
【この記事の監修者:IELTSコーチ塾長竹本明弘】
これまでIELTSで目標スコア達成に向けて小学生から大人まで500名以上の方に対して様々な形で伴走してきました。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングのそれぞれの対策からIELTSでの目標達成に向けて実際にやって良かったことや実際の難易度なども含めてわかりやすく解説します。
IELTS6.5のレベルと難易度を英検・TOEIC・TOEFLと徹底比較!リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの各セクション別に詳しく解説します。
IELTS6.5のレベルは大学上級レベルの英語力が求められる試験です。
IELTS6.5は海外の大学院進学や専門職を目指す方に広く求められるスコアであり、日本人受験者にとってはかなり高い目標となっています。
この記事ではIELTS6.5のレベルと難易度を、英検やTOEIC、TOEFLといった他の英語資格と丁寧に比較しながら解説していきます。
IELTS6.5のレベルと難易度
IELTS6.5のレベルはCEFRでB2からC1に相当します。
これは英検でいうと準1級から1級の間のレベルに位置しており、日本人にとって決して簡単ではない英語力が求められます。
IELTSの公式データによると、日本人受験者のアカデミックモジュールの平均スコアは5.8から5.9程度のため、IELTS6.5はその平均スコアを大きく上回るレベルと言えます。
IELTS6.5の難易度を別の角度から見ると、TOEICのL&R換算では約800点から900点程度に相当します。
TOEICで800点以上を取るには相当な語彙力と読解力が必要であり、さらにIELTS6.5ではスピーキングやライティングも加わるため、より総合的な英語力が問われます。
また語彙力の観点では、IELTS6.5の取得には約8000語から9000語レベルの英単語の習得が求められると言われています。
ielts6.5のリスニングのレベルと難易度を英検と比較
IELTS6.5のリスニングのレベルは、英検でいうと準1級から1級の間のリスニング力が必要です。
IELTSのリスニングはPart1からPart4の4つのパートで構成されており、日常会話から学術的な講義まで幅広い内容が出題されます。
特にPart4では大学の講義形式の音声が出題されるため、専門的な内容を聞き取る力が求められます。
英検準1級のリスニングはパート1からパート3で構成されており、社会性の高い内容の会話や説明文を聞いて理解する力が問われます。
英検準1級のリスニングと比較すると、IELTS6.5のリスニングは音声の長さと使われる語彙のレベルが大きく異なります。
またIELTSでは主にイギリス英語やオーストラリア英語のアクセントが使われるため、アメリカ英語に慣れている日本人にとってはさらに難しく感じられることがあります。
ielts6.5のリスニングのレベルと難易度をTOEICと比較
IELTS6.5のリスニングのレベルはTOEICのリスニングでおおよそ400点以上に相当します。
TOEICのリスニングは主に短い会話や説明文が出題されるのに対し、IELTS6.5のリスニングでは10分前後に及ぶ長い講義形式の音声も出題されます。
そのためTOEICのリスニングで高得点を取れる方でも、IELTSのリスニングでは慣れない形式に苦労することがあります。
またTOEICのリスニングは選択肢の中から正解を選ぶ形式が中心ですが、IELTSでは穴埋め形式や文章の正誤判定など多様な出題形式があります。
IELTS6.5のリスニングでバンドスコア6.5を取るには40問中およそ30問前後の正解が必要です。
TOEICのリスニングと異なり音声は1回しか流れないため、集中して聞き取る力と同時に解答する力が求められます。
ielts6.5のリスニングのレベルと難易度をTOEFLと比較
IELTS6.5のリスニングのレベルはTOEFL iBTでおおよそ20点から22点程度に相当します。
TOEFL iBTのリスニングセクションも大学の講義形式の音声が中心であり、この点ではIELTSと共通しています。
ただしTOEFL iBTのリスニングは主にアメリカ英語が使われるのに対し、IELTSではイギリス英語やオーストラリア英語も多く使われるという違いがあります。
またTOEFL iBTのリスニングでは音声を聞きながらメモを取ることが推奨されていますが、IELTSでも問題用紙にメモを取ることが可能です。
