ホームIELTS対策IELTS5.0はTOEIC換算するとどれくらい?比較して解説!2026年3月10日SHAREポストシェアはてブLINEIELTS5.0はTOEICに換算するとスコアは英検何級になるのかを具体的に解説します。またIELTS5.0のスコアが英検5級、英検4級、英検3級、英検準二級、英検2級、英検準一級、英検1級にどれくらいのスコアが該当するのか解説します。 さらに実際にIELTS5.0の1次試験、2次試験それぞれリーディング、リスニング、ライティング、面接のレベルもTOEICと比較して解説します。IELTSコーチ 塾長【この記事の監修者:IELTSコーチ塾長竹本明弘】 これまでIELTSで目標スコア達成に向けて小学生から大人まで500名以上の方に対して様々な形で伴走してきました。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングのそれぞれの対策からIELTSでの目標達成に向けて実際にやって良かったことや実際の難易度なども含めてわかりやすく解説します。IELTS5.0のレベルと難易度IELTS5.0のレベルは、大学入試でいうと基礎から中級に差し掛かるあたりの英語力が必要とされる試験です。 IELTSのバンドスコアは1.0から9.0まであり、5.0は「控えめ(Modest)」という位置づけとなっています。多くの状況で大まかな意味を把握できる英語力があると認定されるレベルです。 CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)でいうとB1からB2の間に相当し、日常的な英語のやりとりや比較的シンプルな文章の読み書きができるレベルとされています。 日本人受験者の平均スコアはオーバーオールで5.8から5.9程度とされているため、IELTS5.0はその平均よりもやや下のスコアに位置します。 ただし、IELTS5.0でも海外の専門学校やカレッジへの入学条件を満たすケースがあり、留学を目指す人にとっての最初の目標スコアになることも多いです。 IELTS5.0はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能それぞれで均等にこのスコアを取る必要があるわけではなく、技能によって得点のバランスに差が出る受験者も多くいます。IELTS5.0はTOEIC換算すると何点?IELTS5.0はTOEIC換算すると約600点から650点程度に相当します。 TOEICはリスニングとリーディングの2技能のみを測定する試験であるため、スピーキングとライティングを含むIELTS5.0と完全に比較することには限界があります。しかし、文部科学省が公表しているCEFRとの対照表などを参考にすると、IELTS5.0のTOEIC換算スコアは600点台前半が目安となっています。 TOEICで600点台は、日常的なビジネスシーンの短い会話文や簡単なメールの読み取りができる程度の英語力に相当します。 IELTS5.0とTOEIC換算を考えるうえで重要なのは、IELTSは学術的な文章や講義形式の長いリスニング音声が出題されるのに対し、TOEICは比較的短くてわかりやすい文章が中心という点です。 そのため、TOEICで600点を取っている人がそのままIELTS5.0を受けると、スピーキングやライティングの対策が不十分な場合には5.0を下回ることもあります。逆にIELTS5.0を取得している英語力があれば、TOEIC換算で600点から700点程度の実力があると考えることができます。 TOEICとIELTS5.0の換算はあくまで目安であり、試験の性質が異なるため、それぞれの試験に合わせた対策が必要です。IELTS5.0のリーディングのレベルと難易度をTOEICと比較IELTS5.0のリーディングでは、40問中15問から17問程度正解するとバンドスコア5.0に相当するとされています。 IELTSのリーディングはアカデミック・モジュールの場合、3つのパッセージから構成されており、それぞれ約900語の文章が使われます。学術的な内容の長文が中心で、TRUE、FALSE、NOT GIVENという独特の問題形式も含まれています。 TOEICのリーディングと比較した場合、IELTS5.0のリーディングは文章の長さと専門性が大きく異なります。TOEICのリーディングは主にビジネスメールや広告、短いお知らせなど実務的な内容が中心であるのに対し、IELTSのリーディングは論文や書籍からの抜粋のような学術的な文章が出題されます。 IELTS5.0のリーディングのTOEIC換算でいうと、TOEICリーディングで300点前後のレベルに相当すると考えられています。 語彙レベルについては、IELTS5.0では約6000から7000語程度の単語力が求められるため、TOEICで600点前後に必要な語彙力と同程度か、やや専門的な語彙が多いという特徴があります。 IELTS5.0のリーディング対策としては、60分間で40問を解く時間管理の練習と、パッセージごとの大意をすばやく把握する力を養うことが大切です。IELTS5.0のリスニングのレベルと難易度をTOEICと比較IELTS5.0のリスニングでは、40問中16問から17問程度正解するとバンドスコア5.0に相当するとされています。 IELTSのリスニングはパート1からパート4まで構成されており、パート1の日常会話から始まり、パート4の大学の講義形式のリスニングまで、難易度が段階的に上がっていきます。