3種類のハーモニカを全て指導!30年のキャリアを持つプロが教える大竹英二ハーモニカ教室

ロックバンドでの演奏をきっかけにハーモニカと出会い、30年以上にわたって指導を続けてきた大竹英二さん。3種類のハーモニカすべてを指導できる稀少な教室として、関東一円で音楽教室を展開しています。2年後に控えたハーモニカ生誕200年に向けて新たな挑戦を続ける大竹さんに、ハーモニカ指導にかける思いと、教室の特徴について話を伺いました。

サービス概要

ー どのような方を対象に、どのような指導を行っているのかを教えてください。

大竹さん:ハーモニカに興味を持たれている方々を対象に指導を行っています。教室によってグループレッスンとマンツーマンレッスンを使い分けており、オンラインレッスンも展開しています。関東を中心に、横浜、千葉、埼玉など、都内の各所で教室を運営しています。

設立の経緯・きっかけ

ー ハーモニカの指導を始められたきっかけを教えてください。

大竹さん:音楽教室での指導は約30年前から始めました。私自身、音楽活動の一環としてジャムセッションに参加していた時期があり、そこでの出会いが教室設立のきっかけとなりました。当時参加していたジャムセッションの企画者が音楽教室を運営されており、その方からハーモニカの指導をしてもらえないかというお話をいただいたのです。

最初は小規模な音楽教室からのスタートでしたが、徐々に評価をいただき、大手音楽教室からも業務委託という形で指導依頼を受けるようになりました。現在では、関東圏を中心に複数の教室で指導を行っており、平日のほとんどを各地の教室を巡回しながら、熱心な生徒さんたちとハーモニカの魅力を共有しています。

特徴・アピールポイント

ー 大竹英二ハーモニカ教室の特徴的な点を教えてください。

大竹さん:当教室の最大の特徴は、ハーモニカの主要な3種類すべてを指導できる点です。一般的な教室では1種類か2種類の指導に特化していることが多いのですが、当教室では生徒さんの目的や好みに合わせて、最適なハーモニカを選択し、指導することができます。

私自身、ロック音楽からハーモニカを始め、ダイヤモンド☆ユカイさんが所属していたバンドやZIGGY、さらにはエアロスミスなどの影響を受けてきました。そして現在では、J-POPからクラシック、ジャズまで、幅広いジャンルの指導が可能です。

特にJ-POPでよく見られるスタイルは、ボブ・ディランの影響を受けた吉田拓郎さんや井上陽水さんが広めた、アコースティックギターと共に歌いながらハーモニカを演奏するスタイルと、B’zの稲葉浩志さんのようにブルースをベースにしたスタイルがあります。このように、ハーモニカは様々な音楽性を表現できる奥深い楽器であり、当教室ではそれぞれの生徒さんの音楽的な目標に合わせて、きめ細かな指導を行っています。

指導時の工夫

ー 生徒さんへの指導で意識されていることはありますか?

大竹さん:まずは音楽の基礎を学んでいただくことを重視しています。ドレミファソラシドの理解を深め、誰でも楽譜が読めるようになることを目指した指導を特徴としています。

コース・料金体系

ー 初心者の方が始める場合の費用感を教えてください。

大竹さん:ハーモニカ本体は5,000円から2万円程度で購入できます。ハーモニカについてより詳しく知りたい方には、リットーミュージックから出版されている「できる ゼロからはじめるハーモニカ超入門」という本をお勧めしています。教室の詳細な料金については、各教室によって異なりますので、お問い合わせください。

今後のビジョン・展望

ー 今後取り組んでいきたいことはありますか?

大竹さん:2年後に迎えるハーモニカ生誕200年を記念して、大規模なイベントの開催を計画しています。現在、ドイツ大使館にも相談を持ちかけており、スポンサー様が見つかれば、興味深いイベントが実現できるのではないかと考えています。

また、今では学校教育から外れてしまったハーモニカを、新たな魅力と共に、小中学生に知っていただけるような学校講演や演奏等もしていきたいです。

読者へのメッセージ

ー ハーモニカを始めてみたい方へメッセージをお願いします。

大竹さん:ハーモニカは基本的に指を使わない楽器であり、非常に気軽に楽しめる楽器の一つです。吹いても吸っても音が出せるという特徴があり、ご自身の呼吸をコントロールする自律神経の調整にも役立つ楽器だと考えています。ぜひ気軽にハーモニカを始めていただければ嬉しく思います。