偏差値55はどのくらい?上位ナンパーセント?大学と高校一覧も解説

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偏差値55はどれくらい頭がいいのかを上位何%(パーセント)なのかから偏差値55の大学や偏差値55の高校一覧も合わせて紹介しながら解説します。偏差値55からどの大学に行けるのかや偏差値55からどの高校に行けるのかも合わせて解説します。

偏差値55は上位何パーセント

結論から述べると偏差値55は上位約31パーセントです。

偏差値55という数値は全体の中で上位約30.85パーセントに位置することを示しています。

つまり100人の受験生がいた場合、上から31番目程度の成績ということになります。偏差値50が平均を示すため、偏差値55は平均よりも明確に高い学力を持っていることを意味しています。しかし偏差値55から偏差値60に上げるためには、さらに多くの受験生を追い抜く必要があるため、偏差値を上げることは決して簡単ではありません。

偏差値は相対的な評価であり、試験を受ける母集団によって意味合いが大きく変わります。

そのため中学受験と高校受験と大学受験では、同じ偏差値55でも実際の学力レベルには大きな差があることを理解する必要があります。次の章では、それぞれの受験における偏差値55の位置づけを詳しく見ていきます。

▽偏差値55の位置

偏差値上位%(パーセント)上位順位(100人中)上位順位(1000人中)
80約0.1%約0.1人約1人
75約0.6%約0.6人約6.2人
70約2.3%約2.3人約22.8人
65約6.6%約6.7人約66.8人
60約15.8%約15.9人約158.7人
55約30.8%約30.9人約308.5人
50約50%約50人約500人
45約69.1%約69.1人約691.5人
40約84.1%約84.1人約841.3人
35約93.3%約93.3人約933.2人
30約97.7%約97.7人約977.2人
25約99.38%約99.49人約993.8人

偏差値55はどのくらい頭がよい?

偏差値55は平均よりも上位の成績を示す数値です。

偏差値の分布を見ると偏差値50が全体の中央値となっており、偏差値55はそこから5ポイント上の位置にあります。

1000人が受験したテストで考えると偏差値50は500番目ですが、偏差値55は約309番目に位置します。つまり偏差値50から偏差値55に上げるということは約191人の受験生を追い抜くことを意味しています。

偏差値55を安定して維持できる受験生は、基礎学力がしっかりと身についており、ある程度の自主学習を継続的に行っている人が多いです。

偏差値55は中学受験では上位何パーセント

中学受験における偏差値55は非常に高いレベルを示しています。

中学受験の母集団は小学生全体の約10パーセント程度であり、しかもその中には学力の高い受験生が集中しています。

つまり中学受験で偏差値55を取得できる受験生は、小学生全体で見ると非常に上位の学力を持っているということになります。一般的に中学受験の偏差値に15から20を足すと高校受験の偏差値に相当すると言われており、中学受験の偏差値55は高校受験の偏差値65から70程度に相当します。これは上位7パーセントから2パーセントという非常に高い学力レベルです。

偏差値55は高校受験では上位何パーセント

高校受験における偏差値55は上位約31パーセントです。

高校受験は中学3年生のほぼ全員が受験するため、母集団が非常に大きくなります。

そのため偏差値55は中学受験ほどの難易度ではありませんが、それでも平均よりも明確に高い学力を示しています。偏差値55の高校は一般的に進学校として位置づけられることが多く、大学進学を目指す生徒が多く通っています。高校受験で偏差値55を達成するためには、中学3年生の早い段階から計画的に受験勉強を進める必要があります。

偏差値55は大学受験では上位何パーセント

大学受験における偏差値55も上位約31パーセントです。

大学受験では高校生の中でも大学進学を目指す受験生が母集団となるため、全体的に学力の高い層が集まります。

偏差値55の大学は中堅の国公立大学や地方の有力大学、中堅私立大学が該当します。具体的には日東駒専や産近甲龍レベルの大学や、地方の国公立大学などが偏差値55前後に位置しています。大学受験で偏差値55を達成するためには高校1年生からの継続的な学習が重要になります。

偏差値55の大学一覧

偏差値55の国公立大学としては地方の国立大学が中心となります。

具体的には宇都宮大学の工学部、富山大学の工学部や都市デザイン学部、福井大学の工学部、山梨大学の生命環境学部などが該当します。

また和歌山大学のシステム工学部、島根大学の生物資源科学部、高知大学の理工学部や農林海洋科学部、大分大学の医学部看護学科、鹿児島大学の理学部や農学部や水産学部なども偏差値55前後に位置しています。公立大学では青森県立保健大学の健康科学部、秋田県立大学の生物資源科学部、新潟県立看護大学の看護学部、石川県立大学の生物資源環境学部などがあります。

私立大学では北海学園大学の人文学部や経営学部、東北学院大学の法学部や経営学部、共愛学園前橋国際大学の国際社会学部などがあります。

首都圏では桜美林大学のグローバルコミュニケーション学部、大妻女子大学の比較文化学部や社会情報学部、東洋大学の総合情報学部やライフデザイン学部、神奈川大学の経済学部などが偏差値55前後です。関西では京都橘大学の現代ビジネス学部、大阪経済大学の情報社会学部、神戸学院大学のグローバルコミュニケーション学部などが該当します。

