生徒さん一人ひとりに向き合い、音楽の楽しさを伝える-みしまバイオリン教室

4歳から60代まで幅広い年齢層の生徒が通う、みしまバイオリン教室。

教室を主宰する三島彩さんは現役演奏家としての経験を生かし、生徒一人ひとりの目標達成をサポートしています。

基礎から丁寧に学べるレッスンが評判の教室について、お話を伺いました。

レッスン対象者と教室の概要

ーどういった方を対象にどのようなレッスンをされていますか?

三島さん:初心者の方から経験者まで年齢問わず、生徒さんを募集しています。

実際に現在4歳のお子様から60代の方まで幅広い層の方が受講されていて、中にはコンクールに出場するような本格的に頑張っていらっしゃる生徒さんもいらっしゃいます。

憧れの曲を弾けるようになりたいとか、コンクールに向けてトレーニングしたいとか、目標や目的に合わせた内容で、基礎から丁寧にバイオリンを学べる、そんな教室です。

教室開設の経緯

ーこの教室を始めたきっかけや背景について聞かせていただけますか?

三島さん:学生の頃から少しずつバイオリンの指導のお仕事はさせていただいていたのですが、私は大学院まで通ったので、大学院後に本格的な講師業を開始しました。

大手の音楽教室や出身大学付属の小学校のオーケストラの個人レッスンなども指導させていただいていました。

その指導経験の中で、やはり「教える」ということは演奏することとはまた異なり、「伝える」というのはすごく大変なことなんだなという新たな学びがありました。

逆に指導の中で気づかされる部分も沢山あり、私自身も成長させていただいているなと日々感じています。

講師業にとてもやりがいを感じながら今までやってきました。

自分の教室をオープンしたきっかけは、大手の音楽教室ではどうしても制約があったりすることです。

多くは30分という、私にとっては少し短いレッスン時間や、決まったテキストが用意されていたりと、そういう制約があります。

私の中でより良く生徒さん一人ひとりに向き合っていけるような、独自の方法で指導していきたいなと思い、自分の教室を開きました。

教室の特徴とアピールポイント

ー教室の特徴やアピールポイントについて聞かせていただけますか?

三島さん:特徴はいくつかありますが、先程申しました通り、大手だと30分ぐらいのレッスンが多い印象です。

私の教室では基本的にレッスン時間を1時間に設定していて、じっくりと一つひとつのことに時間をかけられるようにしています。

上手くいかない所とか、より良い演奏になるためにどうしたらいいんだろうとか、レッスンの間で一緒に考えて解決に向けてアドバイスできるようなレッスンをしています。

もう一つは、講師である私自身が現役で精力的に演奏活動をしていることです。

毎週のようにソロやオーケストラなど様々な演奏活動に携わっていて、それに向けて私自身も毎日練習に励み、より良い演奏を目指して日々バイオリンを研究し続けています。

様々な現場で生の音楽に触れる機会をいただいていて、その中で得た学びを生徒さんに伝えたり、実際に私の演奏を通して伝えられることも沢山あるのではないかなと思っています。

もう一つ特徴としては、レッスンノートというのを導入していることです。

そのノートに毎回レッスン内容や、次回のレッスンまでの宿題や課題、「こういうところを練習した方がいいよ」というポイントなどを記入して渡すようにしています。

家に帰って、「何を練習するんだっけ」だったり、「どういう風に練習すればいいか忘れてしまった」ということも防げるかなと思っていて、なるべく細かく練習のポイントを書くようにしています。

このノートのおかげで、自宅での練習も効率良くできるのではないかなと思っています。

レッスンで大切にしていること

ー生徒さんにレッスンされる際に大切にしていることはありますか?

三島さん:3つあります。

1つ目は先程も申しましたように、音で伝えられることがたくさんあると思いますので、私もレッスン中にたくさん弾くようにしています。

もちろん言葉で説明することで分かりやすくなることもたくさんあると思うのですが、私も実際に弾いて示して言葉では表せない部分などを伝えていけたらなと思っています。

2つ目は生徒さんをよく観察することです。

弾いていて上手くいかないところだったり、何を直せばより良い演奏になるとか、生徒さんの弾いている姿をよく観察して、アドバイスするようにしています。

最後3つ目は、やはりレッスンが「今日も楽しかったな」って思ってもらうようにすることです。

楽しいというのは、「楽」とかそういうことではなくて、大変だなと感じることも沢山あると思いますが、それでも音楽は楽しいなと思えることが一番大切だと思っています。

「こんな音が出せるんだ」という発見や「こんなことができるようになった」、逆に「もっとこんな風に弾けるようになりたいな」などか、生徒さんのワクワクする心だったり、探求心を大切にしていきたいなと思っています。

今後の展望

ー今後強化したいとお考えのことや、新たに取り組んでみたいことはありますか?

三島さん:現在は立川の教室で教えているのですが、近々国立の教室も開講する予定です。

そちらでも色々な生徒さんに巡り合って、音楽を楽しんで、バイオリンを楽しんでいただける生徒さんが増えたらなと思っています。

入会を考えている方へのメッセージ

ー最後に入会を考えていらっしゃる方にメッセージをお願いできますでしょうか?

三島さん:この記事を読んでいただいて、バイオリンを始めたいと悩んでいる方だとか、ご興味を持っていただいた方など、様々な方いらっしゃると思いますが、ぜひお気軽に体験レッスンにお越しいただけたらなと思っています。

質問・問い合わせのフォームもありますので、質問や聞きたいこと、バイオリンを習う上で不安に思っていることなど、どんな些細なことでも構いませんので、お問い合わせください。