自家製天然酵母パンと季節を感じるフランス菓子の世界を横浜で

教室MINAMINAが提案する、丁寧で本格的な「学び」と「体験」 

横浜にスタジオを構える「教室MINAMINA」では、自家製天然酵母パンとフランス菓子をテーマに、大人のための本格的なレッスンを提供。

初心者も歓迎し、ひとり1台仕上げて持ち帰る実践的な形式が好評です。講師が大切にしているのは、丁寧で分かりやすい指導と、常に新しい食の情報を提供する姿勢。

今後は販売展開も予定しており、教室を超えたコミュニティの場としても注目されています。

 

横浜駅近くのスタジオで、本格レッスンを提供 

教室MINAMINAは、横浜駅東口近くのスタジオで、自家製天然酵母パンとフランス菓子のレッスンを定期的に開催しています。自宅ではなく、専用のスタジオを構えることで、集中しやすく落ち着いた環境を整えています。 

講師自身はレシピ開発やパッケージ用レシピの提供、テレビ出演や番組のためのフードコーデイネート、フードアナリストとしても活動しており、教室には食のプロフェッショナルとしての経験が活かされています。 

スタジオは完全予約制で、限られた人数でじっくりと学べる点も特徴です。生徒の多くは、食への意識が高く、「本物を学びたい」という思いを持って参加しています。 

使用する材料や道具にもこだわりがあり、素材の説明や選び方についても丁寧に伝えられています。生徒さんからは「知識も身につくレッスン」として高く評価されています。 

     

初心者から経験者まで歓迎、ひとり1台でしっかり実践 

教室では、初心者向けやステップ式のコースは設けておらず、すべてのレッスンが単発開催です。 そのため、毎回違うメニューに挑戦することができ、初心者も経験者も一緒に参加できます。

「初心者だから不安」という声もありますが、レッスンではひとり1台ずつ仕上げる形式をとっており、丁寧なサポートのもと自分のペースで学ぶことができます。 

道具の持ち方に不安がある方でも安心して参加できるよう、必要なサポートを受けられる環境を整えています。

製菓・製パンのスキルや経験は問いませんが、素材の扱いや焼き上がりの見極めなど、プロならではの視点も学べるため、ベテランの方からも支持されています。

また、レッスン中には基礎的なポイントや応用テクニックについても随時紹介されるため、毎回発見があります。 

教室を始めたきっかけと、指導への思い 

講師は元会社員(航空会社)で、新人研修など人に教えるポジションに長く携わってきました。退職後、習っていた先生の教室で講師を始めたことをきっかけに、自身の教室を立ち上げました。

人に教えることに対して抵抗はなく、むしろ自然な流れとしてスタートしたとのこと。また、製菓学校に通い直して基礎から学び直した経験もあり、本格的な指導を行っています。 

指導にあたっては、「自分軸で話さない」ことを意識しているそうです。生徒さんのレベルや理解度に応じて、説明の仕方や例えを変えたり、言い回しを工夫したりと、伝える努力を惜しみません。

大切なのは、相手にしっかり伝わっているかどうか。レッスン中もこまめに目を配り、理解度を確認しながら丁寧に進めています。こうした細やかな対応が、多くのリピーターを生んでいる理由のひとつです。

 

教室が生み出すコミュニティと特別な体験 

MINAMINAは、単なるレッスンの場ではなく、食を中心としたコミュニティの場でもあります。意識の高い女性が多く集まり、時には教室のメンバーでフランス旅行を企画・実施するなど、つながりが広がっています。

また、有名シェフを招いての特別レッスンや、カルチャーイベントも積極的に開催。 

    

小規模教室だからこそ実現できる距離感と、特別な体験が得られることも、多くの方が通い続ける理由の一つです。講師との関係性の中で、普段は出会えないような体験や人とのつながりを得られることが魅力となっています。

料理を通じて仲間ができる喜びや、感性を共有する楽しさも、この教室ならではの価値といえるでしょう。

 

今後は製造販売にも注力、さらに広がる展望 

現在はマンション内の専用スタジオで教室を運営していますが、引っ越しを機に新居のキッチンを改装し、菓子製造業の許可取得を予定しています。

これにより、現在の専用スタジオでのレッスンと並行してこれまでご要望の多かったパンやお菓子の販売が本格的にスタートします。 

すでに一部のカフェでは月2回ほど製造販売を行っており、今後は自宅からも焼き立ての商品を直接提供できる体制を整えています。また、販売開始に伴って、オンラインでの受注や地方発送なども視野に入れているそうです。

教室で学ぶだけでなく、「MINAMINAの味をご家庭でも楽しんでもらいたい」という思いが、次のステージへとつながっています。学びと体験、そして日常への提供という三本柱で、教室の価値を広げていく構想です。