偏差値55の高校一覧

偏差値55の高校は全国各地に存在します。

北海道では札幌国際情報高校のグローバルビジネス科や理数工学科、札幌清田高校、苫小牧東高校などが偏差値55から59の範囲に位置しています。

東京都では白梅学園高校の特別選抜コースなど多くの私立高校や公立高校が偏差値55前後にあります。偏差値55の高校は一般的に進学校として位置づけられることが多く、大学進学を目指す生徒が多く在籍しています。これらの高校からは中堅の国公立大学や有名私立大学への進学実績があります。

偏差値55の高校から行ける大学一覧

偏差値55の高校からは幅広い大学への進学が可能です。

偏差値55の高校に通う生徒の進学実績を見ると、日東駒専レベルの大学や地方の国公立大学への合格者が多く見られます。

また努力次第ではGMARCHレベルの大学への合格も十分に可能です。実際に偏差値55から59の高校から早稲田大学や慶應大学、上智大学、東京理科大学などの難関私立大学に合格している生徒も存在します。重要なのは高校入学後も継続的に学習を続けることであり、高校の偏差値だけで進学先が決まるわけではありません。高校3年間でどれだけ学力を伸ばせるかが、最終的な進学先を決める重要な要素となります。

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偏差値55の大学に行くために必要な勉強時間

偏差値55の大学に合格するためには計画的な学習時間の確保が必要です。

難関大学合格に必要な累計勉強時間は学校の授業時間以外で約4000時間程度と言われていますが、偏差値55の大学であればそれよりも少ない時間でも十分に合格可能です。

高校1年生では1日1時間から2時間、休日は2時間程度の勉強時間を確保することが推奨されます。この時期は勉強する習慣を身につけることが最も重要です。高校2年生になると平日は2時間から3時間、休日は4時間程度の勉強時間が必要になります。高校3年生では平日4時間から5時間、休日は8時間程度の勉強時間を確保することが理想的です。

特に夏休みや冬休みなどの長期休暇では1日6時間から8時間の勉強時間を確保し、集中的に学力を伸ばすことが重要です。

受験直前期の2ヶ月間は平日5時間、休日8時間程度の勉強時間を確保することで合格の可能性を高めることができます。ただしこれらはあくまで目安であり、現在の学力レベルや志望校によって必要な勉強時間は変わってきます。

偏差値55の高校に行くために必要な勉強時間

偏差値55の高校に合格するためには時期に応じた適切な勉強時間の確保が必要です。

中学3年生の1学期では1日あたり2時間程度の勉強時間を確保することから始めます。

この時期は部活動との両立もあるため、平日は学校の授業の予習復習を中心に、週末は模擬試験や定期テスト対策に力を入れることが推奨されます。夏休みには1日5時間以上の勉強時間を確保し、苦手科目の克服と得意科目のさらなる強化を図ります。夏休みは受験の天王山と呼ばれる重要な時期であり、ここでどれだけ集中して勉強できるかが合否を分けます。

2学期には1日4時間程度の勉強時間を確保し、過去問題演習を中心に実践的な学力を養います。

受験直前期の2ヶ月間は平日5時間、休日8時間程度の勉強時間が必要です。この時期は過去問題の反復練習と苦手分野の克服に重点を置き、合格ボーダーライン上の問題を確実に得点できるよう集中的に対策を講じます。また面接や小論文の対策にも時間を割く必要があります。

偏差値55の中学校に行くために必要な勉強時間

偏差値55の中学校に合格するためには小学生の段階から計画的な学習が必要です。

中学受験は高校受験や大学受験と比べて母集団のレベルが高いため、偏差値55を達成することは非常に難易度が高いです。

小学4年生から中学受験の準備を始めるのが一般的であり、この時期は1日1時間から2時間程度の学習時間を確保します。基礎的な計算力や読解力を身につけることに重点を置きます。小学5年生になると1日2時間から3時間の学習時間が必要になり、応用問題にも取り組み始めます。

小学6年生では1日4時間から6時間の学習時間を確保し、特に夏休み以降は1日8時間程度の集中的な学習が求められます。

中学受験では算数と国語の2科目が特に重要であり、これらの科目に多くの時間を割く必要があります。また理科と社会も幅広い知識が求められるため、計画的な学習スケジュールを立てることが重要です。塾での学習に加えて家庭学習も欠かせず、復習を徹底的に行うことで知識を定着させることができます。

まとめ

今回は偏差値55のレベルについて中学受験、高校受験、大学受験それぞれの観点から解説しました。

偏差値55についてのまとめは以下のようになります。

まとめPOINT
  • 偏差値55は全体の上位約31パーセントで平均より明確に高い学力
  • 中学受験の偏差値55は高校受験の偏差値65から70相当の非常に高いレベル
  • 偏差値55の大学は地方国公立大学や日東駒専レベルが該当
  • 計画的な学習時間の確保と基礎固めが偏差値55達成の鍵

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