動物のことわざ30選!意味と由来をわかりやすく解説

動物のことわざを紹介します。動物のことわざを有名なことわざから短いことわざから英語バージョンのことわざまで紹介します。また小学生から受験対策から大人までわかりやすいように意味や由来や英語まで具体的に解説するのでぜひ参考にしてみてください。

動物のことわざで犬に関するもの

動物のことわざ:「犬も歩けば棒に当たる」

積極的に行動することで思わぬ幸運に出会えることを意味することわざで、もともとは余計な行動をすると災難にあうという戒めの意味でも使われていた。江戸時代に成立したとされ、現代では「行動することの大切さ」を伝える前向きなメッセージとして広く使われている。

動物のことわざ:「犬の遠吠え」

実際には弱いのに、相手がいない遠くから大声で吠えたり強がったりする臆病者の行動を表すことわざ。犬が相手から安全な距離を保ちながら吠え続ける習性が由来で、陰でだけ文句を言う人を皮肉る場面でよく使われる。

動物のことわざ:「飼い犬に手を噛まれる」

毎日世話をして大切にしていた人に裏切られることを意味し、信頼していた相手から予想外の仕打ちを受けたときに使うことわざ。飼い主に忠実なはずの犬に噛まれるという強烈な驚きのイメージが、裏切りの衝撃を的確に表している。

動物のことわざ:「犬猿の仲」

非常に仲が悪く、顔を合わせるたびに争うような関係を指すことわざで、日常会話でもよく使われる表現。犬と猿はともに縄張り意識が強く、一緒にいると激しく争うとされる動物の習性がこのことわざの由来になっている。

動物のことわざ:「夫婦喧嘩は犬も食わない」

夫婦の口喧嘩はすぐに仲直りするため、他人がわざわざ口を挟む必要はないという教えを示すことわざ。犬でさえ見向きもしないほどつまらないという表現が、第三者の不介入を促すユーモアのある戒めになっている。

動物のことわざ:「犬は三日飼えば三年恩を忘れない」

わずかな恩であっても、受けた側はいつまでも感謝を忘れないという人の情の深さを表したことわざ。義理堅い犬の性質を引き合いに出して、恩義を大切にすることの重要性を教えている。

動物のことわざ:「負け犬の遠吠え」

争いに敗れた者が、安全な場所から悪口を言ったり強がったりする様子を表すことわざで、見苦しい負け惜しみを皮肉る際に使われる。勝ち目がなくなった犬が遠くから吠え続けるという情景がこの言葉の生き生きとしたイメージを生み出している。

動物のことわざ:「犬馬の労」

自分の努力や働きを謙遜して表すときに使う言葉で、目上の人や主君への奉仕をへりくだって言い表す表現。犬や馬のようなつつましい労働という意味から、献身的に尽くすことを自分を低くして述べるときに用いる。

動物のことわざで猫に関するもの

動物のことわざ:「猫に小判」

価値あるものを、その価値がわからない人に与えても何の意味もないということを表すことわざ。金銭に興味のない猫に貴重な小判を与えても無駄であることから生まれた表現で、「豚に真珠」と似た意味で使われる。

動物のことわざ:「猫の手も借りたい」

仕事が山積みでとにかく忙しく、役に立たない猫の手さえも借りたいほど人手が足りないという状況を表すことわざ。農繁期などに人が極端に不足した場面から生まれた表現で、現代でも繁忙期の忙しさを伝えるのによく使われる。

動物のことわざ:「猫をかぶる」

本来の性格や本音を隠して、おとなしく素直そうに見せかけることを意味することわざ。一見おとなしく見えながら素早く獲物に飛びかかる猫の習性から生まれ、外面だけよく見せる人を指して使われる。

動物のことわざ:「猫も杓子も」

誰もかれも、あらゆる人が同じようにするという意味で「みんなこぞって」という状況を表すことわざ。「ネコ」が女中、「シャクシ」が炊事道具を指したという説など諸説あるが、貴賤を問わず全員という意味で広く使われている。

