筑波大学の総合型選抜に出願および合格するための条件と倍率と対策方法を実際の合格者のデータをもとにして徹底解説します。筑波大学に総合型選抜で合格したいという方向けに具体的な条件やおすすめの併願校ややっておくべきた対策を学年別に解説します。筑波大学の総合型選抜に合格するコツも分野別に解説。筑波大学に合格したいという方はぜひ参考にしてみてください。
筑波大学の総合型選抜に出願および合格するための条件と倍率と対策方法を実際の合格者のデータをもとにして徹底解説します。筑波大学に総合型選抜で合格したいという方向けに具体的な条件やおすすめの併願校ややっておくべき対策を学年別に解説します。筑波大学の総合型選抜に合格するコツも分野別に解説。筑波大学に合格したいという方はぜひ参考にしてみてください。
筑波大学の総合型選抜・学校推薦型選抜の特徴
筑波大学は総合型選抜と学校推薦型選抜の両方を積極的に実施している国立大学です。全体の募集人員のうち約25%が学校推薦型選抜で占められており、受験生にとって多くのチャンスがあります。
筑波大学の総合型選抜は他大学のAO入試に相当するアドミッションセンター入試、通称AC入試として実施されています。この入試は書類選考と面接による2段階選抜で受験生を多面的に評価します。一方、学校推薦型選抜は高等学校長の推薦に基づく選抜方式で、優秀な成績と学習意欲や目的意識が重視されます。
筑波大学の総合型選抜と学校推薦型選抜の最大の特徴は、人間学群心理学類を除いて大学入学共通テストを課さない点です。そのため年内に合否が決まる短期決戦型の入試となっています。これは受験生にとって大きなメリットとなります。
筑波大学の総合型選抜の特徴
筑波大学の総合型選抜であるAC入試は問題解決能力を身につけた活動的な人材を選抜する自己推薦型の入試です。この入試では問題意識を持って自ら学び自ら考えよりよく問題を解決する資質や能力が評価されます。
AC入試の大きな特徴は高等学校の成績や語学資格などの出願基準が設けられていない点です。評定平均が4.3未満であっても主体的で継続的な取り組みがあれば誰でも挑戦できます。選考は第1次選考の書類審査と第2次選考の個別面接口述試験の2段階で行われます。
実施されているのは人文文化学群の全学類、情報学群の全学類、生命環境学群の生物学類、体育専門学群です。募集人員は学類によって異なりますが合計で40名から50名程度と少数精鋭です。倍率は学類によって異なり、平均で6倍から7倍程度となっています。
筑波大学の学校推薦型選抜の特徴
筑波大学の学校推薦型選抜は全ての学群学類で実施されています。出願基準は学群学類によって異なりますが、大きく3つに分類されます。評定平均を問わないがスポーツで目覚ましい実績を挙げた者が対象の体育専門学群、評定平均4.0以上が必要な情報学群知識情報図書館学類、評定平均4.3以上が必要なその他の学群学類です。
ただし評定平均が基準に満たなくても筑波大学の個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有すると高等学校長が認めた者、学群の指定する分野において特に優れた能力を持つ者、国際的な課題をテーマとする探究的な学習や国際交流に関する活動などによって国際的な素養を身につけた者も出願が可能です。
選考方法は人間学群心理学類が大学入学共通テストを課し、医学群医学類が適性試験、体育専門学群と芸術専門学群が実技試験を課します。それ以外の学群学類は面接と小論文で判定されます。出願は10月下旬から11月上旬で、選考は11月下旬、合格発表は12月中旬です。
筑波大学の総合型選抜・学校推薦型選抜に必要な英語資格
筑波大学の総合型選抜であるAC入試では英語資格検定試験のスコア提出は必須ではありません。ただし志願する学群学類に必要な学習適応性を示すための参考資料として提出することは可能です。特に国際的な活動実績をアピールする場合は英語資格があると有利になります。
筑波大学の学校推薦型選抜では多くの学群学類で英語資格検定試験でCEFR B1相当以上の成績を有する者は総合評価に反映されます。CEFR B1相当は英検2級、TOEFL iBT 42点以上、IELTS 4.0以上に相当します。医学群医学類ではCEFR C1相当以上が求められ、これは英検1級、TOEFL iBT 95点以上に相当します。
英語資格は必須ではありませんが有している場合は積極的に活用すべきです。筑波大学では英検、TOEFL、IELTS、TOEIC、GTEC、TEAP、ケンブリッジ英語検定などが認められています。準備できる受験生は早めに取得しておくことをおすすめします。
筑波大学の総合型選抜を実施している学部と条件
筑波大学の総合型選抜であるAC入試を実施している学群学類とその条件をまとめます。
