『上手くなる わたなべサックス教室』渡部 瞳先生インタビュー 〜基礎を大切に、音色を重視した指導で憧れのサックス人生を手に入れよう〜

サックスといえば、ジャズの華やかなソロやクラシックの優雅な旋律を思い浮かべる方も多いでしょう。『上手くなる わたなべサックス教室』では、音楽大学出身で現役のサックス奏者である渡部 瞳先生が、一人ひとりの目標や個性に寄り添った指導を行っています。小学生からシニアまで幅広い年齢層を受け入れ、初心者でも確実に上達できる環境を整えているのが特徴です。

今回のインタビューでは、渡部先生に教室の特色や指導方針、サックスの魅力について詳しく伺いました。基礎を大切にする本格的な指導と、生徒一人ひとりとの関係性を重視する温かな教室の雰囲気が伝わってくる内容となっています。サックスを始めたい方、また上達を目指している方に、ぜひ参考にしていただきたいインタビューです。

渡部 瞳(わたなべひとみ)
新潟県出身。
2001年武蔵野音楽大学卒業。在学中、新潟県音楽コンクールにて優秀賞を受賞。
2005年東京ミュージック&メディアアーツ尚美ディプロマコース修了。
在学中、ディプロマ選抜フレッシュコンサートに出演。
第19回江戸川区新人演奏会に出演。
第19回練馬文化センター新人オーディションにて優秀賞を受賞。
内藤彰氏の指揮のもと東京ニューシティ管弦楽団とコンチェルトを共演。
第5回・第10回日本アンサンブルコンクール入選。
2008年2019年地元新潟にてソロリサイタルを開催。
2012年所属するD-SAXでフランスへ渡り、パリ,エピナルにて公演を行い何れも好評を博す。
2010年久石譲サマースペシャル、2010年2017世界まるごとクラシック、2025年フィギュアスケート音楽会など、オーケストラや吹奏楽団のエキストラとして出演。
サクソフォーンを栃尾克樹、林田和之、藤陵雅裕の各氏に、室内楽を服部吉之・真理子夫妻に師事。
D-SAX、アンサンブル・オットヴォーチ各メンバー。

憧れのサックスを奏でる場所 〜幅広い世代が集う教室〜

ー渡部先生、本日はどうぞよろしくお願いいたします!まず最初の質問ですが、『上手くなる わたなべサックス教室』ではどのような方を対象に、どのような指導を行っているのでしょうか?

渡部 瞳先生(以下、敬称略):弊教室では、サックス経験の有無や年齢を問わず、幅広い方々を対象にしています。初心者からプレイヤー志望の方まで、そして小学校3〜4年生からシニアの方まで、どなたでもレッスン可能です。

大手からの独立 〜一人ひとりと向き合う音楽への旅〜

ー渡部先生がサックス教室を始められた経緯やきっかけを、教えてくださいますか?

渡部:音楽大学卒業後、すぐに大手の音楽教室でサックス指導の仕事を始めました。しかし、大手教室では限られた時間内に多くの生徒を指導しなければならず、個性・レベルに見合ったレッスンが十分にできていないと感じることがありました。そこで、一人ひとりにしっかりと向き合える個人教室を開設したいと思ったのが始まりです。

弊教室の大きな特徴は、生徒さんとの関係性の深さにあります。大手教室では生徒さんの入れ替わりが激しく、長く深く関わるのが難しいと感じていましたが、個人教室では生徒さんと1対1でじっくり関わることができるため、長く通い続けていただける傾向にあります。それにより確実な上達が見込めます。

また、レッスンの柔軟性も魅力の一つです。個人教室ならではのライフスタイルに合わせたレッスンができることも、継続率の高さにつながっていると思います。

現役演奏家の本物の指導 〜ステージ経験が生きる教室〜

ー他のサックス教室との違いや、『上手くなる わたなべサックス教室』ならではのアピールポイントを教えてください。

渡部:弊教室の最大の強みは、私自身が現役のサックス奏者として活動していることです。単に指導するだけではなく、実際の演奏現場で得た経験や技術を直接伝えることができます。

私は音楽大学でクラシックサックスを専攻しました。サックスは比較的歴史の浅い楽器ですが、オーケストラ作品もあり、特に吹奏楽では「花形」として注目される楽器です。自分が現場で習得した演奏するときの心得を余すことなく指導に生かしています。

ー初心者の方は、どのくらいの期間で曲が演奏できるようになりますか?

