株式会社Peonyの代表、馬場様にインタビューを行いました。
英語とダンスを融合させた独自の教育プログラム「フォービングリッシュ」や、大人向けの英語コーチングサービスについて詳しくお話を伺いました。世界の文化や歴史を楽しく学べる新しい英語教育の形に注目です!
英語×趣味で世界を学ぶ!ユニークな教育プログラム
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ー株式会社Peonyの事業内容について教えてください!
馬場:株式会社ピオニーでは、主に2つの事業を展開しています。
1つ目は「フォービングリッシュ」と呼ばれる、英語でのダンスレッスンを使った教育プログラムです。これは私が元々海外のハンガリーとスイスに住んでいてバレリーナをしていた経験を活かしたものです。
2つ目は、英語のコーチングサービスです。私自身が大人になってから英語を習得した経験を活かし、同じように大人になってから英語を学ぼうとしている方々をサポートしています。
ーフォービングリッシュのプログラムについて詳しく教えてください!
馬場:フォービングリッシュは、単なる英語レッスンやダンスレッスンではありません。私たちは年間カリキュラムを組んでおり、毎月テーマを設定しています。
例えば、7月はフランス革命がテーマになることがあります。フランス革命が7月に起こったという歴史的背景から、その月はフランスの音楽を使ってダンスを教えます。このように、世界史や文化を英語で学びながら、楽しくダンスをするという独自のプログラムになっています。
幅広い年齢層に対応!0歳から高齢者まで
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ー対象年齢はどのくらいなのでしょうか?
馬場:現在は0歳児から5歳児までを主な対象としていますが、将来的には全年齢に対応していきたいと考えています。
小学生、中学生、高校生はもちろん、障害を持つ方々や高齢者の方々にも楽しんでいただけるプログラムを展開していく予定です。実際に、文化庁とコラボレーションして障害を持つ方向けのプログラムを実施したこともあります。
ー英語コーチングサービスについても教えてください!
馬場:英語コーチングサービスは、主に社会人の方を対象としています。
3か月のプランで、週1回の面談を行います。面談では、その週の学習状況を確認し、実際に英語を使って会話の練習をします。
また、3か月の間に3回ほど、外国人講師とのセッションも設けています。これにより、実践的な英語力を身につけることができます。将来的には子供向けのコーチングサービスも展開していきたいと考えています。
海外経験を活かした独自の教育メソッド
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ーピオニーの事業を始めたきっかけを教えてください。
馬場:私が海外でバレリーナをしていた経験が大きなきっかけです。帰国後、バレリーナという職業だけでは生活が難しいと感じ、英語力を活かして新しい道を探しました。
そこで、インターナショナルスクール向けに英語でのバレエレッスンを始めたのが最初のステップでした。その後、多くの学校と協力する中で、一般の幼稚園や保育園でも同様のプログラムが有効だと気づき、ダンスを通じた英語教育プログラムを開発しました。
同時に、多くの人から英語学習に関する質問を受ける中で、効果的な英語コーチングサービスの必要性を感じました。特に、大人になってから英語を習得した私の経験が、同じような立場の学習者にとって有益だと考えたのです。
他にはない特徴!世界の文化を楽しく学ぶ
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ーピオニーの教育プログラムの特徴や強みを教えてください。
馬場:最大の特徴は、ただのダンスレッスンや英語レッスンではないという点です。
私たちのプログラムでは、世界の歴史や文化を英語で学びながら、それをダンスで表現するという独自のアプローチを取っています。
例えば、11月にはアメリカの感謝祭について学び、その文化的背景を理解しながらダンスを楽しむことができます。
また、コーチングサービスでは、私自身が大人になってから英語を習得した経験を活かし、学習者一人ひとりに合わせたアプローチを取っています。ネイティブスピーカーではなく、同じ学習者の立場を経験した者として、効果的な学習方法を提案できるのが強みです。
講師陣の個性を活かしたレッスン展開
ー講師の方々はどのように指導されているのでしょうか?
馬場:私たちは講師一人ひとりの個性や強みを大切にしています。
大枠のテーマは私が決めていますが、具体的な指導方法は各講師に任せています。これは、講師の良さを最大限に引き出すためです。また、講師によって接するお子さんも異なるので、その状況に応じて柔軟に対応できるようにしています。
ただし、共通して気をつけてほしい点もあります。例えば、教育的な配慮をした歌詞の選択や、安全面への注意などは常に意識するよう伝えています。幼稚園の先生に近い意識を持ってレッスンを行うことを心がけています。
未来を見据えた新しい取り組み
ー今後の展望についてお聞かせください。
馬場:今後はオンラインのインターナショナルスクールを立ち上げる計画があります。
これは単なるオンライン授業ではなく、オンラインサロンのような形を考えています。月額制で、英語での複数人クラスや、グローバル人材育成に必要な様々なテーマについて学べる場を提供したいと思っています。
また、オンラインだけでなく、定期的にオフラインでの交流の機会も設けたいと考えています。子供たち同士がコミュニティを作れるような環境を整え、より包括的な学習体験を提供したいと思っています。
ー最後に、これから英語学習を始める方々へメッセージをお願いします!
馬場:英語学習を考えている方、特に保護者の方々に伝えたいのは、「なぜ英語を学ぶのか」「今後どのように活用していきたいか」を常に意識することの重要性です。
私自身、大人になってから英語を習得しましたが、それによって世界が大きく広がりました。
今の時代、情報はテレビ以外にもたくさんあります。しかし、その中には誤った情報も多く存在します。
英語力を身につけることで、海外の情報源にもアクセスでき、より多角的な視点で情報を精査する力が身につきます。これは、グローバル社会を生きる上で非常に重要なスキルです。ぜひ、英語学習に興味を持ち、チャレンジしてみてください!