IELTSの受験料と値段を解説します。最新のIELTSの受験料からペーパー版とコンピュータ版の料金差、IELTS for UKVIの料金、キャンセルポリシーや割引情報まで具体的に解説します。
IELTSを受験しようと思ったとき、最初に気になるのは受験料がいくらかかるかという点ではないでしょうか。
IELTSの受験料は2025年9月1日に改定があり、現在は以前と異なる料金体系になっています。
今回はIELTSの受験料の最新情報を中心に、運営団体ごとの特徴やキャンセルポリシー、他の英語試験との比較まで詳しく説明します。
IELTSの受験料はいくら?最新の値段一覧
IELTSの受験料はアカデミックもジェネラルも27,500円
IELTSの受験料は2025年9月1日の改定以降、IELTSアカデミック版もジェネラルトレーニング版も統一されており、税込27,500円となっています。
以前はペーパー版とコンピュータ版で料金が異なる場合もありましたが、現在はどちらの形式を選んでも同じ値段で受験することができます。
IELTSを受験する目的が留学であれ移住であれ、まずはこの27,500円という受験料を基準に費用計画を立てることが大切です。
IELTSの受験料はペーパー版とコンピュータ版で同じ値段
IELTSにはペーパーベーステスト(PBT)とコンピュータデリバードテスト(CDT)の2種類の受験形式があります。
2025年9月1日以降はどちらの形式でも受験料は同じ27,500円(税込)となっており、形式によって料金が変わることはありません。
コンピュータ版はタイピングに慣れている方や結果を早く知りたい方に向いており、ペーパー版は手書きに慣れている方に向いています。費用は同じですので、自分の得意な形式を選ぶことができます。
IELTSの受験料の改定の経緯と変更点
IELTSの受験料が改定前と改定後で変わった値段
2025年8月31日以前のIELTSの受験料は、運営団体によって若干異なる料金設定になっていました。
British Councilではペーパー版が25,380円、コンピュータ版が27,500円でした。英検協会ではペーパー版もコンピュータ版も25,380円という同一料金でした。IDPではペーパー版が25,380円、コンピュータ版が26,400円という設定でした。
改定後は全ての運営団体で27,500円に統一されたため、以前よりペーパー版の値段が上がった形になっています。受験を検討している方は、申込日によって適用される料金が変わる点に注意が必要です。
IELTSの受験料が統一された背景
IELTSの受験料が全団体で統一された理由として、受験者がどの団体で申し込んでも同じ試験内容を同じ条件で受けられるという公平性の確保が挙げられます。
以前は団体によって料金が異なるため、少しでも安い団体を選ぼうとする受験者が多くいました。こうした状況を改善し、受験者が試験会場の利便性や運営団体のサービス内容を基準に申込先を選べるようにするという意図があったとされています。
受験料の申込日基準というルールも重要です。試験日ではなく申込日の時点で適用される料金が決まるため、改定前日までに申し込めば旧料金が適用されるというケースもありました。今後の料金改定の際も同じルールが適用される見込みです。
IELTS for UKVIの受験料と通常IELTSの値段の違い
IELTS for UKVIの受験料は31,900円
IELTS for UKVIは英国ビザ・移民局が認めた特別なIELTSで、英国への留学や移住を目的とするビザ申請に使用するものです。
通常のIELTSの受験料が27,500円なのに対し、IELTS for UKVIの受験料は31,900円(税込)となっており、約4,400円高くなっています。
UKVI版は試験内容は通常のIELTSと同様ですが、英国政府が認定した試験センターでのみ受験可能というルールがあり、試験会場の管理体制がより厳格です。英国のビザ申請目的以外では通常のIELTSで十分ですので、自分の目的に合った種類を選ぶことが大切です。
IELTS Life Skillsの受験料と値段
IELTS Life Skillsは英国ビザ申請を目的とした試験で、通常のIELTSとは異なりリスニングとスピーキングの2技能のみを評価します。
受験料は20,900円(税込)で、通常のIELTSよりも安い値段で受験できます。対象レベルはA1とB1の2種類があり、申請するビザの種類によって必要なレベルが異なります。
