神戸大学の総合型選抜に出願および合格するための条件と倍率と対策方法を実際の合格者のデータをもとにして徹底解説します。神戸大学に総合型選抜で合格したいという方向けに具体的な条件やおすすめの併願校ややっておくべきた対策を学年別に解説します。神戸大学の総合型選抜に合格するコツも分野別に解説。神戸大学に合格したいという方はぜひ参考にしてみてください。
神戸大学の総合型選抜・学校推薦型選抜の特徴
神戸大学の総合型選抜の特徴
神戸大学の総合型選抜は志特別選抜と呼ばれており、受験生の志望理由や活動歴を総合的に評価する入試制度です。大学入学共通テストを課さない国公立大学としては珍しい総合型選抜となっています。文学部や法学部をはじめ、多くの学部で実施されており、神戸大学で学びたいという強い意志を持った学生を求めています。
総合型選抜では書類審査や模擬講義レポート、総合問題、面接などを通じて受験生の能力を多面的に評価します。学力だけでなく、主体性や協働性、関心や意欲といった要素も重視されるのが特徴です。第一次選抜と最終選抜の段階的な選抜が行われ、合格した場合は入学を確約する必要があります。
神戸大学の総合型選抜は2019年度から開始され、受験機会を増やすための重要な入試方式として位置づけられています。一般選抜とは異なる基準で評価されるため、自分の強みを活かした受験戦略を立てることができます。志望する分野への深い理解と熱意を示すことが合格への鍵となります。
神戸大学の学校推薦型選抜の特徴
神戸大学の学校推薦型選抜は経済学部や経営学部、医学部、国際人間科学部で実施されています。総合型選抜とは異なり、大学入学共通テストの受験が必須となっており、評定平均4.0以上という明確な基準が設けられています。高校での学びを重視した選抜方式です。
学校推薦型選抜では高校からの推薦が必要となり、各校から推薦できる人数に制限があります。経済学部と国際人間科学部は1校2名まで、経営学部は1校1名までとなっています。合格した場合は必ず入学することが条件となるため、併願戦略には十分な注意が必要です。
選抜方法は学部によって異なりますが、共通テストの成績と調査書、推薦書、自己推薦書などの書類審査が基本となります。国際人間科学部グローバル文化学科では英語資格のスコアも評価対象となり、TOEFLiBT65点以上またはIELTS6.0以上が求められます。
神戸大学の総合型選抜・学校推薦型選抜に必要な英語資格
神戸大学の総合型選抜では多くの学部で英語資格が出願条件として設定されています。工学部建築学科では英検準1級以上、TOEICLアンドR750点以上、TOEFLiBT80点以上のいずれかが求められます。理学部生物学科や惑星学科でも同様の英語資格基準があり、早期からの資格取得が重要です。
国際人間科学部環境共生学科の総合型選抜では英検準1級以上、TOEICLアンドR750点以上、TOEFLiBT80点以上のいずれかの取得が条件の一つとなっています。これらの資格は出願要件の複数の条件のうち一つを満たせば良い場合もありますが、可能な限り高いスコアを取得しておくことが推奨されます。
学校推薦型選抜においても英語資格が重視されており、特に国際人間科学部グローバル文化学科ではTOEFLiBT65点以上またはIELTS6.0以上のスコアが必須です。高校2年生のうちから計画的に英語資格試験の対策を進め、必要なスコアを確保しておくことが神戸大学の総合型選抜や学校推薦型選抜での合格につながります。
神戸大学の総合型選抜を実施している学部と条件
神戸大学文学部
神戸大学文学部人文学科では志特別選抜として総合型選抜を実施しており、募集人員は3名です。出願条件は調査書における全体の学習成績の状況が4.0以上であることが必須となります。合格した場合は入学を確約できる者という条件もあります。
選抜方法は書類審査と模擬講義レポート、総合問題、小論文、面接口頭試問により多面的に評価されます。第一次選抜では書類審査と模擬講義レポート、総合問題の結果を総合して合格者を決定し、最終選抜では小論文と面接口頭試問が課されます。文学部では言葉や文化、人間の行動、歴史や社会に対する幅広い関心と好奇心を持っている学生を求めています。
神戸大学法学部
神戸大学法学部法律学科の志特別選抜では募集人員3名で総合型選抜を実施しています。出願条件として全体の学習成績の状況が4.0以上であることが求められ、文学部と同様に合格した場合は入学を確約できることが必要です。法学部での勉学を強く志望する意志が重視されます。
選抜は書類審査と模擬講義レポート、総合問題、小論文、面接口頭試問により行われます。法学部では社会における様々な問題に関心を持ち、法的思考力を身につけようとする学生を求めています。論理的思考力や表現力も評価の重要なポイントとなっています。
