MARCHの総合型選抜に出願および合格するための条件と倍率と対策方法を実際の合格者のデータをもとにして徹底解説します。MARCHに総合型選抜で合格したいという方向けに具体的な条件やおすすめの併願校ややっておくべきた対策を学年別に解説します。MARCHの総合型選抜に合格するコツも分野別に解説。MARCHに合格したいという方はぜひ参考にしてみてください。
MARCHの総合型選抜・学校推薦型選抜の特徴
MARCHとは明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の5つの大学を指す呼称で、関東エリアにおける難関私立大学群として認知されています。これらの大学では総合型選抜と学校推薦型選抜の両方の入試制度が実施されており、それぞれに特徴的な選考方法が用意されています。
MARCHにおける総合型選抜と学校推薦型選抜は一般入試とは異なり、学力試験の成績だけではなく、受験生の個性や意欲、活動実績などを総合的に評価する点が大きな特徴です。総合型選抜では出願時に学校長の推薦が不要であるのに対し、学校推薦型選抜では学校長の推薦が必要となる点が両者の違いとなっています。
MARCHの総合型選抜では各大学が独自のアドミッションポリシーに基づいて選考を実施しており、書類審査、面接、小論文、プレゼンテーションなどの多様な評価方法が採用されています。また、一般入試と比較して早い時期に合格を獲得できるため、受験戦略として活用する受験生が年々増加しています。
MARCHの総合型選抜の特徴
MARCHの総合型選抜は各大学によって実施学部や出願条件が大きく異なるため、志望校を早期に決定し対策を進めることが重要です。明治大学では多くの学部で総合型選抜を実施しており、英語資格の基準を設けていない点が特徴となっています。そのため出願のハードルは比較的低く設定されていますが、提出書類の質や面接での評価が合否を左右します。
青山学院大学の総合型選抜は実施学部が限定されており、文学部と地球社会共生学部が主な対象となっています。倍率は3倍を超えるケースが多く、語学力や特定分野への精通度が重視される傾向にあります。立教大学では全学部で総合型選抜が実施されており、特に自由選抜入試では一次審査通過後の倍率が1倍台に落ち着くことが多いです。
中央大学と法政大学においても総合型選抜の実施学部は拡大傾向にあり、特に法政大学では英語外部試験を活用した入試方式が充実しています。MARCHの総合型選抜に共通しているのは、志望理由書の完成度と面接での表現力が合否を大きく左右するという点です。
MARCHの学校推薦型選抜の特徴
MARCHの学校推薦型選抜では学校長の推薦が必要となり、評定平均値が出願条件として設定されているケースが一般的です。各大学によって求められる評定平均値は異なりますが、おおむね3.8から4.0以上が目安となっています。学校推薦型選抜は総合型選抜と比較して募集人数が少ない傾向にありますが、その分合格率が高くなる場合もあります。
明治大学の学校推薦型選抜では評定平均値に加えて外部試験のスコアや活動実績を組み合わせることで出願条件として求められる評定平均値の基準が変動する仕組みを採用しています。青山学院大学では文学部のスポーツ推薦が代表的で、競技実績と評定平均値の両方が評価対象となります。
立教大学の学校推薦型選抜は自由選抜入試と呼ばれる形式が特徴的で、書類審査を通過すれば二次審査の合格率が非常に高くなる傾向があります。中央大学と法政大学では学部ごとに独自の推薦基準を設けており、特に英語資格の保有が重視される学部が増えてきています。
MARCHの総合型選抜・学校推薦型選抜に必要な英語資格
MARCHの総合型選抜と学校推薦型選抜では英語資格の保有が出願条件や加点要素として機能するケースが多く見られます。最も一般的に求められる英語資格は英検であり、2級以上の取得が基本的な目安となっています。ただし大学や学部によって求められるレベルは異なるため、志望校の出願条件を早期に確認することが重要です。