IELTS Life Skillsは英国への家族滞在ビザや英国永住権申請などに使用されるもので、留学目的では使えません。自分の目的に合った試験種別を選ぶことで、受験料を無駄にせずに済みます。
IELTSの運営団体別の受験料と値段の比較
British CouncilのIELTS受験料と特徴
British Councilは英国文化交流機関が運営するIELTS試験センターで、全国に複数の試験会場を持っています。
2025年9月1日以降の受験料は通常IELTSが27,500円、IELTS for UKVIが31,900円で他団体と同一です。British Councilは英国系の機関らしく、特に英国留学を目指す受験者からの利用が多い傾向があります。
British Councilのウェブサイトでは受験申込だけでなく、無料の模擬試験や学習リソースも提供されており、受験料の元を取るための学習サポートが充実しています。
英検協会とIDPのIELTS受験料と特徴
英検協会(公益財団法人日本英語検定協会)は英検を運営する国内の機関で、IELTSの公認運営団体でもあります。
国内での知名度が高く、英語試験全般に詳しいスタッフによるサポートが受けやすいという点が強みです。受験料は他団体と同じく27,500円(税込)です。JSAFやバークレーハウスといった他の試験センターもIELTSの公認試験センターとして活動しており、受験料はいずれも統一価格の27,500円です。
IDPは国際的な教育機関で、オーストラリア・カナダ・ニュージーランドなどへの留学を検討している方からの利用が多く見られます。IDPの公式サイトでは試験結果の確認や追加スコア送付の手続きも簡単に行えます。
IELTSの受験料の支払い方法
IELTSの受験料をクレジットカードで支払う方法
IELTSの受験料はオンライン申込の場合、クレジットカードで支払うのが最も一般的な方法です。
VISA、Mastercard、JCBなどの主要なカードが利用できる場合が多く、申込と同時にオンライン決済が完了するため手続きがスムーズです。クレジットカードのポイントが貯まるというメリットもありますので、ポイント還元率の高いカードを使うことで実質的なコストを少し抑えることができます。
申込後のキャンセルに備えて、返金がどのカードに戻るかを確認しておくことも大切です。返金処理には一定の日数がかかることがありますので、余裕を持って手続きを行うようにしてください。
IELTSの受験料をコンビニやその他の方法で支払う方法
オンライン申込の場合、コンビニ払いに対応している団体もあります。コンビニ払いを選択すると、申込後に発行された番号を持参してコンビニで支払う流れになります。
ただし支払い期限が設けられていることが多く、期限内に支払いを完了しないと申込が自動的にキャンセルされる場合があります。コンビニ払いを選ぶ際は支払い期限を必ず確認してください。
銀行振込に対応している団体では、振込手数料が別途かかる場合があります。支払い方法ごとに注意事項が異なりますので、申込前に各運営団体の公式サイトで確認することをおすすめします。
IELTSの受験料のキャンセルポリシーと返金について
IELTSの受験料の通常キャンセル時の返金額
通常のIELTSのキャンセルポリシーでは、試験日の約5日から6日前までにキャンセルの手続きをすることで、手数料を差し引いた金額が返金されます。
手数料は6,000円から6,300円程度が差し引かれるケースが多く、残りの金額が返金されます。27,500円の受験料から6,000円の手数料が引かれた場合、約21,500円が戻ってくる計算になります。
British Councilでは受験料の75%が返金されるというポリシーを採用しており、75%の返金額は約20,625円となります。キャンセル期限を過ぎてしまうと返金が受けられない場合がありますので、申込後は試験日を必ずカレンダーに記録しておくことが大切です。
IELTS for UKVIの受験料のキャンセル時の返金額
IELTS for UKVIのキャンセルポリシーは通常IELTSよりも細かく段階が設けられています。
試験日の15日以上前にキャンセルした場合は受験料の75%が返金され、31,900円の75%は約23,925円となります。試験日の3日から14日前のキャンセルでは受験料の50%が返金され、約15,950円の返金となります。試験日の2日以内のキャンセルでは25%のみの返金となり、約7,975円しか戻ってきません。
