本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます
Next Stage（ネクストステージ）のおすすめの使い方と勉強法を徹底解説します。
Next Stage（ネクストステージ）のレベルや難易度についても具体的に解説します。また実際にやってみた上でのおすすめのNext Stage（ネクストステージ）の参考書としての進め方や順番についても紹介します。
【この記事の監修者：逆転合格特化塾塾長竹本明弘】
これまで個別指導塾の塾長として早慶に現役生および浪人生を含めて合計で300人以上の合格者を輩出してきました。参考書の使い方や各教科の勉強法について紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
Next Stageのレベル
結論として、Next Stageのレベルや難易度は共通テストレベルから難関大学レベルまで幅広くカバーする英文法・語法の参考書です。東京大学や京都大学、早稲田大学や慶應義塾大学などの難関大学の入試問題にも対応できる力を養うことができる問題集となっています。
基礎的な文法事項から応用的な語法問題まで体系的にまとめられており、大学入試に必要な文法知識を網羅的に学習できる構成になっています。問題数も豊富で、実戦的な演習を積むことができる参考書です。
Next Stageのレベルと難易度
Next Stageの実際のレベルと難易度を解説します。
この参考書は英文法・語法の基礎から応用までを扱っており、共通テストから難関国公立・私立大学まで対応できる内容となっています。問題の難易度は標準的なものから難関大学レベルまで含まれており、段階的に力をつけていくことができる構成です。
【この記事の監修者：逆転合格特化塾塾長竹本明弘】
Next Stageは英文法の定番参考書として多くの受験生に使われていますが、実は5割正解できれば偏差値67.5レベルに到達できる参考書です。完璧を目指して時間をかけすぎるよりも、適度に仕上げて長文読解や語彙力強化に時間を使う方が効率的な学習ができます。
Next Stageの習熟度別のレベル
Next Stageの習熟度別のレベルを段階的に解説します。
レベル1：全体の5割以上の問題を、なぜその選択肢が正解なのか理由を説明できる状態で正解できる段階です。このレベルに到達すると偏差値67.5程度の実力がついたと判断できます。基本的な文法事項の理解と運用ができている状態です。
レベル2：全体の8割以上の問題を、根拠を持って正解できる段階です。このレベルに到達すると偏差値75程度の実力となり、難関大学の入試問題にも対応できる英文法力が身についています。応用的な語法問題や細かい文法事項まで習得できている状態です。
レベル3：ほぼ全ての問題を即座に正解でき、解説も自分の言葉で説明できる段階です。このレベルでは英文法が完全に得点源となり、最難関大学の問題にも安定して対応できる力がついています。
▽英文法NextStage（ネクストステージ）と他の大学受験対策の英語の参考書の比較表
▽英語のおすすめ参考書がもっと知りたいという方はこちら
英語のおすすめ参考書ランキング26選を徹底解説！【大学受験】 ▽英文法のおすすめの参考書がもっと知りたいという方はこちら
英文法のおすすめ参考書ランキング13選を徹底解説！偏差値別に紹介【大学受験】 Next Stageのおすすめの使い方
Next Stageのおすすめの使い方を段階的に解説します。
最初から順番にテスト形式で問題を解いていきます。分からない問題や迷った問題には×マークをつけて、右ページの解説をしっかり読みましょう。正解した問題であっても必ず解説を確認して、正しい根拠で答えられていたか確認することが重要です。
この段階では1問1分以内のペースで進めることを心がけます。考え込みすぎずにテンポよく解いていくことで、効率的に全体を把握できます。
分からない問題があっても、その場で何度も繰り返し解くのではなく、×マークをつけて次の問題に進みましょう。分散学習の効果を得るために、1周するまでは×マークの問題を復習しないことがポイントです。
1周が終わったら、最初に戻って×マークがついた問題だけを復習します。最大限の間隔をあけて復習することで、知識が長期記憶に定着しやすくなります。
一度正解できた問題は模試の1週間前に確認する程度で十分なので、できるだけ×マークの問題の復習に時間を使いましょう。2周目が終わったら、再び×マークの問題だけを復習するというサイクルを繰り返していきます。
Next Stageの解説は正確ですが、理解しにくい部分もあります。その場合は総合英語FACTBOOKなどの文法書で該当箇所を確認すると、より深い理解につながります。
×マークの問題を繰り返し復習していく中で、確実に正解できるようになった問題から×マークを消していきます。慣用表現などの暗記事項は繰り返し学習することで、しっかりと頭に定着させましょう。
模試や過去問演習で間違えた文法事項があれば、Next Stageの該当箇所に戻って確認することも効果的です。実戦での弱点を把握しながら学習を進めることで、効率的にレベルアップできます。
▽英文法の実際にやってよかった勉強法はこちら
英文法の超効率的な勉強法を徹底解説！【大学受験英語】 | ▽おすすめの英語長文の参考書の使い方やレベルが知りたい方はこちら |
| TopGrade 難関大突破 英文読解問題精選の使い方とレベル【参考書解説】 |