動物のことわざ:「猫の額」

非常に面積が狭い土地や場所を指すことわざで、小さな庭や畑を謙遜して表現するときによく使われる。猫のおでこが極端に狭いことをイメージした表現で、「猫の額ほどの庭」のように使うのが一般的。

動物のことわざ:「借りてきた猫」

普段は元気で活発な人が、よそや改まった場でいつもと違っておとなしく遠慮がちな様子を表すことわざ。猫は自分のなわばり以外の場所では萎縮してしまう習性があることが由来で、場の雰囲気に圧倒されておとなしくなった人を指す。

動物のことわざ:「猫に鰹節」

大好物のものや誘惑の前に置かれると、どんな者でも我慢できずに手を出してしまうという教えを示すことわざ。猫の前に鰹節を置けば必ず食べてしまうという状況から生まれ、危険なものと欲望を持つ者を近づけてはいけないという戒めでもある。

動物のことわざ:「猫の目のように変わる」

態度や状況が非常にめまぐるしく変化することを表すことわざで、一貫性のない態度をとる人を指して使われる。猫の瞳孔が明るさによって細くなったり丸くなったりと劇的に変化することがこの表現の由来になっている。

動物のことわざで馬に関するもの

動物のことわざ:「馬の耳に念仏」

いくら言い聞かせても全く効果がなく、相手が理解しようとしない場合に使うことわざ。仏教の念仏を馬に唱えても何も響かないように、話を聞いても全く意に介さない相手への呆れを表すときに用いる。

動物のことわざ:「馬子にも衣装」

どんな人でもよい服装をすれば立派に見えるという、外見の大切さを示すことわざ。馬子(馬を引く下働きの人)でも衣装次第で見栄えがよくなることから生まれた表現で、外見が印象に与える影響を教えている。

動物のことわざ:「馬の骨」

素性や身元がはっきりしない人物を軽蔑していう言葉で、出自や身分が不明な人を指す際に使われることわざ。道ばたに落ちている馬の骨がどの馬のものかわからないことから、「どこの馬の骨ともわからない」という言い回しで使われる。

動物のことわざ:「生き馬の目を抜く」

非常に抜け目なく、一瞬の油断もなくすばやく立ち回ることを表すことわざ。生きて動いている馬の目をも抜き取るほどの素早さと大胆さを表した言葉で、競争の激しい商売の世界などでよく使われる。

動物のことわざ:「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」

物事や人間関係は実際に経験してみなければ本当のことはわからないという、経験の大切さを教えることわざ。馬はどの馬が自分に合うか乗ってみるまでわからないように、人も付き合ってみて初めてわかるという実践的な教えを示している。

動物のことわざ:「人間万事塞翁が馬」

人生の幸不幸は予測できず、一見不幸に見えることが後に幸運になることもあるという、運命の無常を教えることわざ。中国の故事「塞翁が馬」に由来し、老人の馬が逃げたり戻ったりするたびに吉凶が入れ替わる話から生まれた。

動物のことわざ:「馬を水辺に連れていけても水を飲ませることはできない」

機会や環境を整えることはできても、本人にやる気がなければどうにもならないという教えを示すことわざ。英語のことわざ”You can lead a horse to water, but you can’t make it drink.”が日本語にも取り入れられ、強制の限界を表す際に使われる。

動物のことわざで鳥に関するもの

動物のことわざ:「鶴の一声」

多くの人が意見をぶつけ合っている場で、権威ある人が一言いうことでたちまち決定してしまうことを意味することわざ。鶴の鳴き声が遠くまで響いて他の鳥を圧倒することから、影響力のある人物の一言の重みを表している。

動物のことわざ:「鷹は飢えても穂を摘まず」

志の高い人物は、どんなに苦しい状況に置かれても自分の誇りや信念を曲げないという、高潔な精神を示すことわざ。肉食の鷹はどれほど空腹であっても穀物には手を出さないという習性から、意志の強さと高い志を表す。

動物のことわざ:「雀百まで踊り忘れず」

幼い頃に身についた習慣や癖は、年をとっても変わらないという人間の本質を表すことわざ。雀がいつまでもちょこちょこと動き回る動作を忘れないことに例えており、長年の習慣を変えることの難しさを教えている。

