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偏差値65はどれくらい頭がいいのかを上位何%(パーセント)なのかから偏差値65の大学や偏差値65の高校一覧も合わせて紹介しながら解説します。偏差値65からどの大学に行けるのかや偏差値65からどの高校に行けるのかも合わせて解説します。
偏差値65は上位6.7%
結論から述べると偏差値65は上位約6.7%です。これは100人の受験生がいれば上から7番目に入る学力を持っていることを意味します。偏差値は正規分布という統計的な仕組みに基づいて計算されており、平均を偏差値50として表現されます。
偏差値65という数値は決して簡単に到達できるレベルではありません。偏差値55が上位30.9%、偏差値60が上位15.9%であることと比較すると、偏差値が上がるほど到達が難しくなることが分かります。 つまり偏差値を5上げることよりも、偏差値60から65に上げる方がはるかに努力が必要になるのです。
▽偏差値65の位置
| 偏差値 | 上位%(パーセント) | 上位順位(100人中) | 上位順位(1000人中) |
|---|---|---|---|
| 80 | 約0.1% | 約0.1人 | 約1人 |
| 75 | 約0.6% | 約0.6人 | 約6.2人 |
| 70 | 約2.3% | 約2.3人 | 約22.8人 |
| 65 | 約6.6% | 約6.7人 | 約66.8人 |
| 60 | 約15.8% | 約15.9人 | 約158.7人 |
| 55 | 約30.8% | 約30.9人 | 約308.5人 |
| 50 | 約50% | 約50人 | 約500人 |
| 45 | 約69.1% | 約69.1人 | 約691.5人 |
| 40 | 約84.1% | 約84.1人 | 約841.3人 |
| 35 | 約93.3% | 約93.3人 | 約933.2人 |
| 30 | 約97.7% | 約97.7人 | 約977.2人 |
| 25 | 約99.38% | 約99.49人 | 約993.8人 |


偏差値65はどのくらい頭がよい?
偏差値65は非常に高い学力レベルを示す数値です。統計的には15人に1人という割合になり、学年全体で見ても上位層に位置します。この偏差値を持つ受験生は基礎学力がしっかりしているだけでなく、応用問題にも対応できる力を持っています。
偏差値65の受験生は論理的思考力や問題解決能力が高く、効率的な学習習慣も身についています。ただし一度偏差値65を取ったからといって安心はできません。 常に偏差値65以上を維持できることが真の実力と言えます。安定して高い偏差値を保つことが、志望校合格への確実な道となるのです。
偏差値65は中学受験では上位6.7%
中学受験における偏差値65も統計上は上位6.7%を示します。ただし中学受験は全国の小学生のうち約10%しか受験しないため、実質的には全体から見ればさらに上位層です。中学受験に臨む小学生は学習意識が高く、優秀な子供が集まる母集団での偏差値65は非常に高い学力を意味します。
中学受験の偏差値65があれば、早稲田中学校、麻布中学校、駒場東邦中学校、栄光学園中学校、武蔵中学校などの名門校が視野に入ります。女子であればフェリス女学院中学校、雙葉学園中学校、吉祥女子中学校、洗足学園中学校、浦和明の星女子中学校などが受験可能です。 これらは中学受験をしている方なら誰でも知っている難関校ばかりです。中学受験の偏差値65は高校受験の偏差値に換算すると約75から80に相当すると言われています。
偏差値65は高校受験では上位6.7%
高校受験における偏差値65は統計上は上位6.7%です。高校受験は中学生のほぼ100%が受験するため、全体の学力分布の中での上位6.7%となります。学年で200人いる中学校であれば、上位約13人に入る学力です。
偏差値65の高校は各都道府県のトップ校や2番手校となることが多く、進学実績も優れています。これらの高校からは国公立大学や難関私立大学への進学者が多数輩出されています。 高校偏差値65があれば、大学受験でもMARCHや地方国立大学などの難関大学を十分に目指せる学力の土台が作られます。ただし高校入学後も継続的な努力が必要です。
偏差値65は大学受験では上位6.7%
大学受験における偏差値65も統計上は上位6.7%を示します。大学受験の偏差値65があれば、GMARCHの上位学部や地方旧帝大の一部学部、さらには医学部も視野に入ってきます。早稲田大学や慶應義塾大学の下位学部も合格圏内となるでしょう。
大学受験の偏差値65は模試の種類によって難易度が異なる点に注意が必要です。全国規模の模試であるベネッセ模試と上位層が集まる駿台全国模試では、同じ偏差値65でも実質的な学力レベルが異なります。 したがって自分が受けている模試の特性を理解した上で、偏差値を判断することが重要です。複数の模試で偏差値65を安定して取れることが理想的です。
偏差値65の大学一覧
