RYO英会話ジムの『見える化×リアルタイム添削』英語指導法とは?- RYO英会話ジム代表、横田さんにインタビュー!

グローバル化が進む現代のビジネス環境で、英語力は欠かせないスキルとなっています。しかし、忙しい30代・40代のビジネスパーソンにとって、効果的な英語学習の機会を見つけることは容易ではありません。

その中でも注目を集めているのが、独自のアウトプットアプローチである「見える化×リアルタイム添削」と最新のAI技術を融合し、ビジネス現場で即戦力となる英語力を効率的に育成するRYO英会話ジムです。

リアルタイムでの添削、カスタマイズされた学習プラン、そして驚きのコストパフォーマンス。RYO英会話ジム代表の横田氏に、ビジネス英語学習の革命児とも呼ばれる同スクールの魅力に迫ります。

RYO英会話ジムの対象者と指導方針

ー簡単にどういった方を対象にしている英会話スクールなのか、あるいはどういった指導を行っている英会話スクールなのか、についてお聞かせください。

横田:RYO英会話ジムでは、主に30代半ばから40代後半の社会人の方々が多く受講されています。これは、キャリアが進むにつれ、仕事で英語が必要になるケースが増えてくるからです。特に、「英語をある程度学んできたが、実際のビジネスの場面でスムーズに話せない」といった悩みを持つ方が、コンサルテーションでよく相談に来られます。

指導面での最大の特徴は、生徒さんの発言内容や課題を徹底的に「見える化」することです。具体的には、発言内容を可視化し、それに基づいて添削を行うことで、どの部分に改善が必要か、今後取り組むべき課題が何かを当校の詳細なレベル表に基づいて、明確にします。この「見える化」こそが、指導法の核となっています。


従来の英会話レッスンでは、講師と楽しく話して終わるものの、何が弱点で、どこを改善すべきかが曖昧なまま「なんとなく学習」で終わってしまい、成長を実感できないことがよくあります。

RYO英会話ジムの指導法は、この問題を解消し、確実に成長できる仕組みを提供しています。この指導法は、私が7年以上にわたるオンライン英会話業界での経験や、ビジネス英語研修会社でのマニラ駐在の経験から生まれました。

また、RYO英会話ジムでは、単なる英会話レッスンに留まらず、ビジネス英語のレベルを向上させることを目的としたコーチングを提供しています。「見える化」した内容から課題を抽出し、具体的な改善策を提示しつつ、期間内に達成可能な目標を設定します。これにより、生徒さんは自分の成長を実感しやすくなり、確実にステップアップすることができます。

さらに、RYO英会話ジムの大きな特徴は、他社にはない「アウトプット特化型」のプログラムです。これほどアウトプットに特化したスクールは他にほとんど見当たらないでしょう。

私たちは、瞬発力を鍛える一問一答形式のトレーニングや、論理的に答えるスピーチ、対話形式のロールプレイやディスカッションなど、豊富なスピーキングスキル向上のためのトレーニングを用意しています。

生徒さんから「もっとたくさん話す場が欲しい」という相談が多いことから、実践的な会話力を磨くことに重点を置き、アウトプットを最大限に引き出す指導を行っています。

このように、ビジネスシーンを意識した実践的な英語力の向上を目指す方々に適した指導を行っています。

RYO英会話ジム設立の経緯とビジョン

ー横田さんはなぜこの英会話スクールを始めようと思ったのでしょうか?この英会話スクールを始めた経緯やきっかけについてお聞かせください。

横田:私がこの英会話スクールを始めた経緯は、私自身の海外での経験と、英語教育業界での気づきが大きく関係しています。

大学卒業後すぐに、フィリピンのマニラで現地採用として働き始めましたのですが、そこで気づいたのが、フィリピン人講師の待遇の問題でした。英語教育業界では給与があまり良くないと感じていたんです。

しかし自分で事業を始めれば、講師の待遇を改善できるのではないか、英語コーチングという形態であれば、ある程度高い単価を設定でき、それによって講師にもより良い待遇を提供できるのではないかと考えたのです。

また、31歳頃に、人生で自分の可能性や自由をもっと追求したいという強い思いが芽生えました。英語業界である程度の経験を積み重ね、今こそ独立するタイミングだと感じたのです。

