季節に合わせたツボや経絡、筋膜走行を使った子連れ歓迎のヨガレッスン – SoraYogaの八島さんにインタビューしました!

京都市伏見区を拠点に活動するSoraYogaは、公共施設や個人スタジオ、介護施設など多様な場所でヨガレッスンを提供しています。

子育て中のママたちも気軽にヨガを楽しめる環境を創出する同教室の取り組みについて、八島さんに詳しくお話を伺いました。

多彩な活動場所で幅広い年齢層にヨガをお届け

ー教室の概要について教えてください。

八島:京都市伏見区をメインに長岡京市でも活動しており、公共施設や個人スタジオ、複合フィットネス施設でのヨガレッスンのほか、オンラインレッスンも実施しています。

月に1回児童館で、小さなお子様を抱えているお母様向けに「マミーズヨガ」を行っています。また、介護施設からの委託を受けて、定期的に高齢者の方向けのレッスンも実施しています。

そのほかにも、異業種の方とコラボレーションしてイベント形式でのレッスンも開催しています。

自身の育児経験から始まった指導者への道のり

ーヨガの指導を始めるに至ったきっかけや経緯について教えてください。

八島:ヨガを始めたのは、育児中に知らず知らずに溜め込んでしまったストレスやイライラがきっかけです。体力面も精神面もキャパオーバーになってしまい、自分自身を守るためにヨガを始めました。

当時流行っていたWii Fitからスタートしましたが、正しく呼吸やポーズができているか分からなかったため、ヨガを習える教室を探しました。東洋医学に精通したヨガの先生に教わったところ、気持ちも体も変わっていくことを実感しました。

当初は私自身が指導する気はありませんでしたが、サークルのような形で教え始めたところ、参加者の方にとても喜んでいただけました。

「すごく変わりました」「楽しかったです」と言っていただけるのが嬉しく、同じような悩みを抱えている方に楽になっていただきたいという思いで指導者になりました。

お子様連れ歓迎のスタイルで子育て中のママをサポート

ー他のヨガ教室にはない特徴や、一番のアピールポイントについて教えてください。

八島:特に大きな特徴は、児童館で行っているマミーズヨガは子育て中の方がお子様と一緒に参加できる点です。

通常のスタジオではお子様の同伴はお断りされることが多いのですが、私が児童館で行っているレッスンでは、お子様を連れてきていただいても大丈夫です。

夏休みや大型連休中は、お子様も一緒にレッスンに参加したり、横で宿題をしながら見学したり、自由に過ごしていただいています。児童館でのレッスンでは、生後数ヶ月の小さなお子様を連れてこられる方もいらっしゃいます。

また、レッスンでは季節や月干支に合わせたツボや経絡、筋膜走行を利用した内容を提供していることもポイントのひとつです。

痛みを抱えていらっしゃる方に寄り添って少しでも緩和できるよう、気持ちと体の両面からサポートしています。

医師ではないので治療はできませんが、とにかく楽しんで心と身体のリフレッシュして帰っていただくことを一番に考えています。

自分らしくいられる場所を目指した指導方針

ー生徒に指導をする際に、特に意識していることや方針などを教えてください。

八島:まず楽しんでいただくことを大切にしています。年齢と共にできないことが多くなっていきますが、最後まで自分で立っていたいという方の気持ちに寄り添いたいと考えています。

筋力もつけながら、ゆったりと気持ちも落ち着いていくようなレッスンを心がけています。

また、来られた方が自分らしくいられる場所になれたらいいなと考えています。皆さん普段は色々なことを我慢して過ごしていると思うので、それらを我慢せずに解放し、自分の殻を破って自信になるような場所になれたらと思っています。

柔軟な料金システムで通いやすさを重視

ー提供しているコースやプランについて教えてください。

八島:年会費や入会費は一切いただいておりません。1回ごとの都度払いと、継続して通われる方向けには回数券を設けています。回数券で通われる方がほとんどです。

子育て中の方やお仕事をされている方にとってチケット制の方が通いやすいため、このシステムを採用しています。

レッスンはすべてグループで行っていますが、空いている時間帯での対応や出張でのパーソナルレッスンもお受けしています。

地域イベント参加でさらなる普及を目指す今後の展望

ー今後より強化していきたい部分や、取り組んでいきたいことがあれば教えてください。

八島:多くの方に活動を知ってもらえるよう、イベントをより強化していきたいと考えています。

現在は介護施設でのレッスンを多く行っており、コラボレッスンもたくさんさせていただいているのですが、様々な外部のイベントにも個人として参加できるよう、積極的に取り組んでいこうと考えています。

気軽な気持ちでまずは一歩を踏み出してほしい

ー最後に、記事をご覧の方に向けたメッセージをお願いします。

八島:ヨガを始めたいと思っても、どこが良いのか迷われていたり、最初の一歩を踏み出すのをためらったりする方もいらっしゃるかと思います。

もし検討されているようであれば、気負わずに「ここはどうかな」という話をしに来る程度でも大丈夫ですので、ぜひ顔を出していただけたらと思います。