2年に1度の華やかな発表会も！宇都宮『フラ・ホオマーリエ』が提案する”生活に彩りを添える”フラダンス

宇都宮市で10年の歴史を重ねるフラダンス教室『フラ・ホオマーリエ』。3歳から80歳までの幅広い年齢層が通う同教室では、今年3月に全国大会でケイキ（子ども）クラスが優勝という快挙を成し遂げました。ハワイの先生から直接指導を受けた本格的なレッスンでありながら、生徒一人一人に寄り添った丁寧な指導が特徴です。

2年に1度開催される発表会では、ハワイから先生を招いて開催するなど、本場の雰囲気も味わえます。フラダンスを通じて心と体の健康を育む同教室の魅力に迫ります。

サービス概要

ーまず、フラ・ホオマーリエについて教えていただけますか？

金澤さん：フラ・ホオマーリエは栃木県宇都宮市で月曜から土曜まで開講しているフラダンス教室です。クラスは3歳からの子どもクラス、小学生・中学生クラス、親子クラス、大人クラス、そしてサークルがあり、幅広い年齢層に対応しています。

レッスン時間は子どもクラスが60分、その他のクラスは90分です。教室の規模は場所によって異なりますが、小規模な会場で7-8名、大きな会場では20名程度まで受け入れが可能となっています。

現在は私と、娘がアシスタントとして指導を行っています。教室は2016年に開校し、来年で10周年を迎えます。

設立の経緯・きっかけ

ー教室を開校されたきっかけを教えていただけますか？

金澤さん：以前からフラダンスには携わっていたのですが、ハワイの先生であるナタリー・アイ・カマウウとの出会いが大きなきっかけとなりました。先生との出会いを機に、2016年に自分たちの教室として開校することを決意しました。

元々、フラダンスを通して伝えたいことがたくさんあり、指導者として伝える立場になりたいという思いを持っていました。

特徴やアピールポイント

ー他のフラダンス教室との違いや、フラ・ホオマーリエの特徴を教えていただけますか？

金澤さん：教室名の「ホオマーリエ」はハワイ語で「穏やかに」「静かに」「落ち着こう」という意味があります。この名前には、フラダンスと向き合う時間が笑顔に満ち、日常の忙しさから離れて、ハワイの音楽を聞きながら踊ることで、生活に彩りを添えたいという思いが込められています。

当教室には3歳から80歳までと幅広い年齢層の生徒さんがいらっしゃるため、それぞれの年代に合わせた健康効果も意識しながら、レッスンを行っていることが特徴です。例えば、高齢の方には無理のない動きを心がけ、お子様には楽しみながら基本的な動作を身につけられるよう工夫しています。

また発表の機会も充実しており、2年に1度の発表会では、ハワイから先生をお招きして開催する大規模なイベントを実施しています。この発表会では、生徒の皆さんが美しいドレスを着て、髪に花を飾り、本場のハワイアンの雰囲気を存分に味わえる特別な機会となっています。

さらに、地域のイベントにも積極的に参加しており、宇都宮市のフェスタやアロハハワイアンイベントなど、様々な場所で踊る機会を設けています。これにより、生徒の皆さんは練習の成果を発表する場を定期的に持つことができ、モチベーション維持にもつながっています。

生徒に指導する際に意識していること

ー生徒さんと関わる上で、意識されていることはありますか？

金澤さん：小さなお子さんから80代の方まで、個性や覚える速度はそれぞれ異なります。そのため、一人一人に合わせた指導を心がけています。何より、貴重な時間を使って来ていただいているので、レッスン後は笑顔で帰っていただけるよう、楽しいレッスンを第一に考えています。

コースと料金体系について

ー各コースの料金体系を教えていただけますか？

金澤さん：子どもクラスは月4回で4,000円と最も安価に設定しています。一般クラスは月4回で5,000円、サークルは月2回で2,000円となっています。サークルは私が指導する回と、生徒さんたちの自主練習の回を組み合わせた形式です。

今後のビジョン・展望

ー今後の展望についてお聞かせください。

金澤さん：今年3月のフラダンスコンペティションで、当教室のケイキ（子ども）クラスがソロ部門で全国優勝を果たしました。今後も他の部門やグループでのコンペティション挑戦を目指していきたいと考えています。

また、開校当初からの生徒さんの年齢も上がってきており、体への負担を考慮した新しい取り組みも始めています。椅子に座って上半身だけで踊る「シッティングフラ」の導入を検討中です。フラダンスは好きだけれど、立って踊ることが難しくなってきた方々にも、継続して楽しんでいただける環境を整えていきたいと思っています。