指先が織りなすカラフルなチョークアートの世界 – greendaisy ChalkArtの關川さんにインタビューしました!

神戸市垂水区のチョークアート教室「greendaisy ChalkArt」では、4歳のお子さんから高齢の方まで幅広い年齢層にチョークアートの指導を行っています。

明石大橋を望むロケーションで、一人ひとりに寄り添う指導を提供しています。オーストラリア発祥のカラフルなアートの魅力を広める同教室の特徴について、關川さんにお話を伺いました。

幅広い世代に愛されるチョークアート教室

ー教室の概要についてお伺いさせてください。

關川:神戸市垂水区で教室を運営しています。内容としてはチョークアートを指導しており、オイルパステルを使って指でくるくると伸ばしていくアートとなります。

生徒さんは4歳くらいのお子さんからお年を召した方まで幅広く、様々な年齢層の方にレッスンを受けていただいています。

大半の方は趣味として来られていますが、中には本格的に先生を目指したいという方もいらっしゃいます。また、チョークアートは店の看板として使われることが多いため、ご自身のお店の看板を描きたいという目的で来られる方もいます。

オーストラリアでの出会いから始まったチョークアートの世界

ーこの教室を始められたきっかけや経緯について教えてください。

關川:チョークアートはオーストラリア発祥のアートです。私がオーストラリアに留学していた時に、町中のお店に飾ってあるチョークアートを見かけ、やってみたいと思ったのが最初のきっかけです。

当時、チョークアートは日本にほとんど普及していませんでした。カラフルな看板がとてもお洒落でかっこいいと思い、日本でもその魅力を多くの方に知ってもらいたいという思いから、2011年に教室を始めました。

少人数制で一人ひとりに寄り添う指導

ー他の絵画教室にはない特徴や、一番のアピールポイントを教えてください。

關川:少人数制(最大4人まで)で、一人ひとりにじっくり向き合ってレッスンができることが最大の魅力です。

また、自宅の一角で教室を開いているのですが、高台にあるため明石大橋と海が見える素晴らしい眺望も特徴の一つです。アクセスも良く、最寄り駅からも歩いて来れる距離にあります。

塗り絵感覚から本格アートへと導く独自メソッド

ー生徒に指導する際に、特に意識していることや方針などを教えてください。

關川:1対1でじっくり向き合い、その方がどういう絵を描きたいのかといった希望に個別に対応するよう心がけています。

こちらから「これを描いてください」と指示するのではなく、生徒さんの「こんなものを描きたい」という要望に応じた指導を行っています。

初めて来られた方は、絵を見た時に難しいと思われる方が多いので、体験レッスンでは準備したサンプルから選んでいただき、下絵も用意しています。

そこに色を付けていくという、いわば塗り絵感覚で簡単に始められる内容にしており、お子さんでも楽しめます。

段階的に上達していくと、ベーシックコースやプロフェッショナルコースへと進んでいきます。

プロフェッショナルコースになると、オリジナル作品をどんどん作っていただくようになります。また色の選び方など、より細かい技術も指導しています。

それぞれのペースで進めるコース設計

ー教室で提供しているコースやプランについて教えてください。

關川:最初は体験レッスンから始めていただき、その後にベーシックコースとプロフェッショナルコース、さらにインストラクターになるためのコースがあります。

本格的にじっくり学びたい方はこれらのコースに進んでいただきますが、単発のレッスンで作品を完成させる趣味レッスンも選択できます。生徒さんのご希望に合わせて選べるようにしています。

次世代の講師育成で広がる可能性

ー今後より強化していきたい部分や、取り組んでいきたいことがあれば教えてください。

關川:インストラクターコースというチョークアートの先生になるコースも提供していますが、そこまで進む方はまだ多くありません。今後はもっと本格的に習って先生になるような人材を増やしていきたいと考えています。

ただ、まずは一度気軽に来ていただくことが大切だと思います。チョークアートを難しいものと思わずに、体験レッスンで簡単な作品を作って持ち帰っていただければ嬉しいです。

指先から広がるアート体験

ーこの記事をご覧の方に向けたメッセージをお願いします。

關川:あまり難しいものと考えずに、まずは簡単なところからスタートしますので、お気軽に来ていただければと思います。

指でオイルパステルをくるくると伸ばしてグラデーションを作り、立体的に仕上げていく感覚はとても面白く、他にはないアート体験です。ぜひ一度体感していただきたいと思います。