どちらの試験でもリスニングの練習には音読とシャドーイングが非常に効果的であり、同じ音声を繰り返し聞いて音読することで着実にスコアを伸ばすことができます。
IELTS6.5のリスニングを目指す場合はまずIELTSの形式に十分慣れることが大切です。
ielts6.5のリーディングのレベルと難易度を英検と比較
IELTS6.5のリーディングのレベルは英検でいうと準1級から1級の間のリーディング力が求められます。
IELTSのリーディングは1パッセージあたり約900語の長文が3つ出題されており、合計40問を60分で解かなければなりません。
英検準1級のリーディングでは約250語から500語程度の長文が中心であるため、IELTS6.5のリーディングの方が文章の長さが格段に長くなります。
またIELTSのリーディングにはTRUE、FALSE、NOT GIVENという独自の問題形式があり、本文に記載がないことを判断する力も求められます。
英検では該当する問題形式がないため、IELTS受験者はこの問題形式に特別に慣れる練習が必要です。
IELTS6.5のリーディングでバンドスコア6.5を取るには40問中おおよそ27問から30問程度の正解が目安となります。
ielts6.5のリーディングのレベルと難易度をTOEICと比較
IELTS6.5のリーディングのレベルはTOEICのL&Rでおおよそリーディング385点以上に相当します。
TOEICのリーディングは主にビジネスシーンに関連した短い文章や電子メールが出題されるのに対し、IELTS6.5のリーディングでは学術論文や科学雑誌のような専門的な文章が出題されます。
そのためIELTS6.5のリーディングではTOEICよりも高い語彙力と専門的な内容を読み解く力が求められます。
TOEICのリーディングでは速読力とスキャニング力が重視されますが、IELTSでも60分で3パッセージ40問を解くため時間管理の重要性は変わりません。
ただしTOEICではビジネス英語の語彙が中心なのに対し、IELTSでは科学や社会学などアカデミックな語彙も多く出題されるため、対策が異なってきます。
ielts6.5のリーディングのレベルと難易度をTOEFLと比較
IELTS6.5のリーディングのレベルはTOEFL iBTでおおよそリーディング22点から24点程度に相当します。
TOEFL iBTのリーディングもIELTS同様に学術的な文章が中心であるため、両者は出題内容の傾向が似ています。
ただしTOEFL iBTのリーディングでは語彙問題や修辞目的を問う問題など独自の出題形式があるのに対し、IELTSではマッチング形式や見出し選択など異なる形式の問題が多く出題されます。
IELTSのリーディングで高スコアを狙うには各段落の主旨を素早く把握する力が非常に重要です。
段落ごとに要点を一文でまとめる練習を繰り返すことで、長文でも内容を正確に理解できるようになります。
TOEFLとIELTSどちらの試験もアカデミックな英語力が問われる点では共通していますが、出題形式や使われる英語のアクセントが異なるため、受験する試験に合わせた対策が必要です。
ielts6.5のライティングのレベルと難易度を他の英語資格と比較
IELTS6.5のライティングのレベルは他の英語資格と比較しても非常に高い水準が求められます。
IELTSのライティングはTask1とTask2の2つのタスクで構成されており、Task1ではグラフや図表の説明を150語以上で書き、Task2では与えられたテーマについて250語以上のエッセイを書く必要があります。
ライティングはTask1とTask2の配点比率が1対2であるため、Task2のエッセイに重点を置いた対策が効果的です。
TOEICにはライティングのセクションがないため直接比較はできませんが、TOEIC Writingで高スコアを取れる方でもIELTSのライティングには別途対策が必要です。
英検準1級のライティングでは120語から150語程度の英作文が求められるのに対し、IELTS6.5のライティングではTask2だけで250語以上の論述が必要であるため、求められる文章量が大きく異なります。
またIELTSのライティングは課題への適切な回答、論理の一貫性、語彙の豊富さ、文法の多様性という4つの観点で採点されるため、単に長い文章を書けるだけでなく内容の質も問われます。
TOEFL iBTのライティングもIELTSと同様に250語以上のエッセイが求められますが、IELTSではグラフや図表の説明という独自の形式があるため、その対策も必要です。