動物のことわざ:「烏合の衆」

統率がとれず、ただ人数だけ集まっているだけで規律のない集団や群衆を指すことわざ。カラスの群れがまとまりなくバラバラに飛び回ることから生まれた表現で、無秩序な集まりを批判的に表す際に使われる。

動物のことわざ:「一石二鳥」

一つの行動や手段によって、同時に二つの利益や目的を達成することを表すことわざ。一つの石を投げて二羽の鳥を同時に落とすという意味から生まれ、効率よく物事を進めた場合の喜びを表現するときによく使われる。

動物のことわざ:「鶏口牛後」

大きな組織の末端に従うよりも、小さな組織のトップに立つ方がよいという教えを示すことわざで、「鶏口となるも牛後となるなかれ」とも言う。牛の後ろより鶏の口(頭)の方がよいという比較から、主体的に生きることの大切さを伝えている。

動物のことわざ:「鳥なき里の蝙蝠」

優れた者がいない場所では、たいした実力もない者が威張り散らすということを表すことわざ。鳥が一羽もいない里では昼行性でない蝙蝠でさえも自由に飛び回れることから、実力者不在の場での凡人の横行を皮肉った表現。

動物のことわざ一覧表

ことわざ意味英語
犬も歩けば棒に当たる行動することで思わぬ幸運や災難に出会うEvery dog has its day.
犬の遠吠え弱い者が安全な場所から強がることBarking dogs seldom bite.
飼い犬に手を噛まれる信頼していた相手に裏切られることBitten by one’s own dog.
犬猿の仲非常に仲が悪く争い合う関係Fight like cats and dogs.
夫婦喧嘩は犬も食わない夫婦の争いに他人が口出しすべきでないLet sleeping dogs lie.
犬は三日飼えば三年恩を忘れないわずかな恩でも感謝を忘れないA dog never forgets a kindness.
負け犬の遠吠え敗れた者が陰でだけ強がることSour grapes.
犬馬の労自分の努力・奉仕をへりくだって言うOne’s humble service.
猫に小判価値がわからない者には何を与えても無駄Cast pearls before swine.
猫の手も借りたい非常に忙しく誰でもよいから手伝ってほしいBe rushed off one’s feet.
猫をかぶる本性を隠しておとなしく見せるWolf in sheep’s clothing.
猫も杓子も誰もかれも、みんながそろってEvery Tom, Dick and Harry.
猫の額非常に狭い土地や場所のことA tiny patch of land.
借りてきた猫よそでおとなしく遠慮がちな様子Meek as a mouse.
猫に鰹節誘惑のそばに弱い者を置くのは危険Set the fox to guard the henhouse.
猫の目のように変わる態度や状況が目まぐるしく変わることChange like the weather.
馬の耳に念仏いくら言い聞かせても全く効果がないTalking to a wall.
馬子にも衣装誰でもよい服を着れば立派に見えるClothes make the man.
馬の骨素性や身元がわからない人への軽蔑A person of unknown origin.
生き馬の目を抜く油断なく素早く立ち回ることQuick as a flash.
馬には乗ってみよ人には添うてみよ実際に経験してみないとわからないYou never know until you try.
人間万事塞翁が馬人生の幸不幸は予測できないEvery cloud has a silver lining.
馬を水辺に連れていけても水を飲ませることはできない本人にやる気がなければどうにもならないYou can lead a horse to water, but you can’t make it drink.
鶴の一声権威ある人の一言で物事が決まることOne word from the boss settles it all.
鷹は飢えても穂を摘まず志の高い人は誇りを曲げないAn eagle doesn’t catch flies.
雀百まで踊り忘れず幼い頃の習慣は年をとっても変わらないYou can’t teach an old dog new tricks.
烏合の衆統率のとれていない規律のない集団A disorganized rabble.
一石二鳥一つの行動で二つの利益を得ることKill two birds with one stone.
鶏口牛後大組織の末端より小組織のトップがよいBetter to be the head of a dog than the tail of a lion.
鳥なき里の蝙蝠優れた者がいない場所で凡人が威張るIn the kingdom of the blind, the one-eyed man is king.
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