明治大学では総合型選抜において英語資格の基準を設けていない学部が多い一方で、保有していれば評価の対象となります。青山学院大学の総合文化政策学部では英検CSEスコア2100以上が出願資格として設定されており、これは英検2級から準1級レベルに相当します。英検準1級を取得していれば確実に基準を満たすことができます。
立教大学では全学部で英語外部試験のスコアを利用できる仕組みが整っており、英検準1級レベルのCSEスコア2300以上を取得していると英語の得点が満点換算される可能性があります。中央大学では学部ごとに異なる英語資格の基準が設けられており、英検2級以上が一般的な出願条件となっています。
法政大学の英語外部試験利用入試では英検2級から準1級レベルのスコアが求められ、グローバル教養学部では英検準1級以上が必須となっています。MARCHの総合型選抜や学校推薦型選抜を受験する場合、最低でも英検2級、できれば準1級の取得を目指すことで出願できる学部の選択肢が大きく広がります。
MARCHの総合型選抜を実施している学部と条件
MARCHの各大学では総合型選抜を実施している学部が年々拡大しており、2026年度入試においても多様な学部で受験が可能となっています。ここでは各大学の実施学部と出願条件について詳しく解説します。
明治大学法学部
明治大学法学部の総合型選抜では学部合計で約30名の募集人数が設定されています。出願条件として特別な英語資格は求められていませんが、課外活動や生徒会活動、ボランティア活動などで卓越した経験と実績がある場合は浪人生でも出願可能となっています。
選考方法は一次選考が書類選考、二次選考では講義理解力試験と個人面接が実施されます。講義理解力試験では45分程度の講義を受けた後に75分間の論述形式の筆記試験が課されるため、講義内容を正確に理解し論理的に表現する能力が求められます。
明治大学商学部
明治大学商学部では英語4技能活用型試験として総合型選抜が実施されています。英検2級以上でCSEスコア1980以上が出願資格となっており、スコアが2088以上の場合は加点の対象となります。選考では英語以外の科目である国語と地歴公民の試験が実施され、英語資格のスコアと合わせて総合的に評価されます。
商学部の総合型選抜では英語力に加えて論理的思考力と問題解決能力が重視されるため、ビジネスや経済に関する基礎知識を身につけておくことが推奨されます。
青山学院大学総合文化政策学部
青山学院大学総合文化政策学部のA方式では英検CSEスコア2100以上が出願資格となっています。この学部の募集人員は70名とB方式の50名よりも多く設定されており、英語力を活かして受験できる有力な選択肢となっています。
選考では書類審査に加えて共通テストの国語と総合問題が課されるため、英語力だけでなく幅広い学力が求められます。文化政策や社会課題に対する関心と独自の視点を持っていることが評価のポイントとなります。
立教大学自由選抜入試
立教大学では多くの学部で自由選抜入試という形式の総合型選抜が実施されています。出願条件として英語資格の基準が設けられている学部が多く、一般的には英検2級以上のスコアが求められます。一次選考は志望理由書を含む書類審査となっており、この段階での完成度が合否を左右します。
一次審査を通過すれば二次審査の倍率は1倍台に落ち着くケースが多く、書類審査に全力を注ぐことが合格への近道となります。立教大学の総合型選抜では2000字程度の志望理由書が求められることが多いため、時間をかけて丁寧に作成することが重要です。
中央大学経済学部
中央大学経済学部の英語外部検定利用方式では英検2級以上でCSEスコア1728以上が出願資格となっています。スコアは入試得点に換算され加算される仕組みとなっており、例えばCSEスコア2000で95点が加算される目安となっています。
選考では第一次選考として書類審査が行われ、第二次選考では筆記試験として小論文と面接が実施されます。経済学や社会問題に対する理解と関心を示すことが求められます。
法政大学グローバル教養学部
