IELTS5.0はTOEFL換算するとどれくらい?他の英語資格とも比較

IELTS5.0はTOEFLに換算するとスコアは英検何級になるのかを具体的に解説します。またIELTS5.0のスコアが英検5級、英検4級、英検3級、英検準二級、英検2級、英検準一級、英検1級にどれくらいのスコアが該当するのか解説します。さらに実際にIELTS5.0の1次試験、2次試験それぞれリーディング、リスニング、ライティング、面接のレベルもTOEFLと比較して解説します。

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【この記事の監修者:IELTSコーチ塾長竹本明弘

これまでIELTSで目標スコア達成に向けて小学生から大人まで500名以上の方に対して様々な形で伴走してきました。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングのそれぞれの対策からIELTSでの目標達成に向けて実際にやって良かったことや実際の難易度なども含めてわかりやすく解説します。

IELTS5.0のレベルと難易度

IELTS5.0のレベルは、大学初級から中級レベルの英語力が求められるスコアです。

IELTS(International English Language Testing System)は1.0から9.0のバンドスコアで評価される試験であり、5.0は「控えめ(Limited)」と分類されるレベルに位置しています。

多くの状況で大まかな意味を把握できる英語力があるとされており、部分的な理解力で日常会話や簡単なビジネスのやり取りを理解できる段階です。

IELTS5.0のレベルは英語力としては、中学卒業から高校中級程度の英語学習者が到達できるレベルであり、日本国内の大学入試における英語試験の活用においても条件として設けられているケースがあります。

CEFRという国際的な英語能力の基準でいうと、IELTS5.0はB1からB2の境界付近に位置するスコアです。

英単語の知識量で言うと、IELTS5.0合格に向けては5000単語から6000単語程度の語彙力があれば対応できる水準とされており、IELTS5.5の8000単語から9000単語と比べると、語彙の負荷はやや低めです。

IELTS5.0はTOEFL換算すると何点?

IELTS5.0はTOEFL iBTに換算すると46点から59点程度に相当します。

これはCEFRのB1レベルに対応しており、TOEFLとIELTSはどちらも英語の4技能を測る試験ですが、出題形式や難易度の傾向が異なるため、完全に同一視することはできません。

TOEFL iBTとIELTS5.0の換算については、IELTS5.0とTOEFLをCEFRを軸として比較すると、IELTS5.0はTOEFL iBTの46点から59点の範囲に収まることが多いです。

またTOEICのリスニングとリーディングのスコアで換算すると、IELTS5.0は600点から740点程度に相当するとされています。

IELTS5.0とTOEFLの換算の違いとして大きいのは、IELTS5.0のリスニングが主にイギリスやオーストラリアのアクセントを使用しているのに対して、TOEFLはアメリカ英語が中心である点です。

そのため、アクセントへの慣れという観点でIELTS5.0の対策とTOEFLの対策は異なる部分があることを理解しておくことが重要です。

IELTS5.0のリーディングのレベルと難易度をTOEFLと比較

IELTS5.0のリーディングのレベルは、一般教養的な文章を大まかに理解できる力が求められます。

IELTSのリーディングは3つのパッセージで構成されており、合計40問を60分で解く形式です。各パッセージはおよそ900語程度の英文で、問題形式はTRUEかFALSEかNOT GIVENの選択、見出し選択、語句の穴埋めなど多岐にわたります。

IELTS5.0のバンドスコアに対応するリーディングの正答数は、40問中15問から17問程度とされており、正答率にすると約38%から43%程度です。

TOEFLのリーディングと比較すると、IELTSのリーディングはより学術的で専門性の高い文章が出題される傾向があります。

TOEFLのリーディングは読む量がやや少なく、問題形式も単純な選択式が中心であるのに対して、IELTS5.0のリーディングではNOT GIVENという選択肢や、見出しと段落をマッチングさせる問題など、IELTSならではの形式に慣れる必要があります。