| 英語長文Rise 読解演習の使い方とレベル【参考書解説】 |
| イチから鍛える英語長文の使い方とレベル【参考書解説】 |
| やっておきたい英語長文の使い方とレベル【参考書解説】 |
| 英語長文ポラリスの使い方とレベル【参考書解説】 |
| 英語長文ハイパートレーニングの使い方とレベル【参考書解説】 |
| ▽おすすめの英単語帳の使い方やレベルが知りたい方はこちら |
| 【単語帳解説】話題別英単語リンガメタリカの使い方とレベル【参考書解説】 |
| 速読英単語上級編の使い方とレベル【参考書解説】 |
| システム英単語の使い方とレベル【参考書解説】 |
| 速読英単語必修編の使い方とレベル【参考書解説】 |
| 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁の使い方とレベル【参考書解説】 |
| 必携英単語LEAPの使い方とレベル【参考書解説】 |
| 英単語ターゲット1900の使い方とレベル【参考書解説】 |
| ▽おすすめの英文解釈（和訳）の参考書の使い方やレベルが知りたい方はこちら |
| 基礎英文解釈の技術100の使い方とレベル【参考書解説】 |
| 基礎英文問題精講の使い方とレベル【参考書解説】 |
| ポレポレ英文読解プロセス50の使い方とレベル【参考書解説】 |
| 英文読解の透視図の使い方とレベル【参考書解説】 |
| ▽おすすめの英文法の参考書の使い方やレベルが知りたい方はこちら |
| 英文法語法Engageの使い方とレベル【参考書解説】 |
| 肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本の使い方とレベル【参考書解説】 |
| 【参考書解説】英文法語法Vintage（ビンテージ）の使い方とレベル【参考書解説】 |
| 全解説頻出英文法・語法問題1000 |
| ▽おすすめの英熟語の参考書の使い方やレベルが知りたい方はこちら |
| 速読英熟語の使い方とレベル【参考書解説】 |
| 英熟語ターゲット1000の使い方とレベル【参考書解説】 |
| ▽おすすめの英作文の参考書の使い方やレベルが知りたい方はこちら |
| 実践編 英作文のトレーニングの使い方とレベル【参考書解説】 |
| 基礎英作文問題精講の使い方とレベル【参考書解説】 |
Next Stageの習得にかかる時間
Next Stageの習得にかかる時間を解説します。
1問あたり1分以内で進めることを基本とすると、1日40問から50問程度のペースで取り組むことができます。全体で1500問程度の問題が収録されているため、1周するのに約1か月程度かかる計算になります。
ただし、これは1日の英文法学習に60分程度を確保できる場合の目安です。学習時間が少ない場合は、もう少し時間がかかることもあります。
2周目以降は×マークの問題のみを復習するため、1周目よりも短い時間で終えることができます。おおよそ2か月から3か月程度で全体を3周から4周できれば、十分な実力がついたと言えるでしょう。
Next Stageを使う時の注意点
Next Stageを使う時の注意点を解説します。
最も重要な注意点は、文法問題集に時間をかけすぎないことです。多くの受験生が文法や精読に必要以上の時間を費やしてしまい、語彙力強化や長文演習が不足してしまうケースが見られます。
偏差値65近くを目指すのであれば、Next Stageの正答率は5割程度で十分です。完璧を目指して何周も繰り返すよりも、適度なレベルで仕上げて他の分野の学習に時間を使う方が効率的です。
また、英単語の学習が不十分な状態でNext Stageに取り組むと、効率が大幅に低下します。システム英単語やターゲット1900などの単語帳と並行して学習することが必須です。
解説を読んでも理解できない文法事項がある場合は、基礎的な文法書に戻って確認する必要があります。大岩のいちばんはじめの英文法などの講義系参考書を併用すると理解が深まります。
Next Stageの特徴
Next Stageの特徴をいくつか解説します。
この参考書の最大の特徴は、大学入試に頻出する英文法・語法問題を網羅的にカバーしている点です。時制や仮定法、関係詞や比較など、重要な文法項目が体系的に整理されており、効率的に学習できる構成になっています。
問題の右ページに詳しい解説が掲載されているため、自習しやすい作りになっています。正解の選択肢だけでなく、不正解の選択肢についても解説されているため、理解が深まります。
また、実際の入試問題を分析して作られているため、実戦的な演習ができる点も特徴です。難関大学の入試傾向に合わせた問題が多く収録されており、効果的な対策ができます。
単元ごとに問題が分かれているため、苦手な分野を集中的に学習することも可能です。自分の弱点に応じて柔軟に使える点も便利な特徴と言えます。
Next Stageのメリット
Next Stageのメリットをいくつか解説します。
網羅性の高さ
Next Stageを実際に使っていて最も良かったと感じたのは、この1冊をやり切れば文法は大丈夫という安心感が得られた点です。他の問題集に浮気せずに済んだので、精神的にも楽でした。
実際に私自身もNext Stageだけで文法対策を済ませましたが、それで十分に難関大学に対応できる力がついたと実感しています。あれこれ手を出すよりも、1冊を確実に仕上げる方が結果的に効率が良かったです。
問題数も十分にあるため、やり込んでいくうちに自然と文法力が身についていく感覚がありました。
解説の充実度
