「練習がつらくて、ギターをやめてしまった」 「好きな曲が弾けないから、モチベーションが続かない」
そんな経験を持つ人にこそ届けたい、楽しく学び、長く続けられるギター教室があります。
全国約100カ所に展開し、初心者を中心に幅広い世代の生徒さまを受け入れている「7丁目ギター教室」。
“好きな曲で、好きな時に通える”をコンセプトに、従来の音楽教室の常識を覆すスタイルで注目を集めています。
今回は、そんな教室を運営する代表にお話をお伺いし、教室立ち上げのきっかけから理念、指導方針、そしてこれからの展望まで詳しくご紹介します。

1人の生徒から始まった教室が、全国100校へ広がるまで
「7丁目ギター教室」の原点は、意外にも“頼まれごと”から始まりました。
最初は友人から、“息子にギターを教えてくれないか”と頼まれたんです。正直、1回だけ教えて終わりだと思っていました。
でも、実際に教えてみると、初心者の人ってこんなにできないものなんだと驚いたんです。むしろ、ここからがスタートでした。
その一人の生徒との出会いをきっかけに、「ギターがうまくなりたい」「でも、うまくいかない」と悩む人たちが、実は数多くいるのではないか——そう感じた代表は、独学ながらも教え続ける道を選びました。
最初はひとりで細々とやっていたんですけど、7年、8年と続けていく中で、“あれ?自分のスタイルって、他の教室とかなり違うぞ”と気づいたんです。
生徒さまの「弾きたい気持ち」に寄り添い、講師主導ではなく生徒さま主導で進めるレッスン。無理に課題曲を与えるのではなく、X JAPANでもアニメソングでも、生徒さまが「これが弾きたい」と思える曲で構成されたレッスン。
そんなスタイルが少しずつ支持され、現在では全国におよそ100の教室を展開するまでに成長しました。
教室の特色は「怒らない」「押しつけない」「モチベーションを守る」
多くの人が「ギター教室」と聞いて思い浮かべるイメージは、“厳しい”“課題が多い”、“先生が怖い”といったものではないでしょうか。
代表は、まさにそうした固定観念を打ち壊したいと考えました。
例えば、X JAPANを弾きたくて来た生徒に、“まずは大きな古時計から”っていうのは、ちょっと違うじゃないですか。弾きたくない曲で練習しても、モチベーションは上がりません。
好きな曲が難しいなら、講師がアレンジして、今のレベルで弾けるようにしてあげればいいんです。
実際、7丁目ギター教室では、講師が生徒さまのために1曲ずつオリジナルの譜面を作成しています。ネットで拾った汎用的な譜面ではなく、“自分だけの譜面”が用意されることで、生徒のやる気は自然と高まり、特別感も得られるのです。
怒らない、押しつけない、挫折させない。僕たち講師の役割は“教え込む”ことではなく、楽しく続けられるようにサポートすることなんです。
フレックス制度とオンライン申込で、もっと通いやすく
もうひとつの大きな特徴が「柔軟な通い方」です。
一般的な教室では「毎週〇曜日に固定で通う」といった形式が主流ですが、7丁目ギター教室では、生徒さまの生活スタイルに合わせて、好きな時に予約できる“フレックス制”を導入しています。
忙しい方や学生さんなど、毎週決まった時間に通うのが難しい人でも、自分のペースでレッスンを受けられるようにしています。
また、ホームページ上では講師の空きスケジュールがカレンダーで表示され、体験レッスンの予約もワンクリックで完了。
希望日をいくつか提示して、事務局とやり取りして…といった手間が一切なく、スムーズに申し込みできる点も好評です。
続けたくなるのは、「信頼関係」があるから
代表自身が長く講師として指導してきた中で、最も印象的だったエピソードは、あるレッスン最終日のこと。
自分が担当していた生徒さまの多くが、10年、14年と長く通ってくれていたことに改めて気づいて、もう本当に胸が熱くなりました。単にギターを教えるだけじゃなくて、人間として関わる時間が築けたんだなと。
習得だけを目的にするのではなく、その時間そのものが楽しく、有意義だったからこそ、長く続けられたのだと思います。
目指すのは、「生徒目線」にこだわるブランドづくり
今後の展望は、「講師の育成」と「7丁目ブランドの確立」がキーワードになります。
全国に広げていく中で、どの教室でも“生徒さまの目線に立った指導”が徹底できるようにしたいんです。講師自身も、教えること以上に、相手の“やりたい気持ち”に寄り添えるようになることが大事ですから。
また、将来的にはギターに限らず、ドラムやピアノといった他の楽器教室にも発展させ、総合的な音楽教育ブランドへと広げていきたいという構想もあります。
「いわば、“7丁目”という価値観を持った教室を、全国に広げていくイメージです。子どもも大人も、“音楽って楽しいんだ”って思える場所を増やしていきたいですね」
初心者こそ、大歓迎。まずは“楽しむ”ことから始めてみませんか?
最後に、記事を読んで教室に興味を持った読者に向けて、代表からのメッセージをお届けします。
「うちの教室は、敷居が高くありません。むしろ、“初心者の人ほど来てほしい”と思っています。好きな曲を楽しみながら、少しずつ上達していく——それが、音楽を続けるいちばんの近道です。ぜひ近くの教室を見つけて、遊びに来てください」
ギターに挑戦してみたい人も、もう一度やってみたいと思っていた人も。
“続けられる”理由がここにあります。