筑波大学人文文化学群人文学類
募集人員は5名です。出願条件は特に設けられておらず、高等学校卒業見込み者または既卒者で大学入学資格を有する者が対象となります。選考は第1次選考で志願理由書と自己推薦書および根拠資料による書類審査を行い、第2次選考で個別面接口述試験を30分程度実施します。
第1次選考では筑波大学で学びたいという強い意欲と、自分で課題を見つけ自ら学び自ら考え主体的に判断して取り組んできた問題解決能力が評価されます。第2次選考では人文学類に必要な学習適応性である学習能力、知識、意欲等が評価されます。
筑波大学人文文化学群比較文化学類
募集人員は5名です。人文学類と同様に特別な出願条件は設けられていません。選考方法も第1次選考の書類審査と第2次選考の個別面接口述試験の2段階です。
比較文化学類では文学思想地域研究文化学等の分野に関する深い関心と問題意識が重視されます。自己推薦書では比較文化の視点から取り組んできた活動や研究について具体的に記述することが求められます。
筑波大学人文文化学群日本語日本文化学類
募集人員は5名です。日本語日本文化に関する深い関心と問題意識を持ち、主体的に学習や活動に取り組んできた者が求められます。選考は他の人文文化学群の学類と同様に2段階選抜です。
日本語日本文化学類では日本の言語文化社会に関する研究テーマや活動実績が評価されます。留学経験や日本語教育に関わる活動などがあると有利になる場合があります。
筑波大学情報学群情報科学類
募集人員は5名です。情報科学に関する強い関心と問題解決能力が重視されます。プログラミングコンテストへの参加や情報科学に関する自主研究などの実績があると評価されます。
第2次選考の面接では情報科学の基礎知識や論理的思考力、情報技術を用いた問題解決への意欲などが問われます。自己推薦書では具体的な成果物やプロジェクトについて説明できることが重要です。
筑波大学情報学群情報メディア創成学類
募集人員は若干名です。情報メディアの創成に関する強い関心と創造力が求められます。映像制作やWebデザイン、メディアアートなどの創作活動の実績があると有利です。
情報メディア創成学類では技術と芸術の融合が重視されます。自己推薦書では作品集やポートフォリオを添付することで表現力や創造性をアピールできます。
筑波大学情報学群知識情報図書館学類
募集人員は5名です。知識情報や図書館情報学に関する問題意識と探究心が評価されます。図書委員会活動や地域の図書館でのボランティア活動などの経験があると評価されます。
知識情報図書館学類では情報の組織化や情報サービスに関する興味関心が重視されます。読書活動や情報検索に関する自主的な取り組みを具体的に示すことが重要です。
筑波大学生命環境学群生物学類
募集人員は5名です。生物学に関する深い関心と探究心、そして生物学の研究に取り組む意欲が求められます。生物学オリンピックへの参加や野外調査活動などの実績があると評価されます。
生物学類では継続的な観察研究や実験の取り組みが重視されます。自己推薦書では具体的な研究テーマとその成果、今後の研究計画について論理的に記述することが求められます。
筑波大学体育専門学群
募集人員は若干名です。体育専門学群のAC入試では抜群のスポーツ技能を有することが前提となります。全国大会レベルの実績が求められ、かつ体育スポーツ健康コーチングの分野で活躍する意欲が必要です。
2025年度入試から専願条項が追加され、合格した場合には必ず入学することを確約できる者のみが出願できます。第2次選考では実技試験も実施されます。
筑波大学の学校推薦型を実施している学部と条件
筑波大学の学校推薦型選抜は全ての学群学類で実施されています。ここでは主要な学群学類の条件をまとめます。
筑波大学人文文化学群人文学類
募集人員は10名です。推薦要件は次の3つのいずれかに該当する者です。1つ目は調査書の学習成績概評A段階に属する者または筑波大学の個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者です。
2つ目は希望する主専攻分野である哲学史学考古学民俗学言語学の内容に深い関心を有し当該分野に関連する教科科目において優れた能力を持つ者です。3つ目は高等学校等において国際的な課題をテーマとする探究的な学習や国際交流に関する活動に取り組み国際的な素養を身に付けた者です。
推薦要件1または2からは1校2名、推薦要件3からは1校1名まで推薦できます。選考は小論文と面接で行われます。小論文は英文課題を含む内容となっています。
筑波大学人文文化学群比較文化学類
