大阪・京都を中心に展開する「ムーヴ体操クラブ」は、子どもたちの“成長する力”を育む体操教室です。
通いたいときに通えるフリー出席制度、子ども一人ひとりに合わせた進級システム、そして“楽しい”を最優先した指導方針が、多くの保護者や子どもたちに選ばれています。
創業者の想いを受け継ぐ二代目代表が語る、ムーヴならではの魅力と未来とは。
ムーヴ体操クラブの教室概要と特徴
ムーヴ体操クラブの屋号である「MOVE」には〔動かす〕〔感動させる〕といった意味が込められており、体、人、そして心を動かし、”感動を育んでいきたい”という想いを込めて付けられました。
現在グループ校を含めて10教室を展開、毎年出店エリアを拡大しています。
対象となるのは2歳から12歳までの子どもたちが中心ですが、教室によっては中高生や大人も参加できるアクロバットやチアリーディングのクラスを開講しており、幅広い層に対応しています。
また、箕面教室は「ムーヴスポーツパーク」という名称で運営しており、体操教室の枠にとどまらず、トランポリンやボールプールといった遊具を用いた屋内型のアクティビティ施設として、0歳からの未就学児も楽しめる遊び場として活用されています。
ここでは、地域の子育て世帯の憩いの場としても親しまれています。
さらに特徴的なのが“フリー出席制”の導入です。通常の体操教室では曜日が固定されていることが多い中、ムーヴでは月ごとに決められた回数分を自由な日程で出席することができます。
これにより、学校の行事や家庭の予定、体調不良などにも柔軟に対応でき、長く続けやすい環境を整えています。
楽しさ重視の指導方針と創業者の思い
ムーヴ体操クラブが創業時から大切にしていたのは、体操選手を目指すことではなく「まずは本人が楽しいと思えること」。
体操の技術を磨くことも大切ですが、その前に“体を動かしたり、新しい技ができるようになるって楽しい!”という気持ちを育むことが最も大切だと考えています。
一般的な体操教室は、段階を踏んでその技をクリアしないと次の技を練習しないという進め方が多い。これは、体操選手を目指すのであれば基礎基本を身につけるために大事なことではあります。
しかし、ムーヴではその子のペースや得意不得意に応じて柔軟にカリキュラムを設計しており、「この技ができないと進めない」といった制限は設けていません。
むしろ、“できることからやってみる”“できないことに挑戦してみる”というプロセスそのものを大切にしており、楽しさの中から自信やチャレンジ精神が芽生えるように導いています。
創業者である父の「子どもが楽しく続けられる教室をつくりたい」という思いは、現在も指導の軸となっています。
指導を通して感じる子どもたちの成長
体操は個人競技ですが、教室での授業という側面では協調性や規律も非常に重要です。
最初は順番を守ることもできなかったお子さんが、徐々に周囲を意識しながら行動できるようになったり、教室での経験を通して、自然と“人を待つ”“話を聞く”“協力する”といった社会性が育まれていく様子は、保護者の方からも驚きと感動の声をいただいています。
また、ムーヴでは年に一度の発表会や、グループ全教室での1位を決める大会、さらには外部クラブも参加する大会の主催など、子どもたちが成果を発表できる機会も用意しています。
みんなの前で表彰されてメダルを貰ったり、あるいは悔しい思いを乗り越える体験は、将来にわたって大きな財産になります。
今後の展望と目指すビジョン
現在、ショッピングモールや商業施設からの出店依頼も増えてきており、今後は更に出店を積極的に進めていく予定です。
全てのスポーツの基本と言われる体操を通じ「才能を眠らせるな!」を合言葉に、より多くの地域の子どもたちにその機会を提供していくことが使命だと考えております。
兵庫や滋賀など隣接県から将来的には関西一円に展開していく計画を立てていますが、いち体操教室ではなく各地域で、スタッフが街を歩けば「ムーヴのコーチだ!」と声を掛けられるような存在を目指していきます。
読者へのメッセージ
子どもがまだ幼い時期に、どんな可能性があるのかは誰にも分かりません。もちろん、子ども本人はどんな道があるのかも分からない。
だからこそ、親御さんがその選択肢を少しでも広げてあげることが、未来を切り開く第一歩になります。ムーヴ体操クラブに限らず、お近くの教室でも構いません。
スポーツ以外でもそうですが、まずは一度、体験してみてください。お子さまの笑顔と可能性に、きっと素敵な変化が生まれるはずです。