法政大学グローバル教養学部では英検準1級以上のCSEスコア2350以上が出願条件となっています。A方式では英語が185点満点で換算され、外部検定利用方式では140点満点で換算される仕組みです。募集人数は限られていますが、高い英語力を持つ受験生にとっては有利な入試形態となっています。
選考では書類審査に加えて英語と日本語による自己プレゼンテーションを含む面接が実施されるため、英語での表現力とコミュニケーション能力が重視されます。
MARCHの学校推薦型を実施している学部と条件
MARCHの学校推薦型選抜は学校長の推薦が必要となる入試形態で、評定平均値が重要な出願条件となります。各大学の実施学部と具体的な条件について解説します。
明治大学学校推薦型選抜
明治大学の学校推薦型選抜は複数の学部で実施されており、評定平均値は学部によって異なりますが概ね4.0以上が求められます。法学部や商学部では評定平均値に加えて英語外部試験のスコアを組み合わせることで出願基準が調整される仕組みを採用しています。
学校推薦型選抜では面接と小論文が主な選考方法となっており、高校での学習姿勢や課外活動での実績が総合的に評価されます。推薦枠は各高校に割り当てられているため、校内選考を通過することが最初のステップとなります。
青山学院大学学校推薦型選抜
青山学院大学の学校推薦型選抜では評定平均値4.0以上が一般的な基準となっています。文学部では英語力を重視した選考が行われ、英検2級以上の取得が推奨されます。また、特定分野への精通度を示す活動実績や研究成果の提出が求められることがあります。
選考では書類審査と面接が中心となり、志望理由の明確さと大学での学びに対する意欲が重視されます。学校推薦型選抜の合格者は入学後も高い学習意欲を維持することが期待されています。
立教大学学校推薦型選抜
立教大学の学校推薦型選抜では評定平均値3.8から4.0以上が学部によって設定されています。多くの学部で英語外部試験のスコア提出が求められ、英検準1級レベルのスコアを保有していると有利に働きます。書類審査では志望理由書の質が重要視され、大学での研究テーマと将来のビジョンを明確に示すことが求められます。
選考方法は学部によって異なりますが、面接と小論文が一般的です。立教大学の学校推薦型選抜では人間性と協調性も評価のポイントとなるため、高校での活動を通じて培った経験を具体的に語れるよう準備することが重要です。
中央大学学校推薦型選抜
中央大学の学校推薦型選抜は法学部を中心に実施されており、評定平均値4.0以上が基本的な出願条件となっています。法学部では特に高い基礎学力が求められ、書類審査と面接に加えて小論文や筆記試験が課される場合があります。
中央大学の学校推薦型選抜では社会課題に対する関心と実践的な活動経験が評価されます。ボランティア活動や留学経験、研究活動などの実績を整理し、大学での学びにどうつなげるかを明確に示すことが合格のポイントとなります。
法政大学学校推薦型選抜
法政大学の学校推薦型選抜では評定平均値3.8以上が一般的な基準となっています。多様な学部で実施されており、基礎学力を備え自ら考え判断する姿勢を持つ学生が求められています。選考では書類審査と面接が中心となり、多様な価値観の中で議論しながら知を深める意欲が重視されます。
法政大学の学校推薦型選抜では国際的な視野を持って学び続ける意欲も評価のポイントとなるため、グローバルな課題に対する関心を示すことが推奨されます。
MARCH志望におすすめの総合型選抜の対策スケジュール
MARCHの総合型選抜に合格するためには計画的な対策スケジュールを立てることが不可欠です。ここでは学年別の具体的な対策スケジュールを紹介します。
高校1年生の段階では自己分析から始めることが重要です。自分の興味や得意分野を整理し、将来の目標を大まかに設定します。MARCHの各大学のアドミッションポリシーを確認し、どの大学が自分に合っているかを検討します。この時期から評定平均値を意識した学習を心がけ、定期テストで高得点を維持することが大切です。
