「イタリア人のように人生を楽しむ場を日本に」La piccola Italiaが提供する、“食”と“文化”でつなぐ架け橋

東京にある「La piccola Italia」では、本場イタリアの家庭料理や言語、文化を伝えるイタリア文化教室。

今回、「La piccola Italia」の代表・早川真暦さんに、教室の活動内容やスタートのきっかけ、教室の特徴、今後の展望についてお話を伺いました。

教室概要

ーどのような方を対象に、どういったレッスンをされていますか?

早川さん:料理教室は、イタリア料理が好きな方、イタリア人と交流してみたい方、イタリア語に興味がある方など、さまざまな目的を持つ方を対象にしています。

講師はイタリア語も日本語も話せるので、日本語しか話せない方でも安心して参加できます。

「楽しく食事をしたい」という気軽な気持ちの方も多いです。

また、料理教室以外にも、イタリア語講座やイタリア文化コースも開講しています。

旅行ガイドを目指している方や、イタリア旅行の準備をしたい方などが受講されています。

他にも、イタリアの伝統刺繍を学ぶクラスや、子ども向けのイタリア語講座なども展開しています。

設立の経緯・きっかけ

ーこの教室を始めたきっかけや背景を教えてください。

早川さん:私はこれまで何度もイタリアを訪れてきましたが、現地の方々が本当に楽しそうに日々を過ごしている姿に、毎回感銘を受けてきました。

そのライフスタイルや人生を謳歌する姿勢に惹かれて、「この雰囲気を日本でも体験できる場を作りたい」と思い、教室を立ち上げました。

教室の特徴・アピールポイント

ーこの教室の特徴や、アピールポイントについて教えてください。

早川さん:居心地の良い、カジュアルでリラックスした雰囲気を大切にしています。

その空気感を気に入って通ってくださっている方も多いですね。

料理教室については、現在3名のイタリア人講師がそれぞれの出身地域(リグーリア州、トスカーナ州、ピエモンテ州)の郷土料理を教えています。

イタリアは地域によって料理がまったく異なるので、毎回新しい発見があり、私自身も学びの連続です。

講師同士でも「これは初めて食べた」という料理があるほどです。

生徒への指導で大切にしていること

ーレッスンの中で大切にされていることは何ですか?

早川さん:レッスン後には毎回、講師同士で振り返りを行い、「ここが良かった」「こうすればもっとよかった」という点を話し合っています。

生徒さんにとってより良い体験になるよう、日々コミュニケーションを取りながら改善を重ねています。

コースや料金体系について

ー具体的なレッスンのプランについて教えてください。

早川さん:料理教室は、月2〜3回ほど開催しています。

主に土日が中心で、それぞれの家庭料理を楽しく学べるスタイルです。

加えて、不定期でレストランのシェフを招いた特別レッスンも開催しています。

たとえば、6月にはティラミスをテーマにしたレッスンを予定しています。

一方、イタリア語コースや文化講座は、3か月単位のコース制で、1コースにつき11回のレッスンを行います。

料理教室は1回ごとの単発参加が可能です。

今後のビジョン・展望

ー今後、強化したい点や新たに挑戦したいことはありますか?

早川さん:おかげさまで少しずつ生徒さんも増えてきていますが、まだ空きのあるクラスもあるので、もっと多くの方に教室の存在を知っていただきたいです。

生徒さんからのリクエストや、講師との話し合いを通じて、新しいコンテンツも積極的に取り入れていきたいと考えています。

記事を読んでいる方に向けたメッセージ

ー最後に、教室に興味を持たれた方へメッセージをお願いします。

早川さん:まずは一度、教室の雰囲気を体験していただけると嬉しいです。

実際に来てくださった方のリピート率はとても高く、楽しんでいただけていると感じています。

例えば、「今週末はレストランではなく、La piccola Italiaでイタリア料理を学びながら食べよう」といったような気軽な参加の仕方もおすすめです。