各問題に対して詳しい解説が用意されており、なぜその選択肢が正解なのか、他の選択肢はなぜ不正解なのかが明確に説明されています。独学でも理解を深めやすい構成になっています。
実際の入試問題を分析して作られているため、本番で出題される形式に慣れることができます。難関大学の入試傾向にも対応しており、高いレベルの演習が可能です。
使いやすいレイアウト
左ページに問題、右ページに解説という見開き構成は、実際に使ってみると非常に使いやすかったです。問題を解いてすぐに解説を確認できるので、テンポよく学習を進められました。
×マークをつけた問題だけを復習する際も、パラパラとめくって探しやすかったです。私自身も付箋を貼って管理していましたが、自分なりの使い方ができる点も便利でした。
電車の中などで復習する際も、見開きで完結しているので取り組みやすかったという実感があります。
Next Stageのデメリット
Next Stageのデメリットをいくつか解説します。
解説がわかりずらい
nextstageを実際に使っていて、感想として解説は正確で詳しいのですが、やや解説がわかりづらくで頭に残りにくいという面があります。
特に文法が苦手な分野では、解説を読んでもイメージが湧かず、結局暗記するしかなかったという経験があります。理解を深めるというよりは、正解を覚えるだけになってしまった部分もありました。
文法的な説明は必要最低限はもちろん掲載されている文法の参考書ですが、理解を深めるための工夫が少ないため、別の文法書で補完する必要がある場合もあります。
基礎が不十分だと使いにくい
ある程度の基礎文法力がないと、解説を読んでも理解できないことがあります。基礎が固まっていない受験生は、先に講義系の参考書で土台を作る必要があります。
私自身も最初に取り組んだ時は、一部のセクションで解説を読んでも理解できずに苦労した記憶があります。
問題数が多すぎる
Next Stageの問題数の多さは長所でもありますが、全てを完璧にしようとすると膨大な時間がかかってしまうというデメリットがあります。
Next Stageは全てを完璧にしようとすると膨大な時間がかかる英文法の参考書です。
効率を重視するなら、適度なレベルで切り上げる判断も必要です。
また慣用表現やイディオムなど、理屈ではなく暗記するしかない事項も多く含まれています。こうした知識は繰り返し学習するしかないため、時間がかかる面があります。
Next Stageに関するよくある質問
Next Stageの使い方や選び方に関するよくある質問を紹介します。
- Next Stageで偏差値はどのくらい上がりますか？
- Next Stageを適切に使用すれば、文法分野で偏差値67.5から75程度まで到達することが可能です。ただし、英語の偏差値全体を上げるには、語彙力や長文読解力などの他の要素も重要になります。
文法だけに時間をかけすぎると、かえって総合的な英語力の向上が遅れる可能性があります。Next Stageで5割から8割の正答率を確保したら、他の分野の学習にバランスよく時間を配分することで、効率的に偏差値を上げることができます。
文法は土台として重要ですが、それだけで大幅な偏差値アップは難しいため、総合的な学習計画の中で適切に位置づけることが大切です。
- Next Stageの後に取り組むべき参考書はありますか？
- Next Stageを仕上げた後は、文法対策としては十分なレベルに到達しています。それ以上文法問題集を追加する必要はなく、英文解釈や長文読解の学習に移ることをおすすめします。
英文解釈の技術70や基礎英文解釈の技術100などで和訳力を鍛え、その後やっておきたい英語長文シリーズなどで実戦的な長文演習に取り組むのが効果的な学習の流れです。
早慶以上を目指す場合でも、頻出英文法語法問題1000に進むのは余裕がある場合のみで、基本的にはNext Stageのみで十分です。
- Next Stageを始める前に必要な学習はありますか？
- Next Stageを始める前に特別な準備は必要ありませんが、基礎的な英文法の理解があると学習効率が大幅に上がります。中学英文法や高校基礎レベルの文法が不安な場合は、大岩のいちばんはじめの英文法などで土台を作ってから取り組むことをおすすめします。
また、英単語の学習は必ず並行して進めましょう。システム英単語やターゲット1900などで基本的な語彙力をつけながらNext Stageに取り組むことで、効率的に学習できます。
- Next Stageは何周すれば十分ですか？
- Next Stageは×マークがついた問題がなくなるまで、つまり全ての問題を根拠を持って正解できるようになるまで繰り返すのが理想です。ただし、前述の通り完璧を目指す必要はありません。
一般的には3周から4周程度で、5割から8割の問題を確実に解けるようになれば、文法対策としては十分なレベルに到達しています。
それ以上時間をかけるよりも、語彙力や長文読解力の強化に移った方が効率的に偏差値を上げられます。
- Next StageとVintageはどちらを選ぶべきですか？
- Next StageとVintageは内容的にほぼ同じレベルの文法問題集です。既にどちらかを持っている場合は、わざわざ買い替える必要はありません。
学校で配布された方を使い続けることをおすすめします。重要なのは1冊を確実に仕上げることであり、複数の問題集に手を出すことではありません。
どちらも難関大学に対応できる内容なので、使いやすいと感じる方を選んで継続的に取り組みましょう。