高校2年生では活動実績を積むことに重点を置きます。ボランティア活動や部活動、生徒会活動などに積極的に参加し、継続的な取り組みを通じて成長の過程を記録します。また、英検2級の取得を目標に英語学習を進め、可能であれば準1級にも挑戦します。夏休みには複数の大学のオープンキャンパスに参加し、各大学の特徴を比較検討します。
高校3年生の4月から6月にかけては志望校を学部まで絞り込み、志望理由書の作成に着手します。この時期には志望分野に関する専門書や教授の著書を読み、知識を深めることが重要です。6月末までに募集要項が配布されるため、出願条件を再確認し必要な書類の準備を開始します。
7月から8月は出願書類の作成に集中する時期です。志望理由書や活動報告書を丁寧に作成し、複数回の添削を受けてブラッシュアップします。小論文の対策も並行して進め、論理的な文章構成力を養います。8月下旬から9月にかけて出願を行い、面接練習を本格的に開始します。
9月から11月は選考の時期となります。書類審査の結果を待ちながら面接対策を継続し、想定質問に対する回答を準備します。この時期には一般入試の対策も並行して進めることが重要です。MARCHの総合型選抜は年内入試のチャンスを増やす手段であり、万が一不合格となった場合でも一般入試で挽回できるよう準備を怠らないことが大切です。
MARCH志望に総合型選抜で合格するコツ
MARCHの総合型選抜で合格を勝ち取るためには、戦略的な対策と継続的な努力が必要です。ここでは分野別の具体的な合格のコツを解説します。
MARCH志望の総合型選抜合格に向けた資格対策
MARCHの総合型選抜では英語資格が出願条件や加点要素として機能するため、早期からの対策が重要です。英検2級は高校2年生のうちに取得を目指し、高校3年生では準1級への挑戦を視野に入れます。英検準1級のCSEスコア2304以上を取得していれば、MARCHのほぼすべての総合型選抜で出願条件を満たすことができます。
英検対策ではリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能をバランスよく鍛えることが求められます。従来のリーディング中心の学習では高スコアを獲得することが難しいため、スピーキングとライティングの対策に特に力を入れる必要があります。オンライン英会話や英作文の添削サービスを活用し、実践的な英語力を養うことが効果的です。
英検以外にもTOEFLやIELTSなどの外部試験のスコアが利用できる大学もあるため、自分の強みに合わせた試験を選択することも検討します。ただし、MARCHの総合型選抜では英検が最も広く利用されているため、英検を優先的に対策することが推奨されます。
MARCHの総合推薦型・学校推薦型の合格に向けた事前書類準備
MARCHの総合型選抜と学校推薦型選抜では提出書類の質が合否を大きく左右します。志望理由書は最も重要な書類であり、なぜその大学学部を選んだのか、大学で何を学び研究したいのか、将来のビジョンはどうなのかを明確に示す必要があります。
志望理由書を作成する際には、単に憧れや興味だけを述べるのではなく、具体的な活動実績や学びの経験と結びつけて論じることが重要です。例えば、ボランティア活動を通じて社会課題を発見し、それを大学での研究テーマにつなげるといった一貫したストーリーを構築します。
活動報告書では自分が取り組んできた活動の内容だけでなく、そこから何を学び、どう成長したかを具体的に記述します。華々しい実績がなくても、継続的な取り組みや課題意識を持って活動した経験は高く評価されます。活動ノートを作成し、日々の気づきや学びを記録しておくことで、報告書作成時に具体的なエピソードを盛り込むことができます。
自己PR書や推薦書などの書類も丁寧に準備し、複数回の添削を受けてブラッシュアップします。学校の先生や塾の講師に添削を依頼し、客観的な視点からのフィードバックを得ることが効果的です。
MARCHの総合推薦型・学校推薦型の合格に向けた対策
MARCHの総合型選抜と学校推薦型選抜では面接と小論文が重要な選考要素となります。面接対策では志望理由、自己PR、活動実績について自分の言葉で語れるように準備します。丸暗記ではなく、伝えたいポイントを押さえて自然に話せることが重要です。
