偏差値と上位◯%の関係について徹底解説!偏差値55は上位何%?

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偏差値と上位◯%の関係について解説します。偏差値55は上位何%なのかから偏差値60は上位何%なのかまで詳しく解説します。実際に偏差値と上位◯%なのかの関係について詳しく理解したいという方はぜひ参考にしてみてください。

いきなり最終結論!偏差値55は上位何%?

結論として、偏差値55は上位約30.9%です。

つまり100人中31番目もしくは1000人中309番目に位置します。

平均(偏差値50)よりも確実に上のレベルで平均よりも上という位置になります。

ちなみに、偏差値60なら上位約15.9%、偏差値70なら上位約2.3%となります。

偏差値と順位の関係

偏差値と順位の関係について偏差値5単位ごとでまとめました。

偏差値上位%上位順位
(100人中)
上位順位
(1000人中)
解釈
750.620.66.2最上位層
702.282.322.8トップクラス
656.686.766.8上位層
6015.8715.9158.7やや上位
5530.8530.9308.5平均より上
505050500平均
4569.1569.1691.5平均より下
4084.1384.1841.3やや下位
3593.3293.3933.2下位層
3097.7297.7977.2かなり下位
2599.3899.4993.8最下位層

偏差値70は上位2.3%

結論から述べると偏差値70は上位2.3%に位置します。100人中2人から3人程度しか到達できない非常に高い水準です。

偏差値70を取得できる受験生は全体のわずか2.3%であり、最難関大学である東京大学や京都大学を目指せるレベルとなります。このレベルに到達するためには基礎学力の完全な定着に加えて応用問題や発展問題を解く力が必要です。

早慶上智や国公立医学部などの最難関校を目指す場合には偏差値70前後が一つの目安となります。日々の学習において基礎問題を確実に解けるようにした上で難関大学の過去問演習を繰り返し行うことが重要です。

偏差値65は上位6.7%

結論から述べると偏差値65は上位6.7%に位置します。100人中約7人程度が到達できる水準であり難関大学を目指せるレベルです。

偏差値65を取得できる受験生は上位6.7%に入りますので、早稲田大学や慶應義塾大学などの難関私立大学や地方の国公立大学医学部を目指すことができます。このレベルでは教科書の内容を完全に理解した上で標準的な応用問題を確実に解ける力が求められます。

難関大学合格を目指す場合には偏差値65以上を安定して取得することが望ましいです。模試で偏差値65を取るためには苦手科目を作らず全科目でバランスよく得点することが大切になります。

偏差値60は上位15.9%

結論から述べると偏差値60は上位15.9%に位置します。100人中約16人が到達できる水準であり中堅から上位の大学を目指せるレベルです。

偏差値60を取得できる受験生は全体の上位15.9%に入りますので、MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)や関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)などの有名私立大学を目指すことができます。

このレベルに到達するためには教科書の基本事項を確実に押さえた上で標準レベルの問題集を繰り返し解くことが重要です。模試の復習を丁寧に行い間違えた問題を確実に理解することで偏差値60は十分に到達可能な目標となります。

偏差値55は上位30.9%

結論から述べると偏差値55は上位30.9%に位置します。100人中約31人が到達できる水準であり中堅大学を目指せるレベルです。

偏差値55を取得できる受験生は全体の上位30.9%に入りますので、日東駒専(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)や産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)などの中堅私立大学合格が見えてきます。

中堅大学を目指す場合には偏差値55以上を目標に学習を進めることが効果的です。

偏差値50は上位50%

結論から述べると偏差値50は上位50%に位置します。これは全体のちょうど真ん中に位置することを意味します。

偏差値50は平均値を示す数値であり、受験生全体の中央に位置することになります。大学受験においては偏差値50前後の大学も数多く存在しますので、基礎学力をしっかりと身につけることで合格を目指すことができます。

偏差値45は上位69.1%

結論から述べると偏差値45は上位69.1%に位置します。100人中約69人より上位に位置する水準です。

偏差値45を取得している受験生は平均よりやや下に位置していますが、基礎学力を固めることで十分に偏差値を上げることができます。現在偏差値45の受験生は教科書の基本事項を確実に理解することから始めることが効果的です。

偏差値を上げるためには苦手分野を克服することが最も重要になります。基礎問題集を繰り返し解くことで確実に偏差値は向上していきますので、諦めずに学習を続けることが合格への近道となります。