ielts6.5のスピーキングのレベルと難易度を他の英語資格と比較
IELTS6.5のスピーキングのレベルは他の英語資格の中でも特に難しいセクションのひとつです。
IELTSのスピーキングは試験官との1対1の対面インタビュー形式で行われ、Part1からPart3の3つのパートで構成されており、合計11分から14分程度の試験です。
Part1では日常的な話題について質問に答え、Part2では1分間の準備時間の後に2分間のスピーチを行い、Part3ではPart2のテーマに関連した社会的な話題について議論します。
スピーキングの採点は流暢さ、語彙力、文法力、発音の4つの観点で行われますが、発音は4つの観点のうちの1つにすぎないため、多少アクセントがあっても流暢に話せれば高いスコアを取ることは可能です。
TOEICにはスピーキングのセクションがないため直接比較はできませんが、TOEIC Speakingで高スコアを取れる方でもIELTSの対面形式には別途慣れる練習が必要です。
英検準1級の二次試験ではイラストを使ったスピーチや面接官との質疑応答が行われますが、IELTSのスピーキングでは社会問題について自分の意見を論理的に述べる力がより強く問われます。
日本人受験者のIELTSスピーキングの平均スコアは5.5程度であるため、6.5を取るには平均を大きく上回る流暢さと表現力が求められます。
スピーキングの対策としては毎日Part2の2分間スピーチ練習を続け、社会問題について自分の意見を英語で論理的に説明できるよう準備することが効果的です。
ielts6.5に関するよくある質問
IELTS6.5はTOEICで何点くらいに相当しますか
IELTS6.5のレベルはTOEICのL&Rで換算するとおおよそ800点から900点程度に相当します。
ただしTOEICはリスニングとリーディングの2技能のみを測る試験であるのに対し、IELTSはスピーキングとライティングを含む4技能すべてを測るため、完全に同じ基準で比較することは難しいです。
TOEICで800点以上を取れる方でも、IELTSのスピーキングやライティングには別途対策が必要になります。
IELTS6.5はどのくらいの英語レベルですか
IELTS6.5のレベルはCEFRでB2からC1に相当し、英検でいうと準1級から1級の間の英語力が求められます。
これは大学上級から大学院入試レベルの英語力に相当しており、日本人受験者の平均スコアである5.8から5.9を大きく上回るレベルです。
海外の大学院進学を目指す方に求められるスコアであるため、相当な学習時間と戦略的な対策が必要です。
IELTS6.5を取るためにはどのくらい勉強すればよいですか
IELTS6.5を取得するために必要な学習時間は現在の英語力によって大きく異なります。
一般的にTOEIC700点程度の英語力がある方であれば、集中的に学習して3ヶ月から6ヶ月程度でIELTS6.5に到達できると言われています。
ただし語彙力の強化を最優先に行いながら、ライティングの対策にも十分な時間を割くことが重要です。
IELTS6.5と英検準1級はどちらが難しいですか
IELTS6.5と英検準1級を比較すると、IELTS6.5の方がより高い英語力が求められます。
英検準1級はCEFRでB2程度に相当しているのに対し、IELTS6.5はB2からC1に相当するため、英検準1級よりも上のレベルです。
特にスピーキングとライティングにおいてIELTS6.5の方が求められる水準が高く、社会問題について論理的に述べる力が問われます。
IELTS6.5はどのような目的に使えますか
IELTS6.5は海外の大学学部や大学院への留学申請に広く使われています。
多くの海外大学院ではIELTS6.5以上を入学条件としており、医療や法律などの専門職コースでは6.5以上を求めることが多いです。
また国内の大学入試においても英語外部試験として利用できる大学が増えており、IELTS6.5を保有していると入試を優位に進められるケースがあります。
IELTS6.5はTOEFLと比べてどちらが難しいですか
IELTS6.5とTOEFL iBTを比較すると、IELTS6.5はTOEFL iBTでおよそ79点から94点程度に相当します。
どちらの試験も4技能を測定するアカデミックな英語試験ですが、IELTSはイギリス英語やオーストラリア英語のアクセントが多く使われる点が日本人にとっての難しさのひとつです。
TOEFLはアメリカの大学進学を目的とした受験者に人気があり、IELTSはイギリスやオーストラリアなど英語圏への留学を考えている方に多く利用されています。