募集人員は10名です。推薦要件は人文学類とほぼ同様の3つです。1つ目は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者、2つ目は文学思想地域研究文化学等の比較文化主専攻に関わる分野で優れた能力を有する者です。
3つ目は国際交流活動や国際的課題に取り組み国際的素養を身につけた者です。選考は小論文と面接で行われ、面接ではグループ面接と少人数によるディスカッションが含まれます。英語資格検定試験でCEFR B1相当以上の成績を有する者は総合評価に反映されます。
筑波大学人文文化学群日本語日本文化学類
募集人員は10名です。推薦要件は他の人文文化学群の学類と同様に3つのパターンがあります。学習成績概評A段階または同等の学力を有する者、日本語日本文化に関わる分野で優れた能力を有する者、国際的素養を身につけた者のいずれかです。
選考は小論文と面接で行われます。小論文では日本語や日本文化に関する理解と思考力が問われます。面接では日本語日本文化への関心と学習意欲が評価されます。
筑波大学社会国際学群社会学類
募集人員は20名です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者、社会科学に関わる分野に明確な問題意識と優れた能力を有する者、国際的素養を身につけた者のいずれかです。
選考は小論文と面接で行われ、面接では口頭試問が含まれます。社会学類では社会問題への関心と分析力が重視されます。英語資格検定試験でCEFR B1相当以上の成績を有する者は総合評価に反映されます。
筑波大学社会国際学群国際総合学類
募集人員は20名です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者、国際問題や異文化理解に明確な問題意識と優れた能力を有する者、国際交流活動等により国際的素養を身につけた者のいずれかです。
国際総合学類では語学力と国際的な視野が特に重視されます。留学経験や模擬国連への参加、国際ボランティア活動などの実績があると有利です。選考は小論文と面接で、英語資格は総合評価に反映されます。
筑波大学人間学群教育学類
募集人員は8名です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者、教育についての問題意識を明確に持ち関連する自主研究や部活動社会活動等において優れた実績を有する者、国際的素養を身につけた者のいずれかです。
教育学類では教育への情熱と実践力が評価されます。学習支援ボランティアや教育に関する探究活動の経験があると有利です。選考は小論文と面接で行われます。
筑波大学人間学群心理学類
募集人員は8名です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者、人間のこころと行動について旺盛な知的好奇心を持ち明確な問題意識を持っている者、国際的素養を身につけた者のいずれかです。
心理学類は筑波大学の学校推薦型選抜の中で唯一大学入学共通テストを課す学類です。11月下旬の面接小論文試験を受け、12月中旬に第1次選考結果が発表され、大学共通テスト受験後2月上旬に最終合格発表となります。
筑波大学人間学群障害科学類
募集人員は8名です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者、障害科学についての問題意識を明確に持ち関連する活動において優れた実績を有する者、国際的素養を身につけた者のいずれかです。
障害科学類では福祉やバリアフリーに関する関心と実践力が評価されます。ボランティア活動や障害者支援に関わる経験があると有利です。選考は小論文と面接で行われます。
筑波大学生命環境学群生物学類
募集人員は27名です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者、生物や数学に優れた能力を持つ者、国際的素養を身につけた者のいずれかです。
生物学類では生物への深い関心と探究心が重視されます。生物学オリンピックへの参加や継続的な観察研究の実績があると評価されます。選考は小論文と面接で行われます。
筑波大学生命環境学群生物資源学類
募集人員は20名です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者、農学や生物資源に関わる分野で優れた能力を持つ者、国際的素養を身につけた者のいずれかです。
生物資源学類では農業や環境問題への関心が評価されます。農業体験や環境保全活動の経験があると有利です。選考は小論文と面接で行われます。
筑波大学生命環境学群地球学類
