
京都市の山科と河原町三条の2拠点で展開する「土井ベース教室」。
小学4年生から80代まで幅広い年齢層の生徒が通う同教室は、一人ひとりの目標に合わせた柔軟な指導を行なっています。
土井さんに、教室の特徴や指導方針について詳しくお話を伺いました。
京都市内の2つの拠点で展開するベース教室
ー教室の概要について教えてください。
土井:京都市内の山科地区にある校舎と、河原町三条地域にあるスタジオの2か所を利用して、ベースのレッスンを行っています。
経験や年齢による制限は設けておらず、現在は小学校4年生から80代の方まで幅広い年齢層の生徒さんに通っていただいています。
ベースを始めたいという初心者の方や、サークルやライブ活動も行っているものの伸び悩んでいるといった経験者の方などが多く来られます。
13年の実績が育んだ演奏指導への思い
ー教室を始められたきっかけや経緯について教えてください。
土井:元々は演奏活動を中心に行っていましたが、並行して教える機会をいただくようになりました。
演奏することももちろん魅力的なのですが、指導を続けていくうちにその人が悩んでいることを手助けしたり、自分の経験を形にして伝えたりすることが自分には合っていると感じるようになりました。
そこで教室という形で自分で立ち上げようと決意し、13年ほど前に開設しました。
個人の目標実現を最優先にした指導スタイル
ー他のベース教室にはない特徴や、一番のアピールポイントを教えてください。
土井:生徒さんの年齢層が非常に幅広く、初心者から経験者まで様々なニーズにお応えしていることが特徴です。
基本的には基礎的な部分をしっかりと身につけていけるよう指導していますが、ベースでやってみたいことは当然一人ひとり異なります。
その方がやりたいことを実現することを一番のポイントに据えて、相談をしながら進めていくのが最も大きな方針です。
また、滋賀県でセッションイベントを毎月開催しています。楽器を始めても、人と一緒に演奏する機会をなかなか持てない方が多いので、そういう方たちが気軽に参加できる場を月に1度用意しています。
初対面の人同士でも一緒に曲を演奏を楽しめる、本当に気軽に参加できる環境を整えています。
自立した演奏者を育てる指導方針
ー生徒に指導する際に、特に意識していることや方針について教えてください。
土井:変な癖が付いてしまうことがないよう指導するのはもちろんですが、生徒さん自身で工夫したり、いろいろ試して発見し成長につながるよう意識しています。
「自分の力でこれができるようになった」という実感ができるとよいと考えています。それが本人の自信につながっていくと思います。
初心者の方の指導においては、楽器の構え方や演奏フォームなど、基本的な部分を特に重視しています。
スポーツと同じで、ある程度理にかなったフォームや無理のない弾き方がありますので、これから始める方にはその辺りに気を配って伝えています。
経験者の方の場合は、悩みが人それぞれに異なるので、どういうことを悩んでいるか、どういうことができるようになりたいかを具体的に聞きながら、指導内容に落とし込んでいます。
柔軟なスケジュール調整と今後の展望
ー提供しているコースやプランについて教えてください。
土井:基本的に毎月最後のレッスン時に、来月の予定を相談して決めています。月に1回、月に2回といったレッスンの回数を決めていただいて、それに応じてレッスン料金が変わる仕組みです。
スケジュール調整は可能な限り柔軟に行っています。受講料は月謝制で、2つの拠点のどちらで受講するか、月何回受講するかによって月謝の額が決定します。
ー今後より強化していきたい部分や、取り組んでいきたいことがあれば教えてください。
土井:1人でも多くの人に、さまざまなスタイルでのベースの楽しみを増やしてもらえるよう、新しい取り組みを始めたいと思っています。
月に1回のセッションイベントの種類を増やしてみるか、また違った新しい企画も行なってみるかなど検討しています。
音楽を通じた豊かな生活の実現を目指して
ー最後に、この記事をご覧の方に向けたメッセージをお願いします。
土井:きっかけは本当に人それぞれですが、元々音楽が好きだったり楽器の演奏に興味があったりする中でベースという楽器を手に取られ、お問い合わせいただいています。
そういった縁を通して、音楽をより楽しみ、日頃の生活をより充実したものにしていけるよう、一緒にベースの魅力や楽しさを見つけていけるよう全力でサポートいたします。ぜひ教室にお越しください。