英語学習に悩む多くの人々にとって、上達の道筋を見つけることは大きな課題です。特に、忙しい日々の中で時間を作り、継続的に学習することは容易ではありません。そんな中、週1回のレッスンで上級者レベルまで到達できるという、画期的な方法を提供しているのがALYS(アリーズ)英会話です。
今回、ALYS(アリーズ)の松葉様にインタビューを行い、その独自のアプローチと上達の秘訣について詳しくお話を伺いました。AI時代における英語教育の在り方、真のコミュニケーション能力の重要性、そして一人ひとりに寄り添ったきめ細やかな指導など、英語教育の本質に迫る貴重な洞察が得られました。
この記事を通じて、効果的な英語学習の秘訣と、将来のグローバル社会で活躍するために必要なスキルについて、新たな視点を得ることができるでしょう。英語学習に悩むすべての方に、希望と勇気を与える内容となっています。
ALYS(アリーズ)の概要:ネイティブレベルの英語力を目指して
ーALYS(アリーズ)の概要について教えてください。どのようなサービスを提供されているのでしょうか?
松葉:ALYS(アリーズ)は、「英語の上級者」を本気で目指せるスクールです。これは、テストの成績と実用スキルの両面においてです。
もちろん多くの場合、上級者に到達する前に一人一人に様々な優先課題があるものです。受験・テスト合格やビジネスでの成功、そして確保できる予算や学習時間も忘れてはいけません。そういった個別のニーズに応じてサポートを精度高く最適化し、平均以上に高い上達効果が期待できることが私たちの大きな特徴です。
対象となる受講者様は、幼稚園児から学生、ビジネスパーソン、シニアまで幅広く、一気通貫して受け入れています。能力も目的も、英語学習の経験値も、本当に多様な方々が通われています。
ALYS(アリーズ)設立の経緯:英語学習の本質を追求して
ーALYS(アリーズ)の設立経緯やきっかけについて、詳しく教えてください。
松葉:設立は10数年前になります。当時、英語はまだ趣味や習い事という認識が強かった中で、ALYS(アリーズ)の創設者は英語を本来どおり、子供にとって「教育」であり、大人にとっての「コミュニケーションスキル」として捉えていました。英語は実用できてこそ意味があります。上達しない勉強を何年も続けるのは、学習者にとっても、そして、先生にとっても良い環境とは言えません。
日本人が長年にわたり勉強しても英語が使えないのは、環境や学習方法だけでなく、本人やスクール側の英語学習に対する考え方にもアップデートすべき点はありました。その概念から変えてサービスを提供していくためには、既存の組織に所属していては実現できないと判断し、新しくALYS(アリーズ)を立ち上げることを決意しました。
「勉強したら英語でコミュニケーションが取れる」そんなゴールを当たり前に描いて欲しい、という思いが、創設当初からずっと大切にされてきました。時代が変わっていく中で、現在、多くの人が英語習得に対して持つビジョンを、私たちは創設時からずっと追求してきたのです。
英語学習の本質:コミュニケーション能力の重要性
ー英語学習において、コミュニケーション能力の重要性を強調されていましたが、もう少し詳しく説明していただけますか?