募集人員は13名です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者、地球科学に関わる分野で優れた能力を持つ者、国際的素養を身につけた者のいずれかです。
地球学類では地球科学への探究心と野外調査への意欲が重視されます。地学オリンピックへの参加や地質調査の経験があると評価されます。選考は小論文と面接で行われます。
筑波大学理工学群数学類
募集人員は8名です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者、数学に特に優れた能力を持つ者、国際的素養を身につけた者のいずれかです。
数学類では数学への深い理解と探究心が評価されます。数学オリンピックへの参加や数学の自主研究の実績があると有利です。選考は小論文と面接で行われます。
筑波大学理工学群物理学類
募集人員は10名です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者、物理に関わる分野で優れた能力を持つ者、国際的素養を身につけた者のいずれかです。
物理学類では物理学への深い関心と実験への取り組み姿勢が重視されます。物理オリンピックへの参加や物理の自主研究の実績があると評価されます。選考は小論文と面接で行われます。
筑波大学理工学群化学類
募集人員は16名です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者、化学に関わる分野で優れた能力を持つ者、国際的素養を身につけた者のいずれかです。
化学類では化学への探究心と実験技術が評価されます。化学グランプリへの参加や化学の自主研究の実績があると有利です。選考は小論文と面接で行われます。
筑波大学情報学群情報科学類
募集人員は8名です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者、理科数学英語のうち1教科に特に優れた能力を持つ者、国際的素養を身につけた者のいずれかです。
情報科学類ではプログラミング能力と情報科学への関心が重視されます。情報オリンピックへの参加やアプリ開発の実績があると評価されます。選考は小論文と面接で行われます。
筑波大学情報学群情報メディア創成学類
募集人員は8名です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者、数学英語に優れた能力を持ち情報メディア創成に関する問題意識を持つ者、国際的素養を身につけた者のいずれかです。
情報メディア創成学類では創造性と技術力の両方が評価されます。メディア作品の制作実績やコンテストへの参加経験があると有利です。選考は小論文と面接で行われます。
筑波大学情報学群知識情報図書館学類
募集人員は8名です。推薦要件は調査書の学習成績全体の評定平均値が4.0以上の者または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者です。他の学類と異なり評定平均4.0以上が基準となっています。
知識情報図書館学類では情報組織化や情報サービスへの関心が評価されます。図書委員会活動や図書館でのボランティア経験があると有利です。選考は小論文と面接で行われます。
筑波大学医学群医学類
募集人員は20名程度です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者で、かつ全教科がバランスよく優れ英語数学理科の能力が抜群な者です。医学類では特に高い学力基準が求められます。
医学類の選考では適性試験が実施されます。筆記と面接による総合的な医学への適性や人間性が評価されます。また英語資格検定試験でCEFR C1相当以上の成績を有する者は総合評価に反映されます。
筑波大学医学群看護学類
募集人員は20名です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者、看護に関する問題意識を持ち関連する活動で実績を有する者、国際的素養を身につけた者のいずれかです。
看護学類では看護への情熱と人間性が重視されます。医療ボランティアや福祉施設での活動経験があると評価されます。選考は小論文と面接で行われます。
筑波大学医学群医療科学類
募集人員は12名です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者、医療科学に関する問題意識を持ち関連する能力を有する者、国際的素養を身につけた者のいずれかです。
医療科学類では医療技術への関心と探究心が評価されます。医療や科学に関する自主研究の実績があると有利です。選考は小論文と面接で行われます。
筑波大学体育専門学群
