創造性を育む場所として、子どもから大人まで幅広い年齢層に支持されているアート教室「アトリエユレーラ」。
キッズクラスと一般クラスの2つのコースを展開し、それぞれの年齢や目的に合わせた柔軟な指導を行っています。
教室主宰者の平塚奈央さんに、アート教育に対する想いや、教室の特徴について伺いました。
年齢や目的に合わせた2つのクラス展開

ー どういった方を対象にどのような指導をされていらっしゃるのかお伺いできますか?
平塚さん:「アトリエユレーラ」ではキッズクラスと一般クラスを用意しています。
キッズクラスは5歳から小学3年生程度を対象としており、小学校の図工のような形式で、講師が課題を設定して取り組んでもらう形を取っています。
一般クラスは小学生以上を対象としており、自由に自分の制作したいものに取り組んでいただく形式で実施しています。
具体的な指導を生徒一人ひとりに届けたいという想い

ー この教室を始められたきっかけだったり、背景についてお伺いできますでしょうか?
平塚さん:私が大学院を卒業後、元々教えることが好きだったこともあり、絵画教室の開講を考えていました。
自宅の一室で週一回から始めてみようと思ったのが一つのきっかけです。
また、自身の経験として、小学校や中学校時代の図工や美術の授業では、制作は楽しかったものの、具体的なアドバイスをあまり受けられなかったという想いがありました。
もっと教えてくれる機会があれば良かったという経験から、気軽に質問できる絵画教室の実現を目指しました。
幅広い制作活動と柔軟な受講システム

ー 教室の一番のアピールポイントであったり、特徴についてお伺いできますか?
平塚さん:特徴として、一般クラスでは非常に幅広い制作活動に対応していることです。
デッサン、水彩画、油絵といった一般的な内容に加え、絵画教室ではあまり行われない木彫、イラスト、漫画、陶芸なども制作可能です。
これだけのバリエーションがある絵画教室はなかなか無いと自負しています。
また、通い方の柔軟性も特徴の一つです。
月1回からの受講が可能で、生徒さんのご予定に合わせて毎月の受講回数を変更することができます。
キッズクラスの上限は月2回となっていますが、忙しい月は1回に減らすなど、生徒さんの生活に合わせて柔軟に対応しています。
対話を重視した丁寧な指導

ー 生徒さんに指導される際に大切にされていらっしゃることであったり、意識されてらっしゃることはどういったことですか?
平塚さん:一番気を付けているのは、しっかりと対話することです。
ただ描き方のコツや技術を一方的に伝えるのではなく、生徒さんが作品に対してどのような完成イメージを持っているのかをヒアリングしながら、そこに至るまでのプロセスをお手伝いするようにしています。
小さなお子様などは完成イメージを持つことが難しい場合もありますが、何を描きたいか対話を通じて具体化させた上で、作品をより良くできるよう、常に意識しています。
また、完成形を具体的にイメージしていただいた上で、自分の力でここまで描けるんだという達成感を持ってもらえるような指導を心がけています。
今後の展望
ー 今後新たに取り組んでみたいなと、お考えのことだったり、将来的なビジョンをお伺いできますか?
平塚さん:今後の取り組みとしては、生徒さんとのアナログなやり取りを改善して、より通いやすくできないか検討しているところです。
また、将来のビジョンとしては、クラスの拡充や教材見本を充実させることで生徒さんの選択肢を増やし、制作活動のバリエーションをさらに広げたいと考えております。
昨年から開講した平日午前クラスのように、育児中のお母様やご年配の方など様々なライフスタイルの方へアートを楽しんでもらえる環境を整えていきたいです。
体験を通じて自分に合った場所を見つけてほしい

ー この記事をご覧になって、教室に興味を持たれた方にメッセージを頂けますでしょうか?
平塚さん:無料体験教室を実施していますので、まずは教室の雰囲気や活動内容を体験していただければと思います。
人と人との相性もありますので、体験を通じて教室の雰囲気や指導方針が合うかどうかを感じていただければと思います。
生徒さんは本当に様々な作品に取り組んでおり、イラストの模写に集中する子もいれば、デッサンや工作など、様々な素材に挑戦する子もいます。
生徒さん自身に合った、笑顔になれる場所を、ぜひ見つけていただきたいです。