生米から作るグルテンフリーのパン作りを通じて、健康と食の楽しさを広める「konu.komepan」。今回は、代表の渡辺友里香さんに、教室の特徴やこだわりについてお話を伺いました。

生米パン教室「konu.komepan」とは?
神奈川県川崎市で開催されている、生米から作るパン教室「konu.komepan」。 「子どもたちが安心して食べられるパンを作りたい」という想いからスタートし、現在は幅広い世代の方々が参加しています。
対象となるのは、
- ・子育て中のママさん
- ・グルテンフリーの食生活を実践したい方
- ・お孫さんのために学びたいおばあちゃん
- ・将来的に認定講師を目指したい方
- ・すでにパンやお菓子教室をされていて、学びを深めたい方
- ・農家さんや地域の食材と人をつなぐ活動に興味がある方
さらに最近では、健康志向の高まりから
- スポーツ選手
- 美容や健康に気を遣う方
- 食の仕事に活かしたい など
多くの方に支持され、全国から受講生が集まっています。
コース内容と開催スタイル
メインは 認定講師を目指す継続講座。月2回の講義を通して、技術だけでなく「生米パンの魅力や背景」までしっかり学べます。現在は第3期目、11名が受講中です。
そのほか、
- 単発レッスン(初心者向け基礎〜応用コース)
- 試食会(対面・オンライン)
も開催。試食会では実際に生米パンを味わい、その美味しさと魅力を体感してもらう機会を提供しています。

教室立ち上げのきっかけ
きっかけは、渡辺さんのお子さんの健康問題でした。
子どもが重度の鼻炎で、毎月病院通い。ある時、試しに小麦を控える“グルテンフリー生活”を2週間取り入れたところ、劇的に症状が改善したんです。そこから食の大切さを実感し、米粉パン作りを始めました。
その後、生の米から直接パンを作る方法に出会い、試作を重ねる中で「これなら多くの人に伝えたい」と教室を立ち上げる決意をしました。
konu.komepanのこだわりポイント

- 生米から作る、もちもち食感のパン
生米をブレンドしながら作ることで、もちもちした食感と豊かな風味が生まれます。添加物を使わず、自然素材のみ。アレルギーのある方でも安心して食べられるパンです。 - 自然栽培の「朝日米」を使用
通常のコシヒカリやあきたこまちではなく、生米パンに適した自然栽培の「朝日」という品種を使用。「お米の消費量を増やし、日本の農業にも貢献したい」という想いから、生産者とのつながりも大切にしています。 - 誰でも簡単に作れるレシピ
「私自身、産後2週間で初めて作ったほど、簡単にできるんです」
特別な技術や力は必要なく、初心者でも安心して挑戦できます。 - アットホームな少人数制レッスン
受講生同士の交流も活発。渡辺さんが一人ひとりに寄り添いながら、楽しく学べる場づくりを心がけています。
生徒さんとの印象的なエピソード
アレルギーのあるお子さんが、なかなか食べられるパンに出会えず困っていたお母さん。教室で作ったパンをお子さんが笑顔で食べた瞬間、とても感動しました。
「家族みんなで同じパンを食べられる」喜びの声は、渡辺さんにとっても大きなやりがいになっているそうです。今では、日常の食卓に生米パンを取り入れる生徒さんも増えています。

今後の展望
渡辺さんは、「生米パンの魅力をもっと広めたい」と考えています。
今後は認定講師の育成に力を入れていきます。全国の講師たちと連携し、より多くの人へ生米パンを届けられる仕組みを作っていきたいです。
また、全国各地での試食会やお話会の開催も計画中。
「実際に食べて『こんなに美味しいんだ!』と感じてもらえる機会を増やしたいですね」

この記事を読んでくださった方へ
konu.komepanは、ただのパン教室ではありません。食を通じて健康と幸せを届ける場所です。
まずはぜひ、生米パンを食べてみてください!
食べた瞬間の感動を味わっていただけると思います。食を仕事にしたい方や、健康的な食生活を取り入れたい方も大歓迎です。
レッスンやイベント情報は、公式LINEで随時配信中。
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生米パンを通じて、毎日の食卓がもっと楽しく、健康で、幸せなものになりますように。
ぜひ一度、体験してみてくださいね!