松葉:これは非常に重要なポイントです。日本語コミュニケーションは独自性が高く、話し方やその元となる考え方が他の多くの国と異なります。そのため、単に日本語を英語に正しく変換する力だけでは、問題を引き起こすことがあります。
例えば、ビジネスシーンの二つの文章を比べてみましょう。
Aさん:I ordered the supplies yesterday
昨日物資を注文しました
Bさん:The supplies are on the way
物資は配送中です
ーどちらも正しいようにみえますね。
一見、どちらの表現も適切に見えますが、何をしたかを報告するAさんの表現は日本の方がよくされる言い回しです。
“行動”に焦点が当てられたAさんの表現は、海外の人たちに「Aさんは結果に対する責任を回避しているように見える」「結果が得られたかに関わらず行動を取った時点でタスクが完了したとみなしている」という印象を与えることがあります。
一方、Bさんの表現は行動からの状況や結果に焦点を移し、結果に対する責任が強調されており、業務の進捗を安心して受け止めてもらえます。このような微妙な表現の違いは、文化の価値観を反映していています。
また、「自分の意見を伝える力」も英語ユーザーとコミュニケーションをとる際に重要です。例えば、「ディズニーランドとUSJのどちらが好きか」と聞かれても、意外と説得力のある根拠を即座に説明するのは難しいのではないでしょうか。
重要性にあまりピンとこないかもしれませんが、実は、IELTSやTOEFLを代表とする4技能テストの採点において、語彙力と文法力は採点対象の半分です。残りの半分は「幅広いテーマにおいて自分の意見を説得力高く説明できる力」で、国語が苦手な人はこの領域でよくつまづくので要注意です。
説得性に欠け言いたいことがよく分からない返答力では、志望動機が弱く面接対象から除外されたり、ビジネスで交渉負けしたり、様々な場面で期待した結果が得られないリスクが高まります。英語らしく話せる力を私たち自身が習得することの意味は、思っている以上に重要であることを知ってもらえると嬉しいです。
ALYS(アリーズ)の特徴:きめ細やかなカスタマイズと効果的なアプローチ
ー他の英会話サービスにはない特徴や、最大のアピールポイントを教えてください。
松葉:最大の特徴は、優れた課題診断力のもと個別にカスタマイズされるカリキュラムと、高い指導力です。本来、英語の習得には大人なら毎日5時間勉強し1~2年かかります。それを週1のようなペースで上達を目指すためには、とにかく効果効率を高める必要がありました。語彙が足りない、のようなざっくりした診断や、スキル上達への効果が少ない分かりやすいだけの指導ではなく、専門的かつ論理的なアプローチが必要です。
そこで、創業者は実績あるケンブリッジ大学の指導ノウハウに加え、記憶や面白さを助ける専門領域を指導メソッドに折り込み、普段英語をあまり使わない受講者でも上達効果が維持されるよう、独自のスタイルを築きました。
取り組みには、性格によって向き不向きもあります。カリキュラムが絵に描いた餅にならないよう、”Ocean(パーソナリティ診断)”を用いて、その学習者に最も機能するよう調整します。
さらに、進捗や環境変化をスクール側で追っているため、受講者側が今何をすべきか自分で分からなくても、私たちが最適化し続けます。「とても細やかで丁寧にみてもらえる」とコメントをいただくことがありますが、このような微細かつ専門的な調整の一つ一つは、間違いなくスピーディな上達や勉強の楽しさに寄与していると感じます。
ALYS(アリーズ)の指導方針:英語の本質的な使い方を重視
ー指導する際に、特に意識していることや方針などがあれば教えてください。
松葉:近年では、情報交換のような内容はAIや機械でかなりカバーできるようになりました。一方で、言葉の選び方のように機械や他者を介した通訳では十分に補えないこともあります。私たちのスクールで力を伸ばした生徒さんには、意思疎通が適切にはかれる表現を選ぶスキルや文化知識も補って、CEFR(セファール)ベースの実力が伸びることやテストの結果が出せることを、指導において大事にしています。