渡部:サックスは比較的音が出しやすい楽器なんですよ!初めての方でも、体験レッスンで必ず音は出せるようになります。そこから演奏できるようになるまでは個人差がありますが、例えば「結婚式で演奏したい」といった具体的な目標を持った意欲的な方なら、3ヶ月程度で簡単な曲は演奏できるようになります。短期集中型のレッスン教室として通っていただいても、全く問題ありません。

音色を磨く匠の技 〜基礎から育てる表現力〜

ー生徒さんに指導する際に、特に意識していることはありますか?

渡部:私はクラシックサックスの指導者として、「音色」を最も重視しています。ジャンルを問わず、初心者の方には口の形や楽器の構え方など、基礎的な部分を丁寧に教えることを大切にしています。良い音色を出すための土台作りが、後の上達につながると考えているからです。

中級以上の方には、その方が特に改善したい部分や苦手としている技術を重点的に指導し、弱点を克服していく形でレッスンを進めています。

私は22歳から指導を始めましたが、生徒さんができなかったことができるようになり、思い描いた通りの演奏ができるようになっていく姿を見るのが一番の喜びです。また、指導を通じて様々な方と出会えることも、この仕事の大きな魅力だと感じています。

ー実際には、どのような方が習いに来られるのでしょうか?

渡部:コロナ禍で学校の部活動が縮小された影響はありますが、吹奏楽は今でも根強い人気があります。小学校から吹奏楽部がある学校もありますし、中学・高校・大学、さらには一般の吹奏楽団まで幅広く存在しています。プロの団体も日本に複数あります。吹奏楽部でソロを担当したい、トップ奏者になりたいといった目標を持った生徒さんが来られることも多いです。

吹奏楽の中でもサックスは特に人気のある楽器です。フルートやトランペットも人気がありますが、サックスはメロディーパートを担当することが多く、ソロも目立つため、憧れる方が多いのだと思います。ジャズにおいてもサックスは中心的な楽器として認識されています。

演奏技術と共に健康も手に入れる 〜サックスが育む美と健康〜

ーサックスを演奏することによる健康面でのメリットもあるとお聞きしました。

渡部:サックス演奏には健康面でも様々な良い効果があります。演奏時には胸式呼吸や腹式呼吸を自然と習得でき、口周りの筋肉(口輪筋)も鍛えられます。

また、深い呼吸を繰り返すことで肺機能も鍛えられます。正しい呼吸法を訓練することにより、誤嚥性肺炎の予防になるとも言われているようです。演奏を楽しみながら健康効果も得られるのは、サックスの魅力の一つだと思います。

始めやすいレッスン設計 〜気軽に踏み出せる第一歩〜

レッスンのコースやプランについて、簡単に教えていただけますか?

渡部:現在は1レッスン50分5,000円という基本料金を設定しています。中学生以下は学生割引で4,000円です。体験レッスンは30分1,000円とリーズナブルな価格設定にしています。まずは一度、お気軽にお問い合わせください。

音楽の輪を広げるビジョン 〜アンサンブルが紡ぐ絆〜

ー今後、あらたに取り組んでいきたいことなどはありますか?

渡部:生徒さん同士の交流や合奏の機会を作りたいと考えています。サックスは単音楽器なので、一人で演奏する際には伴奏が必要です。もちろん無伴奏のソロ曲もありますが、複数のサックスで合奏すると、より豊かな音楽表現が可能になります。

サックスは2重奏、3重奏、4重奏など様々な編成で演奏できます。私自身も8重奏のグループ(Ensemble OttoVoci アンサンブル オットヴォーチ)で活動していますが、演奏者が増えるほど音楽の幅が広がり、新たな楽しさが生まれます。生徒さん同士でアンサンブルができるようになれば、より音楽を楽しむ輪が広がっていくと思います。

美しい音色への招待状 〜サックスが変える日常〜

ー最後に、『上手くなる わたなべサックス教室』への入会を考えている方たちにメッセージをお願いします!

渡部:サックスは「始めやすく、極めがいのある楽器」です。確かに初めての方でも音は出せますが、その先にある豊かな表現力や感動を生み出す音色は、正しい指導があってこそ手に入れられるものです。

弊教室では、音楽大学で培った専門知識と現役演奏家としての経験を活かし、一人ひとりの夢や目標に寄り添った指導を行っています。年齢や経験を問わず、「サックスを吹きたい」という思いがあれば、必ず応えられる環境をご用意しています。

サックスの音色には人の心を動かす不思議な力があります。初めて美しい音が出た瞬間の喜び、憧れの曲が演奏できるようになった達成感、そして音楽を通じて広がる新たな世界との出会い—これらすべてが、あなたの人生をより豊かに彩ってくれるでしょう。

「いつか楽器を始めたい」と思っているなら、その「いつか」を今日にしてみませんか?