ホームIELTS対策IELTS7.0はTOEIC換算するとどれくらい?スコアを比較して解説! 2026年3月10日 SHARE ポスト シェア はてブ LINE IELTS7.0はTOEICに換算するとスコアは英検何級になるのかを具体的に解説します。またIELTS7.0のスコアが英検5級、英検4級、英検3級、英検準二級、英検2級、英検準一級、英検1級にどれくらいのスコアが該当するのか解説します。さらに実際にIELTS7.0の1次試験、2次試験それぞれリーディング、リスニング、ライティング、面接のレベルもTOEICと比較して解説します。IELTSコーチ 塾長【この記事の監修者:IELTSコーチ塾長竹本明弘】 これまでIELTSで目標スコア達成に向けて小学生から大人まで500名以上の方に対して様々な形で伴走してきました。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングのそれぞれの対策からIELTSでの目標達成に向けて実際にやって良かったことや実際の難易度なども含めてわかりやすく解説します。IELTS7.0のレベルと難易度 IELTS7.0のレベルは、英語を適切に使いこなす能力を持つ上級者とされています。IELTSの公式基準においても、バンドスコア7.0は「Good User(優秀)」と定義されており、複雑な言語表現も概ね理解できるレベルです。 日本人の平均的なIELTSスコアが5.8から5.9程度であることを考えると、IELTS7.0はその平均よりも大きく上回る高いレベルの英語力が求められます。 日常的な英語のやり取りにとどまらず、学術的な内容や専門的なテーマについても英語で意見を述べたり、論述したりできる力が必要です。これはTOEICの上位スコア帯に相当するレベルと考えて良いでしょう。IELTS7.0の難易度はTOEIC換算で上位数%のレベル IELTS7.0の難易度を別の視点から見てみると、このスコアを取得している日本人は全受験者の中でも非常に少数に限られます。 TOEICは国内で年間200万人以上が受験する試験ですが、TOEIC換算で900点以上を取得している人材は全体の上位数%にとどまります。 IELTS7.0に相当するTOEICのスコア帯はおよそ900点から990点の範囲とされており、これを達成するためには相当な学習量と英語の総合力が必要です。IELTS7.0に求められる英語力の特徴 IELTS7.0では4技能、つまりリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングのすべてにおいて高いパフォーマンスが求められます。 特にTOEICと大きく異なる点は、ライティングとスピーキングの能力が直接評価される点です。TOEICのL&R試験ではこの2技能は測定されないため、IELTS7.0の総合力はTOEICスコアよりもはるかに幅広い英語力を示しています。 英検に換算すると英検1級レベルに相当するため、大学受験生にとっては最上位の英語力の目標となるスコアです。 IELTS7.0はTOEIC換算すると何点? IELTS7.0をTOEICに換算するとおよそ900点から990点のスコアに相当します。文部科学省が公表している各資格・検定試験とCEFRとの対照表においても、IELTS7.0はCEFRのC1レベルに該当します。 TOEICでC1レベルに相当するスコア帯は900点以上とされており、IELTS7.0とTOEIC900点以上はほぼ同等の英語力の目安として広く認識されています。 ただし、IELTS7.0とTOEIC900点の間には試験の性質として大きな違いがあります。TOEICはリスニングとリーディングのみを測定する試験であるのに対し、IELTS7.0はスピーキングとライティングも含めた4技能すべてで高いスコアが必要です。IELTS7.0のCEFRレベルはC1 IELTS7.0が該当するCEFR(Common European Framework of Reference for Languages)のレベルはC1です。 CEFRはA1からC2までの6段階で英語力を評価する国際的な基準であり、C1は上から2番目の高いレベルに位置します。 C1レベルでは、幅広いトピックについて流暢かつ即興で自分を表現でき、文章や会話の中で暗示的な意味も把握できる力が求められます。