また、面白さや本人の実生活に役立つことも大切です。プライベートレッスンの優位性の一つに、これは先生側の仕事になりますが、「personalize 」と「Relevant」の精度を高められることがあります。単語がおぼられない、勉強が面白くない、仕事に役立つ英語が学べない、上達が遅い、そういった問題の解決に役立ちます。
他にも、ビジョンを分かりやすく見せることも大切にしています。どの程度、どれくらいの期間頑張れば、どのようなレベルに到達するのか。目的地までのマップが見えると、人は頑張りやすいですからね。勉強は本人の努力も不可欠ですが、頑張る価値があると感じてもらい、技術的・精神的その両面で共に目標を達成する頼れるパートナーでいられることを大切に考えています。
多様なコースとプラン:ニーズに合わせた柔軟な対応
松葉:内容面では、あらゆるニーズに対応可能です。幼稚園児からの長期的な学習、受験対策、TOEIC、IELTS、ビジネス英語、基礎英語など、様々なカリキュラムを用意しています。英語の上達に悩んでいる方なら、どのようなニーズにも対応できる体制を整えています。
受講スタイルは2つをご提供しています。1つはマンツーマンのレッスン、もう1つは生徒2人と先生1人のセミプライベートレッスンです。時間は1回40分または80分で、それぞれの時間枠でカバーできる内容をご説明しますので、受講者様の予算やニーズに合わせて選択いただけます。
料金体系は、月謝制とチケット制があります。チケット制は22コマや48コマなど、まとめて購入していただく形式です。
週1回のレッスンで上級者になれる秘訣
ーホームページを拝見したところ、週1回のレッスンでも上級者になれると書かれていましたが、これは本当なのでしょうか?どのような仕組みでそれが可能なのか、教えていただけますか?
松葉:はい、本当です。インターナショナル幼稚園卒園後に同年代のネイティブレベルになるお子様や、初級から始めて現在C1~C2レベルになっている大人の受講者様たちもいます。
これさえすれば、ということではなく、環境や内容の全てが高いレベルで機能し合うことが大事です。ここまでにお伝えした内容の他にも、予習しなくてもクラスの質が確保される工夫、英語嫌いな人でも続けられる面白さと学習スタイル、先生ばかりが話してしまう原因となる文法説明を省いても文法力が伸びる方法、豊富な発話量の担保、最適なチャンレンジ設定、受講がしやすい環境、など挙げるとキリがありません。
野球が上手になりたい人に、「3ヶ月で~」「~だけすれば大丈夫」なんて言わないと思うのです。英語も、上級者になった人たちは例外なく、必要なことを必要な量しています。英語を習得する際に必要な取り組みは、つきつめると、本質的には人間みな一緒ですが、工夫でスピードアップや面白さは調整可能ですので、甘い言葉にまけず、上手になれる環境でベストを尽くしてみてください。
今後の展望:AI時代の英語教育を見据えて
ー今後、強化していきたい点や新たに取り組みたいことがあれば教えてください。
松葉:まず、IELTSやTOEFLといった実用技能テスト対策へのニーズが年々高まっていますので、そのサポート体制を更に強化していく予定です。
また、AIと人間のそれぞれの得意領域を組み合わせ、さらに効果効率の良いサービスにアップデートしていく予定です。
指導者の育成サービスも取り組めたらと思っています。先生が交代制でも、授業準備にたくさん時間を割かなくても、面白く上達力の高いクラスを作ることができますので、興味のある法人様はご連絡お待ちしております。
メッセージ:英語学習に悩む全ての人へ
ー最後に、ALYS(アリーズ)への入会を検討している方へメッセージをお願いします!
松葉:マンツーマンだから敷居が高いと思われるかもしれませんが、実はそうではありません。学校の授業やグループレッスンでつまづいた方、発達にチャレンジをもつ子供たち、学生時に英語が一番苦手だった、など様々な困難を抱えている方が成果を出し喜ばれています。というのも、私たちのメソッドは、平均以上のパフォーマンスを出せるよう設計されているからです。
逆に言えば、自分をマネジメントする力が高い方や、吸収力の高い方は、さらに飛躍的な成長が期待できますので、能力問わず全ての方にオススメです。英語で映画を楽しんだり仕事ができる上級者を目指して、ぜひ、ALYS(アリーズ)で、あなたの英語学習の新たな一歩を踏み出してみませんか? 一緒に、あなたの可能性を広げていきましょう!