偏差値40は上位84.1%

結論から述べると偏差値40は上位84.1%に位置します。100人中約84人より上位に位置する水準です。

偏差値40の受験生は基礎学力の定着が不十分な状態ですが、適切な学習方法を実践することで確実に成績を伸ばすことができます。まずは教科書の例題や基本問題を繰り返し解くことから始めることが重要です。

母数が10000人の場合の偏差値と順位の関係

母数が10000人の場合の偏差値と順位の関係を表にまとめました。

偏差値帯該当人数全体の割合累積人数
(上位から)
累積割合
75以上620.60%620.60%
70-751651.70%2282.30%
65-704414.40%6686.70%
60-659189.20%158715.90%
55-60149915.00%308530.90%
50-55191519.10%500050.00%
45-50191519.10%691569.10%
40-45149915.00%841384.10%
35-409189.20%933293.30%
30-354414.40%977297.70%
25-301651.70%993899.40%
25未満620.60%10000100.00%

母数1000人の場合の偏差値と順位の関係

偏差値と順位の関係を偏差値25から偏差値75までについて表にまとめました。

この表では、偏差値25から75までを1刻みで詳しく掲載しています。

例えば偏差値60なら上位約15.9%、1000人中159番目に該当します。

偏差値70では上位約2.3%とかなりの上位層であることが分かります。

偏差値上位%下位%該当する人数 (1000人中)
2599.380.62993.8
2699.180.82991.8
2798.931.07989.3
2898.611.39986.1
2998.211.79982.1
3097.722.28977.2
3197.132.87971.3
3296.413.59964.1
3395.544.46955.4
3494.525.48945.2
3593.326.68933.2
3691.928.08919.2
3790.329.68903.2
3888.4911.51884.9
3986.4313.57864.3
4084.1315.87841.3
4181.5918.41815.9
4278.8121.19788.1
4375.8024.20758.0
4472.5727.43725.7
4569.1530.85691.5
4665.5434.46655.4
4761.7938.21617.9
4857.9342.07579.3
4953.9846.02539.8
5050.0050.00500.0
5146.0253.98460.2
5242.0757.93420.7
5338.2161.79382.1
5434.4665.54344.6
5530.8569.15308.5
5627.4372.57274.3
5724.2075.80242.0
5821.1978.81211.9
5918.4181.59184.1
6015.8784.13158.7
6113.5786.43135.7
6211.5188.49115.1
639.6890.3296.8
648.0891.9280.8
656.6893.3266.8
665.4894.5254.8
674.4695.5444.6
683.5996.4135.9
692.8797.1328.7
702.2897.7222.8
711.7998.2117.9
721.3998.6113.9
731.0798.9310.7
740.8299.188.2
750.6299.386.2

偏差値とは?基本を理解しよう

偏差値は、テストの得点が集団の中でどの位置にあるかを示す統計的な指標です。日本の教育現場で広く使われており、特に受験では重要な判断材料となっています。

偏差値を理解する上で知っておくべき特徴は2つあり、1つ目はどんなテストでも、受験者全体の平均点を取った人の偏差値は50になります。これが偏差値の基準点です。

2つ目は偏差値は標準偏差を10として計算されることです。つまり、平均点から標準偏差1つ分高い得点を取ると偏差値60、2つ分高いと偏差値70となります。

偏差値を使うことで、難易度の異なるテスト間でも自分の相対的な位置を比較できるというメリットがあります。

偏差値を理解する際の注意点3つ

偏差値を正しく理解し活用するために、3つの注意点を必ず知っておくことが重要です。

母集団によって意味が変わる

同じ偏差値55でも、全国模試での偏差値55と、トップ進学校内での偏差値55では意味が大きく異なります。母集団のレベルが高いほど、同じ偏差値でもより高い実力を示します。

受験情報を見る際は、その偏差値がどの模試や集団を基準にしているのかを確認することが重要です。

偏差値は相対評価

偏差値は絶対的な学力を示すものではなく、あくまで集団内での相対的な位置を示します。同じ得点でも、周りの受験者のレベルによって偏差値は変動します。

科目によって難易度が異なる

一般的に、数学や理科は偏差値が高く出やすく、国語や英語は出にくい傾向があります。これは、問題の性質や受験者の得意不得意の分布が影響しています。

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