長野県筑北村にある「IRODORI Pilates」は、緑に囲まれた小鳥のさえずりが心地よいピラティススタジオです。
パーソナルレッスンとグループレッスンを提供しており、20代から70代まで幅広い年代の女性たちが、自分の体と心に向き合う時間を大切にしながら通っています。
地域に根ざし、幅広い世代の女性に向けたピラティススタジオ
私のスタジオは、長野県の山間にある小さな村・筑北村にあります。
もともとは更年期世代の女性を対象にしたピラティススタジオとして構想していましたが、実際には20代の若い世代から70代のシニア世代まで、多くの方が足を運んでくださっています。
現在は、1対1のパーソナルレッスンと、少人数制のグループレッスンの2本柱で展開しています。
パーソナルレッスンでは、その日のお体の状況やお悩みに合わせて、きめ細やかなサポートを行っています。
グループレッスンでは、自分の体を見つめ、向き合う時間を持ってもらうことはもちろん、会話も楽しみながら継続できるよう工夫しています。
移住と学びを経て、スタジオ立ち上げへ
私は大阪出身で、6年前に山好きが高じて長野県へ移住しました。大阪にいた頃も10年近くピラティスをしていたため、県内でピラティススタジオを探すも、当時は近くで通いやすいスタジオがなく。
「どこにいても好きなピラティスをしたい」という思いから、私にとってピラティスの原点であるBASI Pilatesの指導理論や解剖学について改めて学び、国際資格を取得しました。
学びを深める中で、ピラティスの魅力と可能性を再認識し、「これからは長野でもどんどん広めていきたい!」と強く感じました。
筑北村は何をするにも村外に出る必要があります。だからこそ、村の中に安心して通える場所をつくりたいと思い、このスタジオを立ち上げました。
一人ひとりに寄り添う、柔軟で実践的な指導スタイル
私のスタジオでは、体の硬さや運動経験の有無に関わらず安心して取り組めるよう、その日の状況に合わせて段階的に無理なく進められるように配慮しています。
ピラティスにこだわりすぎず、その方にとって最善の方法を選びながら、筋膜リリースや呼吸法といった他のボディワークも組み合わせて、体と心の両方にアプローチすることを大切にしています。
指導で大切にしているのは”話しやすさ”と”見る力”
クライアントさんにとって話しやすい雰囲気づくりはとても重要だと考えています。体の悩みをきちんと伝えてもらうことで、適切なサポートができるからです。
そのために、無理なく心を開いてもらえるような空間を意識して整えています。
また、クライアントさんの動きや変化を見逃さず、どこをどう改善すべきかを見極める「見る力」も欠かせません。
日々のレッスンや継続的な学びを通して、自分自身も観察眼を磨き続けています。
やりがいは、クライアントさんの変化と笑顔に出会えたとき
レッスン後にはみんな晴れやかな笑顔で帰っていく──そんなふとした瞬間に立ち会えることが、私にとっての大きなやりがいです。
骨折を経験し、リハビリとして通ってくださる高齢の方が、回を重ねるごとに少しずつ動かせる範囲が広がり、「自分の体が自分に戻ってきた」と笑顔で話してくれたことも、特に印象に残っています。
地域との連携を深め、ピラティスの裾野を広げたい
現在は筑北村の公民館事業と連携しながら、より多くの地域住民にピラティスを届ける取り組みをしています。
今後はもっと気軽にピラティスが体験できる環境を作れたら、と考えています。
村全体にピラティスが根付いていくような、そんな未来を描いています。
興味を持った方へ、一歩を踏み出すお手伝いを
ピラティスは、体だけでなく心も整えてくれる素晴らしいメソッドです。興味を持ったら難しく考えすぎず、まずは一度お気軽にいらしてください。
1時間だけでもきっと何かが変わるはず。なりたい自分に近づくために、全力でサポートします。
ぜひ一歩、踏み出してみてください。