5Sは上位何%になるのか偏差値や難易度やレベルの観点で解説します。また5Sの就職の強さや他の大学群と比較した時の差や序列についても合わせて解説します。5Sの実際のレベルを知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
5Sは上位何%?
結論から述べると5Sは全国の大学受験生の中で上位30%から40%程度に位置する大学群です。
5Sとは埼玉大学、信州大学、静岡大学、滋賀大学、新潟大学の5つの国立大学をまとめた大学群の総称であり、地方国立大学の中でも中堅から準難関レベルに位置付けられます。偏差値で見ると概ね47.5から60.0の範囲に収まっており、国公立大学全体の中では中位から中上位に該当します。
国立大学は私立大学と比較して科目数が多く、大学入学共通テストに加えて個別学力試験も課されるため、受験難易度は決して低くありません。そのため5Sに合格できる受験生は、全国の大学進学希望者の中でも上位層に入ると考えて良いです。
また5Sは地域の教育研究拠点として発展してきた歴史があり、就職実績も安定しているため、多くの受験生から根強い人気を集めています。
5Sと比べて他の大学群は上位何パーセント?
5Sより上位の大学群としては旧帝大や金岡千広があり、下位の大学群としてはSTARSが挙げられます。
旧帝大は東京大学や京都大学をはじめとする7つの大学群で、全国の受験生の上位5%から10%程度に位置する最難関国立大学群です。金岡千広は金沢大学、岡山大学、千葉大学、広島大学の4校で構成され、上位15%から25%程度に位置しており、5Sよりワンランク上の準難関国立大学群となります。
一方でSTARSは佐賀大学、鳥取大学、秋田大学、琉球大学、島根大学の5校から成る大学群で、上位40%から50%程度に位置しており、5Sよりワンランク下の地方国立大学群です。
このように5Sは国立大学の中でも中堅レベルに位置しており、旧帝大や金岡千広を目指す受験生の併願先としても、また地元で安定した教育を受けたい受験生の第一志望としても選ばれています。
5Sはどのくらい頭がよい?偏差値とレベル
5Sの偏差値は学部によって異なりますが、概ね47.5から60.0の範囲に収まっています。
埼玉大学の偏差値は47.5から60.0で、特に教養学部や理学部は偏差値55.0から60.0と比較的高めです。信州大学の偏差値は45.0から65.0で、医学部医学科は偏差値65.0と5Sの中でも最も高い水準となっています。
静岡大学の偏差値は45.0から55.0で、工学部や理学部を中心に偏差値47.5から55.0程度です。滋賀大学の偏差値は42.5から57.5で、データサイエンス学部や経済学部は偏差値52.5から57.5となっています。新潟大学の偏差値は42.5から65.0で、医学部医学科は偏差値65.0と高い一方、工学部や理学部は偏差値42.5から50.0程度です。
5Sの序列は偏差値で見ると埼玉大学が最も上位に位置し、次いで信州大学、静岡大学、滋賀大学、新潟大学と続きますが、学部によって差は小さく、ほぼ横並びと考えて良いです。
5Sの大学一覧
5Sは埼玉大学、信州大学、静岡大学、滋賀大学、新潟大学の5つの国立大学で構成される大学群です。
新潟大学の頭文字はNではないかと疑問に思う受験生もいるかもしれませんが、新潟大学は通称で新大と呼ばれるため、その頭文字Sが用いられて5Sという名称になっています。
埼玉大学の特徴
埼玉大学は埼玉県さいたま市に本キャンパスを構える国立大学で、1949年に創立されました。
教養学部、経済学部、教育学部、理学部、工学部の5学部を有しており、すべての学部が一つのキャンパスに集まるワンキャンパス制を採用しています。この一体型キャンパスの利点を生かして文理融合型の教育研究を展開している点が埼玉大学の大きな特色です。
偏差値は47.5から60.0で、特に理学部や教養学部は5Sの中でも高めの偏差値を誇ります。5SやMARCHを志望する受験生にとって、埼玉大学は首都圏に位置し通学の便も良いため人気が高い大学です。
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信州大学の特徴
信州大学は長野県松本市を中心に複数のキャンパスを展開する国立大学で、1949年に創立されました。
人文学部、経法学部、教育学部、理学部、工学部、繊維学部、農学部、医学部の8学部を有しており、特に繊維学部は全国的にも珍しい学部として知られています。信州の豊かな自然や歴史を生かした地域性のある教育が魅力です。