さらに、既存の英語学習サービスに物足りなさも感じていました。多くの生徒さんが「自分の成長が感じられない」「ある程度話せるようになったけど、それ以上伸びている実感がない」といった悩みを抱えているのを見てきました。そこで、発言内容の見える化や具体的な改善策の提示など、独自のメソッドを取り入れたスクールを作りたいと思ったのです。

これらの経験や思いが重なって、自分の英会話スクールを立ち上げようと決心しました。生徒さんの成長を可視化し、講師にも適切な待遇を提供し、そして自分自身もより自由に働ける環境を作る。そんな理想を実現するために、RYO英会話ジムを始めたんです。

RYO英会話ジムの独自性と主要アピールポイント

ー他の英会話スクールにはない特徴であったり、英会話スクールとして一番のアピールポイントを教えてください。

横田:RYO英会話ジムの最大の特徴は、発言内容や課題の「見える化」と「コーチング型指導」です。これらは他のスクールにはない、私たちの独自のアプローチです。

まず、「発言内容の見える化」について詳しく説明しますと、レッスン中にGoogleドキュメントを使用し、生徒さんの発言内容をリアルタイムで文字化しています。例えば、「今日何をしましたか?」という質問に対する生徒さんの回答を、講師はその場で瞬時に共有ドキュメントへ入力し、生徒さんは自分の発言内容や文法をリアルタイムで確認できます。

これにより、自分の癖や間違いをその場で視覚的に捉え、より効果的に学習を進めることができます。

自動音声認識ツールではなく人間の講師が入力する理由は、日本人特有の癖や言い回しを正確に捉えるためです。5年以上の指導経験を持つ講師たちは、日本人学習者の特徴をよく理解しているので、より適切に内容を記録し、後の添削やフィードバックに活かすことができます。

次に、「コーチング型指導」についてですが、これは単なる英会話レッスンではなく、生徒さん一人ひとりの目標に合わせた指導を行うことを意味します。見える化された発言内容を基に、具体的な課題を抽出し、改善策を提案します。さらに、定期的なスピーキングテストと面談を通じて、進捗を確認し、次の目標を設定します。

これらの特徴により、特にビジネスパーソンの方々に、より実践的で効果的な英語学習の場を提供できていると自負しています。

RYO英会話ジムの指導方針と受講者へのアプローチ

ー受講者に指導する際に、特に意識していることや、方針などがあれば教えてください。

横田:RYO英会話ジムでは、受講者の方々に効果的な指導を行うため、いくつかの重要な方針を設けています。

まず最も重視しているのは、「生徒さんの意図を正確に汲み取る」ということです。英語でのコミュニケーションにおいて、自分が言いたいことが全く違って伝わってしまうことがよくあります。

そのため、講師には生徒さんが本当に伝えたかったことを理解し、それを適切な英語表現に置き換える能力が求められます。これは単純なAI翻訳では難しく、日本人の思考や文化的背景を理解している経験豊富な講師だからこそできることです。

次に、「個別化されたフィードバック」を重視しています。レッスン中の「発言内容の見える化」を通じて得られた情報を基に、その生徒さん特有の課題や改善点を具体的に指摘します。

例えば、頻繁に間違えやすい文法や、あまり使えていない文法、さらに使いすぎている語彙などを分析し、個々の生徒さんに合わせた具体的なアドバイスを提供しています。(例:仮定法や受動態といった文法があまり使われていない場合、実際の会話でこれらを取り入れる練習を行い、使いこなせるようサポートします)

また、「good」や「very」など、簡単な語彙を頻繁に使いすぎる場合には、「excellent」「fantastic」や「extremely」など、より豊かな表現に変えるようアドバイスを行っています。)これにより、各自の課題に的確に対応し、効率的な学習をサポートしています。

さらに「ストレスフリーな学習環境の提供」も重要な方針の一つです。多くの受講者の方々は仕事で忙しい中、英語学習に時間を割いています。そのため、過度なプレッシャーをかけることなく、それぞれのペースで着実に上達できるよう心がけています。

RYO英会話ジムの多様なコースとプラン

ー提供しているコースやプランについて、それぞれ詳しく教えてください。

横田:大きく分けると、RYO英会話ジムでは、チケットプラン、月額プラン、短期集中プラン、そして1年プランがあります。チケットプランは、3ヶ月間の有効期限があり、その間にいつでも好きなタイミングでレッスンを受けられるため、スケジュールが不定期な方に向いています。