これはTOEICで900点以上を持つ人材と同等の英語運用能力を示しています。IELTS7.0と英検の対応関係 IELTS7.0は英検においては英検1級に相当するレベルとされています。 英検1級の合格率は約10%前後であり、非常に難易度の高い試験です。IELTS7.0と同様に、英検1級も専門的かつ学術的な内容に対応できる高度な英語力が求められます。 英検準一級がCEFRのB2レベル相当であり、その上位にある英検1級がC1レベル相当となるため、IELTS7.0のTOEIC換算スコアおよび英検の対応は以下の関係で整理することができます。 IELTS7.0はTOEIC換算で900点から990点、英検では1級レベル、CEFRではC1に相当する英語力の目安です。 IELTS7.0のリーディングのレベルと難易度をTOEICと比較 IELTS7.0のリーディングセクションでは、40問中30問から31問程度の正解が求められます。これはバンドスコア7.0に対応する正答数であり、全体のおよそ75%以上の正答率が必要になります。 TOEICのリーディングと比較すると、IELTS7.0のリーディングは使用される語彙のレベルや文章のジャンルが大きく異なります。TOEICのリーディングでは主にビジネス場面に関連した文章が出題されますが、IELTSでは学術論文や科学雑誌に近い文章が3パッセージ出題されます。IELTS7.0リーディングに求められる語彙力 IELTS7.0のリーディングで安定したスコアを取るためには、少なくとも8000語から9000語以上の語彙力が必要です。 この語彙レベルはTOEIC900点取得者が持つ語彙力と重なる部分もありますが、IELTSで出題される単語はよりアカデミックな傾向が強いです。 大学受験で使用するターゲット1900やシステム英単語などの単語帳を完全にマスターしたうえで、さらにアカデミックな語彙を追加でインプットすることが、IELTS7.0のリーディング攻略において重要です。IELTS7.0リーディングの時間管理の重要性 IELTSのリーディングセクションは60分で3パッセージ・40問を解く必要があり、1問あたりおよそ1分半で解くペースが求められます。 TOEICのリーディングは75分で100問を解くため、問題の密度や性質が異なります。IELTSの長文は1パッセージあたりおよそ900語の長文を読み解く必要があり、精読と速読の両方を高いレベルで実践できる力が必要です。 パッセージ1には15分から17分、パッセージ2には20分、パッセージ3には23分から25分を目安に時間配分を練習することが、IELTS7.0のリーディングスコア達成への近道です。 IELTS7.0のリスニングのレベルと難易度をTOEICと比較 IELTS7.0のリスニングセクションでは、40問中30問から31問の正解が必要です。これはリスニング全体のおよそ75%以上を正解する力が求められることを意味します。 TOEICのリスニングと比較すると、IELTSのリスニングはイギリス英語やオーストラリア英語のアクセントが多く使用されるため、アメリカ英語に慣れた日本人学習者には難しく感じることがあります。IELTS7.0リスニングと音声の長さ IELTSのリスニングで特に難しいのは、Part3やPart4における長文形式のリスニングです。特にPart4は大学の講義形式の音声で、専門的な内容が続きます。 TOEICのリスニングと比べると、IELTSのリスニング音声は情報量が非常に多く、1つの音源に対して複数の問題が連続して問われる形式です。 IELTS7.0を目指すうえでは、長い音声を聴きながら重要な情報を素早くメモに取るノートテイキングの技術も重要になります。これはTOEICにはない技術であるため、IELTS特有の訓練が必要です。IELTS7.0リスニングの対策法 IELTS7.0のリスニングスコアを安定させるためには、シャドーイングと音読を繰り返すことが最も効果的です。 多くの問題を次々と解くよりも、1つの音源を5回から7回繰り返し音読し、音声と同じスピードで読めるようになることを目標にすることが大切です。 このトレーニングを毎日30分から1時間継続することで、IELTS7.0に必要なリスニング力はTOEICの学習では身につかない英語の聴取力を着実に伸ばすことができます。 