募集人員は60名です。推薦要件は一つの運動種目に抜群の技能を有し本学群における十分な修学力を備え将来体育スポーツ健康コーチングの分野で活躍が期待できる者です。全国大会で16位以内の成績などが求められます。
体育専門学群の選考では実技試験が実施されます。スポーツ技能と学力の両方が総合的に評価されます。2025年度入試から推薦要件が一部変更されています。
筑波大学芸術専門学群
募集人員は20名です。推薦要件は学習成績概評A段階または個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者で、かつ芸術の各分野において優れた能力と実績を有する者です。
芸術専門学群の選考では実技試験が実施されます。デッサンや色彩構成などの実技能力と創造性が評価されます。作品集の提出も求められます。
筑波大学志望におすすめの総合型選抜の対策スケジュール
筑波大学の総合型選抜に合格するためには計画的な準備が不可欠です。理想的には高校2年生の夏休みから対策を始めることをおすすめします。この時期から始めれば活動実績を積む時間や自己分析を深める時間が十分に確保できます。
高校2年生のうちにやるべきことは、まず自己分析と志望分野の探究です。自分の興味関心や得意なことを書き出し、筑波大学のアドミッションポリシーを理解します。そして志望する学群学類に関連する活動や研究に取り組み始めます。この段階では活動の質を重視し、継続的に記録をつけることが重要です。
高校3年生の4月から6月は志望理由の明確化と活動の深化に集中します。なぜ筑波大学なのか、なぜその学群学類なのかを論理的に説明できるようにします。また志望分野に関する書籍を読み、知識を深めます。オープンキャンパスに参加して大学の雰囲気を肌で感じることも大切です。
7月から8月は書類作成の時期です。AC入試の場合は志願理由書と自己推薦書の作成に集中します。自己推薦書では最近2年間またはそれ以上の長期間にわたる主体的で継続的な取り組みを具体的に記述します。添削を複数回受けてブラッシュアップすることが合格への鍵となります。
9月は出願準備と最終確認の時期です。必要書類を揃え、記入漏れがないか確認します。AC入試の出願は9月上旬に行われるため、余裕を持って準備を完了させます。この時期から面接練習も開始し、自己推薦書の内容を自分の言葉で説明できるようにします。
10月は第1次選考の発表と第2次選考の準備期間です。第1次選考の結果は9月末から10月初めに発表されます。合格した場合は第2次選考の個別面接口述試験に向けて本格的な準備を始めます。想定質問への回答を準備し、模擬面接を繰り返し行います。
筑波大学志望に総合型選抜で合格するコツ
筑波大学の総合型選抜で合格するためには3つの重要なポイントがあります。1つ目は問題解決能力を明確に示すことです。筑波大学のAC入試では単なる活動実績ではなく、自ら課題を見つけ考え解決してきた過程が重視されます。
2つ目は志望する学群学類への深い理解と情熱を伝えることです。なぜ筑波大学でなければならないのか、なぜその学群学類を選んだのかを具体的に説明できる必要があります。志望分野に関する知識を深め、最新の研究動向にも関心を持つことが大切です。
3つ目は一貫性のあるストーリーを構築することです。自己推薦書と志願理由書、そして面接での発言が全て一貫していることが重要です。活動実績から志望理由、将来の目標まで論理的につながっている必要があります。
筑波大学志望の総合型選抜合格に向けた資格対策
筑波大学の総合型選抜であるAC入試では英語資格は必須ではありませんが、取得していると学習適応性を示す材料となります。特に国際的な活動をアピールする場合は英検2級以上、できれば準1級を目指すことをおすすめします。
英語資格の対策は高校2年生のうちから始めるのが理想的です。まず英検2級を高2の終わりまでに取得し、高3の春から夏にかけて準1級に挑戦します。TOEFL iBTやIELTSも認められていますが、高校生には英検が最も対策しやすいでしょう。
資格対策と並行して志望分野に関する英語文献を読むことも効果的です。これにより英語力と専門知識の両方を身につけることができます。筑波大学では英語での授業も多いため、入学後を見据えた準備としても有益です。
筑波大学の総合推薦型・学校推薦型の合格に向けた事前書類準備
筑波大学の総合型選抜で最も重要なのが事前書類の質です。AC入試では志願理由書と自己推薦書が第1次選考の主要な評価材料となります。志願理由書では特定の学群学類を志願する理由を明確に記述します。筑波大学で学びたいという強い意欲が伝わる内容にすることが重要です。
自己推薦書では最近2年間またはそれ以上の長期間にわたって自分で課題を見つけ自ら学び自ら考え主体的に判断して取り組んできたことを記述します。活動の実績そのものではなく、どのような工夫によってその実績を上げたのか、その実績をどのように認識しているのかが重視されます。