このようにキャンセルのタイミングが遅くなるほど返金額が減っていくため、受験をやめる場合はなるべく早めに手続きを行うことが損失を抑えるうえで重要です。
IELTSの受験料を安くする方法と割引情報
IELTSの受験料の割引キャンペーン情報
IELTSの受験料は全団体で統一されているため、定期的な割引キャンペーンは基本的に実施されていません。
ただし、各運営団体が不定期にプロモーションを行うことがあり、特定の期間内に申し込むと特典が付くケースがあります。たとえば受験料の一部がポイントとして還元されたり、公式の教材が割引価格で購入できるキャンペーンが行われたりすることがあります。
各団体の公式サイトやメールマガジンに登録しておくことで、最新のキャンペーン情報をいち早く入手することができます。受験を考えているなら今すぐ公式サイトをチェックする習慣をつけることをおすすめします。
IELTSの受験料を抑えるためのプロモコード活用法
一部の英語スクールや学習サービスが提携しているケースでは、プロモーションコードを使って申込時に特典が受けられることがあります。
ただし公式のIELTS受験料そのものが割引になるケースは非常に限られており、プロモコードによる特典はアクセサリ的な内容が多いです。受験料を節約したいなら、一度の受験で目標スコアに達することが最も効果的な節約方法です。
受験を重ねるたびに27,500円の費用がかかりますので、事前の対策に十分な時間をかけて一発合格を目指すことが長期的に見て最も賢い選択となります。
IELTSの受験料に含まれるものと追加費用
IELTSの受験料に含まれる成績証明書の送付
IELTSの受験料27,500円には、試験日から33日以内に申請した場合、最大5通までの成績証明書の無料送付が含まれています。
合格通知や成績証明書は大学や機関に提出が必要なことが多く、この5通の無料枠を有効活用することでコストを抑えることができます。志望する学校や機関が決まっている場合は、試験直後から33日以内に証明書の送付申請をしておくことが大切です。
6通目以降の追加送付には1通につき1,200円の費用がかかります。多くの機関への提出が必要な場合は追加費用が発生しますので、あらかじめ必要な通数を把握しておきましょう。
IELTSの受験料以外にかかる追加費用と値段
IELTSを受験する際には受験料以外にもいくつかの費用が発生する場合があります。
採点結果に納得がいかない場合には採点再確認(EOR: Enquiry on Results)と呼ばれる申請を行うことができますが、この手続きには別途費用がかかります。再採点の結果スコアが上がった場合は費用が返金される団体もありますが、事前に各団体の規定を確認してください。
試験会場への交通費や、当日の宿泊が必要な場合の宿泊費なども受験にかかる総費用として考えておく必要があります。また受験対策のための教材費や予備校の受講料なども含めると、IELTSにかかるトータルの費用はそれなりの金額になりますので、早めに費用計画を立てることが大切です。
IELTSの受験料と他の英語試験の値段を比較
IELTSの受験料とTOEFLの値段の比較
IELTSとともに国際的に広く知られている英語試験としてTOEFLがあります。IELTSの受験料が27,500円であるのに対し、TOEFL iBTの受験料は245米ドルで、為替レートによって変動しますが概ね3万5,000円から4万円前後となることが多いです。
TOEFLはリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4技能を測定する点でIELTSと共通していますが、スピーキングが対面形式ではなくコンピュータへの吹き込み形式となっている点が異なります。
費用の面ではIELTSのほうがやや安く受験できることが多いです。ただし受験料だけで試験を選ぶのではなく、志望する学校や機関がどちらのスコアを受け付けているかを確認したうえで選択することが大切です。
IELTSの受験料と英検やTOEICの値段の比較
英検(実用英語技能検定)は国内で広く認知されている英語試験で、受験料は級によって異なります。英検1級の受験料は11,800円、英検準1級は9,800円となっており、IELTSの27,500円と比べるとかなり安く受験できます。