語彙レベルについても、IELTS5.0のリーディングはTOEFLのリーディングよりもやや高い語彙力が求められる傾向があります。

IELTS5.0のリスニングのレベルと難易度をTOEFLと比較

IELTS5.0のリスニングは、日常会話や簡単な説明を概ね理解できるレベルが求められます。

IELTSのリスニングは4つのパートで構成されており、合計40問の問題を約30分の音声で解答します。パート1は日常的な2者間の会話、パート2は1人による日常的な説明、パート3は学術的な複数人による会話、パート4は大学の講義形式のリスニングとなっています。

IELTS5.0のスコアに対応するリスニングの正答数は、40問中16問から17問程度です。

TOEFLのリスニングと比較すると、IELTSのリスニングはイギリスやオーストラリアのアクセントが多く使われるため、アメリカ英語に慣れた学習者にとってはやや聞き取りにくく感じることがあります。

またIELTS5.0のリスニングでは音声が1回しか流れないため、集中して聞き取る力が求められます。

TOEFLのリスニングは大学のキャンパスでの会話や講義が中心のアメリカ英語のみであるのに対して、IELTS5.0のリスニングは多様なアクセントへの対応力も必要とされる点が大きな違いです。

IELTS5.0とTOEFLをCEFRを軸に比較

IELTS5.0はCEFRの基準でB1レベルに相当します。

CEFRはA1からC2まで6段階で英語力を分類する国際基準であり、B1は日常的なトピックについて意思疎通ができる中級レベルとされています。

このCEFRのB1を基準にTOEFLと比較すると、IELTS5.0はTOEFL iBTで46点から59点程度に換算されます。

TOEFL iBTとIELTS5.0をCEFRのB1レベルとして比較した場合、両試験の要求する英語力は同程度ですが、試験形式や出題内容の特性が異なるため、どちらの試験が得意かは学習者によって差が出ることがあります。

IELTS5.0はTOEFLと比べてスピーキングが試験官との対面形式で行われるため、より実践的なコミュニケーション能力が問われます。

TOEFLのスピーキングはマイクに向かって録音する形式であるため、試験形式への慣れという点でIELTS5.0とTOEFLは大きく異なります。

留学を目的にしている場合、海外の専門学校や一部の大学ではIELTS5.0から5.5程度のスコアが入学条件として設定されているケースが多く、TOEFLでは同程度のスコアとして46点から72点程度が求められます。

IELTS5.0は上位何%?難しい?

IELTS5.0は日本人受験者の中では比較的達成しやすい水準のスコアとされています。

日本人のIELTSアカデミックモジュールの平均スコアは5.8から5.9程度であるため、IELTS5.0はその平均をやや下回るスコアということになります。

つまりIELTS5.0は日本人受験者の中でいうと、平均よりやや下のスコアに位置しており、受験者全体の上位50%から60%程度に相当するレベルと考えられます。

IELTS5.0の難易度という観点でいうと、英語の4技能すべてでバランスよく得点することが求められるため、英語の基礎力がある程度ないと達成するのが難しいスコアです。

ただし適切な対策と学習を積み重ねれば、高校生や大学受験生でも十分に狙えるスコアであり、TOEFL iBTで60点以上を目指している学習者にとっての中間目標としても活用できます。

IELTS5.0を取得することで、日本国内の大学入試での英語試験への優遇措置が受けられる大学もあるため、受験生にとっても意義のある目標スコアといえます。

IELTS5.0とTOEFLのスコアを徹底比較

以下にIELTS5.0を含む各スコア帯と、対応するTOEFL iBTスコア、英検の級、CEFRのレベルを一覧でまとめます。

TOEFLスコア(iBT) 32点から45点 英検の級 英検2級 CEFRレベル B1

TOEFLスコア(iBT) 46点から59点 英検の級 英検2級から英検準1級 CEFRレベル B1からB2(IELTS5.0相当)