神戸大学理学部
神戸大学理学部では生物学科と惑星学科で総合型選抜を実施しています。生物学科の募集人員は3名で、全体の学習成績の状況4.0以上、かつ数学と理科それぞれ4.5以上という高い評定平均が求められます。自然科学分野での特筆すべき活動実績も評価対象となります。
惑星学科の募集人員は2名で、数学や理科全科目の評定平均値が4.5以上であること、または自然科学分野で特筆する資質能力を持っていること、あるいは英検準1級以上やTOEICLアンドR750点以上、TOEFLiBT80点以上のいずれかの条件を満たす必要があります。選抜方法は小論文と面接、調査書による総合的な評価となります。
神戸大学工学部
神戸大学工学部建築学科では志特別選抜として募集人員2名で総合型選抜を実施しています。出願条件として全国レベルの科学的大会での入賞や高校での課題研究実績、TOEICLアンドRやTOEFLiBTの受験または海外研修留学経験、リーダーシップ経験や社会貢献活動のいずれかに該当することが求められます。
また英語や数学、物理、化学の評定の平均値が4.0以上であること、または自然科学分野での大会出場経験、あるいは英検準1級以上やTOEICLアンドR750点以上、TOEFLiBT80点以上のいずれかの条件を満たす必要があります。選抜はレポートと総合問題、面接口頭試問により行われ、工学的な思考力と実践力が評価されます。
神戸大学国際人間科学部
神戸大学国際人間科学部では発達コミュニティ学科と環境共生学科で総合型選抜を実施しています。発達コミュニティ学科には身体表現型と美術型があり、それぞれ実技試験と調査書、筆記試験による選抜が行われます。身体表現文化や美術文化全般に対する関心の深さと理解力が問われます。
環境共生学科の総合型選抜理数系では数学2や数学3、数学A、数学B、数学Cおよび理科2科目以上の履修が必要です。高校で行った理数系の課題研究や自然科学的研究活動の経験が評価されます。選抜は面接と調査書により行われ、環境問題への関心と理数系の基礎学力が重視されます。
神戸大学医学部
神戸大学医学部では保健学科の各専攻で志特別選抜を実施しています。看護学専攻や検査技術科学専攻、理学療法学専攻、作業療法学専攻でそれぞれ総合型選抜が行われており、医療分野への強い関心と適性が求められます。評定平均や活動実績などの出願条件は専攻によって異なります。
選抜方法は書類審査と模擬講義レポート、総合問題、面接などにより多面的に評価されます。医学部では医療を通じて社会に貢献したいという強い意志を持ち、チーム医療を実践できるコミュニケーション能力を備えた学生を求めています。
神戸大学農学部
神戸大学農学部食料環境システム学科生産環境工学コースでは志特別選抜を実施しています。農学分野での研究や実践活動に興味を持ち、食料生産や環境保全に関する課題解決に取り組む意欲のある学生を求めています。工学的手法を応用して21世紀の食料生産を支える学問を学びたい学生が対象です。
選抜は書類審査と模擬講義レポート、総合問題、研究能力審査により行われます。第一次選抜では募集人員の2倍程度の合格者を決定し、最終選抜で最終合格者を決定します。自然科学分野での研究活動や課題研究の実績が評価対象となります。
神戸大学海洋政策科学部
神戸大学海洋政策科学部では海洋政策科学科の海技ライセンスコースで志特別選抜を実施しています。航海学領域と機関学領域があり、海洋に関する深い関心と専門的な技術を身につけたい学生を求めています。海事分野でのキャリアを目指す強い意志が重視されます。
選抜は書類審査と模擬講義レポート、総合問題、プレゼンテーション、面接口頭試問により学生の得意とする分野や最も力を入れてきた活動とその成果を評価します。海洋政策や海事技術への関心と理解、そして実践的なスキルが求められます。
神戸大学の学校推薦型を実施している学部と条件
神戸大学経済学部
神戸大学経済学部経済学科の学校推薦型選抜では募集人員が設定されており、1校2名までの推薦が可能です。出願条件として全体の学習成績の状況が4.0以上であることが必須となります。大学入学共通テストの受験も必要で、合格した場合は必ず入学することを確約できる者という条件があります。
選抜方法は大学入学共通テストの成績と調査書、推薦書、自己推薦書の内容により総合的に評価されます。調査書の配点は240点と高く、高校での学習成績が重視されています。経済学部では経済や社会の諸問題に関心を持ち、論理的思考力と分析力を備えた学生を求めています。
神戸大学経営学部
