就職への一歩、一緒に見つけましょう。尼崎市の多機能型就労移行支援事業所「がんじゅ」が実現する寄り添い型支援

「働きたい気持ちはあるけれど、まだ自信がない…」。そんな不安な気持ちに寄り添う就労支援施設が、尼崎市にあります。多機能型就労移行支援事業所がんじゅでは、精神障害のある方が安心して利用できる環境を整えています。通所は週1回から可能で、最長4年という期間をかけてゆっくりと就労を目指すことができます。

精神障害に特化した就労移行支援の取り組み

ー御社の「がんじゅ」というサービスの概要について教えていただけますか?

新野さん:当事業所は、精神障害をお持ちの方の就労移行支援に特化した施設です。就労移行支援を中心に、日常生活のサポートを行う生活訓練も提供しています。

働くための準備として、実際の仕事に近い環境での訓練を行っています。具体的には、事務作業やパソコン入力、清掃作業など、一般企業でよく見られる業務を体験していただきます。こうした実践的な訓練を通じて、ご自身に合った仕事を見つけていただくことができます。

安心して利用できる柔軟なサポート体制

ー通所や利用について、どのような配慮がありますか?

新野さん:利用者様の状況に合わせて柔軟な対応を心がけています。毎日の通所は必須ではありませんので、体調や生活リズムに合わせて参加していただけます。

また、すぐに就職を目指すのが難しい方には、まずは生活訓練からスタートすることも可能です。生活訓練では基本的な生活リズムを整えることから始め、徐々に就労に向けた準備を進めていきます。

心に寄り添う専門的なケア

ー御社の特徴的な部分やアピールポイントを教えていただけますか?

新野さん:精神障害に特化した支援を提供しているため、メンタルヘルスケアに重点を置いたプログラムを用意しています。特に力を入れているのが、実際の社会生活で役立つコミュニケーション訓練(SST)です。

またクリニックとも協力しており、心身両面でのケアが可能です。また、生活訓練と就労移行支援を組み合わせることで最大4年間の支援期間を確保できるため、焦らずじっくりと就職を目指すことができます。

働くペースを自分で選べる「ゆくる」での活動

ー就労継続支援B型事業所についても教えていただけますか?

新野さん:「ゆくる」は、すぐに企業での就職を目指すのではなく、自分のペースで働きたい方向けの施設です。ここでは、無理のない範囲で様々な仕事にチャレンジできます。

主な作業は、ペット用のおやつ作りです。リンゴなどを乾燥させ、パッケージに詰めるまでの作業を行います。他にも、建物の清掃や箱の組立てなど、いくつかの作業を用意しています。

これらの活動を通じて、「働く」という経験を積み重ねていけます。急がず、焦らず、一歩ずつ前に進んでいける環境です。

暮らしの相談窓口「すと・らっと相談支援センター」

ー相談支援事業についても教えていただけますか?

新野さん:「すと・らっと相談支援センター」は、尼崎市にお住まいの方の暮らしの相談窓口です。病院への通院や施設の利用など、日常生活でのお困りごとについて、専門のスタッフがご相談に応じています。

例えば、「退院後の生活に不安がある」「福祉サービスを使ってみたいけれど方法がわからない」といった場合に、一緒に考え、解決方法を探していきます。

私たちは、相談に来られた方の気持ちに寄り添いながら、その方に合った支援プランを提案いたします。些細な悩みでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

地域に根差した丁寧な支援

ー今後の取り組みについて教えていただけますか?

新野さん:私たちは今年から、新しい取り組みとして尼崎市から若者の引きこもり支援を受託しました。この活動を通じて感じているのは、働くことや社会と関わることに悩みを抱える方は、年齢に関係なく多くいらっしゃるということです。

そのため、現在の支援の幅をさらに広げていきたいと考えています。例えば、長く社会から離れていた方が少しずつ外の世界と繋がれる場所づくりや、週1回からでも参加できる活動プログラムの開発などを検討しています。

これから就労を目指す方へ

ー最後に、記事を読んでいる方へメッセージをお願いいたします。

新野さん:就労への一歩を踏み出すのは、誰にとっても勇気のいることだと思います。当事業所では、ご利用者様一人ひとりのペースを大切にしながら、着実に就職への道のりを歩んでいけるようサポートしています。

実際に、多くの方が当事業所を通じて希望の就職を実現されています。年齢は問いませんのでまずはお気軽にご相談下さい。