愛知真和学園 大成中学・高等学校:最先端のグローバル教育で未来のリーダーを育成する

愛知真和学園 大成中学・高等学校は、98年の伝統を誇る仏教系男女共学の一貫校として、人間尊重と報恩感謝の体得を基本理念に掲げています。近年は特にアントレプレナーシップの礎を築く教育に力を入れ、グローバルプロジェクト、探究学習、ICT教育の3つの柱で国際社会で活躍できる人材の育成に取り組んでいます。6年間で最大10カ国を体験できる充実した海外研修プログラムや、入学時の偏差値を大きく上回る大学進学実績で注目を集める同校の魅力に迫りました。

伝統と革新が融合した教育理念

ー学校の教育理念について詳しく教えてください。

愛知真和学園は98年の伝統と実績を誇る学園の仏教系の男女共学一貫校です。人間尊重と報恩感謝の体得を目標とするのが建学の精神で、それに徹した学校教育を行っているのが第1の基本になります。教育に関しては、アントレプレナーシップの礎を築くということに力を入れています。

具体的な取り組みとしては、国際社会でリーダーシップを発揮できる人物になるためのグローバルプロジェクト、国際性及び多様性の社会を導く人材になる探究学習、ICT環境の活用を通じて世界で活躍する人物になるICT教育、この3つがあります。伝統を重視しながらも現在の社会に密着した形の教育を行っております。

体系化されたアントレプレナーシップ教育と探究活動

ー教育理念に沿った探究活動や具体的なプログラムについて詳しく教えてください。

本校の探究学習は、アントレプレナーシップの礎を築くことを目標として行っております。中学1年生から高校2年生(中学5年生)まで、学年に応じて体系化したカリキュラムを組んでおります。まず中学1年生は自分を知るというところからスタートし、自分新聞を作成したり、マインドマップを作成したりします。

特に探究学習が関わる大きな取り組みとして、中学1年生・2年生の8月に体験学習を行っております。複数の行き先から生徒たちが希望の場所を選び、事前に何を学びたいのかを考え、実際にフィールドワークで現地に行き、様々なことを体験・学習します。帰校後はポスターセッションで発表を行い、思考力や判断力、表現力を磨く機会としております。

中学3年生からは、今年度からリクルート社のプログラムを導入し、興味関心に基づいて自分の好きなことを徹底して深掘りし、最終的に自分が興味関心を持ったことを発表するという取り組みを行っています。中学4年生・5年生では、これまで培った調べ方や表現力、自分の興味関心をフルに活かして、リクルート社の企画による新規ビジネスプランの発案まで行っております。

6年間で最大10カ国体験できる充実のグローバル教育

ーグローバル教育について、留学や海外体験の詳細を教えてください。

本校の最大の魅力は、充実した海外留学・海外研修で、6年間で最大10カ国を体験できることです。カンボジアやモンゴルなど、普段ではなかなか行かないような国にも研修で訪れることができます。例えば、カンボジアでは遺跡の修復作業、モンゴルでは実際の移動式テントであるゲルに宿泊するなど、貴重な体験ができます。

中でも大きな魅力は、中学3年生で、ニュージーランドに1カ月のホームステイができることです。ニュージーランド研修は希望制ですが、例年約6割から7割の生徒が参加しています。

中学4年生(高校1年生)時には、併設のグローバルフューチャーコースでカナダ1年間の留学プログラムがあります。こちらは留学が単位として認定されるため、帰国後に文系を選択した場合は入学時と同じメンバーで卒業できる魅力があります。理系に進んだ場合は、カリキュラムの関係で卒業は一年遅くなりますが、学費を半額でもう1年間勉強することが可能です。
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また、世界の4つの国・地域と姉妹校提携を結んでおり、相互に訪問する国際交流も活発に行っています。実際、学校内には外国人の方がいることも多く、生徒たちは海外研修や留学に対してあまり抵抗がないと感じています。