IELTS7.0とTOEICをCEFRを軸に比較 IELTS7.0とTOEICをCEFRを軸に比較すると、両者の対応関係を客観的に整理することができます。 CEFRのC1レベルに相当するIELTS7.0はTOEIC換算で900点から990点に相当し、このレベルに達している人は英語を使って複雑なトピックについても自在に意見を述べたり、学術的な文章を読みこなしたりできます。CEFRを通じたIELTSとTOEICの位置づけ CEFRのB2レベルはTOEIC換算でおよそ785点から900点未満とされており、このレベルに相当するのはIELTS6.0から6.5です。 IELTS7.0はその上のC1レベルに位置するため、TOEIC換算でも900点以上という非常に高い英語力が求められることが分かります。 大学受験生の観点からは、IELTSのC1レベルは早慶や国立大学の難関学部の入試英語を大きく超えるレベルであり、英語を武器として大学入試で活用できる最上位の英語力を示しています。IELTS7.0をTOEICと比較するうえでの注意点 IELTS7.0とTOEICを単純に換算する場合、いくつかの点に注意が必要です。 TOEICはリスニングとリーディングの2技能のみを測定する試験であるため、スピーキングとライティングを含む4技能すべてを評価するIELTSとは試験の性質が根本的に異なります。 TOEICで900点を取得していても、英語を書く力や話す力が伴っていなければIELTS7.0には届かないケースも多く、IELTS7.0のTOEIC換算はあくまでも読む力と聴く力の面での目安として理解することが大切です。IELTS7.0は大学の偏差値ではどれくらいのレベル? IELTS7.0は大学受験の偏差値換算でいうと、英語の偏差値70以上に相当するレベルです。これは早稲田大学や慶應義塾大学など偏差値70台の最難関私立大学の英語入試問題を解くことができるレベルとほぼ同等です。 IELTS5.5が偏差値60程度のMARCHレベルに相当するとされているのに対し、IELTS7.0はそれよりもさらに高い偏差値70以上の英語力が必要です。IELTS7.0と難関大学入試英語との比較 IELTS7.0のリーディングに使われる長文の難易度は、早稲田大学や東京大学の英語入試問題と同等かそれ以上の語彙力と読解力が求められます。 大学受験の共通テストと比較した場合、IELTS7.0のレベルは共通テストのリスニング・リーディングがほぼ満点に近い力を持ちながら、さらに高度なライティングとスピーキングの力も兼ね備えた英語総合力を示しています。 そのため、大学受験生がIELTS7.0を取得することは非常に高い目標であり、達成した場合には国内の大学入試においてほぼすべての大学の英語試験で大きなアドバンテージを得ることができます。高校生がIELTS7.0を目指すために必要なこと 高校生がIELTS7.0を目指すためには、まず英検準一級レベルの語彙力と英文読解力を土台として確立することが最初のステップです。 その上でIELTS特有のアカデミック英語に対応するための語彙拡充と、ライティングおよびスピーキングの訓練を継続的に行うことが必要です。 一般的に、英検2級合格レベルからIELTS7.0を達成するためには1年から2年の継続的な学習が必要とされており、早い段階から目標を持って計画的に取り組むことが大切です。IELTS7.0とTOEICのスコアを徹底比較 以下にIELTS7.0に関連するTOEICスコア・英検の級・CEFRレベルの対応表を示します。 なお、下記の情報は文部科学省の資料やIELTS公式の換算目安をもとにした参考値です。公式な換算表は存在しないため、あくまでも目安として活用してください。 TOEICスコアが550点から600点の場合、該当する英検の級は英検2級であり、CEFRはB1の基礎レベルに相当します。 TOEICスコアが600点から740点の場合、該当する英検の級は英検2級から英検準一級の間であり、CEFRはB1からB2の中級レベルに相当します。 TOEICスコアが740点から900点の場合、該当する英検の級は英検準一級から英検1級の間であり、CEFRはB2からC1の中上級レベルに相当します。 