複数の人と面接練習を重ね、様々な角度からの質問に対応できるよう訓練します。想定外の質問にも落ち着いて答えられるよう、志望分野に関する知識を深めておくことが大切です。立ち居振る舞いや話し方、表情なども面接での評価対象となるため、鏡を見ながら練習したり、録画して自分の姿を確認したりすることが効果的です。
小論文対策では基本的な構成である序論、本論、結論の流れを習得します。自分の意見を論理的に展開する練習を重ね、データや知識を基に理論的に書くことが求められます。感想文ではなく、問いに対して明確な主張を示し、根拠を示しながら論じる力を養います。
MARCHの総合型選抜では大学のアドミッションポリシーとの適合性も重要な評価基準となります。各大学が求める学生像を理解し、自分の強みや経験がそれにどう合致するかを示すことが合格への鍵となります。大学の公式サイトやパンフレットを熟読し、各学部の教育方針や研究内容を深く理解しておくことが推奨されます。
MARCHの総合型選抜に落ちる原因
MARCHの総合型選抜で不合格となる受験生には共通する原因がいくつか存在します。これらを理解し回避することで合格の可能性を高めることができます。
最も多い原因は志望理由書の内容が表面的であることです。単に大学への憧れや漠然とした興味だけを述べるのではなく、具体的な活動実績や学びの経験と結びつけた説得力のある内容が求められます。自己満足的な実績の羅列だけでは不十分であり、活動を通じてどんな課題を発見し、それを大学でどう研究につなげたいのかを明確に示す必要があります。
面接対策が不十分なケースも不合格の原因となります。志望理由を丸暗記しただけでは、想定外の質問に対応できず、本当の意欲や理解度が伝わりません。志望分野に関する知識が浅いと、深掘りされた質問に答えられず、興味や情熱が疑われることになります。
英語資格の取得時期が遅すぎることも問題となります。高校3年生の夏以降に英検を受験しても、出願期限に間に合わないケースがあります。また、英検のスコアが出願条件をわずかに下回っている場合、再受験の時間がなく出願できない事態に陥ります。
活動実績が不足している、または一貫性がない場合も評価が低くなります。MARCHの総合型選抜では華々しい実績よりも、継続的な取り組みと課題意識を持った活動が重視されます。しかし、部活動や生徒会活動に全く参加していない、またはボランティア活動の経験が皆無である場合、活動報告書に書くべき内容が不足します。
一般入試の準備を疎かにしてしまうことも問題です。MARCHの総合型選抜は年内入試のチャンスを増やす手段であり、万が一不合格となった場合でも一般入試で挽回できるよう準備を並行して進めることが重要です。総合型選抜の対策に集中しすぎて一般入試の学力が低下すれば、受験全体の戦略が崩れてしまいます。
MARCHの総合型選抜に関するよくある質問
MARCHの総合型選抜は一般入試より合格しやすいですか
MARCHの総合型選抜が一般入試より合格しやすいかどうかは一概には言えません。総合型選抜では募集人数が少ない一方で、倍率は学部によって大きく異なります。立教大学の自由選抜入試のように一次審査通過後の倍率が1倍台に落ち着く学部もあれば、青山学院大学のように倍率が3倍を超える学部もあります。
総合型選抜では学力試験だけでなく活動実績や志望理由書、面接などが総合的に評価されるため、自分の強みを活かせる受験生にとっては有利な入試形態となります。ただし、提出書類の作成や面接対策には相応の時間と努力が必要であり、決して楽な入試ではありません。
MARCHの総合型選抜に落ちたら一般入試は受けられますか
MARCHの総合型選抜に不合格となった場合でも一般入試を受験することは可能です。総合型選抜と一般入試は別の入試制度であり、総合型選抜の結果は一般入試の出願や選考に影響しません。むしろ、総合型選抜を受験することで志望校への理解が深まり、一般入試の面接や小論文対策にも活かすことができます。