入学時偏差値を大きく上回る進学実績と文武両道

ー大成中学校ならではの強みやアピールポイントを教えてください。

最大のポイントは、グローバル教育です。中学1年生からオーストラリアやセブ島の語学研修に参加できるなど、早い段階からこうした経験を積むことができるのが強みです。

また、文武両道という点でも大きな成果を上げています。大学受験では、入学時の偏差値に比べて非常に良い結果を出しています。6年間で英語を中心とした学習はもちろん、大学受験に向け充実したカリキュラムが組まれているのも魅力です。

保護者の方からも「入学時にはこんな難しい大学を受験するとは思わなかった」という反応をいただくほど、生徒たちは学習面も大きく成長します。卒業生のほとんどが大学進学を果たしており、海外の大学ではマレーシアのTaylor’s Universityとの提携により指定校推薦もあります。校提携により指定校推薦もあります。

さらに、本校は全国大会に毎年出場している柔道の強豪校でもあります。昨年のパリオリンピック銅メダリストの永山竜樹選手は本校の卒業生で、現在も全国から集まった中学生が男女共に全国大会やオリンピックを目指して練習しています。柔道以外のスポーツや文化部活動も盛んで、多くの生徒が部活動に力を注いでいます。

学力向上を支える充実したサポート体制

学力を身につけるためのプログラムとして、「確認テスト」と「補充授業」を行っています。「確認テスト」は前週学習した内容を翌週にしっかりと覚えているかを確認するテストです。また、「弱点強化ゼミ」という、希望制で参加する約1週間のテスト対策授業もあります。さらに中学4年生の高校生以上の希望者を対象に特別補習はという補習を用意しています。これは国公立大学や医学部などの難関大学レベルの問題を実践的に解いていきます。

夏休みには学習合宿も行っており、岐阜にある施設に赴き、涼しい場所で集中して学習する環境を提供しています。これは中学2年生から実施しており、勉強の習慣を身につける重要な機会となっています。

時代に応じた国際化と変わらぬ人間教育

ー今後強化していきたい取り組みや展望について教えてください。

国際化と多様性の中で、社会に出てから役に立つ人物を数多く世の中に送り出したいというのが教員の願いです。そのためには時代に合わせて変化していく必要があり、10年前とは異なった教育を実施し、より国際化に重きを置いています。

一方で、社会に出てから役に立つという点で変わらないのが人間教育です。本校の場合は創立以来、礼儀・挨拶・言葉遣いに重点を置いており、これは時代が変わっても続けていきます。他校から来校された方に「本当に挨拶がしっかりできていて、皆さん良い礼儀や言葉遣いをされていますね」と言っていただけることが、私たちにとって非常に嬉しいことです。学力と人間教育の両面でブレずに取り組んでいきたいと思っています。

アントレプレナーシップの礎を築くことで、生徒たちが将来社会で新しい価値を創造し、国際社会でリーダーシップを発揮していけるような人材になって欲しいと思っています。学習合宿でも、ただ勉強するだけでなくメリハリをつけて、勉強するところはする、楽しむところは楽しむという人間としての基本的な要素を大切にしています。

挨拶や時間を守ることなど、昔から変わらぬものも大切にしながら、グローバルプロジェクト、ICT教育、探究学習という時代に求められ、社会に出てから必要とされる力を学校の中で学べることが大きな特徴だと思っております。

受験生・保護者の皆様へのメッセージ

ー最後に、受験を検討されている生徒さんや保護者の方にメッセージをお願いします。

大成中学・高等学校には新入生の皆さんの将来の希望を叶える多彩なプログラムが用意されています。勉強をしっかりやるのも、スポーツをしっかりやるのももちろん大事ですが、それ以上に大成では、グローバルプロジェクトをはじめ探究学習やICT教育などで自分を発見するための経験がいくらでもできます。学力と人間力を兼ね備えて世界で活躍できる人物を目指して、大事な6年間を様々な経験を積んで、大成で自らの希望を叶えてほしいと思っています。

学校説明会は4月から12月の個別相談会まで日程が組まれており、ホームページから予約できます。公式LINEもあります。ぜひお気軽に説明会にお越しください。

大成中学・高等学校のホームページはこちら https://www.aichi-shinwa-taisei.ed.jp/junior/