特にパート4は学術的な内容の一人のスピーチが続くため、長い時間集中して聞き取る力が求められます。 TOEICのリスニングと比較すると、IELTS5.0のリスニングはイギリス英語やオーストラリア英語のアクセントが多く使われているため、アメリカ英語に慣れている人には最初は聞き取りにくいと感じることがあります。 また、TOEICのリスニングは比較的短い会話や説明文が中心ですが、IELTS5.0のリスニングでは長い講義や説明を聞きながら同時にメモを取って答えるという形式が求められます。 IELTS5.0のリスニングのTOEIC換算でいうと、TOEICリスニングで280点から320点程度のレベルに相当すると考えられています。 音声は1回しか流れないため、集中力と語彙力の両方が問われる試験です。シャドーイングや音読練習を繰り返すことがIELTS5.0のリスニング力向上には特に効果的です。IELTS5.0とTOEICをCEFRを軸に比較IELTS5.0はCEFRでいうとB1からB2の間に位置するレベルです。 CEFRとは、外国語の習熟度をA1からC2までの6段階で示す国際的な共通指標です。B1は日常的な話題について自分の意見を述べることができるレベルで、B2はより専門的な内容についても理解し表現できるレベルとされています。 TOEICとCEFRの対照でみると、TOEIC L&RのリスニングセクションでB1レベルは275点以上、B2レベルは400点以上に相当します。リーディングセクションでもB1は275点以上、B2は385点以上とされています。 IELTS5.0のCEFR換算がB1からB2であることを踏まえると、TOEIC L&Rの合計スコアでは600点から700点台の前半が対応するレベルと理解することができます。 CEFRを軸にした比較では、IELTS5.0はTOEIC換算での600点台に相当し、英検では2級から準1級の間の英語力に位置するとまとめることができます。 ただし、CEFRはあくまで参考指標であり、試験の出題形式や問われるスキルの種類が異なるため、換算値はおおよその目安として活用することが大切です。IELTS5.0は大学の偏差値ではどれくらいのレベル?IELTS5.0は大学入試の偏差値でいうと、英語科目で偏差値55から57程度のレベルに相当すると考えられています。 IELTS5.5が大学受験における関関同立やMARCHの英語レベルである偏差値60程度とされているため、IELTS5.0はそれよりも少し下、つまり日東駒専や産近甲龍などの大学入試レベルに相当するといえます。 語彙レベルでいうと、IELTS5.0には約6000から7000語程度の英単語力が必要です。大学受験でよく使われるターゲット1900やシステム英単語を7割程度マスターしているレベルに近いといえます。 リーディングの文章レベルについても、IELTS5.0の長文は大学受験における中堅私大レベルの長文問題に近い難易度と考えると理解しやすいです。 大学受験の共通テストのリスニングやリーディングと比較すると、IELTS5.0は共通テストでリスニング65点から75点、リーディング65点から75点程度のレベルに相当すると考えられています。 IELTS5.0は日常的な英語力としては十分なレベルですが、難関大学の英語入試と比較するとやや基礎的な段階に位置するため、早慶やMARCHを目指す受験生はIELTS5.5以上を目指して学習を進めることが望ましいです。IELTS5.0とTOEICのスコアを徹底比較IELTS5.0とTOEICのスコアを比較するにあたり、CEFRと英検の級を合わせて確認しておくことで、自分の英語力の位置づけをより正確に把握することができます。 以下はTOEIC L&Rのスコアと英検の級およびCEFRレベルをまとめたものです。 TOEIC L&Rスコア 220点から349点、英検の級は3級から準2級、CEFRはA1からA2に相当します。 TOEIC L&Rスコア 350点から499点、英検の級は準2級から2級、CEFRはA2からB1に相当します。 TOEIC L&Rスコア 500点から619点、英検の級は2級、CEFRはB1に相当します。 TOEIC L&Rスコア 620点から780点、英検の級は2級から準1級、CEFRはB1からB2に相当します。このレベルがIELTS5.0のTOEIC換算スコアが含まれる範囲です。 TOEIC L&Rスコア 785点から900点、英検の級は準1級から1級、CEFRはB2からC1に相当します。 TOEIC L&Rスコア 900点以上、英検の級は1級、CEFRはC1からC2に相当します。 IELTS5.0のTOEIC換算スコアは600点から700点前半の範囲に位置し、英検でいうと2級から準1級の間に相当します。CEFRではB1からB2の境界線あたりにあたるため、日常的な英語コミュニケーションはある程度こなせるが、学術的な場面や専門的な内容になると難しさを感じるレベルといえます。 IELTS5.0を目指す受験生はまず英検2級レベルの英語力をしっかり固めたうえで、IELTSの試験形式に慣れる練習を積み重ねていくことが合格への近道です。IELTS5.0の各技能別のレベルと対策IELTS5.0のリーディングの対策IELTS5.0のリーディングで目標とすべき正答数は、40問中おおよそ15問から18問程度です。 