自己推薦書には根拠となる添付資料が必要です。活動記録、成果物、受賞証明書、新聞記事などを適切に選んで添付します。資料は多ければ良いというものではなく、自己推薦書の内容を裏付ける重要なものを厳選します。
書類作成では複数回の添削が不可欠です。学校の先生や総合型選抜に詳しい専門家に見てもらい、客観的なフィードバックを受けます。誤字脱字はもちろん、論理の一貫性や説得力についても徹底的に磨き上げます。
学校推薦型選抜の場合は推薦書や調査書も重要な書類となります。高校1年生の時から定期テストで高得点を取り、評定平均を高く保つことが大切です。また課外活動にも積極的に参加し、推薦書に書いてもらえる実績を作ります。
活動報告書の作成も重要です。国際交流活動や探究的な学習に取り組んだ場合、その内容を具体的かつ詳細に記述します。単なる活動の羅列ではなく、そこで得た学びや気づき、今後の展望までを含めることが求められます。
筑波大学の総合推薦型・学校推薦型の合格に向けた対策
面接対策は総合型選抜と学校推薦型選抜の両方で重要です。筑波大学のAC入試では第2次選考で30分程度の個別面接口述試験が実施されます。自己推薦書の内容を中心に、志願する学群学類に必要な学習適応性について質問されます。
面接対策では想定質問への回答を準備することから始めます。志望理由、活動内容、将来の目標、学びたいこと、研究したいテーマなどについて自分の言葉で説明できるようにします。丸暗記ではなく、要点を押さえた上で自然に語れることが大切です。
模擬面接を繰り返し行うことも効果的です。学校の先生や家族に面接官役を頼み、本番を想定した練習を行います。立ち居振る舞いや話し方、視線の配り方なども意識します。緊張しても落ち着いて答えられるよう、十分に練習を重ねます。
小論文対策も学校推薦型選抜では重要です。筑波大学の小論文は学群学類によって出題傾向が異なります。英文を含む問題や、データを分析する問題、専門的な知識を問う問題など多様です。過去問を分析し、志望する学群学類の傾向を把握します。
小論文の基本的な構成である序論本論結論の流れを習得します。自分の意見を論理的に展開し、根拠を示しながら説得力のある文章を書く練習を重ねます。時間内に書き上げる訓練も必要です。制限時間を設定して実際に書く練習を繰り返します。
専門知識の習得も合格のカギとなります。志望する学群学類に関連する分野の基礎知識を身につけます。新書や入門書を読み、最新のニュースや研究動向にも関心を持ちます。面接や小論文で専門的な質問がされた際に対応できるよう準備します。
筑波大学の総合型選抜に落ちる原因
筑波大学の総合型選抜で不合格になる主な原因は5つあります。1つ目は問題解決能力が伝わらないことです。単に活動実績を羅列するだけで、そこから何を学び、どう成長したかが見えない自己推薦書では評価されません。
2つ目は志望理由が浅いことです。なぜ筑波大学なのか、なぜその学群学類なのかを具体的に説明できていない場合、筑波大学で学びたいという強い意欲が伝わりません。他の大学でも言えるような一般的な理由では不十分です。
3つ目は書類と面接の一貫性がないことです。自己推薦書に書いた内容と面接での発言が食い違っていると、信頼性が損なわれます。また志願理由書と自己推薦書の内容がつながっていないことも問題です。
4つ目は専門知識が不足していることです。志望する学群学類に関する基礎的な知識がない場合、本当に学びたいという意欲が疑われます。面接で専門的な質問に答えられないと、学習適応性がないと判断されてしまいます。
5つ目は準備不足です。書類の誤字脱字、添削を受けていない粗い文章、面接での緊張による失敗などは全て準備不足が原因です。筑波大学の総合型選抜は倍率が高く、細部まで丁寧に準備した受験生でなければ合格できません。
筑波大学の総合型選抜に関するよくある質問
筑波大学の総合型選抜と学校推薦型選抜は併願できますか
筑波大学の総合型選抜であるAC入試と学校推薦型選抜は併願できません。募集要項に明記されているように、アドミッションセンター入試と推薦入試は併願不可となっています。どちらか一方を選んで出願する必要があります。
ただし体育専門学群のAC入試を除き、総合型選抜や学校推薦型選抜で不合格になった場合は一般選抜に出願できます。筑波大学では総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜の3回チャンスがあるため、複数の入試方式を視野に入れた戦略が重要です。
筑波大学のAC入試は評定平均が低くても受験できますか
