プロの指導が受けられる埼玉アザレアU15-300名超の生徒が学ぶバレーボールスクールの魅力

埼玉県西部を拠点に300名以上の生徒が学ぶバレーボールクラブ「埼玉アザレアU15」。

プロバレーボールクラブとの連携を強みに、小学生から中学生へのバレーボールの普及・復興活動に力を入れています。

バレーボールの技術向上だけでなく、人間的成長にも重点を置いた指導で、次世代のバレーボール選手を育成する「埼玉アザレアU15」の活動について、埼玉アザレア代表の切山雄樹さんにお話を伺いました。

地域貢献とバレーボール普及への想い

ー アカデミー設立の経緯についてお聞かせください。

切山さん:プロバレーボールクラブ「埼玉アザレア」の地域社会への貢献とバレーボールの普及という理念のもと、アカデミーは設立されました。

当初から選手として活動していた現代表者が、その理念を引き継ぎ、現在まで運営を続けています。

プロの指導者による本格的なバレーボール指導

ー埼玉アザレアアカデミーの特徴や強みについて教えてください。

切山さん:プロのバレーボールクラブを有していることを活かし、現役プロ選手や元プロ選手を中心とした指導を実施していることが最大の強みです。

U15(中学生以下)のカテゴリーで、男女ともにバレーボールの指導を行っています。

中学生の約2割が初心者として入会し、小学生ではほとんどが初めてバレーボールに触れる生徒さんです。

経験の有無に関わらず、一人一人の成長をサポートし、丁寧な指導を心がけています。

声出しとコミュニケーション力の向上を重視

ー 指導の際に特に大切にされていることは何でしょうか?

切山さん:まず重視しているのが「声を出すこと」です。

挨拶をはじめとした様々な場面で、なぜ声を出すことが大切なのかを丁寧に説明しながら指導を行っています。

また、チームスポーツにおいて不可欠なコミュニケーション能力の向上にも注力しています。

プロ選手になったとしても、チーム内でコミュニケーションが取れなければ活躍の機会は限られてしまいます。

そのため、日常生活の中でも積極的にコミュニケーションを取ることを促しています。

実際に、練習を重ねる中で生徒たちに変化が見受けられ、バレーボールの技術向上はもちろんのこと、新しく入ってくる生徒たちへ積極的に声をかけるなど、コミュニケーション面での成長も顕著です。

柔軟な活動形態で様々なニーズに対応

ー 具体的な活動内容について教えてください。

切山さん:平日・土日の夜を中心に活動を行っており、2つの形態で指導を展開しています。

1つはスクール形式の「アカデミー」、もう1つは大会参加を目指す「クラブチーム」です。

平日・土日の夜を中心に練習を行い、それぞれの目標に応じた指導を実施しています。

現在は300名以上の生徒が在籍しており、来年度は500名規模への拡大を目指しています。

現在の埼玉県西部地区中心の展開から、今後は東西南北に活動エリアを広げていく予定です。

バレーボールの魅力と努力の大切さ

ー バレーボールの魅力をお聞かせください。

切山さん:「ボールを落としてはいけない」というルールの中で、6人で協力してプレーする難しさと面白さがバレーボールの大きな魅力です。

そして、その難しい技術が「遊び」として楽しめるようになった時の喜びは格別です。

指導者自身も「言い訳せずに努力し続けること」を大切にしてきました。

ランニングによる体作りや、スクールでの練習を通じて人よりも多くボールに触れるなど、地道な努力を重ね、この努力の積み重ねは必ず自信となり、試合での緊張も和らげてくれます。

勉強もスポーツも同じで、言い訳せずに取り組み続けることが重要です。

バレーボールを通じて、技術力とともにコミュニケーション能力も向上する生徒たちの姿が、指導者としての大きなやりがいとなっています。

ー これからバレーボールを始めたい方へメッセージをお願いします。

切山さん:バレーボールはとても楽しいスポーツです。

最初はボールを繋ぐことも難しいかもしれませんが、一生懸命取り組めば必ず楽しさを実感できるので、一緒にバレーボールを楽しみましょう。

今後も地域に根差したプロバレーボールクラブとして、より多くの子どもたちにバレーボールの魅力を伝えていきます。