偏差値は45.0から65.0で、医学部医学科は偏差値65.0と5Sの中でも最高水準となっています。信州大学は長野県内はもちろん、関東や中部地方の受験生からも根強い人気を集めており、5Sの中でも安定した志願者数を維持しています。
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静岡大学の特徴
静岡大学は静岡県静岡市と浜松市に2つのキャンパスを構える国立大学で、1949年に創立されました。
人文社会科学部、教育学部、理学部、工学部、農学部、グローバル共創科学部、情報学部の7学部を有しており、豊かな自然環境の中で幅広い学問を学ぶことができます。自由啓発という理念を掲げており、学生一人ひとりの個性を尊重する教育方針が特徴です。
偏差値は45.0から55.0で、5Sの中では比較的平均的な水準です。静岡大学は東海地方の拠点大学として産学連携や地域貢献に力を入れており、工学部や農学部を中心に実践的な教育研究を展開しています。
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滋賀大学の特徴
滋賀大学は滋賀県彦根市と大津市に2つのキャンパスを構える国立大学で、1949年に創立されました。
経済学部、教育学部、データサイエンス学部の3学部を有しており、特にデータサイエンス学部は国内でも珍しい学部として注目を集めています。経済学部は国立大学ではトップクラスの規模を誇り、5Sの中でも特色ある学部構成が魅力です。
偏差値は42.5から57.5で、データサイエンス学部や経済学部は偏差値52.5から57.5程度となっています。滋賀大学は琵琶湖に近い立地を生かした環境教育にも力を入れており、関西圏の受験生を中心に人気を集めています。
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新潟大学の特徴
新潟大学は新潟県新潟市に2つのキャンパスを構える国立大学で、1949年に創立されました。
人文学部、法学部、経済科学部、教育学部、理学部、工学部、農学部、医学部、歯学部、創生学部の10学部を有しており、5Sの中でも最も学部数が多い総合大学です。特に医療系学部に定評があり、医学部や歯学部は高い教育研究水準を誇ります。
偏差値は42.5から65.0で、医学部医学科は偏差値65.0と高い一方、工学部や理学部は偏差値42.5から50.0程度です。新潟大学は環日本海地域の教育研究拠点として国際交流にも力を入れており、新潟県内外から多くの受験生が志願しています。
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5Sに合格するために必要な勉強時間
5Sに合格するためには高校3年生の時点で1日あたり6時間程度の学習時間を確保する必要があります。
実際に5Sに合格した受験生の学習時間を見ると、自宅での勉強時間が平均2.6時間から3.2時間、塾での勉強時間が平均2.0時間から3.0時間となっており、合計で1日あたり5時間から6時間程度の学習時間を確保していました。
ただし5Sは国立大学であるため、大学入学共通テストで5教科7科目を受験する必要があり、私立大学と比較して学習範囲が広くなります。そのため高校1年生や2年生の段階から計画的に学習を進めることが重要です。
高校3年生になってから急に勉強時間を増やすのではなく、高校1年生の時点で1日2時間程度、高校2年生で1日4時間程度、高校3年生で1日6時間程度と段階的に学習時間を増やしていくことが5S合格への近道です。また自習室を活用したり学習時間を記録したりすることで、モチベーションを維持しながら効率的に勉強を進めることができます。
5Sの下の大学群はどの大学群?
5Sの下の大学群はSTARSと呼ばれる地方国立大学群です。
STARSとは佐賀大学、鳥取大学、秋田大学、琉球大学、島根大学の5つの国立大学をまとめた大学群の総称です。偏差値で見ると5SがおおむねSTARSよりワンランク上に位置しており、全国の受験生の中で5Sは上位30%から40%程度、STARSは上位40%から50%程度に該当します。
ただし5SとSTARSの偏差値差はそれほど大きくなく、学部によっては5SとSTARSの偏差値が逆転することもあります。そのため受験生は偏差値だけで大学を選ぶのではなく、学びたい分野やキャンパスの立地、就職実績なども総合的に考慮して志望校を決定することが大切です。
また5Sより上の大学群としては金岡千広や旧帝大があり、金岡千広は上位15%から25%程度、旧帝大は上位5%から10%程度に位置します。このように5Sは国立大学の中でも中堅レベルの大学群として、多くの受験生から安定した人気を集めています。