TOEFLスコア(iBT) 60点から72点 英検の級 英検準1級 CEFRレベル B2(IELTS5.5相当)

TOEFLスコア(iBT) 73点から94点 英検の級 英検準1級から英検1級 CEFRレベル B2からC1(IELTS6.0から6.5相当)

TOEFLスコア(iBT) 95点から114点 英検の級 英検1級 CEFRレベル C1(IELTS7.0から7.5相当)

TOEFLスコア(iBT) 115点から120点 英検の級 換算不可 CEFRレベル C2(IELTS8.0から9.0相当)

IELTS5.0はTOEFL iBTで46点から59点程度であり、英検では2級から準1級の間に相当するスコアです。

CEFRではB1からB2の境界付近に位置しており、英語の基礎から中級レベルへの移行期にあたるスコアといえます。

TOEFLとIELTS5.0を比較するにあたり、TOEFLはアメリカの大学教育を想定した試験形式であるのに対して、IELTSは世界各国の英語圏の教育機関や移住目的で広く使われている試験です。

そのためIELTS5.0の取得を目指す場合には、TOEFL対策とは異なる形式への慣れが必要であることを意識しながら学習を進めていくことが大切です。

IELTS5.0に関するよくある質問

IELTS5.0はTOEFLのiBTで何点に相当しますか?

IELTS5.0はTOEFL iBTで46点から59点程度に相当します。

CEFRのB1レベルに対応しており、英語の中級手前の力が求められるスコア帯です。ただしIELTSとTOEFLは出題形式が異なるため、完全に同一とは言い切れませんが、目安として参考にしてください。

IELTS5.0は英検で何級に相当しますか?

IELTS5.0は英検2級から英検準1級の間に相当するスコアです。

CEFRのB1からB2の境界付近にあたるため、英検2級に合格した学習者がさらに力をつけてIELTS5.0に挑戦するという流れが一般的です。英検準1級に合格していればIELTS5.5から6.0程度の英語力があると考えられます。

IELTS5.0を取得するために必要な英単語数はどのくらいですか?

IELTS5.0の取得には5000単語から6000単語程度の語彙力が目安とされています。

高校の英語授業で学ぶ基本単語をしっかり定着させ、大学受験用の単語帳を7割程度習得していればIELTS5.0を狙える語彙力の土台が整います。IELTS5.5では8000単語から9000単語が必要とされるため、IELTS5.0の語彙負荷はそれより低い水準です。

IELTS5.0とTOEFLではどちらが難しいですか?

IELTS5.0とTOEFLは試験形式が異なるため、どちらが難しいかは学習者の得意分野によって変わります。

IELTS5.0はイギリスやオーストラリアのアクセントへの対応力やスピーキングでの対面インタビュー形式への慣れが必要です。一方のTOEFLはアメリカ英語のみが使われ、スピーキングはマイクへの録音形式です。アメリカ英語に慣れている学習者はTOEFLの方が取り組みやすく感じることが多いです。

IELTS5.0のスコアは大学受験に使えますか?

IELTS5.0のスコアは一部の大学受験で活用できる可能性があります。

文部科学省の大学入試英語ポータルサイトによると、英語民間試験を活用する大学が増えており、IELTSのスコアを外部試験として認める大学も存在します。ただし大学によって必要なスコアや利用条件が異なるため、志望校の公式サイトや文部科学省のサイトで最新の情報を確認することを強くおすすめします。

IELTS5.0を取得するにはどのくらいの勉強時間が必要ですか?

英語の基礎がある程度ある高校生の場合、IELTS5.0取得には3ヶ月から6ヶ月程度の学習期間が目安とされています。

1日1時間から2時間の学習を継続し、単語力の強化とリスニングの音読練習を中心に取り組むことが効果的です。IELTSの形式に慣れるために公式問題集を活用しながら過去問演習を繰り返すことで、合格に必要な得点力を身につけることができます。

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