タマリキ埼玉アイタペアペアandオヴィリジャパンは、タヒチアンダンスを中心に、ヨガやピラティスのレッスンも取り入れた独自のスタイルで運営する教室。
「生演奏でのショー」を目指し、子供から91歳のシニア世代まで、年齢を問わず楽しめる教室として注目を集めています。
今回は代表の菊地博美さんに教室活動の概要や想いについて、お話を伺いました。
タヒチアンダンスを通じて文化をつなぐ

ータマリキ埼玉アイタペアペアandオヴィリジャパンではどのような方を対象に、どういったレッスンを行っていますか?
菊地さん:レッスンはタヒチアンダンスとヨガ、ピラティスをしていますが、メインはタヒチアンダンスです。
家族ぐるみで参加されている方、痩せたい方、運動不足解消したい方、ダンスに魅了されてショー出演を目指す方などそれぞれのニーズに合わせたレッスンを提供しています。
生徒は子供から91歳まで、年齢や経験値に合わせてクラス分けして、楽しいレッスンを心がけています。
ー教室を始められたきっかけや背景について教えてください。

菊地さん:タヒチアンの打楽器の音色がすごく好きで、ポリネシア文化と日本の文化は縄文時代から繋がっていたと思いますが、やはり心に響くなと感じていました。
生演奏でのショーをやっているチームがあまりいなかったので、私たちがやりたいなと思い、手作りでドラムを作るところから始めたのがきっかけです。
体のケアも重視した独自のレッスンスタイル
ー他の教室にはない特徴やレッスンの一番のアピールポイントについて教えてください。
菊地さん:他のフラやタヒチアンダンススクールだと体のケアまでは行わないところもあるので、膝や腰の痛みを感じる方が多いのですが、私はヨガとピラティスの指導を18年間行っているので、痛みの原因になる筋肉の塊をほぐしたり、体のケアをしながら、何歳までも踊れるところが特徴です。
ーレッスンの際に大切にしていることや意識していることはありますか?
菊地さん:みなさんの体調や体の歪み、痛みはないかなどをいつも意識して、適切なストレッチや運動を入れるようにしています。
あとは、ショーに向けてのモチベーションを保てるよう、毎回ワクワクするレッスンになるよう心がけています。

ーこのタヒチアンダンスというのはどういったものなのでしょうか?
菊地:映画「フラガール」で踊っていたようなダンスです。
うちのバンドoviriJapanで数年学んでスパリゾートハワイアンズのオーディションに合格したという演奏メンバーもいます。
フラダンスのゆったりしたイメージとは違う、ドラムビートに合わせた激しいものもあり、ファイアーナイフダンスや、男性だけのタネダンスなどもあり、迫力があるのが特徴です。
多様なクラス設定で誰でも楽しめる環境づくり

ーレッスンのクラスについて教えていただけますか?
菊地さん:シニアの方はあまり速いスピードでレッスンするとストレスになってしまうので、ゆっくりしたクラスを設けています。
しゃがむ振り付けはあまりせずに、全身運動になるようにケアを心掛けながらも、楽しく1曲1曲確実に踊れるように時間をかけています。
他にも子連れクラスがあり、子どもさんを預けてまでレッスンとなるとお金もかかるので、お子さんを連れて運動がてら楽しくレッスンできるようにしています。
その他に初心者クラスや、イベントに向けた中級者コース、タヒチアンドラムのバンドクラスもあります。
常に進化し続けるショーとパフォーマンス

ー今後強化したいと考えていることや、新たに取り組みたいことはありますか?
菊地さん:毎年、近くの結婚式場にショーへ呼んでいただいたり、イベントもたくさんあるのですが、その内容を毎年より良いものにしていくことですね。
見た目や衣装にも力を入れたり、ショーの内容を常にバージョンアップすることが目標です。
また、バンドリーダーがライブができるおしゃれなお店を経営していて、そこで定期的にショーもできます。
一般的なタヒチアンダンスの発表会は参加費を払って出演することが多いのですが、私たちはそういった自前の発表の場があるので、そこでショーを披露することによって、さらに成長することができます。
家族ぐるみで参加できる、みんなの居場所に

ー最後に、入会を考えている方へメッセージをお願いします!
菊地さん:当スタジオは家族ぐるみで参加できるのが特徴です。
お子さんが踊っていたり、お母さんが踊ったり、お母さんが歌で、お父さんがタヒチアンドラム、おじいちゃんが歌ったりといったように、家族で楽しめます。
家庭で共通の話題ができるので、普段あまり会話がない家庭の改善にもなりますし、色々な楽しみ方ができる教室になっています。
経験がなくても安心して、体のことを学びながら楽しめます。
「自信がない」「リズム感がない」と皆さん尻込みされがちですが、どなたでも自分の居場所を見つけていただけると思います。
歌だけの参加でも大丈夫ですし、興味があったら関わってもらいたいなと思っています。