柔軟なレッスンスタイルと共感の声掛けで広がる料理の輪 – おうちごはんの桃崎さんにインタビューしました!

千葉県柏市にある料理教室「おうちごはん」では、4歳から大人まで幅広い年齢層を対象に、日常の食材で華やかな料理を作る技術を伝え、食育の重要性を広めています。

マンツーマンからグループレッスンまで柔軟に対応する同教室の特徴や指導方針について、桃崎さんにお話を伺いました。

知人の一言から始まった料理教室への道のり

ー教室の概要について教えてください。

桃崎:当教室は幅広い年齢の方にお越しいただいている料理教室です。

4歳から15歳までを対象としたキッズレッスン、大人を対象とした毎月の献立レッスン、そしてお子様とお母様で参加する親子レッスンの3つのコースを提供しています。

教室は3年前から始め、料理経験のない初心者から経験者まで臨機応変にレッスンを行っております。

ー教室を始めるに至ったきっかけや経緯についてお聞かせください。

桃崎:以前はホームパーティーで料理を教えたり、魚の捌き方を聞かれた際に教えたりなどしていました。

知人に「料理を教えてもらえないか」と声をかけられたことがきっかけで、その後レッスンを毎月やってほしいという声が他の方からも上がってきました。

食事は人と人を繋ぐコミュニケーションとして非常に大切だと思っていたので、料理を楽しく美味しく食べて、食育の一環にもなるようなことを皆に伝えたい、広めたいという想いが強くなり、本格的に教室を始めました。

自宅ならではのマンツーマン指導と実践的なノウハウ

ー他の料理教室にはない特徴や、一番のアピールポイントを教えてください。

桃崎:一番の特徴は、自宅教室で大人の方にマンツーマンで指導できる点です。料理を最初から最後まで、ご自身の手で全工程を作っていただくことを大切にしています。

初心者には難しすぎないよう簡単に、忙しい方には時短のノウハウなども伝え、その方に合わせた指導を心がけています。

また、特別な食材を使うのではなく、普段通りの食材や調理器具を使って華やかで美味しい料理を作ることをメインにしています。

「こういう料理をやりたい」「料理動画を見ても分からない」といったリクエストにも応じてレッスン内容を組み立てており、メニューを選べることも強みです。

共感の声掛けで育む「できた」という自信

ー生徒に指導する際に、特に意識していることや方針などを教えてください。

桃崎:すべての生徒さんが「できた」という気持ちになるような指導を大切にしています。特に意識しているのが共感の声掛けです。

失敗しても「やってみたのが良かった」「そういった工夫もできて良かった」など、ポジティブな言葉で自信に繋がるような声掛けを心がけています。

また、レシピ通りに作るのではなく、食材の選び方や、「こういう切り方をすれば食感が変わる」といった、お家でも応用が利く料理のコツが身に付くよう指導しています。

柔軟なレッスンスタイルで多様なニーズに対応

ー教室で提供しているコースやプランについて教えてください。

桃崎:すべてにコースにおいて、希望するスタイルを選べるようになっています。キッズレッスンはマンツーマンでもグループでも対応可能で、グループでは皆で協力し合って楽しく料理を学んでいただけます。

また、キッズレッスンではご飯とデザートの両方のレッスンがあります。両方作ることもできますし、ご飯かデザートだけなど希望に合わせて選べるようになっています。

毎月の献立レッスンでは、作った料理をお家でも食べたいという希望があれば2人前や3人前など追加で作ることもでき、ライフスタイルに合わせて選択いただけます。

基本的には月替わりでメニューを提案していますが、クリスマスやお誕生日のケーキ作りなど、リクエストにも対応しています。

地域イベントへの展開で食育の輪を広げる

ー今後より強化していきたい部分や、取り組んでいきたいことを教えてください。

桃崎:今後は教室の枠を超えた活動を考えています。具体的には、企業や他の団体とのコラボレーション、地域イベントなど、教室を飛び出して展開していきたいと思っています。

以前も市役所や百貨店での開催実績がありますが、そういった活動をもっと増やして、食育の大切さを広めていけたらと考えています。

気軽に参加できる単発レッスンで料理の楽しさを体験

ー最後に、この記事をご覧の方に向けたメッセージをお願いします。

桃崎:料理が初めてという方、レパートリーをもっと増やしたいという方、お子さんに包丁の使い方を教えたいという方など、どなたでも大歓迎です。

入会金などの縛りがなく単発でレッスンを行っていますので、「ちょっと行ってみようかな」と思ったら、お気軽にお越しください。