リーディングの問題形式には、TRUE、FALSE、NOT GIVENや選択問題、マッチング、穴埋めなど多様な形式があります。特にNOT GIVENの選択肢はIELTS独自の形式で、本文に記載がないことを見極める力が必要です。 対策として最も効果的なのは、各パッセージの段落ごとに主旨を1文でまとめる練習をすることです。この練習を繰り返すことで、わからない単語があっても文脈から答えを導き出す力が身につきます。IELTS5.0のリスニングの対策IELTS5.0のリスニングで目標とすべき正答数は、40問中おおよそ16問から18問程度です。 リスニングの音声はイギリスやオーストラリアのアクセントが多く、TOEICに慣れている人には最初は難しく感じることがあります。シャドーイングを使って音声と同じスピードで音読できるようになることを目標に練習することが大切です。 特にパート1から対策を始め、1日3問から5問ずつ解いて、解いた後にスクリプトを見ながら5回以上音読する習慣をつけることが、IELTS5.0のリスニング力を効率よく伸ばす方法です。IELTS5.0のライティングの対策IELTS5.0のライティングではタスク1でグラフや図表を150語以上で説明し、タスク2で与えられたテーマについて250語以上のエッセイを書きます。 タスク2の配点がタスク1の2倍であるため、タスク2の対策を優先することが重要です。4段落構成のテンプレートを用意し、書き出しの表現と言い換え表現をあらかじめ準備しておくことで、本番でもスムーズに書き進めることができます。 模範解答を繰り返し分析して使えるフレーズを積み上げていくことが、IELTS5.0のライティングスコアを短期間で伸ばすうえで効果的です。IELTS5.0のスピーキングの対策IELTS5.0のスピーキングでは流暢さと一貫性が特に重視されます。完璧な文法よりも止まらずに話し続ける力が大切です。 パート1では趣味や日常生活についての質問に答えます。パート2ではトピックカードに基づいて1分間準備した後、2分間スピーチします。パート3ではパート2の内容を深掘りした質疑応答が行われます。 発音のアクセント自体は減点の対象ではないため、明瞭に話すことと話の流れを途切れさせないことを意識した練習を毎日積み重ねることがIELTS5.0のスピーキング対策の基本です。IELTS5.0とTOEICの比較に関するよくある質問IELTS5.0はTOEIC換算で何点ですか?IELTS5.0はTOEIC L&R換算でおおよそ600点から650点程度に相当します。ただしTOEICはリスニングとリーディングの2技能のみを測定する試験であり、スピーキングとライティングを含むIELTSとは試験の性質が異なるため、換算値はあくまで目安です。IELTS5.0のCEFRはB1からB2に相当し、このレベルのTOEIC L&Rスコアが600点台前半となります。IELTS5.0は英検何級に相当しますか?IELTS5.0は英検でいうと2級から準1級の間に相当します。CEFRのB1からB2という位置づけをもとにすると、英検2級はB1、英検準1級はB2に相当するため、IELTS5.0はちょうどその中間あたりのレベルといえます。英検2級に合格している人がIELTS5.0を受験する場合、スピーキングとライティングの対策が特に重要になります。IELTS5.0を取るのに必要な勉強時間はどれくらいですか?IELTS5.0の取得に必要な勉強時間は、現在の英語力によって大きく異なります。英検2級程度の英語力がある人であれば、2から3か月間、1日2から3時間の学習でIELTS5.0の取得を目指せる可能性があります。語彙力の強化とIELTS独自の試験形式への慣れを優先的に進めることが効率的な学習の鍵です。IELTS5.0はどんな目的に使えますか?IELTS5.0は海外の専門学校やカレッジへの入学条件として認められるケースがあります。また、日本国内の大学入試においても、一部の大学でIELTSのスコアを英語の試験の代わりとして利用できる制度があります。将来的に留学を検討している人や、英語力の証明として資格を取得しておきたい人にとって、IELTS5.0は最初の目標スコアとして適切な水準です。IELTS5.0とTOEIC600点ではどちらの英語力が高いですか?IELTS5.0を取得している人の英語力とTOEIC600点を取得している人の英語力を比較すると、試験の性質が異なるため一概にはいえませんが、IELTS5.0の方がスピーキングとライティングを含む4技能を測定している点で、より総合的な英語力を示す資格といえます。TOEIC600点はリスニングとリーディングに特化した試験での結果であるため、スピーキングやライティングの力は別途確認する必要があります。実際にIELTSのスコアが5.0ある人は、TOEICでも600点前後のスコアを取れるだけの基礎力があると考えることができます。IELTS5.0はどんな勉強法がおすすめですか?IELTS5.0を目指すうえで最も効果的な勉強法は、語彙力の強化を最優先にすることです。1日200語程度のペースで単語帳を繰り返し周回する学習法が効果的で、1冊を7周以上することを目標にします。リスニングはシャドーイングと音読を中心に進め、ライティングはテンプレートと言い換え表現リストを作成したうえで添削を受けることが大切です。Cambridge IELTSの公式問題集が最も実践的な教材として広く推奨されています。