月額プランは、週1回〜週3回のレッスンを定期的に受講できるプランで、継続的にアウトプットを重ねたい方におすすめです。

短期集中プランは最短50日の3ヶ月コースや6ヶ月コースがあり、1年プランは長期で指導しながらレベルを上げていくコースです。

短期集中プランと1年プランは、レッスンにコーチングが付いており、目標を設定してそれに向けて二人三脚で進めていきます。月額プランは単純にアウトプットを定期的に積み重ねていくものですが、希望者にはコーチングプランを付加することもできます。

コーチングプランには、月間レポート作成、カリキュラム作成、スピーキングテストとコンサルティングなど、様々なオプションがあります。例えば、安心パックというのがあり、これは月間レポートとカリキュラム作成が含まれます。また、安心パックプラスやプレミアムパックもあり、後者は短期集中プランのような内容になっています。

仕事の関係で週4回や5回のレッスンが難しい方には、月額プランに上位のコーチングプランを組み合わせることで、ある程度短期でレベルを上げることも可能です。

また当スクールでは「マイ音声ファイル」というサービスも提供しています。これは、レッスン中に添削された内容を、レッスン後にネイティブスピーカーの声で音声化し、メールでお届けするサービスです。


アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、インド英語に対応しており、さまざまなアクセントを学ぶことができます。特にIT業界では、インド人の同僚と働く機会が多いため、インド英語への対応も非常に重要だと考えています。

料金面では、例えば3ヶ月の短期集中プランで18万5000円からとなっており、コーチング業界の中では比較的安価な設定になっています。

RYO英会話ジムの今後の展望と強化ポイント

ー今後、御社の英会話スクールでより強化していきたい点や、新たに取り組んでいきたいことがあればお聞かせください。

横田:今後の取り組みとしては、生徒さんにより成果を感じてもらえるよう、データ分析を強化していきたいと考えています。具体的には、生徒さんの英語学習の進捗をより詳細に分析し、個別化された指導をさらに充実させることを目指しています。

例えば、AIを活用して、毎回のレッスン後に、生徒さんがどの文法を間違えやすいかや、どの語彙を過度に使っているかを運営側で分析します。また、レッスン内で学んだ文法や語彙をリスト化し、いつでも効率的に復習できる仕組みを整えたいと考えています。これにより、復習の手間を省き、生徒さんが効率よくスキルを強化できるようサポートしていく予定です。

AIの分析結果をもとに、間違いやすい文法や、現在使いこなしている語彙の範囲、さらに今後強化すべき具体的な文法項目を提示することで、より効果的な学習をサポートできると期待しています。

現在でも、レッスン内で講師が生徒さんの発言内容を見える化し、そのデータを基に細かな添削や改善策の提案を行っています。

しかし、さらに成長を促すために、AIの力を活用したハイブリッド指導を導入予定です。これにより、これまでのレッスン内での学習過程をより精密に分析し、データに基づいた正確な指導を提供できるようになります。来年には、この新しいAIベースの指導法を取り入れたプランを追加し、より効果的な学習体験を提供できるよう準備を進めています。

入会を考えている方へのメッセージ

ー最後に、教室への入会を考えている方にメッセージをお願いいたします。

横田:まずは納得した上で入会していただきたいので、体験レッスンを受けていただくことをお勧めします。体験レッスン後には、当スクールのレベル表に沿った簡易的な評価と講師からのフィードバック、おすすめの料金プランなどをPDFでお送りしています。これを見て理解し、納得していただいた上で入会を検討してほしいと思います。

特に、なかなか成長を感じられない方や、確実に成果を感じたい方におすすめです。本気でスピーキング力を上げたい方、特に会議などで具体的に話せない、ある程度シンプルなことは言えるけど詳細になると詰まってしまうという方に向いているでしょう。

また、ビジネスシーンやビジネス英語に特化したレベルもあるので、論理力や自己主張力、ビジネスで必須とされるコミュニケーション力なども英語を通じて鍛えることができます。ビジネスで英語を話せるだけでなく、日常の英会話で本当の身で使えるようになりたいという方にも受けていただきたいですね。

まずは体験レッスンを受けていただき、ビジネス英語力向上に向けて一緒に頑張っていきましょう。