偏差値65の国公立大学文系には千葉大学文学部、横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科、奈良女子大学文学部、広島大学文学部および経済学部があります。
首都大学東京経済経営学部、名古屋市立大学人文社会学部、大阪市立大学経済学部および商学部、神戸市外国語大学外国語学部も該当します。
偏差値65の国公立大学理系には北海道大学総合入試理系、東北大学歯学部、お茶の水女子大学理学部および生活科学部、横浜国立大学都市科学部建築学科があります。
金沢大学医薬保健学域薬学類創薬科学類、神戸大学農学部、奈良女子大学生活環境学部食物栄養学科、岡山大学歯学部、広島大学歯学部、九州大学理学部および医学部生命科学科と農学部も偏差値65です。 歯学部や農学部が多く、専門性の高い分野で活躍したい人に適しています。建築や食物栄養といった実践的な学問を学べる学部も選択肢に入ります。
偏差値65の私立大学文系には獨協大学外国語学部、国学院大学文学部、成蹊大学文学部、日本女子大学文学部、武蔵野大学教育学部があります。中京大学国際教養学部、南山大学経済学部および経営学部、京都女子大学法学部、立命館大学映像学部、龍谷大学文学部も該当します。 関西学院大学総合政策学部および人間福祉学部、近畿大学国際学部、武庫川女子大学生活環境学部生活環境学科も偏差値65です。関関同立の名門私立大学や女子大学の名門が多く含まれています。
偏差値65の私立大学理系には東京歯科大学歯学部、北里大学看護学部、中央大学理工学部、東京薬科大学薬学部および基礎工学部があります。法政大学デザイン工学部、名古屋学芸大学看護学部、立命館大学生命科学部、福岡大学薬学部も該当します。 歯学部や薬学部、看護学部といった医療系の学部が多いのが特徴です。
デザイン工学部や生命科学部など独自色のある学部もあり、専門性を高めたい受験生にとって魅力的な選択肢となります。
偏差値65の高校一覧
偏差値65から69の高校には各都道府県を代表する進学校が名を連ねています。北海道では函館ラ・サール高校や立命館慶祥高校SPコースが該当します。東北地方では弘前高校、盛岡第一高校普通科および理数科、宮城第一高校普通科および理数探究科が偏差値65以上です。
関東地方には多数の偏差値65以上の高校が存在します。東京都内では都立トップ校や有名私立高校が該当し、神奈川県や埼玉県、千葉県にも進学実績の優れた高校が多数あります。 これらの高校からは国公立大学やMARCH以上の私立大学への進学者が多く輩出されています。偏差値65の高校に入学すれば、大学進学に向けた充実した教育環境が整っていると言えます。
偏差値65の高校から行ける大学一覧
偏差値65の高校からはGMARCHや地方国立大学、日東駒専の上位校への進学が最も多い層となります。高校偏差値65の生徒が大学受験で努力を続ければ、早慶上理や旧帝大への合格も十分に可能です。実際に多くの生徒が現役でこれらの難関大学に合格しています。
ただし高校入学後の努力が非常に重要です。高校偏差値65で入学しても、その後勉強をしなければ大学受験では厳しい結果となります。 逆に高校入学後も継続的に学習を続け、効率的な勉強法を実践すれば、より上位の大学を目指すことができます。高校3年間の過ごし方が大学受験の結果を大きく左右するのです。
偏差値65の大学に行くために必要な勉強時間
偏差値65の大学を目指す場合、高校3年生の春から1学期終了までは平日3から4時間、休日5から7時間の勉強時間が目安となります。部活動を引退していない時期は時間確保が難しいですが、朝の時間やスキマ時間を活用することが重要です。GMARCH以上の大学や国公立大学を目指すなら、勉強時間だけでなく勉強内容の質も意識する必要があります。
夏休み以降は勉強時間をさらに増やし、平日5時間、休日10時間程度を確保することが望ましいでしょう。この時期は基礎固めと応用問題への取り組みをバランスよく行います。
秋以降は過去問演習に多くの時間を割き、実践力を養うことが大切です。年間を通じて継続的に学習を続けることで、偏差値65の大学への合格が現実的になります。
偏差値65の高校に行くために必要な勉強時間
偏差値65の高校を目指す場合、中学3年生の平日は4時間、休日は8時間の勉強時間が目安となります。中学2年生の春休みから受験勉強を始めることが理想的です。春から夏休みまでは平日3時間、休日6時間を確保し、中学1年生と2年生の復習を完璧にすることが重要です。
夏休み以降は勉強時間を増やし、毎日6時間以上を目安に学習を進めます。部活動も引退しているため、集中して勉強に取り組める時期です。 秋以降は平日4時間、休日8時間を維持しながら、過去問演習や応用問題に取り組みます。学校のワークの基礎問題と応用問題を完璧にし、過去問3年分を徹底的にやり込むことが合格への近道です。
まとめ
今回は、偏差値65について中学受験、高校受験、大学受験それぞれの位置づけと必要な勉強時間について解説しました。
偏差値65についてのまとめは以下のようになります。