神戸大学経営学部経営学科の学校推薦型選抜では1校1名までの推薦となっており、出願条件として全体の学習成績の状況が4.0以上であることが求められます。大学入学共通テストの受験が必須で、合格した場合は必ず入学することを確約できる者という条件もあります。
選抜は大学入学共通テストの成績と調査書により評価されます。調査書の配点は100点で、高校での学習態度や活動実績も評価対象となります。経営学部では組織や経営に関する問題に関心を持ち、グローバルな視点で物事を考えることができる学生を求めています。
神戸大学医学部保健学科
神戸大学医学部保健学科では看護学専攻や検査技術科学専攻、理学療法学専攻、作業療法学専攻で学校推薦型選抜を実施しています。各専攻で1校2名までの推薦が可能で、全体の学習成績の状況が4.0以上であることが出願条件となります。志望理由書と活動報告書の提出も必要です。
選抜方法は大学入学共通テストの成績と面接、調査書により評価されます。面接と調査書はそれぞれ100点の配点となっており、医療分野への適性とコミュニケーション能力が重視されます。医学部保健学科では医療を通じて社会に貢献したいという強い意志を持った学生を求めています。
神戸大学国際人間科学部グローバル文化学科
神戸大学国際人間科学部グローバル文化学科の学校推薦型選抜では1校2名までの推薦が可能です。全体の学習成績の状況が4.0以上であることに加え、TOEFLiBT65点以上またはIELTS6.0以上のスコアを持つ者という英語資格の条件があります。日本語と英語の両方で志望理由書を作成する必要があります。
選抜は大学入学共通テストの成績と面接、調査書、英語資格により評価されます。面接は150点、調査書は50点、英語資格は400点と英語力が高く評価されます。グローバル文化学科では異文化への深い理解と高い語学力を持ち、国際社会で活躍したいという意欲のある学生を求めています。
神戸大学志望におすすめの総合型選抜の対策スケジュール
神戸大学の総合型選抜を目指す場合、高校2年生の夏休みから対策を開始することが理想的です。この時期から準備を始めれば評定平均を上げる時間や活動実績を積む時間、英語資格を取得する時間を十分に確保できます。自己分析を深めながら志望分野への理解を深めていくことが重要です。
高校3年生の4月から6月にかけては志望理由書や活動報告書の作成準備を本格的に進めます。神戸大学の各学部のアドミッションポリシーを深く理解し、自分の活動実績や学びをどのように結びつけるかを考えます。6月には募集要項が配布されるため、出願条件や選抜方法を確認して対策を調整します。
7月から8月にかけては志望理由書と活動報告書を完成させ、模擬講義や総合問題、面接の対策を本格化させます。9月から10月にかけて出願と選抜が行われるため、夏休みの間に準備を整えておくことが合格への鍵となります。一般選抜の準備も並行して進めながら効率的な時間配分を心がけることが大切です。
神戸大学志望に総合型選抜で合格するコツ
神戸大学志望の総合型選抜合格に向けた資格対策
神戸大学の総合型選抜では英語資格が出願条件となっている学部が多いため、高校2年生のうちから計画的に資格試験対策を進めることが重要です。英検準1級やTOEICLアンドR750点以上、TOEFLiBT80点以上のいずれかを目標に設定し、継続的な学習を行います。
資格対策と一般入試の勉強、総合型選抜の準備を並行して進める必要があるため、効率的な時間配分が求められます。英語資格は一度取得すれば複数の入試方式で活用できるため、早期に必要なスコアを確保しておくことで後の負担を大幅に軽減できます。過去問演習や模擬試験を活用しながら実力を高めていきます。
学部によっては評定平均4.5以上という高い基準が設けられているため、普段の定期テストから真剣に取り組むことが大切です。特に数学や理科の評定が重視される理系学部では、関連科目での高い成績を維持することが合格への必須条件となります。
神戸大学の総合推薦型・学校推薦型の合格に向けた事前書類準備
志望理由書と活動報告書は神戸大学の総合型選抜において最も重要な書類の一つです。なぜ神戸大学のその学部で学びたいのか、大学で何を研究したいのか、将来どのような貢献をしたいのかを具体的に記述する必要があります。単なる憧れではなく、明確な目的意識と計画性を示すことが求められます。
活動報告書では高校時代に取り組んだ課題研究やボランティア活動、部活動などの実績を記載します。ただし実績を並べるだけでなく、その活動を通じて何を学び、どのような課題を発見し、それを大学でどう研究につなげたいのかを論理的に説明することが重要です。
書類作成では必ず複数回の添削を受けることが推奨されます。高校の先生や専門塾の講師など、総合型選抜に詳しい人からフィードバックをもらいながらブラッシュアップしていきます。神戸大学が求める学生像と自分の強みを適切にマッチングさせた書類を作成することが合格への鍵です。
