践的な教育を重視しています。
TOCKYの序列
TOCKYの序列は偏差値と難易度を総合的に考えると神戸大学が1位でお茶の水女子大学が2位、筑波大学が3位、横浜国立大学が4位、千葉大学が5位となります。
神戸大学はTOCKYの中でも文学部と法学部の偏差値が78と最も高く、経済学部や経営学部も偏差値71から72と高水準です。
お茶の水女子大学は女子大学ではあるものの偏差値が62から77と全体的に高く、TOCKYの中でも上位に位置しています。
筑波大学は学群学類制という独自のシステムを持ち、人文文化学群や社会国際学群の偏差値が71から74と高いです。
横浜国立大学と千葉大学は学部によって偏差値の差が大きく、医学部など一部の学部は非常に高い偏差値となっています。
TOCKYの序列は学部によっても変動するため、自分が志望する学部の偏差値を個別に確認することが重要です。
TOCKYの偏差値の低い学部
TOCKYに含まれる5つの大学の中でも比較的偏差値が低く狙い目となる学部を紹介します。
筑波大学では医学群の看護学科や体育専門学群が偏差値59から66程度と他の学群に比べて入りやすい傾向にあります。
お茶の水女子大学は全体的に偏差値が高いですが、理学部や共創工学部は偏差値62から68程度とTOCKYの中では狙い目です。
千葉大学では教育学部が偏差値51から59と最も低く、TOCKYの中で偏差値50台で入学できる数少ない学部となっています。
千葉大学の看護学部も偏差値59と比較的低めで、医療系の学部を目指す受験生にとって狙い目の学部です。
神戸大学では海洋政策科学部が偏差値58から66と他の学部に比べて低く、TOCKYレベルの大学に入りたい受験生におすすめです。
横浜国立大学では教育学部が偏差値55から60程度と低めで、教員志望の受験生にとって現実的な選択肢となります。
TOCKYの偏差値の低い学部を狙う場合でも国立大学の共通テストで高得点を取る必要があるため、早めの対策が必要です。
偏差値の低い学部であってもTOCKYは国立大学の中では上位に位置するため、しっかりとした受験勉強が求められます。
TOCKYの学部ごとの偏差値ランキング
TOCKYの学部ごとの偏差値ランキングを解説します。
| 順位 | 大学名 | 学部名 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1 | 神戸大学 | 文学部 | 70~78 |
| 2 | 神戸大学 | 法学部 | 72~78 |
| 3 | お茶の水女子大学 | 文教育学部 | 64~77 |
| 4 | 千葉大学 | 医学部 | 72~76 |
| 5 | 筑波大学 | 人間学群 | 71~75 |
| 6 | 横浜国立大学 | 経済学部 | 68~75 |
| 7 | 神戸大学 | 国際人間科学部 | 63~75 |
| 8 | 横浜国立大学 | 経営学部 | 69~74 |
| 9 | 筑波大学 | 人文・文化学群 | 69~74 |
| 10 | 筑波大学 | 社会・国際学群 | 71~73 |
| 11 | 神戸大学 | 経営学部 | 72 |
| 12 | 千葉大学 | 法政経学部 | 69~72 |
| 13 | 神戸大学 | 医学部 | 59~72 |
| 14 | お茶の水女子大学 | 生活科学部 | 67~72 |
| 15 | 神戸大学 | 経済学部 | 71 |
| 16 | 千葉大学 | 文学部 | 66~71 |
| 17 | 筑波大学 | 医学群 | 59~71 |
| 18 | 横浜国立大学 | 都市科学部 | 62~71 |
| 19 | 千葉大学 | 薬学部 | 68~70 |
| 20 | 神戸大学 | 理学部 | 61~70 |
| 21 | 神戸大学 | 工学部 | 63~70 |
| 22 | 筑波大学 | 情報学群 | 64~69 |
| 23 | 筑波大学 | 芸術専門学群 | 64~69 |
| 24 | 神戸大学 | システム情報学部 | 64~69 |
| 25 | 千葉大学 | 国際教養学部 | 68 |
| 26 | 理学部 | お茶の水女子大学 | 62~68 |
| 27 | 千葉大学 | 工学部 | 60~68 |
| 28 | 横浜国立大学 | 理工学部 | 60~68 |
| 29 | 神戸大学 | 農学部 | 62~68 |
| 30 | 筑波大学 | 理工学群 | 63~68 |
| 31 | 千葉大学 | 理学部 | 60~67 |
| 32 | 生命環境学群 | 筑波大学 | 62~67 |
| 33 | お茶の水女子大学 | 共創工学部 | 64~67 |
| 34 | 神戸大学 | 海洋政策科学部 | 58~66 |
| 35 | 筑波大学 | 体育専門学群 | 66 |
| 36 | 千葉大学 | 情報・データサイエンス学部 | 62 |
| 37 | 千葉大学 | 園芸学部 | 58~62 |