筑波大学のAC入試では評定平均による出願基準は設けられていません。高等学校の成績や語学資格などの条件がなく、誰でも挑戦できる入試です。評定平均が4.3未満であっても、問題解決能力を示す活動実績があれば合格の可能性があります。
ただし体育専門学群を除き、学習適応性が評価されるため、基礎学力は必要です。志望する学群学類で学ぶために必要な知識や能力を持っていることを面接で示す必要があります。評定平均は低くても、志望分野に関する深い知識や探究心があれば評価されます。
筑波大学の総合型選抜の倍率はどのくらいですか
筑波大学のAC入試の倍率は学類によって異なりますが、平均で6倍から7倍程度です。募集人員が各学類5名程度と少ないため、競争率は高くなっています。人気の高い学類では倍率が10倍を超えることもあります。
学校推薦型選抜の倍率は学類によって大きく異なります。一般的には3倍から4倍程度ですが、医学群医学類など人気の高い学類では倍率が高くなります。倍率だけでなく、志望する学類の求める人物像に自分が合っているかを重視して受験を決めることが大切です。
筑波大学の総合型選抜で英語資格は必要ですか
筑波大学のAC入試では英語資格の提出は必須ではありません。ただし志願する学群学類に必要な学習適応性を示すための参考資料として提出できます。特に国際的な活動実績をアピールする場合や、国際総合学類など語学力が重視される学類を志望する場合は、英語資格があると有利です。
学校推薦型選抜では多くの学類で英語資格検定試験でCEFR B1相当以上の成績を有する者は総合評価に反映されます。英検2級、TOEFL iBT 42点以上、IELTS 4.0以上などが該当します。必須ではありませんが、取得していると評価が高まります。
筑波大学の総合型選抜の面接ではどのようなことを聞かれますか
筑波大学のAC入試の第2次選考では30分程度の個別面接口述試験が実施されます。主に自己推薦書の内容について質問されます。活動の詳細、課題をどう見つけたか、どのような工夫をしたか、その結果をどう認識しているかなどが問われます。
また志願する学群学類に必要な学習適応性についても質問されます。基礎的な専門知識、学習意欲、研究したいテーマ、将来の目標などについて聞かれます。想定外の質問にも対応できるよう、幅広い準備が必要です。
筑波大学の総合型選抜の対策はいつから始めるべきですか
理想的には高校2年生の夏休みから対策を始めることをおすすめします。この時期から始めれば、活動実績を積む時間、評定平均を上げる時間、志望理由を深く考える時間など、全てに余裕を持って取り組めます。
ただし高校3年生の春から始めても十分間に合います。実際に多くの合格者がこの時期から本格的に準備を始めています。計画的に対策すれば合格は可能です。最も重要なのは開始時期ではなく、準備の質と密度です。
筑波大学の総合型選抜と一般選抜はどちらが合格しやすいですか
一概にどちらが合格しやすいとは言えません。総合型選抜は倍率が6倍から7倍程度と高いですが、学力試験がなく、活動実績や問題解決能力で勝負できます。一般選抜は大学入学共通テストと個別学力検査の結果で判定されるため、学力が重視されます。
自分の強みに合わせて選択することが重要です。継続的な活動実績があり、志望分野への深い関心がある場合は総合型選抜が向いています。学力に自信があり、テスト本番で力を発揮できるタイプは一般選抜が向いています。両方に挑戦する戦略も有効です。
筑波大学の総合型選抜で活動実績がないと不合格ですか
筑波大学のAC入試では華々しい活動実績は必須ではありません。活動の実績そのものを重視するのではなく、志願者がどのような工夫によってその実績を上げたのか、また、その実績をどのように認識しているのかを重視すると明記されています。
重要なのは活動の結果に至る過程や活動の質です。全国大会で優勝したような目覚ましい成果がなくても、地道な継続的取り組みや、そこから得た学びと成長を示すことができれば評価されます。問題解決能力が伝わる内容であることが最も大切です。
筑波大学の学校推薦型選抜は評定平均4.3未満では受験できませんか
筑波大学の学校推薦型選抜では多くの学類で評定平均4.3以上が推薦要件となっています。ただし評定平均4.3未満でも受験できる道があります。筑波大学の個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有すると高等学校長が認めた者も出願が可能です。
また学群の指定する分野において特に優れた能力を持つ者、国際的な課題をテーマとする探究的な学習や国際交流に関する活動などによって国際的な素養を身につけた者も出願資格があります。評定平均だけでなく、多様な観点から評価される仕組みになっています。