TOEICスコアが900点から990点の場合、該当する英検の級は英検1級であり、CEFRはC1の上級レベルに相当します。これがIELTS7.0に対応するスコア帯です。 TOEICスコアが990点満点を超えるレベル、つまり英語力がさらに高い場合はCEFRのC2レベルに相当し、これはIELTS8.0以上のスコアに相当します。 IELTS7.0を取得するためには、TOEICの学習だけでは不十分であることを理解しておくことが重要です。 TOEICは主にビジネスシーンでの英語運用を測定するのに対し、IELTS7.0では学術的な文章の読解や長い講義形式の音声のリスニング、さらには250語以上のエッセイを書く力と面接官と議論できるスピーキング力が必要です。 TOEIC換算で900点以上の実力を持つ人が改めてIELTS対策を行うことで、IELTS7.0に手が届く可能性は十分にあります。しかし、IELTS特有の試験形式に慣れるための練習は必ず必要です。IELTS7.0に関するよくある質問IELTS7.0はTOEIC換算で何点ですか? IELTS7.0はTOEICのL&R換算でおよそ900点から990点に相当します。CEFRのC1レベルに位置するスコアであり、TOEICでも上位数%に入る非常に高いスコア帯です。ただし、TOEICは4技能を測定しないため、あくまでも読む・聴く力の面での換算目安として理解することが大切です。IELTS7.0は英検で何級に相当しますか? IELTS7.0は英検1級に相当するレベルです。英検1級はCEFRのC1レベルに対応しており、IELTS7.0も同じC1レベルに位置します。英検1級の合格率はおよそ10%前後であり、非常に高い英語力が求められる試験です。大学受験の観点では最上位の英語資格として大きなアドバンテージになります。IELTS7.0取得のためにTOEIC対策は役立ちますか? TOEIC対策はIELTSのリスニングとリーディングの基礎力を高める上で一定の効果があります。しかし、IELTS7.0を目指すためにはTOEICでは測定されないライティングとスピーキングの対策が必須です。TOEICで高得点を目指しながら並行してIELTS特有のエッセイライティングやスピーキング練習を行う学習計画が効果的です。IELTS7.0は大学受験に有利に働きますか? IELTS7.0は非常に高いスコアであるため、大学受験においては英検1級と同等の優遇を受けられる大学が多くあります。早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学などの最難関私大でも、英語試験の得点換算や科目免除などの優遇措置が受けられる可能性があります。志望校がIELTSをどのように扱っているか、各大学の公式HPで必ず確認することをおすすめします。IELTS7.0とTOEICの難易度はどちらが高いですか? IELTS7.0の方がTOEICよりも難易度は高いと言えます。理由は大きく2つあります。1つ目はIELTSがリスニング・リーディングに加えてライティングとスピーキングの4技能すべてを評価する点です。2つ目はIELTSで使用される語彙や文章がTOEICよりもアカデミックで専門的な傾向にある点です。TOEICで900点以上を持っていても、IELTS特有の形式に慣れるための追加学習は必ず必要になります。IELTS7.0を取得するためにどのくらい勉強時間が必要ですか? 出発点となる英語レベルによって必要な時間は異なりますが、英検準一級レベルからIELTS7.0を目指す場合には半年から1年程度の集中的な学習が目安とされています。毎日2時間から3時間の学習を継続しながら、リスニングの音読練習・語彙強化・ライティングの添削・スピーキングの練習という4つの柱をバランスよく鍛えることが大切です。特にライティングの添削は定期的にプロから受けることで、短期間でのスコアアップが期待できます。IELTS7.0の勉強で特に重視すべきことは何ですか? IELTS7.0を目指すうえで最も重視すべきことは語彙力の強化とライティング力の向上です。語彙力は4技能すべての基盤となるため、毎日継続的に単語を学ぶことが合格への近道です。またライティングはTOEICでは測定されないためゼロから対策が必要であり、エッセイの構成テンプレートを覚えて定期的に添削を受けることで着実にスコアを上げることができます。