| 38 | 横浜国立大学 | 教育学部 | 55~60 |
| 39 | 千葉大学 | 看護学部 | 59 |
| 40 | 千葉大学 | 教育学部 | 51~59 |
TOCKYと他の大学群の違い
TOCKYと他の大学群の違いを解説します。
TOCKYと旧帝大との違い
TOCKYと旧帝大の偏差値を比較すると、実は思っているほど大きな差はありません。TOCKYの偏差値は55から78程度であり、旧帝大が55から72程度であることを考えると、上位の学部では十分に互角です。
特に神戸大学の文学部や法学部は偏差値78に達しており、筑波大学の社会国際学群や人文文化学群も偏差値71から74と旧帝大の中堅レベルに匹敵します。共通テストのボーダー得点率でも、TOCKYは66%から87%程度で旧帝大の59%から92%とほぼ同等の水準です。
つまり、偏差値だけで見るとTOCKYは旧帝大の下位から中位の大学と並ぶレベルにあり、決して大きく劣るわけではありません。ただし、東京大学や京都大学といった最上位の旧帝大とは明確な差があることは事実です。受験生にとっては旧帝大に次ぐ現実的な目標として非常に魅力的な選択肢となります。
TOCKYと旧帝大の最も大きな違いは、入試で求められる科目数と試験の性質です。TOCKYの大学では、特に文系において科目数が少ない軽量入試が見られます。 文系受験生にとって難関科目である数学が二次試験で課されない方式も多く、これが幅広い科目で総合力を問う旧帝大との大きな壁となっています。理系でも旧帝大と基本的には同程度の負担ですが、二次試験で理科が1科目少ない方式があったり、共通テストで範囲の狭い社会科目を選択できる場合があります。
また、TOCKYの大学は共通テストの配点が高く設定されており、二次試験の難易度は旧帝大に比べるとやや低めです。これは共通テストでミスなく高得点を取る必要がある一方で、二次試験で旧帝大ほどの超難問に直面する機会が少ないことを意味します。 受験生としては、自分の得意な科目や受験スタイルに合わせて、TOCKYと旧帝大のどちらを選ぶか戦略的に判断することが重要になります。
TOCKYと早慶との違い
TOCKYと早慶を比較する際に最も大きな違いとなるのが学費です。TOCKYを含む国立大学の学費は年間約54万円であるのに対し、早慶を含む私立大学の学費は年間100万円を超えることが一般的です。
4年間で考えると200万円以上の差が生まれるため、経済的負担の面では国立大学であるTOCKYが圧倒的に有利となります。この学費の安さと安定した教育水準から、奨学金制度の活用も含めてTOCKYを選ぶ学生は非常に多いです。
教育の質に関しては、TOCKYも早慶も同様に高いレベルの教育と研究を行っています。偏差値的には早慶の上位学部とTOCKYの上位学部はほぼ同等のレベルにあります。
特に筑波大学は理系分野で旧帝大に近い研究力を持ち、神戸大学は文系での就職力と知名度が高いことで知られています。実際にTOCKYと早慶の併願者も多く、どちらを選ぶかは学費だけでなく、求める教育スタイルや将来のキャリアビジョンによって判断されています。
TOCKYとMARCHの違い
TOCKYとMARCHの最も基本的な違いは、国立大学と私立大学という設置形態の差です。MARCHの偏差値は60から70程度であり、TOCKYの55から78程度と比較すると、上位学部では重なる部分もあります。 しかし、入試科目数において大きな違いがあり、国立大学であるTOCKYは共通テストで5教科7科目程度を課すのに対し、私立大学のMARCHは3科目程度で受験できます。
この科目数の差は、総合的な学力を測るという点でTOCKYの方が幅広い知識を求められることを意味します。また、学費面でもTOCKYは年間約54万円であるのに対し、MARCHは年間100万円以上かかるため、経済的な負担には大きな差があります。
受験生の中には、立地面やブランド力を重視してMARCHを選ぶ人もいますが、学力水準や研究環境の面ではTOCKYの方が高く評価されることが一般的です。特に理系では、TOCKYの研究施設や教授陣の質の高さが際立っています。
まとめ
TOCKYは筑波大学とお茶の水女子大学と千葉大学と神戸大学と横浜国立大学の5つの国立大学をまとめた大学群です。
TOCKYの偏差値は全体として55から78程度で、旧帝大に次ぐレベルの難関国立大学群として受験生から注目されています。
TOCKYの序列は神戸大学が最も偏差値が高く、次いでお茶の水女子大学と筑波大学が続く形となっています。
TOCKYの中でも千葉大学の教育学部や横浜国立大学の教育学部は偏差値が比較的低く、狙い目の学部となります。
TOCKYを目指す受験生は各大学の特徴や偏差値をしっかりと把握し、自分に合った大学と学部を選ぶことが合格への第一歩です。
TOCKYは国立大学の中でも高い教育水準を誇る大学群であるため、計画的な受験対策と継続的な学習が合格には不可欠となります。



