英検1級はTOEIC換算するとどれくらい?英検1級のレベルと難易度

英検1級はTOEICに換算するとスコアは英検何級になるのかを具体的に解説します。また英検1級のスコアが英検5級、英検4級、英検3級、英検準二級、英検2級、英検準一級、英検1級にどれくらいのスコアが該当するのか解説します。さらに実際に英検1級の1次試験、2次試験それぞれリーディング、リスニング、ライティング、面接のレベルもTOEICと比較して解説します。

英検1級のレベルと難易度

結論から述べると英検1級のレベルは大学上級程度の英語力を求められる試験です。

英検1級は日本国内で受験できる英語資格の中でも最高レベルに位置付けられており、社会生活で求められる英語を十分に理解し使用できるレベルが求められます。英検1級の合格に必要な語彙数は約10000語から15000語程度とされており、英検準1級が約8000語から9000語であるのに対して大幅に単語レベルが上がります。

英検1級の合格率は約10%から12%とされています。英検協会は2016年度以降の合格率データを公表していませんが、2015年度の英検1級の合格率は12.0%でした。つまり英検1級は10人が受験したら8人から9人は不合格になってしまう非常に難易度の高い試験です。

英検1級の一次試験の合格点はCSEスコアで2028点、二次試験の合格点は602点となっており、合計で2630点以上が合格ラインです。英検1級の一次試験はリーディング、リスニング、ライティングの3技能がそれぞれ850点満点で合計2550点満点となっており、約7割から8割程度のスコアで合格できます。

英検1級の合格点はTOEIC換算するとどれくらい?

結論から述べると英検1級の合格点はTOEIC換算すると945点から950点以上に相当します。

文部科学省が公開している各資格とCEFRとの対照表によると、英検1級はCEFRレベルのC1に該当し、TOEICのL&Rテストでは945点以上に対応します。これは国際的な基準であるCEFRを用いて換算された結果であり、英検1級とTOEICを比較する際の最も信頼できる指標です。

英検1級の合格者がTOEICを受験した場合、一般的には950点以上を取得することが可能とされています。実際に英検1級に合格している人の多くはTOEIC930点から950点以上のスコアを保持しています。

ただし英検1級とTOEICは試験の性質が大きく異なるため、単純に比較することは難しいです。英検1級はライティングとスピーキングが必須であり総合的な英語力が求められるのに対し、TOEICのL&Rテストはリスニングとリーディングのみを測定する試験です。そのため英検1級の方がより幅広い英語力の証明になります。

英検1級はTOEIC換算すると何点?

結論として英検1級はTOEIC換算すると945点から990点の間に該当します。

多くの英語講師や英検1級合格者の経験によると、TOEIC930点以上が英検1級の最低合格ラインに近いレベルとされています。TOEIC900点台前半では英検1級に合格できないケースが多く、TOEIC930点から950点程度のスコアを持つ受験者が英検1級に合格しやすい傾向にあります。

英検1級とTOEICの最も大きな違いは語彙力のレベルです。TOEICは主に日常会話やビジネス英語が中心であり、比較的標準的な語彙が使用されます。一方で英検1級は専門的な語彙や学術的な表現が多く含まれており、TOEICよりもはるかに高度な語彙力が必要です。

また英検1級ではライティングとスピーキングが必須となっているため、TOEIC900点以上を取得していても英検1級の一次試験に合格することは容易ではありません。英検1級に合格するためには読解力と聴解力だけでなく、論理的な思考力と表現力も求められます。

英検1級のリーディングのレベルと難易度をTOEICと比較

結論として英検1級のリーディングはTOEICのリーディングよりも大幅に難易度が高いです。

英検1級のリーディングでは大問1で25問の語彙問題が出題され、この語彙問題が英検1級の中で最も難易度が高い部分とされています。英検1級の語彙問題では日常生活でほとんど使用されないような専門的な単語が多数出題されるため、TOEICで高得点を取得している人でも苦戦します。

英検1級の長文読解では約250語から500語程度の文章が出題され、内容は科学、技術、医療、社会問題など専門性の高いテーマが中心です。TOEICの長文がビジネスシーンや日常生活に関する内容であるのに対し、英検1級はより学術的で抽象的なテーマを扱います。

英検1級のリーディングは時間配分も重要です。大問1の語彙問題に15分程度、大問2の長文の語句空所補充に20分程度、大問3の長文の内容一致選択に40分程度が目安となります。TOEICのリーディングが75分で100問を解くのに対し、英検1級は約60分で41問を解く形式となっており、1問あたりに使える時間は長いですが内容の難易度が高いため集中力が求められます。

英検1級のリスニングのレベルと難易度をTOEICと比較

結論として英検1級のリスニングはTOEICのリスニングよりも内容が専門的で音声も長いです。

英検1級のリスニングでは約35分から40分の試験時間の中で、会話の内容一致選択が12問、文の内容一致選択が12問、リアルライフ形式の内容一致選択が5問の合計29問が出題されます。TOEICのリスニングが100問を約45分で解くのに対し、英検1級は問題数は少ないですが1つの音声が長く内容も複雑です。

英検1級のリスニングではビジネス会議や講演、ニュース番組レベルの内容が多様なアクセントで出題されます。音声は1回のみの放送となっており、集中して聞き取る必要があります。TOEICのリスニングが比較的短い会話や説明文が中心であるのに対し、英検1級では140語から150語程度の長文が放送されることもあります。