ただし、総合型選抜の対策に時間を取られすぎて一般入試の学力対策が疎かになると、受験全体の合格可能性が下がってしまいます。総合型選抜はあくまで年内入試のチャンスを増やす手段と考え、一般入試の準備も並行して進めることが重要です。
英検は何級まで取得すればMARCHの総合型選抜に有利ですか
MARCHの総合型選抜では英検2級以上の取得が基本的な目安となりますが、できれば準1級の取得を目指すことが推奨されます。英検準1級のCSEスコア2304以上を取得していれば、MARCHのほぼすべての総合型選抜で出願条件を満たすことができます。
明治大学では英語資格の基準を設けていない学部が多いため、英検2級でも出願可能です。一方、青山学院大学の総合文化政策学部ではCSEスコア2100以上が求められ、法政大学のグローバル教養学部では準1級以上が必須となっています。立教大学では準1級レベルのスコアを持っていると英語の得点が満点換算される可能性があります。
MARCHの総合型選抜は浪人生でも受験できますか
MARCHの総合型選抜は大学や学部によって浪人生の出願可否が異なります。明治大学の一部の学部では課外活動や生徒会活動、ボランティア活動などで卓越した経験と実績があれば浪人生でも出願可能となっています。中央大学や法政大学でも特定の学部では浪人生の出願を認めているケースがあります。
ただし、多くの総合型選抜では現役生のみを対象としている場合が多いため、志望校の募集要項を早期に確認することが重要です。浪人生が出願できる学部でも、現役生と比較して選考基準が厳しくなる可能性があるため、より充実した活動実績と説得力のある志望理由が求められます。
MARCHの総合型選抜で評定平均はどのくらい必要ですか
MARCHの総合型選抜では大学や学部によって求められる評定平均値が異なります。学校推薦型選抜では評定平均値が出願条件として明確に設定されており、概ね3.8から4.0以上が目安となります。総合型選抜では評定平均値の基準が設けられていない学部もありますが、実際の合格者は高い評定平均値を保持しているケースが多いです。
明治大学の総合型選抜では評定平均値の基準を設けていない学部が多い一方で、青山学院大学や立教大学では一定の評定平均値が求められる傾向にあります。評定平均値が低い場合でも、優れた活動実績や高い英語資格のスコアがあれば合格の可能性はありますが、評定平均値は日々の学習姿勢を示す重要な指標であるため、高校1年生の段階から意識して維持することが大切です。
MARCHの総合型選抜の併願はどうすればよいですか
MARCHの総合型選抜では多くの学部で併願が認められているため、戦略的な併願計画を立てることが重要です。まず、志望度の高い第一志望校を決定し、その対策を最優先に進めます。次に、出願条件が似ている他のMARCH大学や、ワンランク上の上智大学、滑り止めとなる日東駒専レベルの大学を併願先として検討します。
併願校を選ぶ際には出願時期と選考日程が重複しないかを確認することが重要です。また、提出書類の内容や面接の準備が重複する学部を選ぶことで、効率的に対策を進めることができます。ただし、併願校が多すぎると対策が分散してしまうため、3校から5校程度に絞ることが推奨されます。
MARCHの総合型選抜の対策はいつから始めるべきですか
MARCHの総合型選抜の対策は高校2年生の夏休みから始めることが理想的です。この時期から準備を開始すれば、評定平均値を上げる時間、活動実績を積む時間、英検準1級を目指す時間など、すべてに余裕を持って取り組むことができます。志望理由を深く考える余裕も生まれ、より質の高い準備ができます。
高校3年生の春から対策を始めても十分間に合いますが、英語資格の取得や活動実績の蓄積には限界があります。計画的に対策を進め、優先順位をつけて取り組むことが重要です。高校3年生の夏から対策を始める場合は、専門塾などのサポートを受けて効率的に準備を進めることが推奨されます。限られた時間で最大の成果を出すには、合格のノウハウを持った指導者の助けが不可欠です。