TOEICの受験料は1回あたり7,810円で、英検とIELTSのいずれと比べても安価です。国内での就職活動や社内の語学評価に使う場合はTOEICが広く使われていますが、海外留学やビザ申請を目的とする場合はIELTSのスコアが必要となるケースが多いです。
コスト面だけを見るとTOEICや英検のほうが断然安くなりますが、国際的な通用性ではIELTSが優位な場面が多くあります。自分の目的に合わせて最適な試験を選ぶことが費用対効果を高めることにつながります。
IELTSの受験料に関するよくある質問
IELTSの受験料は申込日と試験日のどちらで決まるか
IELTSの受験料は試験日ではなく申込日で決まります。これは料金改定があった際に特に重要なポイントとなります。
2025年9月1日の料金改定の前日である8月31日までに申し込みを完了していた場合、実際の試験が9月以降であっても旧料金が適用されたケースがありました。今後も料金改定があった際には申込日に注意することで、有利な料金で受験できる可能性があります。
ただし受験の申込をする際には試験の準備が十分できているかを最優先に考えることが大切です。安い料金につられて準備不足のまま受験しても良い結果は出ませんので、学習の進捗に合わせて申込タイミングを決めることをおすすめします。
IELTSの受験料の領収書の発行方法
IELTSの受験料の領収書が必要な場合は、申込時に利用した運営団体の公式サイトからマイページにログインして発行手続きを行います。
多くの場合、申込完了メールが領収書の代わりとして使用できますが、正式な書類として領収書が必要な場合は別途申請が必要なケースがあります。会社の研修費用や学習費用の経費申請などで領収書が必要な場合は、申込時や受験後の早い段階で各団体のサポートに問い合わせておくことをおすすめします。
学生の場合は奨学金や補助金の申請に受験料の証明書が必要になることもありますので、受験後は関連書類をまとめて保管しておく習慣をつけておくと安心です。
IELTSの受験料を無駄にしないためのおすすめの対策スケジュール
IELTSの受験料に見合う成果を出すための1ヶ月目から2ヶ月目のスケジュール
IELTSの受験料27,500円を無駄にしないためには、受験前から計画的な対策を行うことが不可欠です。
英検準1級の学習メソッドをIELTSに応用した3ヶ月対策では、1ヶ月目は基礎固めに集中することが大切です。1日90分の学習を想定した場合、最初の1ヶ月はリスニングに40%、語彙に30%、ライティングに15%、リーディングに10%、スピーキングに5%の時間を割り当てることが効果的です。Week1から2では毎日のディクテーション練習でリスニング力の土台を作り、IELTS頻出単語1,000語を1日150語から200語のペースで高速反復します。Week3から4ではシャドーイングを1日15分以上継続し、ライティングTask2のエッセイ構成テンプレートを固めます。
2ヶ月目の技能拡張期では、リーディングの比重を25%まで増やし、1日2パッセージを時間を測って解く練習を取り入れます。Cambridge IELTS 19や20といった公式教材を使い、本番に近い形で練習を積み重ねることが得点アップへの近道です。Week7から8ではライティングの演習と添削に力を入れ、Task1とTask2をそれぞれ5問から8問解いて実戦力を高めます。
IELTSの受験料を無駄にしないための3ヶ月目の仕上げスケジュール
3ヶ月目の実戦演習期では、フル模試を2回実施してセクション別のスコアを分析し、弱点を集中的に補強します。
スピーキングの比重をこの時期に20%まで引き上げ、Part1の日常トピックへの回答からPart3の抽象的な議論まで一通り練習します。意見、理由、具体例、まとめの4ステップで答える型を体に染み込ませることがスピーキングスコア向上の鍵です。Week11から12では過去問を1日7問ペースで演習し、接続詞の後の内容に集中するリスニングテクニックを磨きます。
目標バンドスコアに応じて必要な学習量は変わりますが、バンドスコア6.0を目指すなら3ヶ月で達成できる可能性が十分にあります。バンドスコア7.0以上を狙う場合は4ヶ月から6ヶ月の学習期間を確保することが現実的です。Collins IELTS全シリーズやIELTS Advantage: Writing Skillsといった専用教材を活用し、27,500円の受験料に見合うだけの準備を整えてから受験に臨むことが大切です。