英検1級のリスニングで高得点を取るためには、専門的な語彙の聞き取りと全体の流れを把握する力が必要です。特に大問2では科学、技術、医療、健康、動物、自然をテーマとした説明文が多く出題されるため、これらの分野の背景知識があると理解しやすくなります。

英検1級とTOEICをCEFRを軸に比較

結論として英検1級とTOEICをCEFRを軸に比較すると英検1級はC1レベル、TOEIC945点以上がC1レベルに該当します。

CEFRとは外国語の学習者や教授者のための共通参照枠であり、Common European Framework of Reference for Languagesの略です。CEFRでは外国語の習熟度をA1、A2、B1、B2、C1、C2の6段階で評価しており、C2が最高レベルとなります。

英検1級のCEFRレベルはC1とされており、これは熟練した言語使用者のレベルを示します。C1レベルでは複雑な文章の要点を理解し、流暢かつ自然に自己表現ができるレベルが求められます。一方でTOEICのL&RテストでC1レベルに達するためには945点以上が必要とされています。

英検準1級のCEFRレベルはB2とされており、TOEIC785点以上がB2レベルに該当します。つまり英検準1級とTOEIC785点が同程度のレベルであり、英検1級はそれよりもさらに上のレベルということになります。CEFRを基準に考えると英検1級とTOEIC945点以上が同等のレベルであることが分かります。

TOEICスコア|英検の級|CEFRレベル 945-990点|1級|C1 785-944点|準1級|B2 550-784点|2級-準1級|B1 225-549点|準2級-2級|A2 120-224点|3級-準2級|A1

英検1級の各級とTOEICのスコアを徹底比較

結論として英検の各級とTOEICのスコアを比較すると上位の級ほど差が大きくなります。

英検1級はTOEIC945点以上に相当し、これは満点の990点に非常に近いスコアです。英検1級の合格者の多くはTOEIC950点以上を取得することができるとされており、英検1級の難易度の高さを物語っています。

英検準1級はTOEIC785点から944点程度に相当します。英検準1級の合格に必要な語彙数は約8000語から9000語であり、TOEICで700点から800点程度のスコアを持つ受験者が英検準1級に挑戦するケースが多いです。

英検2級はTOEIC550点から784点程度に相当し、高校卒業レベルの英語力が求められます。英検2級の合格に必要な語彙数は約5000語から6000語とされており、大学受験の標準的な語彙レベルと同程度です。

英検準2級はTOEIC225点から549点程度、英検3級はTOEIC120点から224点程度に相当します。これらの級は中学から高校初級レベルの英語力が求められる試験であり、基礎的な英語力の証明として活用されます。

よくある質問

英検1級とTOEIC900点ではどちらが難しいですか

結論として英検1級の方がTOEIC900点よりも難易度が高いです。英検1級はライティングとスピーキングが必須であり、TOEIC900点よりもはるかに高い語彙力が求められます。実際にTOEIC900点を取得していても英検1級に不合格となるケースは非常に多く、英検1級に合格するためにはTOEIC930点以上のレベルが必要とされています。

英検1級とTOEICはどちらを受験すべきですか

結論として目的によって選択すべき試験が異なります。就職や転職でビジネス英語力を証明したい場合はTOEICがおすすめです。一方で大学院進学や教員採用、通訳案内士試験の受験を考えている場合は英検1級が有利に働きます。また両方の資格を取得することで理解力と表現力の両面を証明でき、キャリアの可能性が大きく広がります。

英検1級の一次試験と二次試験の合格率はどれくらいですか

結論として英検1級の一次試験の合格率は約10%前後、二次試験の合格率は約60%前後とされています。英検1級の一次試験は非常に難易度が高く、10人が受験したら8人から9人は不合格になる計算です。二次試験も他の級と比較すると合格率が低く、英検準1級の二次試験合格率が約80%であるのに対し、英検1級は約60%となっています。

英検1級の合格に必要な勉強時間はどれくらいですか

結論として英検準1級レベルの英語力がある場合、英検1級合格には約450時間から600時間の勉強時間が必要とされています。毎日2時間学習すると仮定すると7ヶ月から10ヶ月程度かかる計算です。ただし現時点での英語力や学習方法によって必要な時間は大きく変わります。特に語彙力の強化に多くの時間を割く必要があります。

英検1級を持っているとどんなメリットがありますか

結論として英検1級を持っていると通訳案内士試験の英語筆記試験が免除されたり、大学院入試で優遇されたりするメリットがあります。また英検1級は大学上級レベルの英語力の証明となるため、外資系企業や貿易会社などへの就職で有利に働きます。さらに海外留学を目指す場合も英検1級を持っていれば英検認定校すべてに出願可能です。

TOEIC満点と英検1級ではどちらが難しいですか

結論としてTOEIC満点の方が英検1級よりも難易度が高いとされています。TOEIC満点は990点であり、これは英検1級のCEFRレベルC1を超える可能性があります。ただしTOEICはリスニングとリーディングのみの試験であるのに対し、英検1級はライティングとスピーキングも含む4技能の試験であるため、単純な比較は困難です。総合的な英語力という観点では英検1級の方が幅広い能力を証明できます。

英検1級の語彙問題はどれくらい難しいですか

結論として英検1級の語彙問題は非常に難易度が高く、ネイティブスピーカーでも知らない単語が含まれています。英検1級の語彙問題では25問が出題されますが、正答率が50%以下でも他のセクションで高得点を取れば合格できるケースがあります。英検1級の語彙問題対策には英検1級でる順パス単などの専門的な単語帳を使用し、約2400語の単語と熟語を覚える必要があります。

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