幅広い年齢層を対象に音楽の楽しさを伝えるCOUD GUITAR。創立者の齋藤雅広氏は、ギターだけでなく多様な楽器も扱う柔軟な指導で生徒の音楽的可能性を広げています。このインタビューでは、教室の特徴や指導方針、そして音楽を通じた成長への思いを語っていただきました。

多様な生徒層に対応する音楽教室
ー簡単にどういった方を対象とされていて、どういった指導を行っている教室なのか、COUD GUITARの概要について教えてください。
齋藤:基本的には年齢制限を設けていないので、親御さんから小さいお子さんまで全然指導しています。ただ実際には、10代や20代の方が非常に多いです。そういった方々と一緒に音楽を楽しみながら、初心者から経験者まで幅広く指導させていただいています。
教室設立の背景
ー齋藤さんがこの教室を始められた経緯やきっかけについて教えてください。
齋藤:周囲から「教えてもらいたい」と言われることが増えてきたのがきっかけです。上手く演奏できるようになりたいという方々の要望に応えていくうちに、実際に継続して教えることへの可能性を感じました。「もっと教室として発展させてはどうか」という声もいただき、そこから本格的にスタートしました。それが大体10年ほど前のことです。
他にはない教室の特徴
ー他の教室にはない特徴やアピールポイントについて教えてください。
齋藤:基本的にはアコースティックギターを中心に指導していますが、私自身はエレキギターなど他の楽器も演奏します。そのため、生徒さんの希望に応じてピアノやベースなど様々な楽器の指導も可能です。音楽の接点をより広く提供できることが特徴です。
生徒さんの「こういう風にやりたい」という希望をしっかり聞きながら、それに対応した指導ができます。曲のアレンジ方法や演奏技術など、一人ひとりのニーズに合わせたカスタマイズした指導を行っています。
音楽指導で大切にしていること
ー今受講されている方を指導する際に、特に意識していることがあれば教えてください。
齋藤:楽しさを感じてもらうことが一番大事だと考えています。しかし、その楽しさを本当に知るためには、音楽の基本的な仕組みや理論も必要です。難しくない範囲での音楽理論をしっかり伝えることで、より深く音楽を理解し、楽しんでいただけるようにしています。
理論的なことを知ることで、自分で考えて演奏できるようになり、より創造的に音楽と向き合えるようになります。そういった音楽的成長を促せるような指導を心がけています。
今後の展望
ー今後、こういった点をより強化していきたいということがあれば教えてください。
齋藤:できれば、教室の規模をもう少し拡大していきたいと考えています。また、YouTubeなどのメディアを活用して、より多くの方に音楽の楽しさを知っていただける環境を作りたいです。メディアを通じて多くの人にギターや音楽の魅力を伝えることができれば非常に嬉しいですね。
地域に限定されない音楽教室として発展させていきたいと考えています。
入会を考えている方へのメッセージ
ー今後ご入会を考えられている生徒さんに何かメッセージがあればお願いします。
齋藤:音楽を始めるということは、確かに最初は様々な不安や構えることがあるかもしれません。しかし、そういった心配は必要ありません。楽しさを共有することが何より大切だと思っています。
もちろん、楽しくなったら続けていただきたいと思いますし、もし他の楽器や音楽の形に興味を持たれたら、それも積極的にサポートします。あくまでもCOUD GUITARに入会していただくことだけが目的ではなく、その方にとって最適な音楽との関わり方を見つけることが大切だと考えています。
ベースやその他の楽器など、様々な可能性を提案しながら、音楽を通じて一人ひとりの才能や可能性を広げていければと思っています。音楽を始めるハードルを下げ、より多くの方に音楽の喜びを知っていただきたいです。