神戸大学の総合推薦型・学校推薦型の合格に向けた対策
神戸大学の総合型選抜では模擬講義レポートや総合問題、面接口頭試問など多様な選抜方法が用いられます。模擬講義レポートでは講義を聴いて内容を正確に理解し、自分の考えを論理的に表現する力が求められます。日頃から新聞やニュースに触れ、社会問題について考える習慣をつけることが大切です。
総合問題では志望分野に関する基礎的な知識と思考力、表現力が評価されます。過去の出題傾向を研究し、どのような問題が出されるのかを把握しておくことが重要です。制限時間内に論理的な文章を書く練習を繰り返し行い、自分の考えを明確に伝える力を養います。
面接口頭試問では志望理由や活動実績について深く掘り下げた質問がされます。丸暗記ではなく自分の言葉で語れるよう準備し、予想外の質問にも柔軟に対応できる力を身につけます。複数の人と模擬面接を行い、話し方や立ち居振る舞いも含めて練習することが合格につながります。
神戸大学の総合型選抜に落ちる原因
神戸大学の総合型選抜に落ちる最も大きな原因は志望理由の不明確さです。なぜ神戸大学でなければならないのか、その学部で何を学びたいのかが具体的に示されていない場合、書類審査の段階で不合格となる可能性が高くなります。表面的な志望理由ではなく、深い理解に基づいた説得力のある内容が求められます。
活動実績の質が不十分であることも不合格の原因となります。ただ活動に参加したという事実を並べるだけでなく、その活動を通じて何を学び、どのような課題を発見し、それを大学でどう研究につなげたいのかを示す必要があります。活動と志望分野の関連性が弱い場合も評価が低くなります。
評定平均や英語資格などの出願条件を満たしていても、面接や総合問題での準備不足により不合格となるケースもあります。神戸大学の総合型選抜では多面的な評価が行われるため、書類だけでなく実際の試験でも高いパフォーマンスを発揮する必要があります。一般入試の準備と並行しながらバランスよく対策を進めることが大切です。
神戸大学の総合型選抜に関するよくある質問
神戸大学の総合型選抜は評定平均が低くても合格できますか
神戸大学の総合型選抜では多くの学部で評定平均4.0以上という出願条件が設定されています。理学部の一部学科では数学や理科で4.5以上という高い基準が求められるため、評定平均が低い場合は出願自体ができません。出願条件を満たすことが第一歩となります。
神戸大学の総合型選抜と一般入試の併願は可能ですか
神戸大学の総合型選抜は一般入試との併願が可能です。総合型選抜の結果が出た後も一般入試の準備を続けることができるため、複数の受験機会を確保できます。ただし学校推薦型選抜は合格した場合必ず入学することが条件となるため、併願戦略には注意が必要です。
神戸大学の総合型選抜の倍率はどのくらいですか
神戸大学の総合型選抜の倍率は学部や年度によって異なりますが、一般的に2倍から4倍程度となっています。募集人員が少ないため競争率は高めですが、適切な準備を行えば合格の可能性は十分にあります。過去の入試結果を参考に対策を立てることが重要です。
神戸大学の総合型選抜は部活動の実績が必要ですか
神戸大学の総合型選抜では部活動での全国大会出場などの華々しい実績が必ずしも必要というわけではありません。工学部建築学科では全国レベルの科学的大会での入賞や課題研究実績、リーダーシップ経験などの条件がありますが、いずれか一つを満たせば良い場合もあります。重要なのは活動を通じて何を学び、どう成長したかです。
神戸大学の総合型選抜の面接ではどのようなことを聞かれますか
神戸大学の総合型選抜の面接では志望理由や活動実績、将来の目標などについて深く掘り下げた質問がされます。志望理由書や活動報告書に書いた内容について詳しく説明を求められることが多いため、書類の内容を十分に理解し、自分の言葉で語れるよう準備することが大切です。
神戸大学の総合型選抜の準備はいつから始めるべきですか
神戸大学の総合型選抜の準備は高校2年生の夏休みから始めることが理想的です。評定平均を上げる時間、活動実績を積む時間、英語資格を取得する時間を確保できるからです。高校3年生の春からでも十分間に合いますが、早期から準備を始めるほど余裕を持った対策ができます。
以上が神戸大学の総合型選抜に関する詳しい情報です。神戸大学の総合型選抜は適切な準備と対策を行えば、一般入試とは異なる評価軸で合格を目指すことができる重要な受験機会です。早期から計画的に準備を進め、自分の強みを最大限にアピールすることで合格の可能性を高めることができます。



